その着せ替え人形は恋をする 15巻(完結)は7月25日発売!
終わるのは寂しいけれど、五条くんと海夢ちゃんのグランドフィナーレを見届けよう!
:: 2025/7/30 水曜日::

■[漫画]彼女達の物語の開幕「みつばものがたり 呪いの少女と死の輪舞《ロンド》」5巻

革命を成し遂げた共和派主流公衆の面前で堂々と暗殺して大統領の座を奪取したミツバ。
平和的かつ民主的に独裁者の立場を得たミツバだけど、
その親友二人は自らの野望を捨てず、自分の理想を狙っていた。
隣国の帝国との外交で、皇帝は真実過たずミツバの本質を捉えたけれど、
宰相と軍部は認識を誤り暴走してしまい…

みつばものがたりのコミカライズはこの5巻で完結です。
原作はまだ続いているんですが、色々と世知辛い世の中ですからね。
とはいえキリが良いところまでやってくれているので、
読後感はそんなに悪くないと思います。
内容的な意味での読後感はちょっとアレだけど…

大統領になったミツバだけど、味方よりも敵が多いんですよね。
中でも義母であるミリアーネは根っからの敵です。

ミツバが目覚めた時から執拗に命を狙ってきたミリアーネですが、
長男が死に、次男は隣国で監禁され、祖国はミツバに奪い取られるという事態に陥ってますが、
まだまだ目は死んでないですね。
そんな目に遭ったのも9割方自業自得なんですけど、
そこには一生気付かないだろうな、と思います。

ミツバの痛快なところは因果応報を強制的に行うところだと思うのです。

折角ルドルフ皇帝が不可侵条約を結んだのに、
それを屈辱的だと宰相と軍部が暴走したら、
きっちりと皆殺しにした上に呪いで宰相を殺して、
更に賠償金を毟り取るとか最高に痛快じゃないですか。
だからこそ国民人気も絶大なのでしょう。

ミツバ本人が自分がやりたいことに気付いて、
彼女の物語が始まったところで完結というのは寂しいものがありますが、
終わり方としてはこれはこれでアリかな、と思います。
続きを読みたい場合は書籍版、もしくはweb版を読むことをオススメしますよ。
まだまだミツバの敵が多いですからね。
一つずつプチプチ潰していっちゃうよ!
楽しみだね!

:: 2025/1/28 火曜日::

■[漫画]自由って素晴らしい…!「みつばものがたり」4巻

上流階級が自分たちの権益のためだけに起こした無益な戦争へ参戦させられたと思ったら、
今度は王族のために議員になるように言われたミツバ。
しかし貴族とはいえブルーローズ家を乗っ取られたミツバには、
議会でも主流派から排斥されていて…

原作もそうですけどスピード展開ですね!
まぁ、だからこそ面白いというのはあるんですけども。
それに、傲慢な貴族達に対して責任を追求するだけでなく、
彼らに相応しい呪いを掛けるあたり、とても痛快です。

ミツバに目をつけられたら、それは死を意味するんだけど、
無知な人間は知らずにやらかしてしまうのですよ…
人がいっぱい死んじゃうね!
やったね! ミツバちゃん!

外国勢力の暗躍や、王家の失態に、貴族の腐敗と、
全てが混沌とした中で共和派がついに議会を乗っ取って、
サンドラの夢が叶うんだけど…
それを子供が砂山を崩すかのごとく、
あっさりと崩壊させるミツバってばマジで悪魔だと思います。

でも、そこがミツバの面白いところなんだよなぁ。
クレイジーなところが魅力なんだよね。
信者になってるアルストロくんの気持ちもちょっとわかるかも。

次巻では隣国の皇帝がミツバと対面しますが、
ミツバと敵対した人物は碌でもないことになるものですから、
彼も大変な目に遭うことは確定ですからね。
何とか生き残って、のたうち回って欲しいものであります。

:: 2024/5/28 火曜日::

■[漫画]愚かな戦争「みつばものがたり 呪いの少女と死の輪舞《ロンド》」3巻

クスリでラリった邪教徒どもを殲滅したミツバは、
今度は王魔研の公募に応募して注目を集めることに。
人道的な処刑器具「ギロチン」が評価されることで、
王妃マリアンヌの政争の駒になるんだけど…

自分だけは絶対に前線に出ない貴族の利権確保のため、
戦争が引き起こされて無辜の市民の命が浪費されるのはキツイですね。
とはいえ、ミツバが参戦することによって、
敵味方ともに手痛いしっぺ返しをされるのがとても愉快ですけどね!

ミツバの呪いが詰まった砲弾を敵にバラまいちゃうし、
ミツバの異母兄が呪いを掛けられて逆に殺されるし、
クローネと力を合わせて撤退中も敵を罠に嵌めて殲滅するし、
わりとやりたい放題なんですよね!

とはいえ戦略的には負けてるし、
まだまだ政争に翻弄されている側なので、
ミツバにはこれから、是非とも翻弄する側に廻って欲しいものです。

大丈夫。
貴族の立場だけじゃなくて、議員という立場も貰えることになったからね。
きっとできるよ!

:: 2024/2/9 金曜日::

■[漫画]呪い人形の実戦投入「みつばものがたり」2巻

みつばものがたり2巻みつばものがたり2巻
出版社:KADOKAWA
原作者名:七沢またり
原作者サイト:七沢またり
作者名:堤りん
作者twitter:堤りんさん(@tutumi_rin) / Twitter
連載サイト:みつばものがたり 呪いの少女と死の輪舞《ロンド》 無料漫画詳細 – 無料コミック ComicWalker
紙書籍通販:みつばものがたり 2
Kindle版まとめ買い:みつばものがたり
DMM電子書籍:みつばものがたり 2

狂気の天才ニコ・レイナス所長が10年をかけて生み出した呪い人形のミツバ。
悪意には呪いを返して死を振りまくミツバは士官学校に追いやられて、
砲兵科で悪友二人と出会うんだけど、
ミツバを殺そうとする継母の策略で早速実戦参加することになるんだけど…?

原作のダークなクレイジーさがとても出ているコミカライズの2巻です。
実戦と言っても地方の駐在所での研修という、
わりと平和な任務だったはずなんだけど、
横暴な貴族と腐った平民のせいでとても血生臭いことになるから、
ミツバちゃんも大変に張り切っちゃうのです!

クスリでラリった邪教徒が反乱を起こしたら、
死んだはずのミツバが蘇って女子供区別なく皆殺しですよ。
まぁ、女であり子供であるミツバ自身が一度殺されてますからね。
赤子以外、殺し尽くすのはある意味平等だと思います。

殺しても死なないどころか復活するとか、どこの救世主なんだよ…
という奇跡を体現するミツバだけど、救世主というよりも呪いの塊なんだよなぁ…
そんなミツバをどうにかしようと躍起にやる継母のせいで、
これから国が大きく揺れ動くことになるんだけど…
それは野心を持つ者にとってはピンチがチャンスにもなるわけで。
これから激動の時代になるぞ…!

:: 2023/5/31 水曜日::

■[漫画]呪いのオートカウンター「みつばものがたり 1 呪いの少女と死の輪舞」

狂気の主人公が活躍する「みつばものがたり」が早速コミカライズされて1巻が発売!
フランス革命前夜がモチーフの魔術がある世界観で、
呪いが詰め込まれたミツバ・クローブが主人公の血と殺戮にまみれた物語です。
とっても狂ってるよ!

上級貴族ブルーローズ家に生まれたものの生母は死に、
父は死産に近かった赤子を魔術で無理矢理生かして10年掛けて蘇らせた狂気っぷり。
その父も仲が悪い第二夫人に毒殺されて天涯孤独となったミツバだけど、
わりと図太く生き残るのだ…!

ミツバは天才ニコ所長の最高傑作の呪い人形なので、
悪意に反応してオートカウンターで即死の呪いが発動しちゃうのだ!
継母は暗殺者を雇っても全て返り討ちにされるから、
士官学校に行かせて戦争で殺そうとするんだけど、
ミツバは図太いからそこでも生き抜いてしまうんですよねー

士官学校で砲兵科に入学し、二人の同性の友人は出来たものの、
没落貴族のクローネは向上心と野心の塊で、
庶民のサンドラは共和主義の塊と、濃い面子ばかりなのです。

ミツバは悪意を返すけれど、好意的に接すれば問題がないので、
今のところ馬鹿な貴族以外は痛い目を見てませんが、
彼女が存在するだけで争いは起こってしまうので、
これからどんどんクレイジーな事態になっていきますよ!
楽しみですね!

HTML convert time: 0.152 sec. Powered by WordPress