僕の心のヤバイやつ (10) 特装版 4月8日発売!
夏! 海! 青春!
:: 2018/8/15 水曜日::

■[ラノベ]やがて恋するシンデレラ「りゅうおうのおしごと!」9巻

りゅうおうのおしごと!9巻りゅうおうのおしごと!9巻
出版社:ソフトバンククリエイティブ
作者名:白鳥士郎
作者サイト:のうりんのぶろぐ
作者twitter:白鳥士郎 (@nankagun) | Twitter
絵師名:しらび
絵師サイト:Life is free
絵師twitter:しらび (@shirabii) | Twitter
Kindle版:りゅうおうのおしごと! 9
Kindle版まとめ買い:りゅうおうのおしごと!
DMM電子書籍:りゅうおうのおしごと! 9

孤高にして孤独、史上最年少にして史上最速でタイトル挑戦権を得た夜叉仁天衣。
両親の墓前でタイトル奪取を誓うも相手は女流棋士相手に無敗を誇る空銀子女流二冠。
多くの女流棋士が心を折られてきた「浪速の白雪姫」を相手に、
幼すぎる「神戸のシンデレラ」が挑むことになるんだけれど…

天衣の指導は登場初期はしていたけれど、その後は基本的に放置プレイで、
あいとの扱いの差にはちょっとモヤっとしたものがあったんですけど、
この9巻ではその理由が明かされるだけでなく、
八一は天衣にも愛情を惜しみなく注いでいることがわかって、とても感動しました。

自分でも信じられないミスと強すぎる銀子を前に心が折られて、
まるで赤ん坊のように泣いてしまった天衣。
そんな天衣を信じるだけでなく、かつて桂香さんが自分にやってくれたように、
振り飛車を指さなくなった生石さんに飛車を振った将棋を見せた八一。
しかもその将棋の内容が実は天衣のお父さんの将棋を参考にしたものだったとか、
八一は格好良すぎるにもほどがあるでしょう。
これは頑なだったシンデレラも初めての恋をしてしまいますわ…

天衣は両親の記憶が消えていくのを怖がっていましたけど、
八一が指摘したように天衣の将棋の中に生きているだけでなく、
指導対局の姿にも残っていると思うんですよね。
あの生意気な天衣が以前、指導対局ではとても優しく導いていたのに驚かされましたが、
あれはお父さんがしてくれていたことを、そのまましていたのではないでしょうか。
早くに死に別れることになったけれど、天衣は両親に愛されていたのがよく分かって目頭が熱くなります。

今回は天衣の前に立ち塞がることになり、自然と悪役ポジションになった姉弟子ですが…
彼女の独白を読んでいると、彼女が抱える闇と苦悩が垣間見えて胸が苦しくなりますね。
姉弟子の強さの秘密は今回新登場の茨姫が推察したように恋をしているからでしょう。
将棋の星の王子さまである八一に誰よりも長く、深く恋をしているから、
人魚姫が声を捨てたように、あらゆるものを犠牲にして将棋を指しているから強いのでしょう。
それを考えるととても物悲しくなりますね…

まぁ、八一を新居に招いてイチャラブしていたのはニヤニヤしちゃいましたけど!
あれだけ積極的に仕掛けても将棋しか頭にない八一には全く通じていないのは、
別の意味でとても物悲しくなりますね…

それにしても次に銀子のことが書かれるの楽しみであり、怖いです。
彼女の心が折れた時、防衛戦の時の八一以上に壊れるんじゃないか…
それが心配で、心配で…
本当に、読めば読むほどに銀子が幸せになって欲しいな、と思わされます。
ホント、よろしくお願いします…!

:: 2018/5/18 金曜日::

■[ラノベ]人工からの脱皮「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 外伝 ソード・オラトリア」10巻

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 外伝 ソード・オラトリア10巻ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 外伝 ソード・オラトリア10巻
出版社:ソフトバンククリエイティブ
作者名:大森藤ノ
絵師名:はいむらきよたか
絵師サイト:rainbow spectrum
Kindle版:ソード・オラトリア 10
Kindle版まとめ買い:ソード・オラトリア
DMM電子書籍:ソード・オラトリア 10

本編9~11巻「異端児」編の裏側で起こっていた「ロキ・ファミリア」の作戦の全貌と、
ベルくんが行った「冒険」の甚大な影響が窺えるソード・オラトリア10巻です!

元々この外伝ソード・オラトリアの主人公はアイズとレフィーヤだったはずなんですが、
この10巻に限ってはフィンが主人公と言えましょう。

元々フィンは小人族の英雄にならんとして、あらゆる手段を講じる人で、
勇敢で、冷酷で、現実主義で、何よりも自分の目標を優先する人という印象でしたが…
まさかあそこまでブレないと思っていた人の心までもが、
ベルくんがアステリオスとの戦いで魅せた「冒険」で変わってしまうとは…!

59階層で仲間たちを鼓舞するために言った「ベル・クラネルの真似事は荷が重いか?」
という言葉が自分に跳ね返ってきたのは上手かったなぁ。
あの言葉を聞くと本人が変わろうとするのも仕方ない、と思いましたね。
フィンも英雄である前に、勇者である前に、一人の冒険者ですもんね。

それにしても本編でロキ・ファミリアの活動はかなり手加減されている印象がありましたが、
まさかその裏で闇派閥の残党と戦うために結果としてそうなっていたとは…
確かにそれならヘスティア・ファミリアでも引っかき回せるよなぁ。
というか、むしろよくここまで複雑な状況であそこまでの戦果を得られたモノですよ。

そしてどうしようもないほどに切ないのはアイズですね…
本編でのエピローグではベルくんと少し仲直りできたかのようで安心してたんですが…
まさか心の奥深くではあそこまで激しい懊悩があったとは…!
これはちょっと安心どころか逆に心配が加速してしまうぞ…!

そして、ついに明かされるアイズのスキル…!
予想以上に壮絶で驚嘆させられますね…!
これは… 凄く… 闇が深そうだぞ…
そしてダンメモで新しいSSRキャラが生まれそうだ…!(笑

はたしてアイズが抱える闇が拭われることはあるのか。
アイズのことが心配でなりませんが…
本編にほぼ追いついたのでしばらく外伝は止まるかもしれません。
これは早く本編を進めて外伝も書いて貰わないとね…!

:: 2018/3/21 水曜日::

■[ラノベ]TVアニメだ! 水着だ! ゴブリン退治だ!「ゴブリンスレイヤー」7巻

ゴブリンスレイヤー7巻ゴブリンスレイヤー7巻
出版社:ソフトバンククリエイティブ
作者名:蝸牛くも
絵師名:神奈月昇
絵師サイト:Light Of Night
Kindle版:ゴブリンスレイヤー 7
Kindle版まとめ買い:ゴブリンスレイヤー
DMM電子書籍:ゴブリンスレイヤー 7

TVアニメ化が決定されたようでおめでとうございます。
作者さん的にはTRPG化の方が実感を伴った嬉しさがありそうですが、
私はTRPG未経験なのでそっちに手を出しにくいかなぁ。
アニメは楽しみだけど、あのグロさをどこまで表現できるのかが心配です。

グロさには多少耐性が付いてきた気がしてましたが…
うん…、やっぱり慣れないものですね…!
早贄の時点でかなり厳しかったのに、
まさか石臼なんてものまで持ち出してくるとか…!
作者さんはどこまでグロ表現の引き出しがあるんだ…

まぁ、そのグロさも大概アレでしたが、
それ以上に緊迫したのは冒頭の一言ですね!
妖精弓手の「結婚することになったみたい」の発言は、
主語が抜けているという罠があったけれど、
この作者なら油断できない、と思わせられたというか。
オチは予想通りだったけど、それでも緊張したというか。(笑

しかしエルフの結婚式という慶事だったのに、
またもやゴブリン退治になってしまうあたり、
ゴブリンスレイヤーだなぁ、と思います。
まぁ、今回はヒロイン4人の水着姿まで見られたあたり、
サービスシーンまでちゃんとあったのは良かったですけどね!

ただ、ゴブリン退治で知った事実を鑑みると…
あれすらもグロの伏線だったのかと考えてしまいますね…
いや、流石に考えすぎなのかもしれないけどね…!

:: 2018/3/16 金曜日::

■[ラノベ]そうだ京都、行こう。「りゅうおうのおしごと!」8巻

りゅうおうのおしごと!8巻りゅうおうのおしごと!8巻
出版社:ソフトバンククリエイティブ
作者名:白鳥士郎
作者サイト:のうりんのぶろぐ
作者twitter:白鳥士郎 (@nankagun) on Twitter
絵師名:しらび
絵師サイト:Life is free
絵師twitter:しらび (@shirabii) on Twitter
Kindle版:りゅうおうのおしごと! 8
Kindle版まとめ買い:りゅうおうのおしごと!
DMM電子書籍:りゅうおうのおしごと! 8

今回は軽めの短編集に近い構成になっています。
「山城桜花」タイトルホルダーの供御飯万智と、
その挑戦者である月夜見坂燎のタイトル戦を軸に、
過去にガンガンGAなどで掲載されたりした短編が、
思い出話として出てくる構成になっています。

収録されている短編の中で一番好きなのは、
ガンガンONLINEで掲載されていた「やきにく将棋」ですね!
何が良いって銀子ちゃんが可愛い所が良いんですよ!
自分のコトを調理済みの美味しいお肉と言っちゃったり、
輝かしい笑顔を見せたりと可愛すぎでしょう。
まぁ、今回の出番はかなり控え目なんですけども。

やはり今回のメインは供御飯さんと月夜見坂さんの二人ですね。
私は特に供御飯さんが好きでして。
黒髪ロングの美人な上に巨乳とかどんだけオタクの属性突くつもりなんですか。
しかも子供の頃に八一に惚れて、ずっと想ってるとかポイント高すぎでしょう。
さり気なく何度もアピールしても気付かれないのは流石に少々不憫ですが…
本当に八一は将棋のことしか頭にないんだなよなぁ。

近くにいるだけで良いと言いながら、
八一が晶さんと仲が良さそうなことを聞いたらちょっと拗ねてるし、
もうね、本当に可愛いすぎですよ。
それでいて将棋に関してはコンプレックスを持ちながらも、
八一への想いもあってこそなんでしょうけど、続けるだけでなく、
ちゃんと結果も残すあたり素晴らしいなぁ、と。
そう思っちゃいますね。
これは是非とも八一との京都デート回を早く読みたいです。

それはそうと今回のあとがきですが…
今まで重すぎる内容だったので心配してましたが、
今度は逆に明るすぎて浄化されそうというか。
読んだ直後の気持ちを素直に言うと…

裏切ったな!
僕の気持ちを裏切ったな!
畑健二郎久米田康治と同じに裏切ったんだ!

でもまぁ、私も大人(独身)なので、5秒後には素直にお祝いの言葉が出てきましたよ。

おめでとう。
これで正真正銘のロリコン作家ですね!

:: 2018/2/18 日曜日::

■[ラノベ]祝! 劇場アニメ化&TVアニメ2期製作決定!「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」13巻

まさか劇場アニメだけでなくTVアニメ2期があるとは…!
GA文庫の稼ぎ頭だとはいえ、これにはびっくりですよ。
原作5周年ですが、まだまだダンまちワールドは盛り上がれそうですね!

前巻では初の『遠征』任務で下層に赴いたベルたちヘスティア・ファミリアと、
タケミカヅチ、ミアハ・ファミリアの合同パーティー
『強化種』というイレギュラーとの遭遇&戦闘もありながら、
成長したベルたちが打ち破って18階層で休息を取るのも束の間、
リューさんと思しき人が殺人事件の容疑者として騒ぎになり…

まさかの上下巻構成…!

SAOPも上下巻構成でしたが、まさかダンまちまでそうなるとは…
大森さんは中学生の頃にWeb版SAOを読んでこの世界に入ったと言ってましたが、
そんな所まで影響を受けなくて良いんですよ!
確かにこのボリュームなら仕方ないとは思うのですが、
5ヶ月の発売延期からのこの仕打ちはかなり辛い。(笑
まぁ、Web版からのファンからすればこれくらい慣れたもんですけども…!

前巻のヒキからこの13巻ではリューさんがヒロインになると思ってましたが…
うーん、まさかこういった展開になるとは…
リューさんが殺人事件の容疑者という時点で闇派閥の残党が、
アストレア・ファミリアの仇なんだろうな、という所までは読めてましたが、
その残党の悪党が、ここまで周到な準備をして厄災を呼ぶとは…!

それと、リューさんの真意が判らなくて戸惑うことはあっても、
リューさんの言葉は即座に信じるベルくんはとても主人公してると思いました。
何故そんな簡単に信じられるかというと、
リューさんが女の子だから、というわけではなく、
リューさんだから信じられるんでしょうね。
色々と成長したベルくんだけど、根っこの所は変わってなくて安心しました。

そんなベルくんが大苦戦する厄災には戦慄せざるを得ませんでしたね…!
如何にトラウマがあるとはいえベルくんよりもステータスが上のリューさんすら翻弄され、
次々とリヴィラの街の冒険者が屠られていく中、
格上の相手に挑むベルくんが格好良すぎてたまらない…!
これはリューさん、マジ惚れしちゃうんじゃないかしら…

そしてマジ惚れといえばカサンドラさんですよ。
予知夢を見ることができるけれど、誰にも信じられない呪い持ちで、
そんな呪いを跳ね返すことができる『幸運』を持つベルくんに惹かれるはわかる…
でも、まさかヒロインに昇格することになるとは…
ただ、予知夢の内容からしてまだまだ安心はできないというか、
むしろ絶望しかないので14巻の内容は不安しかないです…!

14巻ー! 早く出てくれー!

:: 2018/1/21 日曜日::

■[ラノベ]中二病でも恋をした。「異能バトルは日常系のなかで」13巻

異能バトルは日常系のなかで13巻異能バトルは日常系のなかで13巻
出版社:ソフトバンククリエイティブ
作者名:望公太
作者twitter:望公太 (@nozomikota) on Twitter
絵師名:029
絵師サイト:仕事情報 | KONGARI
絵師twitter:029 (@o2929) on Twitter
Kindle版:異能バトルは日常系のなかで 13
Kindle版まとめ買い:異能バトルは日常系のなかで
DMM電子書籍:異能バトルは日常系のなかで 13

長らく刊行が止まっていた「異能バトルは日常系のなかで」もやっと完結!
新シリーズを始めたりと色々と動いてるのは知ってましたが、
前巻の内容を割りと忘れた頃に最終巻が出てくるとはなぁ。
まぁ、その完結巻が遅れたことをメタ的にネタにしているあたり、
変わってないなぁ、とは思いました。

しかし… そういうオチになるとは…(笑

正直、桐生一の異能バトルは割りと乗れなかっただけに、
どんなバトルになってもあまり楽しめないとは思ってたんですが…
うん、なるほど… このオチは有りかな…!(笑
やはりこの作品の面白さは日常系の会話にあると思い知らされました。
鳩子と千冬ちゃんは清涼剤やでぇ…

ラブコメ的にはそうくるかー、と。
異能でマルチエンドを見せてくれた後に、
ラストを匂わせるだけにしたのは割りと上手い手段ですね。
ちょっとモヤモヤ感はあるけれど、
ハーレムラノベのラストとしてはベターな回答ではないでしょうか。

それにしてもマルチエンドでのそれぞれのヒロインたちが…
こう… 良いよね…!
鳩子が一番正統派ヒロインっぽかったですけど、
彩弓さんのも捨てがたい…!
でも、デレ代も有りなんだよなぁ…!
あ、千冬ちゃんは逮捕されそうなのでちょっと…

心残りは工藤さんエンドがなかったことでしょうか…
結構好きだったんだけどなぁ…(笑

HTML convert time: 0.152 sec. Powered by WordPress