僕の心のヤバイやつ (10) 特装版 4月8日発売!
夏! 海! 青春!
:: 2015/11/14 土曜日::

■[漫画]エロのほたる、ラブコメのサヤ。「だがしかし」3巻

だがしかし 3 (少年サンデーコミックス)
著者/訳者:コトヤマ
出版社:小学館( 2015-10-16 )
作者twitter:コトヤマ(@cot_510)さん | Twitter

Kindle版:だがしかし (1)
Kindle版:だがしかし (2)
Kindle版:だがしかし (3)

「サンデーで一番面白い漫画は何か?」

その問いには色々な答えがあるかとは思いますが、
「サンデーで一番エロい漫画は何か?」

という問いの答えは間違いなくこの「だがしかし」だと思います。

何というかね、エロいんですよ。
基本的に昔ながらの駄菓子屋で扱っている駄菓子やオモチャを題材に、
ちょっとした話をしているだけなのにエロいんですよ。

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ホント、台詞の随所からエロいのが滲み出すんですよね。

そのエロさの源泉はやはりほたるさんだと思うんですよね。
夏の通り雨で濡れ透けした時のほたるさんとかごっつエロい。

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天然なんだけど、その悉くがエロいんですよね。
これは青少年であるココノツには毒やわー
それ以外にもエロいのが多いんですが、
青少年には刺激的すぎる内容のエロさも!

dagashikashi03_03

これはハイレベルやで、ホンマ。

そしてラブコメ成分を一手に担っているのがサヤ師。
子供の頃にお医者さんごっこをしたことがあるという、
幼馴染みの強みがあるサヤ師が夏祭りでも良いラブコメを見せてくれましたよ!

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しかしサヤ師はチョロいと思うんだ。
浮かれてココノツに奢りまくるとか、
将来がダメンズに引っかかりそうでちょっと心配であります。
まぁ、このままココノツと一緒になることができても、
いつまでも漫画家志望のココノツを養う未来しか見えないんですけどね。(笑

今度アニメ化されるとのことですが、
このエロさとラブコメをどう表現してくれるのかが心配であり、楽しみです。
現時点でもエロくて薄い本がいっぱい出てるけど、
更に出そうだから期待とか色々なモノが膨らみますね!

:: 2015/6/21 日曜日::

■[漫画]はじめてのインターハイ「銀の匙 Silver Spoon」13巻

久しぶりの「銀の匙 Silver Spoon」の単行本ですが、
まんが家BACKSTAGEでも触れられてます通り、
ご家族の病気を看るためとのことなので仕方ないですね。
自分が妊娠した時は殆ど休暇を取らなかったのに、
ご家族が病気だと即座に休みを取るとか、
荒川弘さんは本当に北海道の肝っ玉母ちゃんだなぁ。

この13巻ではほぼ丸々、八軒たちの馬術大会ネタです。
北海道での大会と、そこから勝ち上がってギリギリでのインターハイ出場。
そしてインターハイでの八軒のありえない活躍と、
農業ネタ以外でも情熱的で青春してます。

もちろん農業、というか食に関してのエピソードも盛りだくさんで、
八軒たちが立ち上げた会社の事業の一貫としてまたもやピザ作りをはじめ、
様々な種類のチーズやじゃがいも等の組み合わせで作られており、
読めば読むほどヨダレが出てきます。
不揃い品とはいえ極上の素材をふんだんに使った石窯焼きピザとか、
どう考えても美味しいやろー!

そして八軒たちは既に三年生ということなので、
ついに大学進学の大詰めに入ってきており、
御影もついに推薦が決まったわけですが、それでも油断が出来ないわけで。
果たして八軒とのラブコメは大団円を迎えることができるのか。
駒場が八軒に頼みたいこととは何なのか。
そして南九条はオール2から脱出して来年畜産大に入れるのか…!?
続きが気になりますね!

ご家族の体調はまだ油断はできないとのことですので、
まだしばらく休載が続くと思いますが、
八軒が立ち上げた会社のコンセプトの通り、
一度長期休載をしたとしても見限らず、楽しみに待ちたいと思います。

:: 2014/8/20 水曜日::

■[漫画]あっという間に三年生「銀の匙 Silver Spoon」12巻

前回、大川先輩を切った方が良いとか書いちゃいましたけど、
八軒はそれの上を行きましたね。
一度ダメ出しされて失敗したけど八軒は再起したように、
八軒が作る会社はその哲学を突き詰めるべきなんだよなぁ。

そう、八軒はもう会社の哲学を作り上げるほどになっちゃったんですよね。
どの会社にも社是があるように何かしらの哲学を持っているものですが、
八軒は高校生にして既に会社の理念とも言うべきものを持っているんですね。
まぁ、本人は無自覚っぽいですが。

そして一度失敗しても再起すると言えば駒場ですね。
彼も八軒たちの奮闘と家族の支えをバネにもう一度立ち上がろうとしており、
駒場一郎という一人の男の活躍が期待出来そうです。

12巻にしてやっと判ったんですけど、この作品のテーマは、

・新しいことに勇気を持ってチャレンジする精神
・失敗しても挫けずに、もう一度立ち上がる勇気
・ダメ出しされた=欠陥品ではない、という哲学

多分ここらへんにあると思います。
少年漫画としてこれ以上ないほどのテーマですよね、これって。
流石は荒川弘さんだと思わされます。

それはそうと、何かあっという間に1年が経っちゃいましたね。
忙しいと時間が経つのがあっという間とは言いますが…
八軒も身体つきがかなりガッシリしてきて時間の経過を感じますね。
まぁ、御影との仲は時間が経っても相変わらずみたいですが。(笑

しばらくは荒川弘さんがご家族の看病のために連載ペースが落ちるみたいですが、
そこは気長に待ちたい所ですね。
というか、ご自身は出産でも殆ど休まなかったのに、
家族のためなら躊躇なく休むとか荒川弘さんは流石に凄いわー…

:: 2014/1/15 水曜日::

■[漫画]おそロシア…「銀の匙 Silver Spoon」10巻

銀の匙 Silver Spoon 10 (少年サンデーコミックス)
著者/訳者:荒川 弘
出版社:小学館( 2014-01-08 )
コミック ( 186 ページ )

アニメも二期が始まった訳ですが…
今更ですが何でこれ、夕方アニメじゃないんでしょうかね…
それと同じクールに同じ農業モノである「のうりん」も放映されてて、
これからは農業ブームが!? という気がしないでもないです。
いや、あっちはパロネタと下ネタと社会性の高いネタなのに対して、
こちらは北海道の厳しさと青春グラフィティという違いはあるのですが。

さて、この10巻で一番印象に残っているのが何だと聞かれたら、
私は間違いなくアレクサンドラさんだと答えます。
八軒の義姉であり、ロシア育ちな慎吾の姉さん女房! しかも巨乳!
八軒たち農業高校の一辺20kmの畑を「かわいらしい」と言えるロシアの常識が凄い!
コサック騎兵の子孫で、ソ連崩壊という世界規模の不安定な情勢を生き延び、
大学中退なフリーターの慎吾でもOKな大らかさが凄い。
というか慎吾のアレな味の料理が大丈夫とか、御影家の曾祖母並みだよね。
同じ馬好きということでアキとは仲が良いから、
八軒とアキが結婚しても良い感じになりそうだなー、とか妄想しちゃったりして!

そういったイベントも挟みつつ豚肉ファンドも進んでいるんですが、
ソーセージの作り方とか初めて見たので新鮮です。
また、自分たちが作った製品に対する値付けに苦悩したりするのが初々しいですねー
そして自分たちが作ったモノが売れる理由が美味しさとかよりも、
ブランド力やパッケージングに依る所が大きい事を体感しているのが重要だと私は感じます。
高校生の時にこういった経験が出来るのは貴重だよなぁ。

学校を辞めた駒場を何だかんだと構う八軒たちと、
その鬱陶しさに一見辟易しているようだけど、
確実に何かが変わっている姿には青春が感じられます。

しかしラブコメは全然進みませんなー
まぁ、色々と釘を刺されてるからなー
とはいえ、もうちょっと進んで欲しい気も…
頑張れ! 八軒!

:: 2013/10/27 日曜日::

■[漫画]家族と失敗と「銀の匙 Silver Spoon」9巻

銀の匙 Silver Spoon 9 (少年サンデーコミックス)
著者/訳者:荒川 弘
出版社:小学館( 2013-10-18 )
コミック ( 186 ページ )

アニメ化に実写化と破竹の勢いで売れている「銀の匙 Silver Spoon」ですが、
やはり原作であるこの漫画が原液の面白さがあると思うのですよ。
流石に「アルスラーン戦記」を同時連載開始しただけあって、
たまに休載を挟むようになったけれど、面白さには陰りはありません。

アキにマンツーマンで家庭教師をやることになった八軒。
勉強については突破口を見つけることが出来たけど、
恋愛については突破口どころか足掛かりもままならない訳で…
まぁねー、クリスマスプレゼントにばん馬の蹄鉄をくれる女だかねぇ…
いや、うん、先月北海道のとかちでリアルでばん馬の蹄鉄を見たので、
あの迫力はわかるし、男ならちょっとトキメクのもわかるけど、
クリスマスに女の子から貰うプレゼントではないわなぁ…(笑

今回のテーマは家族ですかね。
アキの方は前巻で家族と対話して前に進むことが出来たけど、
八軒の方はお父さんがカタブツだからなぁ…
その分、お母さんの方は向こうから歩み寄ってくれたことで、
八軒も一歩前進することが出来たのは嬉しいですね。
何より、農業高校に入ったことで料理を美味しいと言ってもらえる、
その喜びを身をもって知ることが出来たことで、
お母さんの気持ちを理解することが出来た、というのが良かったです。

それと今回は豚肉の解体作業まで描かれているんですが、
最大限グロくならないように描かれています。
とはいえ、キツイ人にはキツいでしょうね。
でも、肉を食べるならこれくらいは読んでおくべきだと思います。
まぁ、それでもベジタリアンにはなれないんだよなー
だって、豚肉って美味しいしね!

:: 2013/7/12 金曜日::

■[漫画]今そこにある農業の現実「銀の匙 Silver Spoon」8巻

銀の匙 Silver Spoon 8 (少年サンデーコミックス)
著者/訳者:荒川 弘
出版社:小学館( 2013-07-11 )
コミック ( 186 ページ )

少年漫画っていうのは読者に夢を見せないといけないと思うんですよ。
冒険だったりラブコメだったりと色々な夢を少年に見せて魅せるのが少年漫画だと思うんです。
でも、農業というものはやろうと思えば手が出せる身近なものだからこそ、
下手に夢を見せて現実との違いを見せてもダメだとも思うんですよね。
そういった意味でもこの8巻は農業の残酷なまでのリアルをちゃんと見せていると思います。

野球に自分だけではなく、家族の人生を賭けていた駒場が大会敗退を契機に、
駒場牧場が倒産を決意するという残酷な現実が描かれてかなりキツイものがあります。
高校生というまだ子供な年代なのに現代日本の農業のもう一つの側面を、
きっちり描いているのは厳しいけど、正しいと思います。

そして高校生だからこそ、将来のことを考え始める訳で、
ここできちんと家族とコミュニケーションを取って人生の舵取りをしないと、
この後ずっと後悔することを考えるとアキは隣りに八軒という友だちが居て良かったですよ。
キッカケが駒場牧場の倒産という悲劇だったとはいえ、
ここで後悔しないようにアキが一歩踏み出せたのは良かったことだと思います。

しかしアキは本当にお馬鹿さんというか勉強が出来ない子なんですねぇ…
何となく見た目からそこそこ出来そうな気がしてたんだけど…(笑
そんなアキを相手にマンツーマンで家庭教師とか青春ラブコメとしては凄く美味しいけど、
御影父のことを考えると甘い雰囲気に持っていくのは難しいと思うし、
責任感の強い上にヘタレな八軒だと一歩踏み出すのは難しそうだなぁ。
でもまぁ、割りと相思相愛っぽいので将来は明るいんじゃないかな!
今後にも期待であります。

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