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:: 2022/9/20 火曜日::

■[漫画]この漫画は将棋漫画です。「龍と苺」9巻

龍と苺9巻龍と苺9巻
出版社:小学館
作者名:柳本光晴
作者サイト:同人サークルTTT
紙書籍通販:龍と苺 (9)
Kindle版まとめ買い:龍と苺
DMM電子書籍:龍と苺 (9)

表紙で野球をやってますが、将棋漫画です。
キャッチャーやってるのが竜王だし、
もう訳がわからないんだけど、
一応本編のネタで野球やってるから表紙になるのも間違いではないという…w

苺ちゃんの次の対戦相手は4組優勝の若手のホープ道玄坂。
対戦までの期間が短いため手っ取り早く強くなるために、
本人相手に練習試合を挑む苺ちゃんは相変わらずぶっ飛んでますよ。
まぁ、対局のためにバッティングセンターで勝負するって流れは更にぶっ飛んでますが…w

それにしても苺ちゃんのメンタルは超合金ですね。
臆面も無く本人に練習台になってもらうのを頼むだけでなく、
格上相手にハッタリをかまして汗一つかかないとか度胸がありすぎる…!

そんな苺ちゃんのことを宮村先生もだいぶ理解できてきて、
次の試合が関西であるというのに不安そうにしてた原因が、
単に旅費を心配していたのを見抜くとか、流石は教育者だな、と思いましたね。

まぁ、そんな宮村先生もタイトルホルダーとこっそり対局するとか、
全く予想できてないあたり、まだまだ苺ちゃんのことを理解しきれてないな、と思います。
っていうか普通はそんなの思いつかないよね…w

そして関西で試合ということで久しぶりにリリちゃんが登場です。

OLの風格があるJKのリリちゃんですが、
相変わらずすずちゃんに世話を焼かれるわ、うっかりをやらかすわ、
とてもリリちゃんだなぁ、と思いましたw

徳島に住んでることもあって登場回数が少ないのがネックですね。
もうちょっと露出回数が増えても良いんじゃないかな、と思います。
わりと好きなんですよね、リリちゃんって…
おっぱい大きいしな…!

:: 2022/6/24 金曜日::

■[漫画]勝ちへの執念「龍と苺」8巻

龍と苺8巻龍と苺8巻
出版社:小学館
作者名:柳本光晴
作者サイト:同人サークルTTT
紙書籍通販:龍と苺 (8)
Kindle版まとめ買い:龍と苺
DMM電子書籍:龍と苺 (8)

竜王戦6組決勝へと駒を進めた苺ちゃんだけど、
相手は奨励会で戦友たちが去って行く背中を長年見送ってきた男、高地。
棋力では前回戦った神崎の方が上だけど、
高地は意地とプロのプライド、そして執念が勝っていて…!?

まぁね、高地の過去回想が始まった瞬間に苺ちゃんの勝ちを確信しましたよ。
今までのパターンからして、過去回想が入った方が負けるんですよね。
長年ミハルさんの漫画を読んでいる私にはお見通しなわけですよ!

しかし、長年の艱難辛苦の果てに手に入れたプロ棋士という肩書きを、
容赦なく粉砕していく苺ちゃんマジパネェっす!
高地くんも過去回想で友情と努力が伝わってきたんだけどねぇ…
苺ちゃんが天才すぎたのが運の尽きなんだよね…

そして遂に始まる竜王戦トーナメントですが、
将棋に詳しくない私みたいな人間は苺ちゃんと同じ驚きを得るわけです。

暗黒武術会かな?
と思ってしまうほどに極端なトーナメントですが、
現実の竜王戦もほぼ同じなんですよね…(参考:第35期竜王戦 決勝トーナメント・七番勝負

一般人には知られていないトーナメントをコメディに昇華するとか、
ミハルさんは漫画が上手いな…w

そしてトーナメント初戦で格上棋士と当たる苺ちゃんですが、
大ピンチからの起死回生で五分にまでもつれ込むのは流石でしたね。
更に驚かされたのは形勢不利の終盤になってからの展開ですよ。

どこまでも勝ちを諦めない執念深さと、
相手のミスを誘うために形振り構わなさが凄い。
長年の経験とかそういうのも全然ないはずなのに、
どこからこういった手段を思いつくのか…
これもまた、執念の成せる技なのか、才能の成せる技なのか…
本当に苺ちゃんはパネェっす!

しかし、それ以上に驚いたのは次の対戦相手のところに出稽古に行くことかな…w
本当に苺ちゃんはタブーとか礼儀とかコンプラとか気にしないな!
だが、それが良い。
次巻も楽しみです。

:: 2022/3/28 月曜日::

■[漫画]後輩が、出来ました。「龍と苺」7巻

龍と苺7巻龍と苺7巻
出版社:小学館
作者名:柳本光晴
作者サイト:同人サークルTTT
紙書籍通販:龍と苺 (7)
Kindle版まとめ買い:龍と苺
DMM電子書籍:龍と苺 (7)

アマ竜王戦6組でリリや塚原といったアマ出場選手が順当に負けていく中、
周囲の心配を他所に次々とプロ棋士を撃破していく苺ちゃん。
しかし、流石にベスト8まで進んできたら周りの注目度も変わってきて、
色々と取材が入ってくるようになるんだけど…?

苺ちゃんも進級し2年生になることで、
タッキーが居なくなり将棋部はこのまま廃部になるかと思いきや、
将棋に多少詳しく苺ちゃんのことを知っていた二人と、
頭の中身がちょっと残念な女子一人が入ってくる事態に。

後輩を放置プレイするのかと思いきや、
宮村おじいちゃんの指導で後輩と一日一回対局することになり、
後輩を指導することで苺ちゃんも自分の特異性に気付いていくのが面白かったです。

それと後輩女子のこっこちゃんですが、結構好きになってきましたね。
特にバカなりに前向きというか、向上心があるところが好きです。

才能ないジャンルで努力で勝ち取った能力こそが欲しい、
というのが何とも良いですね。
まぁ、才能がないからトントン拍子に強くなることが出来ず負けてばかりだけど、
諦めず、負けて悔しがることができるのは一つの才能だと思います。

しかし、後輩指導のためとはいえ竜王戦6組の決勝戦出場者が、
中学生の将棋大会に出場とか、パンプット相手にフリーザが無双するみたいでしたね…w
イキリあってた相手の中学生たちが可哀想になりました…w

苺ちゃんは俺TUEEEを楽しみたいわけでなく、
将棋で本気の喧嘩をしたいだけなので少し物足りなかったかもしれません。
とはいえ次巻に続いた竜王戦6組決勝は激戦になりますからね。
苺ちゃんも満足できると思いますよ!

:: 2021/12/18 土曜日::

■[漫画]初手、竜王の右ストレート「龍と苺」6巻

龍と苺6巻龍と苺6巻
出版社:小学館
作者名:柳本光晴
作者サイト:同人サークルTTT
紙書籍通販:龍と苺 (6)
Kindle版まとめ買い:龍と苺
DMM電子書籍:龍と苺 (6)

アマ竜王で優勝した苺ちゃんは棋士は目指さず、竜王よりも強くなるというとんでもない道を目指すことに。
一方、タッキーやぽぽちゃん、月子にリリも奨励会の一級試験を受けることにするんだけど、
ただでさえ難関の奨励会試験を、しかも一級で受験するということもありかなりの難易度になるんだけど、
苺ちゃんという身近な目標があるだけにやる気は満ち満ちていて…

この漫画の主人公は苺ちゃんで、苺ちゃんが格好いいのは当然なんですが、
そんな苺ちゃんに負けた脇役たちも魅力的なんですよね。
タッキーとか、登場初期は間違いなくやられ役というか踏み台だと思ってたのに、
まさかここまで良いキャラに育つとは思いもよりませんでした。

苺ちゃんはタッキーのことをデブだと思ってるけど、
プールで沈むのは脂肪じゃなくて筋肉なんだよ…
つまり、タッキーは結構筋肉のある固太りキャラだと思うんだよね。

筋肉の脇役といえば塚原も中々良いキャラになってますよね。
苺ちゃんに負け、苺ちゃんに学び、苺ちゃんみたいに勝ちに貪欲な姿勢で挑み、
棋士を相手に勝ち進み、ついにはプロ編入試験の資格を得るとか胸熱ですよ。
対戦相手の棋士もそんな塚原を気に入ってるのか、良い助言をしてるし読んでて気持ち良かったです。

しかし今回一番笑ったのはどう考えても王位と竜王の対局なんですよね…w
王位の斎藤蓮って藤井聡太がモデルなんだろうけど、これも中々にぶっ飛んでて、
竜王に殴りかかるチンピラ具合はミハルさんの漫画キャラすぎるんですよ…w
そして殴りかかられて竜王が黙ってるままではないとは思ってましたが…

初手、竜王の右ストレートてwww

こんな将棋漫画読んだことねーよ…!w
それに、この解説の棋士が良い仕事をしすぎというか…w
いやはや、本当に笑いましたね。

こんなチンピラな化物共の巣窟に苺ちゃんは挑んでいくわけですが、
アマのままどこまで行くことが出来るのか…
いやはや、楽しみです。

:: 2021/9/21 火曜日::

■[漫画]アマ竜王、そして…「龍と苺」5巻

龍と苺5巻龍と苺5巻
出版社:小学館
作者名:柳本光晴
作者サイト:同人サークルTTT
紙書籍通販:龍と苺 (5)
Kindle版まとめ買い:龍と苺
DMM電子書籍:龍と苺 (5)

アマ竜王戦で優勝を争う苺ちゃんの相手は同じ女性のリリ。
既に一度破った相手とはいえ、それは相手の調子が悪かったのもあり、
油断は出来ないんだけど、苺ちゃんはそれらを突き破る強さがあって…

いやはや、苺ちゃんの勢いは凄いですね。
これから決勝戦を濃厚に描くもんだと思ったら、
あっという間に終わらせて、ちょっかい出してきた名人に挑むとか…
タッキーも驚いてたけど、名人の方が驚きは大きかっただろうなぁ…w

そんな苺ちゃんの次の相手はタッキーの師匠の古閑七段。
奨励会というもの自体を知らない苺ちゃんに、
順を追って理解させるために対局をセッティングしたんだけど、
プロと女流タイトルホルダー相手に二面指ししようとするとか、
苺ちゃんは相変わらずぶっ飛んでますよね…

そして二面指しというシチュを使って罠を張ってくる苺ちゃんは、
本当に勝負というものに形振り構ってなくて最高ですよ…

盤外戦術というものはあるけれど、
こんなのは見たことがない…
というか、よくこんなの思いつくよ…

そんな苺ちゃんにワンパン、もとい二面指しで負けた女王タイトルホルダーのぽぽちゃんですが…

泣いてる姿が可愛かったです。
慰めるタッキーも、何か慣れてる気がしないでもない。
まぁ、幼馴染みだろうからなぁ…

苺ちゃんに影響を受けたタッキー、月子、リリ、ぽぽちゃんが奨励会の門を最短経路で叩く中、
その張本人である苺ちゃんはドコまでも我が道を行くのは、
ルールに縛られてなくてカッコイイんだよな…
このままどこまで突き進んでくれるのかわからなくて、楽しみです。

:: 2021/6/18 金曜日::

■[漫画]少女たちの活躍「龍と苺」3、4巻

龍と苺3巻龍と苺3巻
出版社:小学館
作者名:柳本光晴
作者サイト:同人サークルTTT
紙書籍通販:龍と苺 (3)
Kindle版まとめ買い:龍と苺
DMM電子書籍:龍と苺 (3)

龍と苺4巻龍と苺 (4)
出版社:小学館
作者名:柳本光晴
作者サイト:同人サークルTTT
紙書籍通販:龍と苺 (4)
Kindle版まとめ買い:
DMM電子書籍:龍と苺 (4)

伊鶴へのリベンジに燃える苺ちゃんが最短経路として選んだ竜王戦。
そのために参加を決めたアマ竜王戦の準決勝の相手は元奨の浅井。
プロと遜色ない棋力を持つ浅井を前に苦戦する苺ちゃんだったけど、
盤上では見付けられなかった綻びを盤外で見付け、そこを的確に突くのだった…

いやー、苺ちゃんは容赦ないよね。
苺ちゃんの一番恐ろしいのは将棋の圧倒的な才能ではなく、
飽くなき闘争心と負けん気の強さでしょう。

勝負師としての度胸の強さとも言えますが、
それがもう、べらぼうに強い。
どうしても足りない経験値を埋めるのは将棋の才能ではなく、その勝負強さなわけです。
そこがカッコイイんだよなぁ。

その負けん気の強さはアマ王将の塚原との戦いでも遺憾なく発揮されていて、
塚原の面構えと根性と真っ向からぶつかり合うのは心底楽しんでいるというか…
そう、充実しているんですよね。
うーん、苺ちゃんは頼もしいにもほどがあるぜ…

そして日常パートを挟んでから始まるアマ竜王戦の全国大会ですが、
初戦どころから開会式からぶっ飛ばすのが苺ちゃんだよなぁ…w

というか、こんなに喧嘩腰な竜王は昭和ならともかく令和には存在しないでしょう…w
でもまぁ、「龍と苺」だからそこらへんは気にしたらダメですね。
そして売った喧嘩が買われたら最後までやるのが苺ちゃんですよ。
控え室に乗り込んで勝負するとかぶっ飛んでますよね…

そしてそれ以上にぶっ飛んでいるのがトップ棋士である竜王ですよ。
片手間で苺ちゃんをあしらうとか棋力がトンデモすぎる。
この後、苺ちゃんが先生にくらった説教とは真逆のことをしてますからね…

まぁ、竜王にとっては苺ちゃんは敵ですらなかったということなのでしょう…
そう考えると竜王の凄まじさがよくわかりますね…

それと苺ちゃんと月子以外のもう一人の女性参加者であるリリですが、
徳島出身なのは単に作者のミハルさんの地元が徳島なだけな気がします。
でもまぁ、それがちゃんとストーリーに落とし込めてるのは上手いと思いました。
ただ、あの乳と身長で高1というのはちょっと信じられませんでしたが…

月子ちゃんも苺ちゃんのヤンチャさに感銘を受けて、
自分がやりたいことに素直になったのは良い出会いだったのではないでしょうか。
真剣勝負を通して出会いがあり、変化があるというのは喜ばしいものだと思います。

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