僕の心のヤバイやつ (10) 特装版 4月8日発売!
夏! 海! 青春!
:: 2016/4/10 日曜日::

■[漫画]白馬に乗った仏の王子様「実は私は」16巻

実は私は(16): 少年チャンピオン・コミックス
著者/訳者:増田英二
出版社:秋田書店( 2016-04-08 )

Kindle版:実は私は (16)
Kindle版まとめ買い:[まとめ買い] 実は私は

気がつけばもう16巻ということで、
アニメ化も経験したしそろそろチャンピオンでも中堅以上の作品になったというのに、
相も変わらずシリアスとギャグの振り幅が大きなギャグ漫画になっております。
いい加減慣れたはずなのに、そのテンションの落差に振り回されている私がいる…(笑

意外とブラコンシスコンな黒峰兄妹の話だったり、
痴女が嶋公に躍起になって妙なフラグを立てたり、
スーパーのタイムセールに痴女とメガネと宇宙人が立ち向かったり、
相変わらずアホすぎる話が怒涛のごとく押し寄せてきて笑わせにきてますよ。
もうね、本当にくだらなくて笑いしか出てこない。(笑

しかしそんなくだらない話ばかりではなく、
今回は表紙にもなっているように独神・紅本明里にゼクシィの季節がついに…!
とはいえ何だかんだで嫉妬というかババ馬鹿な校長が暗躍…
というか周辺住民に対しても明らかすぎるアホなことをやることに…

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悪魔に囚われた姫を助ける白馬に乗った仙人とか、
ある意味明里ちゃんにとっては願ってもないシチュでしたね!
独身をこじらせた明里ちゃんにとっては最上級のものといって良いでしょう!
お幸せに!

それにしてもアホな漫画でありながら、
割りとしっかりとストーリーを進めてきますねこの漫画。
今後どういった結末を描くのかイマイチ判りませんが、
ラストまでこのノリで突っ走っていって欲しいものです。

:: 2016/4/8 金曜日::

■[漫画]近くて遠い隣人「「AIの遺電子」1巻

AIの遺電子(1)(少年チャンピオン・コミックス)
著者/訳者:山田 胡瓜
出版社:秋田書店( 2016-04-08 )

試し読みAIの遺電子|秋田書店
作者twitter:山田胡瓜(@kyuukanba)さん | Twitter
Kindle版:AIの遺電子 (1)

AlphaGOのお陰で昨今話題の人工知能(AI)ですが、
この作品はAIを搭載したヒューマノイドの人権が認められた近未来を舞台にした作品です。

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主人公の須堂は助手のリサと医院を営むお医者さま。

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しかし彼には非合法なAI治療も受けるモッガディートという名の裏の顔も持っていて…

ブラックジャックとピノコの組み合わせみたいな二人が主人公の医療モノなので、
ある意味チャンピオンらしい作品と言えますが、
扱っている内容が近未来SFであり、
バックアップや感情制御といったAIらしいテーマを扱っているため、
中々考えさせられる話が多くて面白いです。

ヒューマノイドだから成長できないのかという苦悩や、
ヒューマノイドの彼女と人間の彼氏という関係に悩む青少年と、
異色ながらハッピーエンドの話もあったりと面白いんですよね。
人間の須堂とヒューマノイドのリサという主人公の二人からして興味深いですし、
何よりリサが可愛いのが良いと思います。

ちなみにこの作者の山田胡瓜さんは元ITmedia記者という変わった経歴をお持ちの人です。
アフタヌーンで四季賞を獲ってから本格的に漫画家として活動し始めて、
前職の関係でITmediaで「バイナリ畑でつかまえて」を連載していたんですよね。
そこでも人工知能と関連した話「人類は投了しました」も面白いので読んでみることをお勧めしますよ。

余談ですが絵柄を見てたら「交通事故鑑定人 環倫一郎」の樹崎聖さんを思い出しました。
ちょっと雰囲気似てる気がしないでもない?

:: 2016/3/13 日曜日::

■[漫画]肉々しい変態たちの対決「弱虫ペダル」44巻

今回の44巻は異色です。
メインとなっているのが箱学と京伏というのも異色ながら、
スプリンター対決が3年生と1年生というのも異色だし、
何より対決するのがアブアブな泉田とアパアパな岸神というのが異色です。

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異色というか…
とても…変態です…

まず泉田の方ですが、昨年インターハイに出場したとはいえ、
結果としてはスプリントを取れず総合でも2位敗北。
負けた上に異例のスプリンターな部長ということで、
かなり思い悩んでいたのは伝わってきますよ。
後輩にあんなことを進言されたら本当に辛いよ。
それでも、同期の二人に支えられて前を向いて進んでいく展開は救われますね。
箱学は本当に同期同士の友情が厚いよなぁ!
とはいえ、いきなり筋肉に語りだしたのには笑っちゃいましたが。(笑
泉田はブレないな…

そして京都伏見の岸神ですが…
こちらも泉田以上にクレイジーだなぁ。
あの御堂筋が気に入ってるんだから変態だとは思ってましたけど、
中学時代に花開いていたとは…
とはいえ、変態性癖を下手に押さえつけるよりも、
自ら認めた上で前に進むのはアリだとは思います。
まぁ、どうしても変態なのは変わらないんですけどね…

次巻でこの二人の対決は決着します。
そして二日目のゴールも間近です。
はたしてゴールテープは誰が切るのか
チャンピオン本誌の方でもまだ決まっていないし楽しみです。

:: 2016/1/25 月曜日::

■[漫画]今年もやっぱりヒメなのだ「弱虫ペダル」43巻

インターハイ2日目、総北は6人全員でトップ集団を走るつもりが、
鏑木が不調で止まってしまうという異常事態に陥ってしまう。
そんな中、青八木が手嶋とのチーム二人を解散してまで鏑木を救うために合流し、
鏑木を復調させるために鏑木が信奉する神様のメモに書いたものは、
昨年、田所を復調させたヒメなのだで…

いや、うん、この時ばかりは鏑木の気持ちがわかったね!

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どうした青八木!
先輩なのに呼び捨てにするとか礼儀がなってないなー、
とか前巻で思ってましたが、この時ばかりは仕方ないと思わざるをえない。
しかも至極真面目な顔で言っているだけに正気を疑うのも当然と言えましょう。(笑

それもこれも田所に対する絶大な信頼があってこそなのでしょう。
もちろん青八木の性格もあったことでしょうが、
それにしたって大真面目にラブ★ヒメの歌詞を歌いながら、
鏑木と一緒に集団から抜け出す姿は一種異様な雰囲気がありました。(笑

調子を持ち直してきた青八木とは対照的に、
調子を持ち崩してきた今泉が辛い。
相変わらずメンタルが弱いよなぁ、今泉は。
その弱さを的確に攻めてくる御堂筋は相変わらずえげつないですが。

それと箱学の新開弟ですが、
一年生ながら予想以上にガッツと容赦のなさを持ってましたね。
あっという間に手嶋を篩い落としただけでなく、
坂道を相手に積極的に仕掛けていく姿は末恐ろしいものがありましたよ。
これは2日目だけでなく、3日目でも波乱がありそうだなぁ…

そしてそれ以前に総北は無事に2日目を終えることが出来るのか。
それが心配になってきましたね…

:: 2016/1/23 土曜日::

■[漫画]抑えきれない本能の発露「実は私は」15巻

実は私は(15)(少年チャンピオン・コミックス)
著者/訳者:増田英二
出版社:秋田書店( 2016-01-08 )

痴女の獅穂が友を作り、恋を知り、奈落の底へ転げ落ちる「実は私は」15巻!
前半は獅穂の魅力が詰まった内容なんですが、
後半からは本来のヒロインである白神さんがちゃんとヒロインしてますよ。
もっとも作品の性質上ギャグ要員としても活躍しているんですけどね!

正直ね、私の中では獅穂は痴女だからヒロイン枠ではなかったんですよ。
14巻で急に恋する乙女の表情を見せてからヒロインとしての魅力が開花し始め、
花火大会で黒峰くんに告白する流れはもう最高にヒロインしてましたね!

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そう、好きな人に告白するのってそれくらい緊張しちゃうんだよ!
あぁー、正に青春だわー…
まぁ、こんなに良い話の次に容赦なくギャグ回を持ってくるあたり、
「実は私は」らしいなぁ、と思ってしまうのですが。(笑

そして後半からの白神さんのターン!
恋人二人が海にデートとかいかにも青春じゃないですか!
二人きりの浜辺で花火とか最高のシチュエーションじゃないですか!

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くそぅ、こいつらイチャラブしやがって! 羨ましいぞコンチクショウ!
ギャグだけじゃなくてこういった話もやっちゃうから「実は私は」は油断できない!

しかし、白神さんの想いが高まりすぎてまさかの吸血。
校長の迫力ある登場でこの漫画にもついにシリアス要素が…!?
はたして吸血鬼にとっての吸血にはどんな意味があるのか…!?
白神さんの父、源二郎が隠してきた事実がいま詳らかに…!?

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性行為だ(ぶっちゃけ)

な、なんだってー!

チャンピオンではかつて「バキ」が性行為シーンだけヤングチャンピオンで連載するという、
ウルトラCを繰り広げてましたが、
吸血で代替することで堂々と少年誌でやっちゃってるじゃん 性行為…!
「実は私は」はある意味「バキ」を超えたのかもしれない…

アニメ放映が終わって大人しくなるかと思えばこれですよ。
「実は私は」からはまだまだ目を離せませんね!

:: 2016/1/9 土曜日::

■[漫画]イカ娘セミファイナル!?「侵略!イカ娘」21巻

侵略! イカ娘(21)(少年チャンピオン・コミックス)
著者/訳者:安部真弘
出版社:秋田書店( 2016-01-08 )
作者サイト:The Longest Runway Ver.6 – Mlracle Pot Style –
作者twitter:安部真弘(@masahiro_lemon)さん | Twitter

Kindle版:侵略!イカ娘 (21)

Kindle版まとめ買い:[まとめ買い] 侵略!イカ娘

イカ娘が終わってしまうとか嘘やん…
毎度言ってますが私はイカ娘が妙に好きでして、
気が付けば全巻揃ってるしたまに読み返してるし、
雑誌で読んでるはずなのに単行本で読んで爆笑してるしと、
自分でも意外なほどにイカ娘を好きなんですよね。
それだけにイカ娘が完結するというのが残念で仕方がないです。
まぁ、チャンピオンのことだから「侵略!イカ娘道」とか改題して続く可能性もありますが。

それはともかく21巻ですが、
相変わらず私のツボを妙に刺激してきます。
早苗の料理修業とそこからのエビ炒飯を調理する姿も面白いし、
マジカル少女星子ちゃんショーでのエビの着ぐるみといい、
わけのわからない所で笑ってしまいます。

実は今回一番爆笑したのは三バカの回でして。
透明になった三バカが座っている椅子を千鶴が発勁(?)で押し出して、
三バカが見事に空中で大回転している絵を見た瞬間に比喩抜きで噴きましたよ!
自分でも何故こんなに受けて抱腹絶倒になっているのかわかりませんが、
これこそがイカ娘の魅力なんだと思うんですよね。

単行本描き下ろしの各話のエピローグ1コマも面白いし、
結論としてはやはりイカ娘は名作だと思うのです。
それだけに次巻で完結するといのは寂しいものがありますね。
まぁ、ギャグ漫画なので最後まで笑って読みたいと思います。

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