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:: 2016/6/3 金曜日::

■[漫画]廃カキンの王子さま「HUNTER×HUNTER」33巻

HUNTER×HUNTER 33 (ジャンプコミックス)
著者/訳者:冨樫 義博
出版社:集英社( 2016-06-03 )

Kindle版:HUNTER×HUNTER (33)
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Kindle版まとめ買い:HUNTER×HUNTER (26-33)

ビヨンド=ネテロによって暗黒大陸への冒険が提言されて動揺するハンター協会。
十二支んはメンバー補充にレオリオを指名し、
そのレオリオはもう一人にクラピカを指名。
そしてクラピカはその有能さを発揮してスパイをあぶり出したりするが、
パリストン側にはジン=フリークスがやってきて…

ひっさしぶりに出た「HUNTER×HUNTER」ですが…
やっぱり面白いんだなぁ、これが。
暗黒大陸という未知の場所に五大災厄という既知の試練。
それにカキン国のクレイジーな王子たちという、
1冊に詰め込むには多すぎる情報量でしたが、
それを読み込むのが楽しくなってくるから「HUNTER×HUNTER」は凄い。

色々と考察されていた五大災厄。
アルカ=ゾルディックのナニカの正体は欲望の共依存ガス生命体アイだと言われてましたが、
まさか単行本のおまけページでサックリと明かされるとは…(笑

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それでも、まだ謎の一端しかわかってないわけで、
これだけ風呂敷を広げて大丈夫なのかと心配になるレベルです。

心配といえばゴンも念能力が見えなくなって心配ですね。
というか暗黒大陸編はジンが主人公に見えてくるというか…
もしくはクラピカが主役の復讐劇としての一面が見えてくる可能性もありますね。

ジャンプ本誌で連載が再開されたとはいえ、
暗黒大陸編が終わるまで続くとは到底思えないので果てしなく心配ですが、
やっぱり「HUNTER×HUNTER」は面白いと改めて痛感したので、
今後もじっくりと待って楽しみたいです。

:: 2016/5/7 土曜日::

■[漫画]反撃の創真「食戟のソーマ」18巻

食戟のソーマ 18 (ジャンプコミックス)
著者/訳者:佐伯 俊 森崎 友紀
出版社:集英社( 2016-05-02 )

作者サイト:傾国美塵
Kindle版:食戟のソーマ (18)
Kindle版まとめ買い:食戟のソーマ

その顔が見たかった…!

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八百長という卑怯な手を使ってくる敵に対して、
真っ向から挑んでそれを粉砕するとかマジで少年漫画してて面白い!
その際にやられる敵の屈辱的な顔を見た時の爽快感たるや!
やはり少年漫画はこうでなくては!

叡山先輩の屈辱的な顔以外にもこの18巻は見所が多かったですね。
極星寮に訪れた薊のホラー感溢れる演出も驚かされて面白かったし、
そんな薊が真顔になり、えりな様もショックで寝込むほどの真実、
”才波城一郎=幸平創真の父”が知られた時の展開は最高でしたね。

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これだよ! これが見たかったんだよ!
あとは創真への好感度が反転するところというか、
ぶっちゃけデレが見たいのでよろしくお願いします!

それに画一的で模範的な料理の正解を押しつけようとするセントラルに対して、
最適解という理解の範疇から外れることによって見付けた別解を出すことで、
セントラルの手法に否を叩き付ける創真も良かったです。
ただ反抗するのではなく、対案を持ってきての食戟なあたり現代的で良いと思います。

それにしても本当に見所がたっぷりあって大満足の18巻でした。
難点があるとすればエロ成分が竜胆先輩くらいしかないということでしょうか。
まぁ、そこら辺は19巻以降に期待ということで!

:: 2016/3/10 木曜日::

■[漫画]卑怯な相手にも正々堂々「食戟のソーマ」17巻

食戟のソーマ 17 (ジャンプコミックス)
著者/訳者:佐伯 俊 森崎 友紀
出版社:集英社( 2016-03-04 )

作者サイト:傾国美塵
Kindle版:食戟のソーマ (17)
Kindle版まとめ買い:[まとめ買い] 食戟のソーマ

かつて遠月を追放されながら十傑によって招聘され、新たな総帥となった薙切薊。
娘のえりなを冷酷な料理判定マシーンの如く洗脳した過去から、
トラウマを抱えるえりなは再びその影に囚われることに。
そして薊政権の大胆な方針が内外に示されて遠月学園は大きく揺れて…

事態は大きく、そして性急なまでの早さで動きましたね!
えりなは心を囚われてどうなることかと心配してましたが、
まさかいきなりアリスが動くとはなぁ。
幼いころから仲が良かった従姉妹だからこその遠慮のなさなんでしょうけど、
お陰でえりなが友人たちに囲まれる姿を見ることができて良かったですよ。

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冷酷な女王様のえりなも良いけど、こういう微笑ましいのも良いよね!
特に巻末描き下ろしの大勢でトランプをする楽しさにはしゃぐえりなが可愛くて可愛くて!
普通は小学生のころに体験するだろう楽しさを周回遅れで楽しむえりなが可愛い。

それはそうと着の身着のままなえりなが極星寮でお風呂に入った時に、
一体誰の寝間着を借りたのかちょっと疑問だったんですが、
描き下ろしで非常に納得の行く説明がなされていて面白かったです。
そうだよね、胸の大きさから考えてそれしかないよね…(笑

そして少年漫画の王道を行く展開な薊政権への反抗が面白い!
叡山先輩があからさまなまでに悪役なんですよねー

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それに対抗する創真はまさに主人公って感じですよ。
卑怯な相手にも真っ直ぐ勝とうとするから格好良いんですよね。
また、天然な創真がナチュラルに叡山先輩の心をエグって、
叡山先輩の顔芸を見せてくれるのも面白いです。(笑

ただ、薊政権の政策は一見悪くないように見えるのも確かなんですよね。
その方針は技術者系の営利企業と似たようなものがありますし、
遠月学園の容赦無い篩い落としによる退学者の多さにも問題はあると思いますし。
ただなぁ、遠月学園において料理って技術ではなくて創作なんですよね。
そういう意味ではやっぱり合ってないとも思えます。

次の18巻では叡山先輩との食戟の結果と、
薊政権という敵の陣容が明らかになってきますよ。
これからどう物語が動くのか全くわからないだけに楽しみですね!

:: 2016/1/16 土曜日::

■[漫画]遠月革命「食戟のソーマ」16巻

食戟のソーマ 16 (ジャンプコミックス)
著者/訳者:佐伯 俊 森崎 友紀
出版社:集英社( 2016-01-04 )
作者サイト:傾国美塵

Kindle版:食戟のソーマ (16)

Kindle版まとめ買い:[まとめ買い] 食戟のソーマ

遠月学園の学園祭”月饗祭”も既に3日目。
遠月十傑の久我先輩が率いる中華研に真っ向勝負を挑んだソーマだったが、
その牙城を中々崩せないばかりか赤字から抜け出せない…
しかし、そんな状況でもソーマの目はまだ死んでなくて…

逆境から逆転していく展開が少年漫画らしくて熱い!
その逆転に結びついたのが秋の選抜で身に付けたカレーの技術と、
同じく秋の選抜で対決した美作昴との縁。
そして裏方の田所ちゃんもスタジエールで学んだ事と、
郷土料理研究会で培った絆だという事実が素晴らしいんですよね。
「食戟のソーマ」はこういったストーリーの構成力が地味に凄い作品だと思います。

そんなソーマの快進撃から一転しての後半の展開も凄い!
唐突に出てきたえりなの父親である薙切薊。

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その不気味な佇まいは元より、
彼が開陳する美食の持論は遠月学園と真っ向反対するモノということも、
彼への嫌悪を高めるんですよね。
しかも、彼がえりなに行った教育内容を知ってしまうと、
かなりヘイトが溜まるってもんですよ。

そんな薙切薊がまさかああいった立場になるとは…
これは唐突なターニングポイントがやってきたなぁ、という感じです。
物語の展開的にえりなのヒロイン度が高まること待ったなしですね!
続きが楽しみで仕方ありません!

:: 2015/10/21 水曜日::

■[漫画]月饗祭である!「食戟のソーマ」15巻

食戟のソーマ 15 (ジャンプコミックス)
著者/訳者:附田 祐斗 佐伯 俊
出版社:集英社( 2015-10-03 )
作者サイト:傾国美塵

Kindle版:食戟のソーマ (1)
Kindle版:食戟のソーマ (2)
Kindle版:食戟のソーマ (3)

Kindle版:食戟のソーマ (13)
Kindle版:食戟のソーマ (14)
Kindle版:食戟のソーマ (15)

遂に勢揃いした遠月学園のトップ、遠月十傑。
貫禄がありそうで無さそうな人や、
テンションが高かったり低かったりする人や、
色々な人がいるけれど本当に曲者揃い。
早速ソーマは食戟を挑むがその隔絶した権限の差を理由に断られ…

転んでもただでは起きないというか、
すぐに次善の行動に移るあたりはソーマらしいけど、
遠月学園の学園祭”月饗祭”で久我先輩に売り上げで勝つという大胆な目標は良いけれど、
計画性とかそういうのは全くないのもソーマらしいですね。
自ら望んで何だろうけど振り回される田所ちゃんも大変だなぁ。(笑

しかしスタジエールでの篩い落としといい、
遠月十傑の突出しすぎた権限といい色々とおかしい遠月学園なので、
学園祭もおかしいとは思ってたけど規模だけじゃなくて、
赤字の罰則もシャレにならないものなんですね…

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まぁ、店舗経営って重要だよね。
たとえ美味しくても店が赤字だと意味がないしね…
一応中等部の頃にちゃんとした基礎を教わり、
練習もさせてくれてるんだろうけど…
ソーマみたいな高等部編入組には優しくない制度だ…(笑

しかしこの回のえりなは可愛かったですね。
高飛車なところはあるけれど、それが美味いこと笑いに転化されてるあたり、
やっぱりこの漫画は面白いと思いますよ。
まぁ、可愛さで言えば別腹の肉魅も可愛かったんですね!
良いねぇ、青春ラブコメだねぇ…
この漫画は料理バトルで成長モノとして王道少年ジャンプらしくて面白いけど、
もうちょっとラブコメ要素があっても良いと思うよ…?

:: 2015/8/26 水曜日::

■[漫画]輝きだした原石たち「食戟のソーマ」14巻

食戟のソーマ 14 (ジャンプコミックス)
著者/訳者:佐伯 俊 森崎 友紀
出版社:集英社( 2015-08-04 )
作者サイト:傾国美塵

Kindle版:食戟のソーマ (1)
Kindle版:食戟のソーマ (2)
Kindle版:食戟のソーマ (3)

Kindle版:食戟のソーマ (12)
Kindle版:食戟のソーマ (13)
Kindle版:食戟のソーマ (14)

一年生たちによりスタジエール、ソーマの2つ目の派遣先は四宮シェフ。
合宿中に無謀にも食戟を挑むも見事に返り討ちにあった相手。
ある意味、お互いが容赦なく付き合える関係なので、
ソーマは馴れないフレンチの現場で揉まれに揉まれ…

ソーマの努力は凄い…!
けど、生半可な覚悟では真似出来そうにないなぁ…
休む間どころか寝る間も惜しみ、足りないところを得るために、
面倒な下ごしらえも文句を言うどころか嬉々として手がけ、
求められる水準以上を成し遂げた上で教えを乞うとか、
上昇志向が半端なさすぎる上に、ワーカホリックすぎる。
でもまぁ、楽しそうに修行してるんだよなぁ…

それに対する四宮シェフも凄い。
かつて合宿中にくすぶっていた時とは凄さの質に雲泥の差がありますね。
自分を更に向上させるために己の原点を探るために東京へ出店するとか、
こちらも覚悟とその実行力が凄いです。
それにしても四宮シェフの原点が母親の笑顔だったとは意外でした。

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えりなやソーマは元より、田所ちゃんも幼い頃から料理関係者が周りがいる環境なのに比べ、
四宮シェフは本当に一般の家庭から一流フレンチ職人に成り上がったんですね。
そのサクセスストーリーはある意味ソーマよりも主人公向けかもしれません。
確かにこんな四宮シェフならソーマが師事するのも判ります。
そんな四宮シェフに師事したからこそソーマも一皮剥けることが出来たのかな、とも思いますね。

それにしても遠月学園のスタジエールでの選抜は容赦ないなぁ…
完全実力主義の世界ではある意味理想の状態なんだろうけど、
凡人にはツラい場所だ…
一流の才能か、凡人とは隔絶した努力と覚悟が求められるとか、
凄まじい場所だけど、だからこそのメリットがあるということでしょう。
若い頃から切磋琢磨できる仲間が得られるというのが一番のメリットかもしれませんね。

それはそうと、秘書子が良い笑顔をしてましたね。
これはラブコメ的に面白いことになる可能性もあるかも…?
あったら良いなぁ…

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