僕の心のヤバイやつ (10) 特装版 4月8日発売!
夏! 海! 青春!
:: 2013/10/9 水曜日::

■[漫画]兄来たりなば、恋遠からじ。「実は私は」3巻

実は私は(3) (少年チャンピオン・コミックス)
著者/訳者:増田 英二
出版社:秋田書店( 2013-10-08 )
コミック ( 178 ページ )

チャンピオンのコメディ作品は「浦安鉄筋家族」を含め現在過去含め多々有りますが、
個人的に一番好きなコメディ作品は「ゲッチューまごころ便」だったりします。
そして本作はそういったチャンピオンのコメディ作品の遺伝子を今に伝える、
ハイテンションお馬鹿コメディなんですよね。

吸血鬼に宇宙人、人狼に悪魔と次々に人外が出てきた本作ですので、
次は何が来るかと思ってたら、変態の兄が来ましたね!
兄といっても白神さんの兄ではなく、委員長こと藍澤さんの兄なんだけど、
あのカタブツな藍澤さんとは正反対の自堕落なお兄さんでして、
女湯に堂々と入るために女性型ユニットに搭乗とか紛うことなき変態ですよね!

そんな変態と馬鹿たちが織りなすコメディな日常と、
据え膳に手が出せないヘタレな黒峰くんと、鈍感でアホの子な吸血鬼の白神さんの、
全く進展しないラブコメが面白いのですが、この3巻ではラブコメ的に動きましたね…!
まさか外道幼馴染みのみかんがトリックスターになるとは思わなかったなぁ…
こんな事態になるとは、どんどん面白くなっていきますよね!

とはいえこの漫画の基本はお馬鹿なコメディですので、
恋愛要素はたまに入るくらいで充分かと思います。
という訳で次巻も楽しみにしたいです。
ラブコメ的な意味でも!

■[漫画]待望のアニメ放映開始!「弱虫ペダル」30巻

弱虫ペダル(30) (少年チャンピオン・コミックス)
著者/訳者:渡辺 航
出版社:秋田書店( 2013-10-08 )
コミック ( 183 ページ )
作者サイト:「弱虫ペダル」と「まじもじるるも」の制服ブログ箱

よっしゃー! 遂にアニメ放映開始だー!

連載開始初期からファンだった身としては嬉しい限り!
丁度30巻という節目でのアニメ放映開始!
しかもこの巻で総北も箱学も世代交代が始まってて、
これからの心機一転が見込まれるだけに、
御堂筋じゃないけど、脱皮するかのような気持ちになってきます。

しかしいきなりこの30巻を読んだら驚くだろうなぁ、とは思います。(笑
なにせ初っ端からこの作品で一番インパクトの強いキャラである、
御堂筋の不気味なキモさが際立っていますからね!
男同士のプライドを賭けた全力を振り絞ったスプリンター対決は、
メチャクチャ熱いんだけど、それを差し引いても御堂筋はキモいと思う。(笑

そして後半からは箱学のターン!
3年追い出し120kmファンライドでの世代交代が描かれるんですが…
あれですね、エロゲのファンディスクみたいなもんですね、これ。(ぉ
以前女性ファンの人に聞いたんですけど、
「箱学はギャルゲの魅力的なヒロインが揃っているかのような垂涎モノのラインナップ」
らしいのであながち間違ってない気がしないでもないですが。

それにしても東堂はマジで偉大ですね。
インターハイでの巻島との勝負も最高に熱かったけど、
真波くんをちゃんと諭してあげた上で勝利するとか、
良い先輩もしてて素晴らしいの一言ですよ。

また、インターハイの選手選抜で真波に敗れた黒田ですが、
まさかこんな興味深い過去を秘めていたとはなぁ…
そしてその過去での荒北の先輩ぶりも格好良かった。
うーん、本当に箱学は先輩キャラが個性的であり、何より魅力的ですよね。

そんなキャラたちが熱い汗を流しながら頑張るのでアニメも期待したいものです。
まずは一年生レースが見どころかな!
乞うご期待!

:: 2013/8/13 火曜日::

■[漫画]人外な変人がどんどん増えるよ!「実は私は」2巻

実は私は 2 (少年チャンピオン・コミックス)
著者/訳者:増田 英二
出版社:秋田書店( 2013-08-08 )
コミック ( 190 ページ )

トム・クルーズ事件のせいで知名度が上がった「実は私は」ですが、
お陰様で2巻がどこも瞬殺で手に入れるのが大変でした。
たまたまコミケで上京した際にとらのあなで見付けることが出来なかったら、
またまたAmazonさんにお願いせざるをえない所でした。

お嬢様に見えて実はコテコテの関西弁なポンコツ吸血鬼な白神さんと、
その正体を知ってしまい、嘘がつけないけど秘密を守ろうとする、
白神さんに惚れちゃってる純情ボーイ黒峰くんのポンコツコメディ!
個人的にこの作品は「ゲッチューまごころ便」に代表される、
チャンピオンらしいコメディ作品のノリを純然と受け継いでいる作品だと思うんですよね!
次々と現れる新キャラたちの誰もが個性豊かすぎる変人ばかりで、
主人公かその周りの誰かがアホすぎて巻き起こるアホな騒動で馬鹿騒ぎという、
その愉快さがたまらない訳です。

2巻でも試し読みが可能なのですが、
1巻の第1話と違ってこの作品の方向性が固まってきた話なので、
如何にこの漫画がコメディしているのかが判ると思います。

jitsuha02_01

本人は真面目なのに一周してアホな藍澤さんと素でアホな子な白神さんに振り回される黒峰くんが不憫で楽しいですね!

今回も2巻目にして狼男に悪魔と出てきましたが、
狼男が白神さんの幼馴染みキャラというのは兎も角として、
実は変身がTSでノーブラ痴女が基本人格だとかご褒美としか思えない!
そして数千年を生きている悪魔が白神さんと同程度のアホなお子様だとか、
色々と残念すぎて、そこがまた面白いんですよねー

しかし、チャンピオン本誌での展開を知っているからこそ判るのですが、
ミクロな宇宙人の藍澤さんって今回のお姫様抱っこで保健室まで運ばれるイベントで、
バレそうになるドキドキが吊り橋効果的なものをもたらしたんでしょうね。
いやー、黒峰くんってば罪つくりですね!
次巻以降、ラブコメ化が進む「実は私は」の動向にもご期待下さい!

:: 2013/8/8 木曜日::

■[漫画]次を見据えて走れ!「弱虫ペダル」29巻

弱虫ペダル 29 (少年チャンピオン・コミックス)
著者/訳者:渡辺 航
出版社:秋田書店( 2013-08-08 )
コミック ( 193 ページ )
作者サイト:「弱虫ペダル」と「まじもじるるも」の制服ブログ箱

色々TVアニメ放送が迫ってきた「弱虫ペダル」29巻!
3年生の卒業を控え、手嶋たちの代に入った総北高校自転車競技部。
手初めの大会では箱学からの新エース、葦木場が登場!
しかし巻島が留学してスランプに陥った坂道は…

新体制になって不安も大きいけど、手嶋と青八木の先輩としての力量は確かなモノ。
青八木は寡黙だけど鳴子も認めるスプリンターに成長しているし、
手嶋は後輩を引っ張るだけじゃなく、背中を押す貫禄を見せ始めていて、
新しい体制にも希望が持てます。

しかし、それでも3年生が抜けた穴は確かに存在しており、
それを補うために今泉は鳴子にスプリンターからの転向を促したりと、
次期エースは既に来年のインターハイを目標にしてるのが凄いですね。
来年入ってきそうな新入生も顔見せしたりと期待が高まりますね。

そして今泉からオールラウンダーへの転向を進められた鳴子は、
初心に戻るために大阪に帰省し、トラックコースを走ることになるんだけど、
そこではど派手なヤツやインターハイに来てたヤツと一緒に、
あの因縁の相手まで来てたりと中々に油断ならないです。
新体制に入ってもまだまだ熱い…!

:: 2013/7/10 水曜日::

■[漫画]いま楽しい、いつも楽しい「木曜日のフルット」3巻

木曜日のフルット 3 (少年チャンピオン・コミックス)
著者/訳者:石黒 正数
出版社:秋田書店( 2013-07-08 )
コミック ( 159 ページ )
作者サイト:おかんの家4

イカ娘もそうなんですけど、チャンピオンのコメディ作品は、
いつも食べているお米の味のような印象に残らないモノなんですけど、
偶にこう好みにドンピシャな展開があるから油断出来ないんですよね。
そう、新米炊いたと思ったら小石が入ってた時みたいな。(ぉ

例えば今回は早菜が高級スーパーでの失敗談とか!
私は実際にそんな失敗はやったことないけど、あの場違い感は半端なかったです。
でも美味しいんですよね、あそこで買うと… 高いけど…

それと早菜のアシスタントしてる白川先生の漫画を予想してる所とか、
伏線とその回収が巧みな石黒正数さんだからこその苦労がちょっと忍ばれてる気がしないでもないです。
また、河童とかトンデモ系なネタが登場してても、
それ町でも割りと突飛な宇宙人ネタとかたまにあるし気にならないというか。
というかそもそもこの漫画の主人公であるフルットのキャラからして突飛だし今更か。(笑

また、欄外の担当さんの小ネタ満載「この作品はフィクションです」シリーズですが、
気のせいかアイドルネタが増えてきているような気がします。
編集さんドルオタになったのか、ネタが尽きてきて自重しないようになったのか…
漫画本編とは別な意味で気になりますね!(ぉ

:: 2013/6/10 月曜日::

■[漫画]俺の好きな子がポンコツ吸血鬼なわけがない「実は私は」1巻

実は私は 1 (少年チャンピオン・コミックス)
著者/訳者:増田 英二
出版社:秋田書店( 2013-06-07 )
コミック ( 199 ページ )

今までチャンピオンで何度か揉まれてきた増田英二さんが、
新連載として始めたのがこの「実は私は」になります。
まぁ、分類としては学園ラブコメディになるんだろうけど、
コメディ成分がかなり多めの内容になっております。

子供の頃から考えている事がモロ分かりなせいで、ババ抜きでは常敗無勝な少年・黒峰朝陽が、
好きになった相手は見た目クールビューティーな白神葉子。
ある日、友人たちの励まし(?)で告ろうと思って放課後の教室に残っている彼女を尋ねたら、
そこには吸血鬼の羽を伸ばしてくつろぎ関西弁を喋る白神葉子の姿が…

jitsuha01_01

秘密がバレたら学校を辞める約束をしている白神のために、
考えている事が顔に出てしまう朝陽が秘密を抱えながら奮闘するコメディ作品!
クールビューティーな印象だった白神さんがどんどんポンコツっぷりを発揮し、
それをフォローしつつ悪友の悪質な嫌がらせを回避していくという、
朝陽の苦労が随所に滲み出ていて笑えます。(←ヒドい

しかもそれだけではなく、途中から朝陽が以前好きだった委員長が絡んできて、
その委員長が実は異星人な上に手のひらサイズというイロモノで、
どんどん人外が増えてきて朝陽の苦労もそれに比例して増えてる感じです。(笑
また、白神さんはそのポンコツっぷりを恋愛方面にも発揮しており、
朝陽の想いが全く伝わってないトコが笑えます。(←ヒドい

ある意味チャンピオンらしいコメディ作品で読んでて楽しいです。
現在第一話を試し読み可能なので、
まずはそちらを読んで頂ければ!
そして朝陽の無常っぷりを笑おう!(←ヒドい

HTML convert time: 0.127 sec. Powered by WordPress