僕の心のヤバイやつ (10) 特装版 4月8日発売!
夏! 海! 青春!
:: 2014/9/9 火曜日::

■[漫画]波ノリじゃなイカ?「侵略!イカ娘」17巻

中秋の名月とほぼ同日に発売するからか、
巻頭カラーの描き下ろしもお月見ネタを持ってくるとは、
作者の安部真弘さんは風流というものをよく理解してらっしゃる。
まぁ、イカ娘は月より団子みたいだけど。(笑

ついに17巻まで出ちゃいましたよ、イカ娘。
他にも長期連載作がひしめくチャンピオンとはいえ、
これは充分快挙なんじゃなイカ?
とはいえ、あとがきを読む限り結構ネタ出しに苦しんでらっしゃるようですね…

確かに今回はお約束破りネタが多かったと思いますが、
悟郎のおかんと3バカの絡みとか、
イカ娘のゆるキャラネタとか、
渚と一緒(?)に触手でサーフィンとかは、
私はかなり好きな回でしたね!
全部が全部面白いと思える回じゃないけど、
たまに面白さが刺さる回があるから止められないんだよなぁ、イカ娘って。

それと婦警の蛍子さんはまだまだ出てからそんなに経ってないですからね。
今回は悟郎との職務的な関係が出てきたけど、
他にも絡んだことがないキャラとか居ますからね!
個人的には南風のおっさんとの絡みとか怖い物見たさ的な意味で見てみたいかも。(笑

ちなみにシンディと一緒に水着姿を披露してくれたら私は嬉しいです。
海の家を舞台にするわりにはナイスバディーの水着姿キャラって少ないですからねー…

:: 2014/8/9 土曜日::

■[漫画]ゼッケン1のインターハイ「弱虫ペダル」35巻

TVアニメがもう既に2期目が決定しているみたいですが、
今度はまた3クール使ってインターハイラストまで描くのでしょうか。
ストックはまだまだあるので大丈夫どころか、
今度は別冊少年チャンピオンでも連載が始まりますからね!
というか、週刊誌1本に月刊誌2本の連載しながら自転車にも精力的に乗るとか、
渡辺航さんの筆の速さにはいつもながら驚かされます。
売れない期間が長かったから、その鬱憤を晴らすかのような量産っぷり!
これでまだ底が見えない所が恐ろしいです。

さて、この35巻ではインターハイに会場入りしてからスタートするまでが収録されています。
去年優勝したとはいえ、まだ世間的には箱根学園の方が知名度が高い中、
ゼッケン1番を背負うことになった坂道がプレッシャーに負けそうになると、
先輩たちから受け継いだ想いを思い出して一気に良い顔になる所はグッときますね!
今、会場には3年の先輩たちは着ていないかもしれないけど、
その想いは確実に受け継がれてここにあるということが判ります。

開場前は色んなキャラが顔見せしてますが、まず箱根学園の銅橋。
怪童とまで呼ばれる巨体でかっ飛ばすスプリンターの男が、
初っ端から活躍してますが、もう一人の新キャラも忘れてはならないと思います。
そう、少女キャラの仮面を被っていた6人目、新開悠人。
まさかあの新開の弟が出てくるとはなぁ…
中々に心憎いですよ。

去年と違って今度は追われるものになった総北が、
一体どんな走りを見せてくれるのか。
手嶋がどんな戦略を練ってきたのかも含めて、
この先も楽しみですよ。

:: 2014/7/18 金曜日::

■[漫画]天使降臨!「実は私は」7巻

実は私は 7 (少年チャンピオン・コミックス)
著者/訳者:増田 英二
出版社:秋田書店( 2014-07-08 )

Kindle版:実は私は (1)
Kindle版:実は私は (2)
Kindle版:実は私は (3)
Kindle版:実は私は (4)
Kindle版:実は私は (5)
Kindle版:実は私は (6)
Kindle版:実は私は (7)

また残念な新キャラが登場したぞ!

登場する女の子の誰もがアホという斬新すぎるコメディ漫画ですが、
どの子も吸血鬼やら宇宙人やら宇宙人やらと人外だらけでしたけど、
ここにきてついに天使来ちゃいましたかー
どこに向かっていくんだこれ…(笑

それにしても7巻ともなるとキャラも成長してますね。
具体的に言うと黒峰くんのツッコミが力強くなったよーな。
もう、女物の下着をつけている獅狼が相手だろうと気後れもしてないな!
凄いぞ! 黒峰くん!
相変わらず痴女への耐性は低そうだけど!

痴女といえば残念女子たちの痴女対決は超笑っちゃいましたね!
紅本先生の痴女力の低さにはある意味戦慄しますし、
校長に関してはもう初めからわかりきってましたが、
白神も良い身体持ってるのにここまで残念だったとは…
いや、初めから変わってないかな、これ。

それにしても白神の親父さんの残念化も進んできたなぁ。(笑
運動会に出てきた時も大概アレでしたが、雪山で遭難した二人にカチコミかけたり、
黒峰くんを家に招いての人生ゲームとかもう色々と親バカすぎて…!
まぁ、それも娘が可愛いが故の親バカだからある意味可愛いといえなくも…
いや、あの身長だと可愛いと思うのは無理か…

それにしてもラブコメパートの破壊力はあるのに、
「はーとふる福の神」とか斜め上に飛ばし過ぎる話を入れてきたりと、
相変わらずぶっ飛んだコメディっぷりを見せてくれて楽しいです。
次の8巻も楽しみっすわー

:: 2014/6/9 月曜日::

■[漫画]期待されたから頑張るのではない、頑張ったから期待されるのだ。「弱虫ペダル」34巻

かつて才能豊かで将来を嘱望されるも怪我に苦しんできた古賀と、
三年間愚直に努力をし続けてきた手嶋。
2人の三年生がインターハイレギュラー、最後の切符を賭けた勝負の決着が、
今、ここに…!

私が2人の三年生、どちらに感情移入したかというと…
圧倒的に手嶋です。
どこに、というと凡人であるという所ではなく、
レース中の回想に出てきた今までずっと期待されなかった過去についてでした。

自分なりに努力しているんだけど、上の人たちからは期待されずほぼスルー
優秀な一部の人間が期待されるのを羨んでしまい、
「期待されれば頑張るのに」と思ってしまう凡人らしい心。
私にも両親祖父母に期待された優秀な兄が居ただけにその気持ちがよく分かります。
そして、だからこそ手嶋が「頑張らないと期待なんかされない!!」
という真理に辿り着いたのが凄く嬉しかった…!

正直言うと、この漫画を中学生の頃に是非読んでみたかった。
せめて高校生の頃に読んでいたなら私の人生は大きく変わっていたと思います。
煌めく才能や圧倒的な努力さえも厭わない天才たちが活躍する漫画という世界で、
等身大の凡人が苦しみながらもがき、悩み、答えを見付けて体現してくれる漫画は、
もの凄く泥臭いけど、だからこその魅力がそこにあります。

もちろん古賀も良い先輩していて清々しかったです。
レギュラーにはなれなかったけど、後輩たちを後押しするその言葉。
口下手だった巻島の代わりなのか、小野田に懇切丁寧に指導するその手腕。
実に先輩らしい姿を見せてくれ、だからこそあの涙は心に残りました。

そして遂に2回目のインターハイが始まります。
去年のインターハイの時点で盛り上がりすぎたからどうなるのかと思ってましたが、
ここに来るまでの期間だけで想像以上の熱さを思い知ったので、
これからのインターハイ編には俄然期待してしまいますね!

:: 2014/5/10 土曜日::

■[漫画]脳天直撃! スコップガーン!「実は私は」6巻

実は私は 6 (少年チャンピオン・コミックス)
著者/訳者:増田 英二
出版社:秋田書店( 2014-05-08 )

Kindle版1巻:実は私は (1)
Kindle版2巻:実は私は (2)
Kindle版3巻:実は私は (3)
Kindle版4巻:実は私は (4)
Kindle版5巻:実は私は (5)
Kindle版6巻:実は私は (6)

ラブ:コメ比率が2:8

基本的に比率が変わることはないんですが、
今回に限っては比率が3:7くらいになってましたね!
未来でみかんに告白されて一念発起した朝陽が学園祭の後夜祭に、
白神に告白しようとする展開はラブいものがありましたよ!
まぁ、その流れが色々とコメディすぎましたが。

藍澤さんがテンパってしまったがための展開でしたが、
朝陽的にはご愁傷様というか何というか…
まぁ、無自覚とはいえ藍澤さんと学園祭デートしてましたからね!
それに対する対価がアレというのも等価交換になってない気がしないでもないですが。

それにしても白神のアホの子っぷりが無双してたなぁ…
いや、ある意味可愛らしいんですが。
まだまだ恋に対してはお子ちゃまな所が露呈しちゃったけど、
藍澤さんと二人で少しずつ成長していけば良いのではないかと。

ちなみに今回結構頑張ってたのは5巻に引き続きみかんでしたね。
朝陽を励ましに来た時の気合いの入りっぷりと空回りっぷりはコメディでしたけど、
何だかんだで恋するヒロインしていてニヤニヤ度が高かったです。

しかし折角のバレンタイン回を100%コメディで使い潰すとか、
ある意味贅沢だなぁ…(笑
それがこの作品らしいと言えばらしいんですけどね!
今後もこのテンションでいって欲しいトコであります。

:: 2014/4/10 木曜日::

■[漫画]才能なき凡人の戦い「弱虫ペダル」33巻

弱虫ペダル 33 (少年チャンピオン・コミックス)
著者/訳者:渡辺 航
出版社:秋田書店( 2014-04-08 )
コミック ( 167 ページ )
作者サイト:「弱虫ペダル」と「まじもじるるも」の制服ブログ箱

Kindle版1巻:弱虫ペダル (1)

Kindle版32巻:弱虫ペダル (32)
Kindle版33巻:弱虫ペダル (33)

連覇を狙う総北が早々にレギュラーメンバーを決定し、
インターハイに向けて練度を高めようと恒例の1000km合宿に臨む中、
そこには長い雌伏から再起をかけて挑戦しようとする一人の男が居た。
それはかつてインターハイに出場し、将来を嘱望されていた男…
古賀公貴であった…

32巻は凡人だった杉元が一念発起し、全力全開で挑んで叶わなかった展開でしたが、
この33巻では愚直に努力してきた凡人にかつての天才が挑む展開です! 熱い!
挑むのはかつて1人だけ一年生にしてインターハイに出場した体力バカの”轟音の古賀”
迎え撃つのは弛まぬ努力を愚直に積み重ねてきた”自称・凡人”のキャプテン・手嶋純太。
まさかの三年生同士の戦いが熱い!

正直言って古賀先輩がこんなに強い選手だとは思いませんでした。
今まではずっとコマの隅っこに居て自転車を扱ってるだけだったり、
せいぜい「体力バカ」と言われているくらいでしたからね。
とはいえ、「体力バカ」なのに昨年の合宿に欠席したというのは確かに変です。
それに一年生の頃にインターハイを経験したというのは舞台版での設定だったとか。
渡辺航先生はキャラクターのバックボーンをしっかり考えていらっしゃるらしいので、
今回の古賀先輩に関しても後付けではなくて、伏線回収なのかもしれません。

まぁ、そんな細かいことよりも古賀先輩の設定がね! 熱い!
かつて総北を背負って立つ者として金城から信頼を寄せられていたからこそ、
金城が福富に転倒させられ怪我したことに対して気負ってしまった故の事故、そして怪我。
昨年のインターハイに来なかったこと自体も切なくさせ、
今までメカニックに徹してきたことすらも熱く感じさせるじゃないですか!
渡辺航先生はキャラクターの物語の魅せ方がべらぼうに上手いなぁ!

才能豊かでも必要以上にプレッシャーを背負い自滅してしまった古賀。
それに対して凡人の手嶋が食らいついていくというのも熱いです。
しかし、凡人の手嶋が同じ凡人の杉元をレギュラーに選ばず、
天才肌の鏑木を贔屓をせずに選んだというのも中々に感慨深いですね。
鏑木も天才肌故に古賀とは違った方向で自滅しそうになってましたが、
段竹という友人が居たから立ち直ったことを考えると、
自滅する前に古賀を救えなかった友人の手嶋という対比は中々に興味深いです。

そしてそんな総北に比べて箱学の面子は盤石なのが伺えますね。
1人謎の仮面をしている男が居ますけど、その素顔は今週のチャンピオンで見ることが出来ます。
かなりビックリするので是非読んでみることをオススメしますよ。
まさかなぁ… ○○の×だったとは…!

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