僕の心のヤバイやつ 2巻、9月6日発売予定!
恋を自覚した市川と、恋を自覚する山田の悶絶、両片想いラブコメ最新巻!
:: 2018/10/9 火曜日::

■[漫画]大人のめんどくさい恋模様「小路花唄」3巻

小路花唄3巻小路花唄3巻
出版社:講談社
作者名:麻生みこと
作者サイト:マトリョーシカ
作者twitter:麻生みこと (@asoumikoto) | Twitter
Kindle版:小路花唄 (3)
Kindle版まとめ買い:小路花唄
DMM電子書籍:小路花唄 (3)

京都の職人小路で働く靴職人の椿さんの仕事と恋の物語。
…なんですが、椿さんの恋愛に対する姿勢が大人というか、
積極性がなくなってしまったというか…
でも周りの男二人がチョロチョロしてるというか…
うん、めんどくさそう…!

チョロチョロしている一人の大学生の北条くんですが、
元カノと会って(遭って?)ボロクソに言われているあたり、
ちょっと可哀想にも思えますが…

ガキやなぁ、とも思うというか。
元カノの御説御尤も、とも思うと言いましょうか…!
私は社会人になって長いので元カノの気持ちがよくわかるだけに、
北条くんのアホさには呆れてしまうのも確かであり…
でも、アホな大学生時代もあったので、
北条くんのアホさも仕方ないのかな、とも思ってしまうというか…
うん、自分の未熟さは社会人にならないと気付きにくいよね…!

もう一人の男である内田さんですが、
こちらは一人の娘を持つ父親だからこその苦悩が悲惨で…
反抗期の娘を持つ悲哀がキッツい…!

お父さん、あまりのショックにレゴ状態ですよ…!

私は独身なので想像することしか出来ませんが、
精一杯の愛情を注いできた娘に反抗期とはいえこんな顔されたら、
心が折れるのも仕方ないんじゃないかな、と思います。
確かに男親だからこその失敗はあれども、
あんなにボロクソに言われたら確かにメンタルボロボロですよ。
そんな状態だと父親であることを優先してしまったのには同情できます。

というか梓ちゃん、元カレとアレコレあったからとはいえ、
あんな優しいお父さんに反抗しまくってたら、
椿さんとの仲が疎遠になるのも仕方ないよ…
自業自得だよ、梓ちゃん…
それに巻き込まれる内田さんが哀れすぎる…

最後に元カレ内田さんとアホのボンボン北条くんがバトってましたが…
椿さんはどちらを選ぶのが正解なのかか…
いや、必ずしも選ぶ必要はない気もするけど。
友達とブランドで協業しているのも大変だけど楽しそうだし。
もうこのまま椿さんは独身のままなのが正解なのかもしれない…

:: 2017/10/16 月曜日::

■[漫画]隣人の愛「小路花唄」2巻

小路花唄2巻小路花唄2巻
出版社:講談社
作者名:麻生みこと
作者サイト:マトリョーシカ
作者twitter:麻生みこと (@asoumikoto) on Twitter
Kindle版:小路花唄 (2)

椿さんの元カレである内田さんへの気遣いとか見栄とか打算とか、
色々な思惑を察した上で自分の思惑も入り交じり生徒の北条くんが椿さんの彼氏だと名乗った結果、
お互いの性別を意識してたりしつつも靴作りをする2巻。
まぁ、椿さんだからそんなドロドロになるはずもないんだけど。

でもドロドロになっている男女関係もあるわけで…
前作「路地恋花」の中でも一番好きだったナオミちゃんが再登場ですよ。

てっきり井沢さんとの海外での同棲生活で現実を知って別れたと思ったんですよね…
まぁ、ナオミちゃんもまだ若かったからなぁ…
若気の至りとかそんな感じだと思ってたんですよ…

そしたら真相はアレですよ。

悪女…!
「痴人の愛」のナオミズムな悪女…!
それでも精一杯なところがあるんだから更にたちが悪い。
騙されても良いとか思ってしまうんだよなぁ…
可愛いとか思ってしまうから本当に男ってのはチョロい…

それに比べて椿さんのなんとサバサバとしてることよ…
仕事関係に熱意を向けて、梓ちゃんや北条くんの想いは空回り。
はたして椿さんに再度の春はいつ来るのか…
…流石に来るよね?

:: 2016/12/17 土曜日::

■[漫画]路地恋花アフター「小路花唄」1巻

小路花唄(1) (アフタヌーンKC)
著者/訳者:麻生 みこと
出版社:講談社( 2016-12-07 )

作者サイト:マトリョーシカ
作者twitter:麻生みこと(@asoumikoto)さん | Twitter
Kindle版:小路花唄 (1)
Kindle版まとめ買い:路地恋花

麻生みことさんの前々作「路地恋花」に登場した靴職人の西山椿。
今回は彼女を主軸にしたアラサーの職人と恋の物語です。

「路地恋花」はオムニバス形式の恋愛漫画でしたが、
今回は基本的に椿がメインです。
前回は父子家庭の内田さんと付き合うことになって、
あのまま目出度くゴールインしたもんだと思ってたんですが…
現実は厳しい…(フィクションです

思春期の娘を持つ内田さんにも同情してしまうんだけど、
椿さんの事情を考えると悩ましいものがありますよね。
アラサーで彼氏に振られるとかかなり進退窮まる感じというか…
それでも仕事は待ってくれない職人の矜持というか…

でもまぁ、その仕事で老境に到っても恋している人たちと関わっているのを見ると、
椿さんもまだ諦めるのは早いのではないかな、と思いますね。
アラサーとかまだまだいけますて。

それはそれとして前作の登場人物が結構出てきてるのはファンとして嬉しいですね。
旧店子の面々のアフターとか良い感じですし、
麻美さんは納まるところに納まったんだなぁ、と名字を聞いて嬉しくなったり。
そしてあの子が成長して新しい店子になってるのにニヤリとしたり。

フランスから帰ってきたみたいだけど井沢さんとはどうなったんだろう…
そこんとこを詳しく聞きたい…!

椿さんも新しい出会いはあるみたいだけど、
今度は攻守も年齢も逆なのでどうなるんだろう…
気になる…!

:: 2015/8/9 日曜日::

■[漫画]逃げろ… おやじ…!!「海月と私」4巻

海月と私(4)< 完> (アフタヌーンKC)
著者/訳者:麻生 みこと
出版社:講談社( 2015-08-07 )
作者サイト:マトリョーシカ|yaplog!(ヤプログ!)byGMO
作者twitter:麻生みこと(@asoumikoto)さん | Twitter

Kindle版:海月と私 (1)
Kindle版:海月と私 (2)
Kindle版:海月と私 (3)
Kindle版:海月と私 (4)

旦那さんの料理が自慢の隠れた人気スポット「とびうお荘」
その看板娘であるワケあり仲居の梢さんが突然失踪し、
気が気じゃない旦那さんが若造のように焦りに焦り、
何とか手掛かりを手繰りよせながら梢さんを探しに奔走し…

ヒーローというには老けすぎて、
ハードボイルドな探偵というには不器用で。
彼女を巡る物語でも徹頭徹尾で脇役だったとしても、
それでも梢さんを助ける為に身体を張って頑張る旦那さんは格好良かったです。

たとえ親子ほども歳が離れていようとも、
梢さんが嘘だらけの女だったとしても、
どこかに惹かれていたというのなら、
彼女のために行動する旦那さんにはホント痺れるなぁ。

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嘘ばかりだった梢さんも、
久しぶりにとびうお荘に帰ってきた時に瞳に浮かんだ涙は本当でしょう。
彼女が帰るべき場所はとびうお荘なんだと、
この時にはっきりと自覚したのではないでしょうか。

そんな梢さんが旦那さんにぞっこんになった素敵なエンディングでしたが、
単行本描き下ろしのすがやん視点による短編がまた良かったです。
旦那さんへの想いをアピールするものの今までの不徳から伝わらず、
正攻法で旦那さんを攻略しようとする梢さん…!
これはもう、旦那さんの攻略は必至だな…!(笑

4巻完結という、比較的に短い漫画でしたが、
短いからこそよくまとまった良い作品でした。
またのグフタでの連載を楽しみにしております。

:: 2014/12/11 木曜日::

■[漫画]親と娘と「海月と私」3巻

海月と私(3) (アフタヌーンKC)
著者/訳者:麻生 みこと
出版社:講談社( 2014-12-05 )
作者サイト:マトリョーシカ|yaplog!(ヤプログ!)byGMO
作者twitter:麻生みこと(@asoumikoto)さん | Twitter

Kindle版:海月と私 (1)
Kindle版:海月と私 (2)
Kindle版:海月と私 (3)

海辺の民宿「とびうお荘」
隠れ家的な雰囲気が人気なのか訳ありなお客が多いけれど、
実は一番訳ありなのはこんな辺鄙な民宿には不釣り合いな若くて美人な住み込み仲居の梢さん。
遺産相続についても調べていたりと不審な所もあるけれど、
その海月みたいにとらえどころのない雰囲気から旦那さんも困っていて…

そんな梢さんの不審さに拍車がかかるのがこの3巻です。
興信所やフリーのジャーナリストとかが梢さんに似ている女性を探しに来るんだけど、
梢さんは怯えるどころか好奇心丸出しで聞きに行く始末。
でもそれすらも演技ではないかと疑ってしまうというか。
化粧の技術もそうだけど、女ってみんな生まれながらの女優だからなぁ。

そんな女性同士、ましてや母娘が常に分かり合えるわけもなく、
国際結婚した娘とその母の仲直り旅行先に選ばれたとびうお荘は、
台風共々嵐に見舞われる訳ですが、前巻の旦那さんの娘とその彼氏よりマシかなぁ。
むしろ梢さんとの仲が心配で。

母と娘も大変だけど、父と娘も大変なのがよく判るのが地元の名士な竹本父とその娘のエピソード。

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この時の梢さんの言葉…
りなちゃんの友達付き合いについてだったり、
あの竹本父への行動だったりとこの時の梢さんはちょっとらしくなかったけれど、
現在発売中のグフタ本誌の最新話を読んで納得しました。
そういうことだったのかと。

それと浮気旅行の不倫カップルの浮気バレの流れ。
奥さんの流れるような追い込み方は確かに凄かったですね。
あれが勉強になるとか、梢さんはどうするつもりなのか。
ちょっと心配でちょっと楽しみです。

:: 2014/4/8 火曜日::

■[漫画]料理と人間ドラマが売りのお宿です「海月と私」2巻

海月と私(2) (アフタヌーンKC)
著者/訳者:麻生 みこと
出版社:講談社( 2014-04-07 )
コミック ( 184 ページ )
作者twitter:麻生みこと (asoumikoto)さんはTwitterを使っています

Kindle版1巻:海月と私 (1) [Kindle版]
Kindle版2巻:海月と私 (2) [Kindle版]

元銀座の板前の旦那さんが経営する海沿いの民宿「とびうお荘」
そこには枯れた旦那さんには不釣り合いな程に若くて美人な住み込み仲居の梢さんが居て、
彼女は身元が謎で好奇心旺盛でコミュニケーションが得意で割りと男前なお陰で、
ワケありのお客さんの人間ドラマを引き出してくれます。

麻生みことさんは人間ドラマが本当に巧いですねー
登場するキャラクターが生きてきた歴史を感じさせてくれるし、
ささいな表情から誰がどんな人間なのかを垣間見ることが出来ます。
とはいえ梢さんは相変わらず謎な部分が多いんですけどね…
まぁ、そこが梢さんの魅力の一つでもあるのですが。

今回も4話収録されておりどれも面白かったんですが、
一番印象深かったのは旦那さんの元妻に引き取られた娘さんのエピソードですね!
立派な職についてしっかりとした仕事をして周りからの信頼も厚い娘さんが、
結婚の挨拶に連れてきたのが…

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いや、うん、まぁ、旦那さんの気持ちは分かる!
そりゃね、男親としてブチ切れますよね。
でもねー、手堅い職についた女性の結婚相手ってヒモが多いんだよね…
私も地元にヒモ、もとい主夫してる友達がいますよ… しかも2人も…
ちなみに嫁さんは2人ともナースらしいです…
嫁さんに頼られてラブラブらしいんですけど、それでも同性からしたら驚きます。

ましてや親である旦那さんもあっさり納得するはずがない。
でも、頑固ではあっても頑迷ではないから娘のことを考えないわけがない。
そういった想いが紙面から滲み出て伝わってくるのがこの漫画の醍醐味だと想います。

ちなみに描き下ろしで描かれていたすがやんのアレも含めて、
地元の友達とか思い出してしまいますわ…
2巻は田舎から出て都会で働いている人には色々と心にクると思いますので、
そういった人にはクリティカルにお勧めです。

:: 2013/8/7 水曜日::

■[漫画]人生は転がる石のように「海月と私」1巻

海月と私(1) (アフタヌーンKC)
著者/訳者:麻生 みこと
出版社:講談社( 2013-08-07 )
コミック ( 184 ページ )

京都を舞台にした職人たちの恋模様を描いた「路地恋花」を描いていた麻生みことさんの新作は、
鄙びた民宿を営む中年独身男性と、そこに住み込み仲居することになった若い美人のお話。

堅物だった父親が残した民宿「とびうお荘」を継いだ元銀座の板前が、
高齢だった仲居さんをほっぽり出すことが出来なくて辞められなかったけど、
仲居さんが亡くなったのを契機に予約を消化してから春に民宿を畳もうと思い、
それまでの臨時の仲居さんを募集したら予想も出来なかった若い子が来て…

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仲居になった梢さんは旦那さんもちょっと事情を抱えたお客さんも、
ひょいひょいっと転がす勢いで軽快に背中を押していき、
次々と人生を好転させていくのが読んでいて面白いですね。
民宿という舞台で色んなお客さんが訪ねて来るので、
オムニバス形式に近い感覚で飽きが来ない構成なのも良いです。

「路地恋花」で感じた絶妙な空気感は変わらず存在しますが、
辺鄙な場所の民宿な割りに梢さんのキャラのお陰かやけにさっぱりした印象があります。
ちなみに第1話を丸ごと試し読みが可能ですので、
そちらでその空気をまずは感じていただければと思います。
第1話が面白いと感じたらきっと大丈夫なので。

:: 2012/9/10 月曜日::

■[漫画]京都職人恋話、ひとまず完結。「路地恋花」4巻

路地恋花(4) < 完> (アフタヌーンKC)
著者/訳者:麻生 みこと
出版社:講談社( 2012-09-07 )
コミック ( 210 ページ )

京都の職人たちが住む長屋「ふきこ路地」を中心にした恋物語も、
この4巻でひとまずの完結を迎えることになりました。
「good!アフタヌーン」で一番好きな作品だっただけに、
次号から月刊化されるらしいけどポッカリ穴が空いたみたいで寂しい感じです。

流石に完結巻ということもあって、今回の新キャラは人形作家の鷹さんのみ。
しかしその読み切り的な内容も大変良いのが「路地恋花」でして。
元気で天然っぽいけど、しっかし女してる後輩の樹安ちゃんはかなり好みでした。

花屋の一松さんが頑張って女検事の月森さんを落とそうと頑張ったら斜め上の結末だったり、
靴職人の椿さんと内田父子のその後であり、恋話としては大変美味しいエピローグだったりと、
見所がたっぷりある内容です。

特に銀細工職人の光生くんが風花と良い感じに順調だったんだけど、
大阪商人にしてやり手の実業家な風化のおとんが出てきて、
この路地を全否定するかのような怒涛の正論で光生くんを叩き潰すのは豪快だったなぁ…
そこからテンパりながらも前に進んで、風花もちゃんとそれを支えようとしたりと、
何だかんだでお似合いで相思相愛なんだな、とエピローグを見てしみじみと思いました。

そして最後を飾るのは記念すべき1話のヒロインだった製本職人の小春さん。
十和田さんとは微妙な距離感で、お隣に住む時計職人からはアプローチされて、
更に仕事方面ではデザイナーとしての腕を見込まれて上京の選択が舞い込んできてと、
公私共に色々と大変な小春さんだったけど、最後は原点回帰で一歩前進していて応援したくなりますね。
三十路近くでお局様かもしれないけど、小春さんは割りと天然な恋する乙女で可愛らしくて、
最終回を彩るヒロインとして申し分なかったです。

ちなみに後書きではモデルとなった京都の路地があるとのことですが…
おそらくあじき路地のことでしょうね。
京都に訪れる機会があったら、足を伸ばしてみるのも良いかもしれません。

:: 2010/9/10 金曜日::

■[漫画]個性豊かな職人と恋の物語「路地恋花」2巻

路地恋花(2) (アフタヌーンKC)
著者/訳者:麻生 みこと
出版社:講談社( 2010-09-07 )
コミック ( 190 ページ )
作者サイト:マトリョーシカ

good!アフタヌーンで一番好きな作品を聞かれたら迷わず「路地恋花」と答えてしまうくらいに好きです。

職人達が集まる京都の変わった路地での恋物語の第2集。
今回は一点物のフラワーアレンジメント職人に、1巻で出演した逃げてきた小説家、
手描き友禅のり職人に弟子入り志願をしている女性に、万華鏡作家の長身の女性。
そんな色とりどりの恋のような恋じゃないような、でもやっぱり恋だよなぁ、
と思わせる物語が散りばめられており実に面白いです。

やはり個人的にお気に入りなのは小説家の伊沢さんとゴスロリ京女なナオミちゃんの話。
どこまでも堕ちていくような感覚にさせてくれたナオミちゃんが、
洋菓子を本格的に作るために動きだして、伊沢さんも再始動して…
やはり最後のナオミちゃんが凄いよなぁ。
年下なのに伊沢さんを堕とすだけでなく引っ張り上げちゃうのが凄い。

凄いといえば友禅のり職人志望の佐倉さん。
1話の頃から布小物屋さんとして会話には出ていたんですが満を持して登場。
高校時代の体験学習で工房を見学してから進路を急速に変更して、
師匠に弟子入りを断られても諦めずに通い詰める粘り強い佐倉さん。
技術を貰うんじゃなく、最後には自分の身を捧げるまでになった佐倉さんが凄い。
恋とはまた別次元のようで、でもやはり恋だったんだろうなぁ、と。
そんな思いを抱かせてくれます。

もう本当にどれ一つとっても素晴らしい。
新入りの花屋さんもラストが面白いし、万華鏡作家の葵ちゃんも変わってるんだよなぁ。
どれ一つとっても同じ恋模様が見付からないんだけど、だがそれが良い。
職人十色、恋花十色なこの物語をもっとずっと読んでいきたいです。

:: 2010/2/5 金曜日::

■[漫画]京都の路地の職人恋バナ「路地恋花」1巻

路地恋花 1 (アフタヌーンKC)
著者/訳者:麻生 みこと
出版社:講談社( 2010-02-05 )
定価:¥ 590
Amazon価格:¥ 590
コミック ( ページ )
ISBN-10 : 4063106284
ISBN-13 : 9784063106282

good!アフタヌーンで一番楽しみにしているのがこの「路地恋花」でして、
創刊当初は読んでなかったのですが、ふと読み返した時にハマりまして、
回を重ねる毎にじわじわとその面白さが染み込んできて、
今ではすっかりその魅力の虜になっているのです。

京都のとある路地にある何かをつくる人たちが集う長屋を舞台の、
つくる人たちの恋の話のオムニバス短編集なんですが、これが面白いのです。
手製の本を作る人、銀細工職人、天才肌のダメ人間な画家、元小説家、キャンドル職人…
そんな人たちが恋し、恋される話がとても興味深いのです。

特に好きなのが元小説家で喫茶店をちんまり経営する井沢さんと、
そこに迷い込んで居着いてしまったフランス人形みたいな京女な高校生のナオミの話。
純粋で幼さの残る女の子だったナオミが文豪の名作を読み耽ったせいで、
とても妖艶で元々逃げてきた井沢を更にダメにし、堕としていく様がまた見事で…
ダメだとは思いつつも溺れるように恋に堕ちていくっていうのはどこか憧れますよね…

どこか退廃的な雰囲気と優しげな柔らかさが同居する恋物語で、
一種独特な面白さがあるので人を選ぶとは思うのですがオススメな一冊です。
元々女性誌で活躍していた作家さんみたいなので知っている人は居るかもですが、
もし知らない人がいらしたら是非この機会にどうぞ。

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