その着せ替え人形は恋をする 15巻(完結)は7月25日発売!
終わるのは寂しいけれど、五条くんと海夢ちゃんのグランドフィナーレを見届けよう!
:: 2021/8/26 木曜日::

■[漫画]弱火でコトコト、ラブコメランチ「土曜日のランチメイト」2巻

これから面白くなると思ったんだけど、残念ながらこの2巻で完結です。
ラブコメ+料理というわりと王道な組み合わせで、
内容も外れのない王道的な面白さがあったんですが…
うーん、世知辛い世の中やで…

90年代の中学校での半ドンの二人ランチはどれも良いモノがあります。
野球を頑張る宮森くんのためにカツサンド作ってあげるとか、
母親というよりも恋人のすることだと思うんだけど、
真穂ちゃんはあんまり自覚ないんだろうなぁ…
成長して、振り返ってみたら甘い青春だったと気付くような思い出ですよ。

そしていつも料理をして貰ってばかりで、自分からリクエストも出さないという、
昭和のお父さんみたいなことをしている宮森くんですが、
魚を捌くことができない真穂ちゃんの代わりにサクっと捌いてあげたのは、
これまた昭和のお父さんって感じで良かったですね。

普段は家事とかしないのに、
たまに見せる男らしい家事スキルはギャップがあってカッコイイわけですよ。
真穂ちゃんの好感度も上がってましたしね。

真穂ちゃんの体調が悪い時は気付いてあげて、
看病までは出来ないけれど気遣ってあげたり、
ちゃんと良いところを見せてくれてて良かったんですよね。
このままじっくりと弱火でコトコトと温めるのかと思っていただけに、
唐突な最終回には驚かされ、悲しまされましたけども…

とはいえ、最終回はとても良かったと思います。

二人らしい気持ちの伝え合い方だったし、
ラブコメ、というにはまだちょっと甘酸っぱいくらいの若さだけど、
二人のこれからが容易に想像できるようでした。

良い作品なのでお勧めです。

:: 2021/8/25 水曜日::

■[漫画]あの海 どこまでも「トニカクカワイイ」17巻

トニカクカワイイ17巻トニカクカワイイ17巻
出版社:小学館
作者名:畑健二郎
作者twitter:畑健二郎さん(@hatakenjiro) / Twitter
紙書籍通販:トニカクカワイイ (17)
Kindle版まとめ買い:トニカクカワイイ
DMM電子書籍:トニカクカワイイ (17)

司さんとナサくんがちゃんと仲直りして、
司さんの不老不死の秘密も詳らかになって、
二人のイチャラブが再開される…!
と思ったら司さんの過去編Part2が始まるのであった。

とはいえちゃんとナサくんとのラブラブ生活も描いてくれてますよ。
まぁ、絶妙なタイミングで邪魔は入っちゃいますが。
少年誌だからね。

あと、司さんが自分で言っちゃってますが、
今回の件は本当にナサくんは全く落ち度がないんですよね。

それでも腹を立てず、ひたすら司さんのことを考えるとか、
正直、ちょっとナサくんは超人、というか聖人すぎるな、と思いました。

そんなナサくんを見て惚れ直した司さんとの、
改めての初夜はサンデー本誌では描かれてませんでしたが、
単行本ではちゃんと予告通りに描き下ろしされてましたよ!

ちょっとエッチでしたね!
まぁ、少年誌なのでそこまでエッチなことはしませんでしたが!
おかしい… かつてはじゃじゃ馬グルーミンUPという前例があったんだけど…(古

そして後半からの時子さんのことの回想ですが、
遺書の初っ端から時子さんってばノリノリでしたね。

まぁ、この方が時子さんっぽいですよね。

司さんに命を助けられた時子さんが成長し、大富豪になるのはわかってましたが、
司さんのために時代の先を読みまくってメインフレームの開発に介入してたとか、
人生何回目なの? って感じでしたね。
その時代で出来ることを120%達成するとか、時子さんも充分凄いですよ。

時子さんは逝き、それでも千歳とナサくんにはその遺志は継がれていくんですよね。
大丈夫… 司さん、きっと大丈夫だよ…

:: 2021/8/24 火曜日::

■[漫画]エモさの前哨戦「古見さんは、コミュ症です。」22巻

修学旅行 in NewYork!
今の御時世では出来ない修学旅行を楽しむ古見さんたちですが、
ラブコメ模様も盛り上がって参りました!
でも、まだ前哨戦なんだよね…!

初っ端から万場木さんの告白宣言から始まる4人の乙女たちの恋バナですが、
とてもピュアピュアで微笑ましかったですね!
うーん、スレたJKがいなくて安心です!
男子たちの方がは多少変態だったけどな!

阿瀬さんと成瀬くんの二人のカップリングも微笑ましかったけれど、
やはり今回一番の見どころは万場木さんと只野くんでしょう。

教会のベンチで二人きりというシチュ。
緊張している万場木さんとフォローする只野くん。
もうそれだけでエモさがクライマックスなんだけど、
それを見てられずに逃げ出した古見さんが更にエモい!

とはいえ今回はまだ告白未遂であり、
本番は次巻のバレンタイン編です!!!
エモさが最高潮に盛り上がるので大変ですよ。
これはヤバい! とだけ言っておきます!
乞うご期待!

:: 2021/8/23 月曜日::

■[漫画]2.5次元の困難「【推しの子】」5巻

【推しの子】5巻【推しの子】5巻
出版社:集英社
原作者名:赤坂アカ
原作者twitter:赤坂アカさん(@akasaka_aka) / Twitter
作者名:横槍メンゴ
作者twitter:横槍メンゴさん(@yorimen) / Twitter
紙書籍通販:【推しの子】 (5)
Kindle版まとめ買い:【推しの子】
DMM電子書籍:【推しの子】 (5)

ルビーのB小町アイドル編は重曹ちゃんこと有馬かなの活躍もあって一区切りが付いたけれど、
この5巻ではアクアがメインの2.5次元編が開幕です。

2.5次元の舞台はテニミュでその存在を知り、
一つの有力なコンテンツに育っているのは聞いてはいましたが、
一度も体験したことがなかったのでどんなのか知らなかったので色々と新鮮でしたね。
ステージアラウンドとか、そんなのあるんだ…

これは設備がある都市部でしか体験できないコンテンツだなぁ…
そして、体験したらハマるんだろうなぁ、と思います。
弱ペダの2.5次元を体験した腐女子の知り合いもいたけど、なるほど、こういうのだったのか…

それはそれとして舞台化もメディアミックスの一つであり、
メディアミックスと言えば原作者トラブルですよね!
うん、SHIROBAKOとかで散々見たし、Twitterでも過去のアレコレの苦情をよく見る!

変な話、元凶になる悪役がいなくても発生しうるものなんですよね。
ディスコミュニケーションを解消するのは容易ではないんだけど、
良い意味で外部であるアクアがひと押しすることで、
絡まっていた糸がほぐれて、解決に導かれるのは気持ちよかったですね。
まぁ、その結果としてアクアにしわ寄せが行くのは可哀想でしたけども…

というか、感情演技ができないアクアに感情演技を求める脚本になるとかマジ悲惨…
そして、感情演技のコツを教える重曹ちゃん、盛大に地雷を踏み抜いちゃいましたね…

うーん、知らなかったとはいえ、これは超特大地雷…
フラグが立っていた重曹ちゃんも、これはヤバいですよ。
あかねに乗り換えられちゃう可能性もありますよ!

うーん、予想以上に難航しそうな2.5次元編だけど、どうなるんでしょうね…
重曹ちゃんがアクアの真実を知った時に、どういったリアクションをするのかも心配です。

:: 2021/8/22 日曜日::

■[漫画]ワルイイノ「かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~」23巻

白銀会長とかぐや様の関係は男女のアレを超えて一区切り付いたけれど、
本当に一区切りを付けるには避けては通れない関門があったのだ…
そう…

藤原書記という関門を…!

という訳で藤原書記にゲロって始まる23巻ですが、
初っ端からフルスロットルでしたね。
氷のかぐや様のやらかし具合とかは白銀会長に対するソレと同じでしたし、
そこからの展開も似たようなものだったことが判明しましたが、
藤原書記は同性だったのでラブコメに発展しなかったのであるなぁ。

そして藤原書記だけ気付いてない生徒会というのも予想通りでしたね。
うんうん、これでこそ藤原書記でしたよ。
良い話だと思わせてからのこじらせNTRもといBSSとか、とっても藤原書記ですよ。
その後の特訓話も良かったけれど、これはまだまだ藤原書記の苦難は続きそうですね。
二人の結婚式での友人代表スピーチのネタが沢山集まりそうで良かったですね!

で、後半は石上とミコちゃんのラブコメです。
藤原書記に唆されたミコちゃんが攻め攻めですが、
折角のチャンスをフイにしちゃうのもミコちゃんらしいです。

好きな人が勧めてくるものには取りあえず乗るものなんだよ、ミコちゃん。
そんなんだから強力なライバルが出てきて焦るんだよ、ミコちゃん。
とはいえ、そこから回り道でも追いつこうとするのは可愛いよ、ミコちゃん。
でも、誤解されそうな物言いは小野寺さんが可哀想だよ、ミコちゃん。

失恋したばかりの石上を攻略する最有力はミコちゃんだけど、
大仏さんの面倒くさい恋心も良いと思うだけに、
こじらせた恋心がこのままフェードアウトしちゃうのは勿体無いとは思うんですよね。
うーん、何とかならんもんかなー
最新号のヤンジャン読む限りダメそうな気はするけど、
この23巻の藤原書記を見習って意見を変えて成長してくれても良いと思うんだ…!w

:: 2021/8/21 土曜日::

■[漫画]キスショットの乙女な過去「化物語」14巻

化物語14巻化物語14巻
出版社:講談社
原作者名:西尾維新
原作者サイト:西尾維新オフィシャルサイト
作者名:大暮維人
紙書籍通販:化物語 (14)
Kindle版まとめ買い:化物語
DMM電子書籍:化物語 (14)

大暮維人のエロ・グロ・バイオレンス要素の中で、
そのエロ要素を遺憾なく発揮したのが13巻だとしたら、
グロ・バイオレンス要素が発揮されたのはこの14巻ですね。
圧倒的な美しさの中で輝くグロ・バイオレンス描写が凄かったです。

阿良々木くんとキスショットの吸血鬼同士のバトルは、
肉体強度よりも攻撃力の方が圧倒的に高く、
また、再生能力も高いのでとてもヒドイことになるわけですよ。
わかってたことだけど、ここまで明確なビジュアルになると凄い。(語彙力

ただ、ずっとそういった描写ばかりかというとそうでもなく、
羽川に追い詰められたキスショットが語る、
かつて日本で作った眷属の話は萌えがあるわけですよ。
具体的に言うと乙女なキスショットが可愛かったです。

長生きはしているけれど、
人と濃密なコミュニケーションを取ってこなかったので、
まるで新雪の如きピュアさを見せるキスショットが可愛いんですよね。
ここらへんのキスショットへの解釈は大暮維人さんは見事でした。

ちなみに今回の羽川ですが…

そういうところがネックだったんだよ、羽川…
恋は即断即決電光石火なんやで…

HTML convert time: 0.208 sec. Powered by WordPress