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:: 2025/9/20 土曜日::

■[漫画]藍田苺は藍田苺「龍と苺」22巻

龍と苺22巻龍と苺22巻
出版社:小学館
作者名:柳本光晴
作者サイト:同人サークルTTT
紙書籍通販:龍と苺 (22)
Kindle版まとめ買い:龍と苺
DMM電子書籍:龍と苺 (22)

100年後の三段リーグで凛々の子孫が中学生棋士としてデビューが決まった三日後、
竜王戦トーナメントは順当に消化されている中で、
藍田苺の正体を怪しんだ塩原九段が「身元が判明しない限り対局しない」と言い出し、
大きな騒動に発展してしまうが…?

この22巻で遂に100年後の藍田苺の正体が判明します!
これはねー、サンデー本誌で読んでても本当にわからなかったです…!
あの見開きを見た時の衝撃と言ったらもう…!
これはね、見事にやられましたよ…!

真実を知った塩原さんも頑なに口を閉ざしていたように、
ネタバレされない状態で読んで欲しいですね!
めっちゃくちゃ面白いので!

確かにここに至るまで伏線は多々あったんですよ。
それで気付かないのが我ながらマヌケでしたね…
それに藍田苺はどこまで行っても藍田苺なんですよ。
それを信じられなかったのが不甲斐ないです。

そして藍田苺の正体が判明したことで、
今まで対局してきた相手達が呆然としているのも面白かったですね!w

対局時に散々イキっていた相手がアレだったとか、恥の極地ですよ!
うーん、これも一つのざまぁ展開なのかもしれない…

藍田苺が戦いたい相手が誰なのかは次巻に持ち越しです。
これもとても藍田苺らしいので、ご期待下さい。
伏線はちゃんと有るから、考えればわかりますよ…!

それと巻末の天国の棋士達が描かれた描き下ろし漫画ですが…
死んでからも苺ちゃんに驚かされるぽぽちゃんと月子は大変ですねw
あと、こっこの件はちょっとした次巻のネタバレになってますね。
これは… ミハルさんがすっかり忘れてたに一票ですね…w

:: 2025/6/19 木曜日::

■[漫画]生涯ずっと最強期「龍と苺」21巻

龍と苺21巻龍と苺21巻
出版社:小学館
作者名:柳本光晴
作者サイト:同人サークルTTT
紙書籍通販:龍と苺 (21)
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中学生だった藍田苺が竜王を取ってから100年。
伝説の棋士となった藍田苺の若い頃の姿で現われた藍田苺が、
アマ竜王から竜王トーナメントに勝ち進むという、
100年前と同じ偉業を成し遂げようとしているけれど、はたしてその目的は…?

この21巻では二足の草鞋の棋士との対局の後に、
1組から参戦してきた重度の藍田苺ファンの河下プロが出てくるのですが、
彼女が回想する形で藍田苺の棋士としての生涯が語られています。

それがもう、苺ちゃんらしくて凄いんですよね。
若い頃から強いし、負けん気が強かったけれど、
それがずっと続いていたことがよく伝わってきますよ。
全くブレないんだもんねぇ。

ただ、100年前に比べても今の藍田苺は強すぎるし、
その正体も謎すぎるのでマスコミやAI企業が騒ぎだしたけれど…
この謎の秘密はおそらく次の22巻か、23巻あたりで判明すると思いますよ。
ストックはあるんだから小学館はさっさと単行本化して欲しいものですね。

そして100年前の世界でもそうだったけれど、
この物語は竜王戦だけではなく、三段リーグも描かれます。
凛々の曾孫である蘭々も昇段をかけて戦ってるんですが…

隙があると思えば眼光鋭く突撃するところは野生動物みたいで、
曾祖母である凛々を思い出しますね。
これが血か…

そう言えばこの巻末でこの物語で出てきたサブキャラの棋士達が、
天国から生涯を振り返るという企画をやってるんですが、
道玄坂と苺ちゃんが老年にボウリング勝負やってたのには笑いましたね!w
この二人、ずっとこんな感じだったんだろうなぁ…w

:: 2025/3/21 金曜日::

■[漫画]100年後の棋士達「龍と苺」20巻

龍と苺20巻龍と苺20巻
出版社:小学館
作者名:柳本光晴
作者サイト:同人サークルTTT
紙書籍通販:龍と苺 (20)
Kindle版まとめ買い:龍と苺
DMM電子書籍:龍と苺 (20)

時代は飛んで2124年。
通算180期全タイトル制覇10回の史上最強の棋士、藍田苺が死去して30年。
AIは普及したけどシンギュラリティがまだ起こってない世界で、
中学生時代の藍田苺と瓜二つの自称・藍田苺が将棋会館に現われて…

苺ちゃんが竜王を就位してからのその後は伝説を回想する形で語られてますが、
斎藤と勢力を二分するのは予想出来ていたけれど、
そこに凛々だけでなく、タッキーも食い込んでいたのにはビックリでしたね。
そっかー、ちゃんと成し遂げたんだなぁ…

それにしても、見開きで出されたExcelみたいな年表にちょこっと書かれていた、
苺ちゃんが引退した年に竜王戦の制度改正があったという注釈が伏線になっていたとはなあ…
これには気付かなかったですよ。

後々の展開を知っていれば、本当に伏線とヒントが沢山有ったんですよね。

竜王戦の制度が変わったということ。
難病でベッドから起き上がれない棋士がホログラムで戦ったこと。
本当に丁寧に積み上げられていたことにビックリですよ。

ホログラムで戦う棋士もそうだし、
棋士編入試験で入ってきたのに斎藤の子孫の連勝記録を止める実力の棋士だったり、
100年後を描いている世界なだけに、異色の棋士が出てくるんですが、
その中でも面白かったのが二足の草鞋の棋士ですね。

苺ちゃんも道玄坂もバッティングセンターでは醜態を曝していたものですが、
それから100年も経ったら、プロ野球選手でありプロ棋士という、
小学生が考えたかのようなキャラも100年後にはいるかもですね。

苺ちゃんにとっては二度目の竜王戦トーナメントですが、
この自称・藍田苺の正体とその目的が何なのか。
単行本で後2,3冊したら判明すると思います。
もしくはサンデーバックナンバーを読むか、
サンデーうぇぶりで課金したら今からでも追いつくと思います!
めっちゃ面白いからご期待下さい!

:: 2025/2/19 水曜日::

■[漫画]前代未聞の驚愕の展開へ…「龍と苺」19巻

龍と苺19巻龍と苺19巻
出版社:小学館
作者名:柳本光晴
作者サイト:同人サークルTTT
紙書籍通販:龍と苺 (19)
Kindle版まとめ買い:龍と苺
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遂に山野辺竜王との戦いも終盤!
危篤の宮村先生が気になってミスを犯した苺ちゃんと、
それを見逃すはずがない山野辺竜王の戦いは、
終始山野辺が有利に進むが…!?

この19巻は竜王戦の決着まで描かれていますが、
その後の、驚愕の展開まで描かれています。
連載本誌やうぇぶりで連載を追っている人ならわかると思いますが…
ホント、マジで衝撃なので覚悟して下さい。

さて、山野辺との戦いですが…
現代ではAIが発達しているため、トップ棋士達が読み逃してもAIは見逃さない。
だから神の一手のようなものは存在しない…
という論調だったんですが…

苺ちゃんはAIをも超えてきたんですね…
全てのトップ棋士達が驚愕し、感嘆した神の一手。
優勢に進めてきた山野辺竜王にとっては悪夢でしかないでしょう。

拮抗した棋力を持つ二人だからこそ、
お互いに詰みを見付けてしまった時に見つめ合うシーンが凄かった!
終局まで読み切ってしまったからこそ、
本当にこれで合っているのかを確認しながら数手を指して確認し、
決着へと至ったのは芸術的ですら有ったと思います。

しかし、そこからの展開がマジで異次元すぎてビビりました。
正直、始まった時はとんでもない蛇足が始まったのか、
とんでもない名作が始まったのか、判断に迷ってしまいましたからね…!

もう、本当に意味がわからなかったし、
エピローグにしては壮大すぎるし、
苺ちゃんのその後を描くにしてはダイジェストすぎるし、
頭がどうにかなりそうだったんですが…

今年に入ってからの連載を読んで全て納得しました。
なるほどなぁ…
でも、これが単行本になるまでもうちょい時間が掛かりそうですね。
来月も続刊が出るみたいですが、このまま毎月新刊が出て、
一気に完結まで刊行するのではないでしょうか?

…だとすると、ミハルさんの仕事が大変なことになるなw
頑張って下さい!

:: 2024/11/24 日曜日::

■[漫画]諦めない教師と、その教え子の勝負師「龍と苺」18巻

龍と苺18巻龍と苺18巻
出版社:小学館
作者名:柳本光晴
作者サイト:同人サークルTTT
紙書籍通販:龍と苺 (18)
Kindle版まとめ買い:龍と苺
DMM電子書籍:龍と苺 (18)

苺ちゃんがまともに挨拶するだなんて、成長したなぁ…
それもこれも、宮村先生がずっと傍で支えていたからで…
末期癌の宮村先生に立派な姿を見せようと頑張っているのもそうだけど、
将棋を通して実際に成長しているというのもあると思うのです。

苺ちゃんは竜王戦を何とか三勝三敗の五分の所まで持って行ったけれど、
それでも棋力の差は縮まるどころか、その差を思い知るばかり…
宮村先生も緩和ケアを自宅で行うことも難しく入院することになり、
心ばかりが逸って有利になる条件があるわけではないんだけど、
それでも諦めるということをしないのが苺ちゃんです。

そんな苺ちゃんが挑む竜王戦決着直前だけど、
今回一番の見所は宮村先生だと思うんですよ。
校長を引退しているとはいえ教え子たちからの人望は高く、
以前少しだけ話題に上がってたプロのミュージシャンになった生徒も見舞いに来てたけど、
そこで回想されてた若い頃の宮村先生は情熱も凄かったですね。

苺ちゃんに対してもそうだけど、
一方的に大人の事情を押し付けるのではなく、
一人の人間として向かい合って、教え諭しているんですよ。
苺ちゃんが勝負を決して諦めない勝負師の心の持ち主だとすると、
宮村先生は教育を決して諦めない教師の鑑だと思います。

竜王戦の決着は次の19巻に持ち越しですが、
そもそも連載は何故か1年分くらい先を行っているので、
そろそろ一気に5冊くらい出して欲しいところなんですが…
というか、アニメ化とかしてもおかしくないと思うんだけどね…
その発表に合わせて怒濤の発売ラッシュとか計画してたりするのかな?
とにもかくにも、早く出してください、お願いします!

:: 2024/8/28 水曜日::

■[漫画]崖っぷちからの反攻「龍と苺」17巻

龍と苺17巻龍と苺17巻
出版社:小学館
作者名:柳本光晴
作者サイト:同人サークルTTT
紙書籍通販:龍と苺 (17)
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DMM電子書籍:龍と苺 (17)

竜王に二連敗してしまった苺ちゃんは斎藤二冠と練習対局を繰り返すも、
そう簡単に棋力が上がらず、自信も持てずに劣勢に立たされてしまう。
何とか勝機を見出そうと、ヤマを張って第三局に挑むも…

斎藤二冠もビックリな苺ちゃんのヤマを大きく外す手を打ってくる竜王に、
苺ちゃんは敗北を喫するのだった…!

普段から自信に溢れる苺ちゃんと言えども、
一年前にボッコボコに負けた上に、竜王戦でも三連敗してると弱音も出るってなもんですが、
それでも心は全く折れないあたりが頼もしいんですよね。
勝利への執念は凄まじいし、宮村さんが末期癌で死にそうと聞かされても諦めないし、
本当に心が強い子ですよ。

だからこそ、たった一言二言交わしただけで竜王から勝機を見出すんですよね…

相振り飛車の状態から力戦に持ち込んで、
その上で自信を持って挑む苺ちゃんは相当に心が強いですよ。
苺ちゃんは棋力も高い棋士ではあるんだけど、
それ以上に勝負勘が半端ない勝負師なんですよね。

そして一度でも相手の弱気を見付けたら、徹底的に叩くことができるのが苺ちゃんです。
海江田が解説しているように、勝負心理を突くのが本当に上手いんですよね。
それこそが苺ちゃんの本質なのではないかと思えます。

ただ、竜王も全冠制覇を見据えて年間の学習のスケジュールを組んでいたため、
これから本格的に苺ちゃんを相手に対策してきますからね。
苺ちゃんも一筋縄ではいきませんが…
竜王戦の結末はおそらく次巻で描かれると思います。
色々と衝撃的なので覚悟してくださいね…!

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