僕の心のヤバイやつ 万年カレンダー付き13巻特装版は2026年1月8日発売!
2026年は365日僕ヤバ!
:: 2017/8/19 土曜日::

■[漫画]一寸のメムメムちゃんにも五分の魂「悪魔のメムメムちゃん」3巻

悪魔のメムメムちゃん3巻悪魔のメムメムちゃん3巻
出版社:集英社
作者名:四谷啓太郎
作者twitter:四谷 啓太郎 (@ezweb_dylan) on Twitter
Kindle版:悪魔のメムメムちゃん (3)
Kindle版まとめ買い:悪魔のメムメムちゃん
DMM電子書籍:悪魔のメムメムちゃん (3)

自分のコトはダメ人間だと思っていたけど、流石にここまで酷くはないな…
そんな風に思わせてくれるメムメムちゃんの3巻目です!

相変わらずメムメムちゃんのダメっぷりが凄いですね。
相手に掛かった呪いのお陰で自分は全く何もすることなく、
普通にしているだけで圧倒してしまった快感を知ってしまったメムメムちゃんですが…
人生そんなに甘い訳もなく…
幼児にすら簡単に蹂躙されてしまったメムメムちゃんの心の一言が切ない。

他のエピソードでも自分の能力を高めずに、
他者の能力を劣らせることで優位に立とうとしたりと、
メムメムちゃんの根性は基本的にダメすぎるんですよね!
でもそこがメムメムちゃんらしいし、ダメ人間らしくて愛着が湧くというか。(笑

あと、凄く共感できてしまったコマがこちら。

いやー、本当にね…
自分に求められる仕事に対してスキルが足りてないと、
そんなこと出来ない、仕事したくない、という思考で頭は埋め尽くされ、
努力して何とかしようという気力は0なわけですよ…!
つまり、仕事したくないでござる…!

メムメムちゃんは仕事ができない人、辛い人にとって癒しの存在です。
やる気がないわけではないんだけどね、無理はものは無理なんですよ。
そんな人にとってメムメムちゃんを見ていると、とても安心してしまいます。
まぁ、安心しているだけではダメなんですけどね!
わかってはいるんだ…!
でも…、心の疲れを癒すためにはメムメムちゃんがどうしても必要なんだ…!(←ダメ人間の発言

:: 2017/8/17 木曜日::

■[漫画]すこしふしぎな人情日常モノ~ラブコメ風味~「和泉さんはわりと魔女」1巻

和泉さんはわりと魔女1巻和泉さんはわりと魔女1巻
出版社:マッグガーデン
作者名:雪白いち
連載サイト:和泉さんはわりと魔女 | MAGCOMI(マグコミ)
Kindle版:和泉さんはわりと魔女 (1)
DMM電子書籍:和泉さんはわりと魔女 (1)

前触れもなく亡くなった藍子さんは色々な人に魔女として慕われていた不思議な力を持ったおばあさん。
そんな藍子さんを養母に持つ、同じく不思議なモノが見える和泉さんはクラスメイトの椎名くんと共に、
藍子さんからのお願いの手紙を元に、藍子さんに預けられた宝物の返却をしていくことに。
それぞれの宝物に絡み合う想いの糸を解きほぐしていくことで、新たな絆が生み出され…

この作品は一昔前に流行った学園異能ともちょっと違うし、単純なラブコメとも違うし…
あえて言うなら少し不思議系のお悩み解決人情日常モノでしょうか。
タイトルに魔女とありますが、和泉さんは魔法が使えたり超能力が使えたりするわけではなく、
人とはちょっとだけ違ったモノが見えて、寡黙だけど大人しいわけではない…
そんな普通の女の子です。

和泉さんは見た目は大人しそうな女の子だし、実際寡黙ではあるんだけど、
大事な人のことを貶めるような人相手には割りと容赦がなかったりします。

このシーンには驚かされましたが、同時に魅力もグッと上がりましたね。
ただの守ってあげたくなる系の女の子じゃない、割りと芯に強いところがあるところが良いと思います。

そんな和泉さんに惹かれている椎名くんですが…
ぶっちゃけ可愛さだけで言えば和泉さんよりも椎名くんの方がある気がしますね…(笑

隙あらば赤面する椎名くんはヒロインよりもヒロイン力が高い気がします。
現時点ではラブコメ成分の9割以上は椎名くんによって構成されていると言えましょう!

1巻なのでまだ始まったばかりですが、現時点で既に充分面白いです。
連載サイトで試し読みも出来るのでまずはそちらを読んで欲しいですね。
創刊間もない時期のガンガン作品とか好きな人とかに合ってると思います。

:: 2017/8/15 火曜日::

■[漫画]nice boatへ到る道「間くんは選べない」2巻

間くんは選べない2巻間くんは選べない2巻
出版社:双葉社
作者名:板倉梓
作者サイト:WATTS TOWER 漫画家 板倉梓のホームページ
作者twitter:板倉 梓 (@wattstower) on Twitter
Kindle版:
Kindle版まとめ買い:
DMM電子書籍:間くんは選べない (2)

取引先の巨乳美人の里見さんに告白するも返事がなくて落ち込む間くんが、
ひょんなことから女子高生の鏡香ちゃんに好かれて告白され付き合うことに。
初めての彼女に浮かれていたら、里見さんからも時間差でOKの返事が!?
優柔不断な間くんはどちらに選ぶこともできずになし崩しで二股することになるんだけど…

いやー…
読んでいて辛いというか、胸が痛くてたまらないというか。
今まで板倉梓さんの作品でトキメキを感じたことは多々ありますが、
ここまで心をメッタメタに串刺しにされたことはありませんでしたからね。
痛気持ち良い…、というには痛すぎるけど、面白いです。

というかね、間くんのクズさが凄いんですよ。
見た目は普通の良い人っぽいけど単なる優柔不断なだけで、
脱童貞させてくれた里見さんに決めたと言いながら、
すぐに鏡香ちゃんの涙にほだされてすぐにセックスしちゃうとか、
もうね、クズ of クズですわ。

それでいて二人のセックスが気持ち良いとか最低の二股野郎で、
これはもうホワイトアルバムどころかSchool daysの領域ですよ。
どう考えてもハッピーエンドになるとは思えないし、
むしろnice boatになるとしか思えないというか、むしろなるべきな気がするなぁ。

面白い作品ですが、ホワイトアルバムやSchool daysが楽しめる人のみにお勧めです。
二股、ダメ、絶対。

:: 2017/8/14 月曜日::

■[漫画]制服脱いだら「おとなのほうかご」2巻

この漫画はごく狭い界隈で繰り広げられるラブ2割コメディ8割な内容で出来てます。
ちなみにどれくらい狭いかというとこれくらいです。

総勢11人!
それぞれの界隈に微妙に関係があるけれど、それぞれの関係がオムニバス形式で進んでいます。
1話あたり4ページなのでサクサクと進むんですが、それが程良いペースに感じられます。

5,6組ある男女の組み合わせの中で一番好きなのは高木さんと店長ですね。
強面な店長が仕事に対してストイック。

親に結婚を勧められても仕事一筋であることを主張するくらいのストイックさ。
そんなストイックなところにバイトの高木さんは惚れ直したのかと思うと…

見事に勘違いしてました。
日本語って難しいね!
というかこれを英訳する人とか大変ですね!
いや、英語版とか出てるのか知りませんけど!

それにしても今まで色々漫画を読んでいた経験上、
店長は高木さんに外堀を埋められて気付いたら妻帯者になってる予感がしますね。
それもまた良し。

他にもアフロな天パな三原くん兄と、そのストーカーの園田さんの勘違いすれ違いとか、
妙に面白いのでとてもお勧めです。

高木さんが卒業して大学生になったりと地味に時間軸が進んでいるので、
今後がどうなるのか楽しみですね。
主に店長がどう外堀を埋められるのかとか、そういった意味でも。(笑

:: 2017/8/10 木曜日::

■[漫画]Welcome to This Crazy Game!「マンガで分かる! Fate/Grand Order」1巻

タイトルに反してFGOを知らない人が読んでもFGOのことは全くわからない漫画です。
始まった当初はまだFGOのシステムのことを説明してたりとまともなんですが、
途中から宝具スキップができないことをネタにして運営を弄ったりと、
割りと斜め上な展開が続いているのでFGOヘビーユーザーしか楽しめないと思います。
まぁ、FGOのプレイヤー数自体が多いから問題ないよね。

リヨさんの発想が斜め上だからか、とにかく色々とアレです。
この漫画のクレイジーさはこの一コマを見るだけで大体分かるかと思います。

いわゆるアレです。
「ポプテピピック/大山ぶくぶ」とか、
「まいてはいけないローゼンメイデン/ちょぼらうにょぽみ」とか、
そういった分類の漫画なわけです、ハイ。

しかしFGOの世界観とか割りと無視してリヨワールド全開にしていながら愛されて(?)、
先日は発売記念でFGOでリヨイベントが発生したりと凄いことになってましてですね。
うどん粉で出来たサーヴァントが設定そのままで良い感じに実装されて楽しかったです。
宝具演出スキップを訴え続けたリヨ鯖らしく、物凄く短い宝具演出で、
運営スタッフもよく理解していることを実感しましたね。(笑

FGO初心者とか未経験者には全く勧めることはできません。
FGOヘビーユーザーにのみ勧めることができるピーキーな漫画です。
フルカラーなので少々お高いですが、ガチャ代に比べれば安いものですよ。
…購入特典で呼符とかついてくれば嬉しかったんですけどね。(笑

:: 2017/8/9 水曜日::

■[漫画]ゆーちゅーばーになるですよ「三ツ星カラーズ」4巻

三ツ星カラーズ4巻三ツ星カラーズ4巻
出版社:KADOKAWA
作者名:カツヲ
作者twitter:カツヲ (@katuwo___) on Twitter
Kindle版:三ツ星カラーズ (4)
Kindle版まとめ買い:三ツ星カラーズ
DMM電子書籍:三ツ星カラーズ (4)

TVアニメ化も決まっている「三つ星カラーズ」も4冊目。
相も変わらず上野を舞台にした楽しい日常です。

カラーズの子どもたち3人が遊んでいるだけの内容なんですけど、
それが普通に面白いし、何より遊んでいる内容が現代的なのが興味深いです。
YouTuberが台頭した今だからこそのアメ横紹介用動画撮影をするカラーズとか、
2010年代ならではの内容だと思うわけですよ。
しかしコマ割りが一定にすることで動画であることを表現するとか新しいな。
描く上ではある意味、楽だったのかもしれない…(笑

それとハロウィンイベントとかも現代ならではですね。
ここ数年はハロウィンがすっかり定着しているからこそ、
周りの人間もノッてくれてるってとこがありますよね。
まぁ、やっている内容が昔ながらの不幸の手紙の亜種なあたり、
子供の間で流行る内容の普遍性も見えてきてる感じもありますが。

それと双眼鏡を手に入れてはしゃぐカラーズを見てると郷愁感が…
私も子供時代に双眼鏡を手に入れた時は幼馴染みたちとはしゃいだなぁ。
まぁ、上野みたいな人混みとは無縁の田舎だったので、あんな遊びはできなかったけど、
わざと遠くから合図を送ったりとかしたので懐かしい気持ちになりました。

いつも通り楽しい作品なので、このノリをTVアニメでも発揮して欲しいものであります。
舞台が上野なので聖地巡礼とか楽そうだし、アニメスタッフの取材も楽なのではないでしょうか。(笑

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