僕の心のヤバイやつ (10) 特装版 4月8日発売!
夏! 海! 青春!
:: 2010/8/2 月曜日::

■[ラノベ]ヒュー! 妹パンツ最高ーっ!「猫物語 (黒)」

猫物語 (黒) (講談社BOX)
著者/訳者:西尾 維新
出版社:講談社( 2010-07-29 )
単行本(ソフトカバー) ( 324 ページ )
絵師サイト:青 春 電 繪 物 語 – 無名小站

冒頭から80ページ近くが萌える義妹、月火ちゃんとのメタを含めたダメトークという、
何とも物語シリーズらしいくだらなさっぷりなんですが、それがまたクセになる面白さ。(笑
まずシチュエーションからして二人とも下着姿で、しかもお互い正座とかどんだけなんだと。
しかもパンツの色に対してディスカッションとかこの兄妹マジで変態だな!
まぁ、阿良々木くんとその妹だから当然なんだけど!

そして中盤以降は満を持してのGWに羽川の身に起こった障り猫の怪異の話へ。
今まで散々匂わされてきた羽川に纏わるアレコレがつまびらかになったんだけど…
序盤での月火ちゃんとの軽快なノリとは一転して凹む話やで、ホント…
とはいえ、どんな時でも一気に話のノリを覆す阿良々木くんは健在でしたが。(笑

私は予てより羽川大好きな人ですので、どうしても羽川の不遇に同情してしまうのですが、
忍野が言った通り、羽川にストレスを与えていた両親も不幸だったというのは理解できます。
異常すぎる善性を持ち、異常なのに普通に振る舞おうとし、それを完遂できてしまう羽川が、
15年間も傍に居る、というのは本当に普通の人にはかなりのプレッシャーでしょう。
でも羽川が羽川であるのはもうどうしようもないので、全てが仕方がない不幸で…
それをそのまま肯定しちゃえる阿良々木くんはやっぱり凄いんだと思います。

しかし阿良々木くんの羽川への想いは月火ちゃんへの恋愛相談とか、
障り猫の騒動で阿良々木くん内部では落ち着いたみたいですが、
何というか、今まで耐性が無かっただけに恋をすっ飛ばして愛に飛んだ感じがしますね。
それが羽川にとっての一番の不幸だったような気がします。

羽川は全ての物語で出てきており、作者に愛されてるのが丸わかりなんだけど、
でも一番報われてなさそうなのがなぁ…
まぁ、そんな羽川だからこそより好きになっちゃうんですが!
猫物語 (白)とキャラ単体の本が2冊でるという優遇っぷりだし、
後に発売される予定の傾物語、花物語、囮物語、鬼物語、恋物語にも出るだろうし、
羽川に関してはまだまだ楽しめそうです。

当面は映像化が決定した傷物語が楽しみですね!
具体的には春休みの体育倉庫が!(笑

:: 2009/6/14 日曜日::

■[ラノベ]もうお兄ちゃん、妹のおっぱい触り過ぎ!「偽物語」下巻

偽物語(下) (講談社BOX)
著者/訳者:西尾 維新
出版社:講談社( 2009-06-11 )
定価:¥ 1,365
単行本
ISBN-10 : 4062837021
ISBN-13 : 9784062837026
絵師サイト:青 春 電 繪 物 語 – 無名小站

西尾維新は変態ですね!(断言
カリスマ的人気を誇り、サブカル系作家的ポジションな西尾維新ですが、
その中身は全く持ってボクらと同じくダメなオタであることが再認識されました。
ヤマグチノボルや竹井10日もビックリだぜ!

というかホントにビックリだよ…、どんだけ変態なんだよ…
歯ブラシという日常生活用品でどんだけドエロな展開に突き進むんだよ。
身体の内側の粘膜部分を棒状の物体で実の妹を犯しまくるとかどんだけだよ。
すげぇよ、感服だよ、ありえねえよ…
何でこれ18禁のコード付いてないんですかね?

しかし化物語ではほとんど出番がなかった鬱憤晴らしなのか、
忍の活躍度が凄いですね! ぱないですね!
金髪ロリでミスド好きとか! 読んでたら凄くミスド行きたくなったよ! というか行ったよ!
しかも18歳バージョンとかまで披露しちゃったりとか、ボクの妄想ギュンギュンですよ!
何でこれでエロ同人誌が一冊も出てないんですかね?

しかし既存ヒロインの活躍が少なめでちょっと残念だったかなー
いや、火燐ちゃんと月火ちゃんも最高だし、おっぱい触りすぎなんですけど!
デレたガハラさんとか見たかったし、撫子の蛇のような用意周到さを堪能したかったというか。
でもまぁ、これで最終巻と言いながら来年に続編が2冊出るみたいですし、そちらに期待かな。
主に羽川のおっぱい的な意味で。

:: 2008/9/6 土曜日::

■[ラノベ]恐るべき阿良々木ハーレム「偽物語(上)」

偽物語(上) (講談社BOX)
著者/訳者:西尾 維新
出版社:講談社( 2008-09-02 )
定価:¥ 1,365
単行本
ISBN-10 : 4062836793
ISBN-13 : 9784062836791

現在私が一番ハマっているラノベがこの化物語シリーズでして、
既読の友人とは
「何故傷物語で阿良々木くんは羽川のおっぱいを揉まなかったの? このチキン!」
と罵り合い、未読の友人には
「何故君はこの極上のギャルゲラノベを読んでないの? 読まないなんて勿体ない!」
と罵るという迷惑極まりない状態にまでなっているのです。
それくらいに面白いのだから仕方ない。

で、本作はラノベの中でもお堅いイメージのある講談社BOXレーベルなのですが、
中身は完全にギャルゲです。
しかも趣味200%で書かれたと銘打たれただけあり、
本編である怪異の話はせいぜい1,2割で、既存のヒロインとのイベントで占められるという按配。
しかも他作品へのオマージュが激しく、SZBHとか自社作品関連はともかく、
R.O.DやGAやシスプリや双恋と言った軽いネタかららんま1/2と古めのネタまで。
兎に角幅広くフォローされているので相応のオタクレベルが必要になります。
ギャルゲが好きで幅広いオタク知識を持つ者のみが楽しめる…
そう、選ばれし者の為のラノベなのです!

それにしても化物語の後日譚なんですがヒロインたちが怪異を経て変わらなかったり変わったり。
一番変わったのはやはり千石撫子じゃないでしょうか!
内気だった彼女も怪異と初恋の人との再会で見事な雌豹に!
中学生なのに! 阿良々木くんに襲いかかって貰う為の仕込みをしすぎだよ!
それがわざとらしくて全然隠せてないのが可愛いぞ!
っていうか阿良々木くんも気付いてやれよ!(笑

そして傷物語で私内部でヒロイン株がストップ高になった羽川さんですが、
ビジュアル的な変化もありましたが、内面的な変化も結構あったようで。
中でも戦場ヶ原との関係が気になるというか、どうなんだあの二人。
あの羽川が失恋という経験で変わったお陰でこれで別なフラグが立ったように思えます。
つまり、阿良々木を奪い取るフラグと愛人・羽川フラグ。
阿良々木くんとの眼球舐めプレイという爛れた変態関係が見たいですね!

シャフトでアニメ化で、更に渡辺明夫がキャラデザという布陣で最高に楽しみなのですが、
その盛り上がりでのエロ同人誌の氾濫が起こるまで待てそうにありません。
誰か冬コミまでに傷物語での羽川のおっぱいを揉むif世界のエロ同人を描いてくれませんか!
もしくは八九寺へのセクハラが極まっちゃうヤツとか!
八九寺はエロエロになって「らめぇ」的に「ありゃりゃぎさん」とかの発音になっちゃうんだぜ!(ぉ

とここまで書いて本来のヒロインである阿良々木火憐の話を全くしていなかったのに気付いた。
まぁ、良いか!

:: 2008/5/18 日曜日::

■[ラノベ]パンツとおっぱいに定評のある「傷物語」

傷物語 (講談社BOX)
著者/訳者:西尾 維新
出版社:講談社( 2008-05-08 )
定価:¥ 1,365
単行本(ソフトカバー)
ISBN-10 : 4062836637
ISBN-13 : 9784062836630

パンツの描写に数ページを使うだけでなく、
ノーブラおっぱいを揉むことにも全力を尽くす!
120%趣味で書かれたという文言も納得の作品!
あぁ…、西尾維新って変態だったんだなぁ…

阿良々木暦がキスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードと出遭った物語。
瀕死の彼女を助ける為に自らの命を差し出すという度が過ぎる優しさを見せ、
そんな阿良々木を助け、眷属とするキスショット。
キスショットを完全な吸血鬼とする為、自分が人間に戻る為。
三人の吸血鬼狩りのバトル、終盤に判明していく真実、そして阿良々木の決断。
誰にでも優しい阿良々木の性格が色濃く反映され、それ故にバッドエンドな物語。

それにしても羽川翼はヤバイです。
どこまでも献身的で阿良々木を受け入れ、許容する姿は空恐ろしいものがあります。
冒頭のパンチラから始まるエロ要員としてのポジションすらも許容し、
数々のセクハラすらも恥ずかしがりながらもバッチコーイなスタイルには、
何というか素晴らしいモノがありましたが。

しかし「これがエロゲだったらここの選択肢はこっちを選んだのに!」
と読んでてつくづく思わされましたよ。
具体的には306ページでおっぱいを揉む選択肢を実行して羽川ルートに行くね!
選択肢ミスったら即死亡で忍野メメの個人塾コーナーに行きそうですが、
キスショットルートもコンプリートするのは吝かではないというかむしろやる!
多分キスショットは10歳、12歳、17歳、27歳でのイベントCGが用意されていると見た!

真面目な話、凄く面白い作品でしたよ。
そして読み手の空想が具体的な形を持たないだけに凄く同人誌とか読みたい作品です。
誰か作ってくれませんかね。

:: 2008/5/17 土曜日::

■[ラノベ]恐るべし隠れ巨乳「化物語」下

化物語(下) (講談社BOX)
著者/訳者:西尾 維新
出版社:講談社( 2006-12-04 )
定価:¥ 1,575
単行本(ソフトカバー)
ISBN-10 : 4062836076
ISBN-13 : 9784062836074

「禁書目録」の上条当麻もびっくりのフラグ立て男・阿良々木暦
誰にでも優しく、そしてそれ故に残酷な阿良々木くん。
今回はそこに焦点が当たった怪異に纏わる物語であり、
そして一応の完結編。

内気な中学生で妹の昔の友人の千石撫子が怪異に襲われた「なでこスネイク」
委員長の中の委員長、羽川翼が再び怪異に襲われる「つばさキャット」
主人公の彼女であるはずの戦場ヶ原が一番登場頻度が低いけど、
羽川の潜在的肉体的エロさと神原の明け透けなエロさが大放出で、
講談社BOXのお堅そうなイメージを粉微塵にしてくれる最高のエンターテイメント作品です。

妹的存在で内気なのに主人公には心を開いて、
更に6年間思い続けるだなんて凶悪な可愛さを持つ千石も良いけど、
やはり隠れ巨乳にして内に秘めた恋心のエネルギーが半端無い羽川も良いです。
でも一番はやはり迂遠なようで直球な戦場ヶ原に軍配が上がるというか。
あぁ、でもどのヒロインも捨てがたいんだよなぁ。
これがエロゲなら全キャラコンプリートしてるとこだぞ、ちくしょう。

いやー、兎に角面白い作品でした。
挿絵がほとんどない為、読み手の想像力でカバーする所が多い作品ですが、
それだけに楽しめたという点もあったと思います。
まぁ、それとは別にアニメ化は素直に期待ですよ。
今まで読み手が想像してたのと違った視点で作り上げてくれることでしょう。
できればコミカライズをしてくれるともっと嬉しいんですけどね。
雑誌的には週マガが妥当かな、とも思うのですがどうか。

それはそれとして「虹色町の奇跡」ネタをこんな所で見ることになるとは。
高校時代ハマったよ、これ…

:: 2008/5/15 木曜日::

■[ラノベ]戦場ヶ原、蕩れ「化物語」(上)

化物語(上) (講談社BOX)
著者/訳者:西尾 維新
出版社:講談社( 2006-11-01 )
定価:¥ 1,680
単行本(ソフトカバー)
ISBN-10 : 4062836025
ISBN-13 : 9784062836029

西尾維新作品は戯言シリーズに刀語と挫折してきただけに苦手意識があり、
化物語も本来なら手を出すつもりではなかったんですが、
ぷよさんがコミカライズした漫画が下着姿だったりキスをします漫画だったりで、
「こ、これはもしかして私の大好物のラブコメラノベなのか?」
と食指が動くも、講談社BOXの値段設定と今までの苦手意識で二の足を踏んでたのですが、
畳み掛けるように異識さんがコミカライズした漫画も面白く結局手を出すことに。

結果:大正解

これは「大人気ギャルゲをノベライズ」と言っても過言ではない作品ですね。
主人公が優しくていい人な上に異能の力を持ってて女の子と知り合うとか正にギャルゲ。
暴言毒舌ツンドラヒロイン、ロリツインテ、明るいエロ百合と超個性的なヒロイン。
ボケ役な全ヒロインにひたすらツッコミを入れる主人公という、
テンポが良いというかむしろ良すぎる会話主体の文体と、
お堅そうな講談社BOXのイメージを根底から覆すギャルゲテイストが感じられ、
それでいて強靱なオリジナリティを確立している作品。

春休みに吸血鬼に襲われ、怪異に縁を持つことになった阿良々木暦。
ひょんなことから二年以上同じクラスなのに話したことがなかった戦場ヶ原ひたぎの秘密を知り、
徹底的且つ残忍に口止めされたのにも関わらず、その秘密の対処法への協力を申し出て…
と基本的に優しくていい人な阿良々木くんなんだけど、全能な訳ではなく、
むしろいつも専門家の忍野に頼ってて、ほとんど役に立たなかったりするんだけど、
心構えというか、阿良々木くんが持つ魅力にヒロインがメロメロな訳ですよ。

まぁ、何はともあれ「戦場ヶ原、蕩れ(萌えの上級活用)」。
異常に嫉妬深くて独占欲が強くて貞操観念も強い上に暴言毒舌。
儚げな美人という外見と正反対のキャラクターなんですが、
このツンデレを超えたツンドラの魅力は筆舌に尽くしがたいですな。
つまりやはり戦場ヶ原、蕩れ

このヒロインの魅力の一端を垣間見るのにはやはりぷよさんの漫画が一番ですね。
前知識なしでも戦場ヶ原の魅力が判りますが、読んだ後だと更に深まります。
講談社BOXは1600円と高めの値段設定ですが、400Pで1P辺りの文字数も多いので、
コストパフォーマンスとしては悪くないですし、
何よりこの作品の面白さを考えれば全然安いですよ。
アニメ化も決まってるみたいですし、今の内に読むのが良いと思います。

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