その着せ替え人形は恋をする 15巻(完結)は7月25日発売!
終わるのは寂しいけれど、五条くんと海夢ちゃんのグランドフィナーレを見届けよう!
:: 2015/1/12 月曜日::

■[漫画]沖縄動乱「魔法科高校の劣等生 追憶編」2巻

魔法科高校の劣等生 追憶編 (2) (電撃コミックスNEXT)
著者/訳者:依河和希
出版社:KADOKAWA/アスキー・メディアワークス( 2014-12-09 )

作者サイト:あぅ詰め
作者twitter:依河和希 (wakipedia)さんはTwitterを使っています

Kindle版:魔法科高校の劣等生 追憶編1 (電撃コミックスNEXT)

深雪さんがまだツン期だった中学生時代を描いた「追憶編」の2巻。
発売自体は先月なんだけど、そこら辺は気にしないで下さい。
まぁ、原作の新刊と一緒に読みたかっただけなんですけどね。

まだ四葉家が四葉家である所以も知らない、雪のように真っ白な深雪さん。
彼女がガーディアンである達也について扱いかねている中で、
沖縄の海をクルージング中に潜水艦から襲われた時に、
達也の実力の片鱗を感じてしまってからのドキドキが描かれております。

兄妹という身近でありながら心は疎遠な二人が、
国防軍の訓練を視察する際に達也から「深雪」と呼び捨てされることによって、
更に胸の高まりが抑えられなくなっていく展開にはニヤニヤしちゃいますね。
この頃の深雪さんは素直になれない所もあるから、
正にツンデレ初期って言いましょうか!
元々、原義のツンデレって付き合い始める前までがツンツンしてて、
惚れてからがデレデレっていう意味だから、元祖ツンデレと言えましょう。

そしてそんな深雪さんがデレ期に突入する契機になる大亜連合の侵攻が始まり、
内応した反乱兵たちに深雪たちに毒牙が及んでしまうことに…
それにしても高校生にして卓越した実力を持つ深雪さんを知っていると、
アンティナイトで力を封じられてしまう深雪さんの弱さは新鮮ですね。
まぁ、中学生ですからね、この頃は。
それに対して中学生とは思えない実力をこれから達也が発揮するかと思えば、
次の3巻が待ち遠しい訳ですが。

原作のボリュームからすると追憶編は次回でクライマックスかと思います。
マテリアル・バーストが明らかになる場面がどう描かれるか今から楽しみです。

:: 2015/1/10 土曜日::

■[漫画]別れ、そして再会「狼と香辛料」11巻

狼と香辛料 (11) (電撃コミックス)
著者/訳者:小梅けいと
出版社:KADOKAWA/アスキー・メディアワークス( 2014-12-20 )

原作者サイト:すぱイしー ているず
原作者twitter:支倉凍砂(@i_hasekura)さん | Twitter
作者サイト:小梅けいとの原典皆既
作者twitter:小梅けいと(@koumekeito)さん | Twitter

Kindle版:狼と香辛料 (1)
Kindle版:狼と香辛料 (2)

Kindle版:狼と香辛料 (9)
Kindle版:狼と香辛料 (10)

やっぱりホロは可愛いなぁ…
何ってこの表紙のあかんべーしているホロですよ。
エーブも魅力的でしたけど、やっぱりホロがこの作品のヒロインであり、
ロレンスを尻に敷くヒロインだな、と思わされた11巻でした。

ケルーベの町でのイッカクを巡る騒動は、
エーブとキーマンという権力と財力とコネを持った二人が暗躍するも、
デバウ商会によってまさかのどんでん返しをされて窮地に陥る!
しかしコルが偶然持っていた帳簿から資金捻出のカラクリが解けて、
一気に反転攻勢に打って出るところは面白かったですね。

とはいえ、この作品の魅力の半分以上はやはりホロですよ。
普段から頼りになる所を見せてくれながら、たまにしおらしい所を見せてくるわ、
あかんべー、みたいなお茶目な所もあるんですよね。
それでいてエーブにツバ付けられたロレンス相手に嫉妬全開とか、
もう最高じゃないですか。

原作ではエーブと別れたと思ったらまた再会してとかなり遠回りしてましたが、
このコミカライズでは冗長にならないように端折ったみたいですね。
そしてかつてクッキーを伝えた村で出会ったエルサと再会したことで、
物語がどう動いていくのか。
今から楽しみです。

:: 2015/1/8 木曜日::

■[漫画]沙由佳の気持ち、詩子先輩の気持ち。「冴えない彼女の育てかた 恋するメトロノーム」3巻

「冴えない彼女の育てかた」のTVアニメが始まりましたが、
個人的にはこの詩子先輩をヒロインにしたスピンオフ「恋するメトロノーム」に注目したいです。
どのハーレム作品でも年上先輩キャラは不遇なことが多いですけど、
私は年上先輩キャラが好きなんですよ!
しかも黒髪ロングだし! 最高じゃないですか!

そんな詩子先輩がメインヒロインとして2巻終盤まで無双していたんですが、
詩子先輩の著作と同じく2巻で出てくるヒロイン真唯に相当するキャラクターが登場します。
それが詩子先輩の新作のイラストレーター候補である嵯峨野文雄。

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見た目は真唯に似ているけど、中身は結構思ったコトをずばずば言っちゃう性格で、
見習い編集である倫也とも衝突してしまうんだけど、
感性は似ているから萌えに関しては意気投合してしまうんですよね。
それが詩子先輩にとっては我慢ならない訳ですよ。
嫉妬する詩子先輩可愛い。

そして何より自分が生み出した沙由佳の気持ちを語っている時の詩子先輩が良いですよねー
作中の登場人物の気持ちに感情移入して、沙由佳の気持ちと一体となって紡がれる彼女の気持ち。
その時の詩子先輩の表情が恋する乙女そのもので可愛くてたまらないんだ!
詩子先輩は「恋する気持ちを素直に出せない」厄介なプライドがあると思うんだけど、
沙由佳という自分を投影したヒロインの気持ちを通じてなら素直に出せるのでは、と思いました。

自分の作品ではフラれてしまったけれど、
何とかこのスピンオフくらいでは倫也と結ばれて欲しいものですよね。
問題はまだ文雄が恋してないからアドバンテージがあるだけなので、
本格的にライバルになる前に勝負を決めたらどうでしょうか。
あの待ち受け画像よりももっとキワドイことを倫也の寝込みに決めてみるとかして!(笑

:: 2015/1/7 水曜日::

■[漫画]ハーレムエロ漫画好き集まれー「かてかの」アイドル☆シスターOAD付き限定版

かてかの 限定版 アイドル☆シスターOAD付き (富士美コミックス)
著者/訳者:大友 卓二
出版社:富士美出版( 2014-12-26 )

作者サイト:Number2

年始にメロンブックスへ薄くてエロい本を買いに行ったら、
厚くてエロくてエロアニメ付きの本を買っていたでござる。

Number2のたくじさんこと大友卓二さんのエロ漫画なんですが、
ぶっちゃけ私はエロ同人誌の方を先に知った人ですので、
俺妹のエロ同人誌に大変物凄く非常に滅茶苦茶お世話になった身としては、
半ばお布施的な意味で購入したのですが、これが思いの外良かったです。

家庭教師のお姉さんである香織と大学合格祝いにエロエロなことをするという、
コッテコテでわかり易すぎる導入から始まり、
今度はその妹の香奈ちゃんの家庭教師を始めたと思ったら初日に処女ゲットし、
その後は二人のお母さんの麗香さんも堕として姉妹丼で親子丼を完成ですよ。
もうね、細かいことは考えずにひたすらエロ三昧の日々というのが清々しくて素晴らしいです。

そして何より素晴らしいのがこの絵柄ですよ!
俺妹のエロ同人誌が非常にマッチしていたことから判っていましたが、
ぷに萌え系の味わいを残しながら肉感的でもあるこの肢体!
また、表情もトロけるアヘ顔が興奮を助長しまくりなわけですよ!
これでひたすらハーレムエロをしたらそりゃ大興奮ですわ。

そしてこの限定版に付いていくるエロアニメですが、
前作「アイドル☆シスター」のアニメ版です。

動画としての出来としてはもうちょっとおっぱいの揺れを丁寧にして欲しかったなー
というモノではありましたが、動いてエロい声が出ている時点で素晴らしいし、
何よりちゃんと原作通りの絵柄だというのがポイントが高かったです。

ちなみに私はこの限定版のOADのために前作「アイドル☆シスター」を買いました。

アイドル・シスター (富士美コミックス)

我ながら良いカモだと思いますが、大変満足したので問題はないと思います!

:: 2015/1/5 月曜日::

■[漫画]歌は人の心のうちに鳴る楽器「とめはねっ!鈴里高校書道部」13巻

とめはねっ!鈴里高校書道部 13 (ヤングサンデーコミックス)
著者/訳者:河合 克敏
出版社:小学館( 2014-12-26 )

「書の甲子園」と望月さんの退部までのタイムリミットが刻々と迫る夏の合宿編ですが、
この13巻ではその合宿編はまだ終わっていません。
ですが、それを感じさせない濃密な出来事が多々有り、
全く目を離せない面白さが詰まっています。

「書の甲子園」で連覇を成し遂げるために難易度が高い書に挑む一条と、
退部してしまう望月さんへの想いを込めた書にしたいと望む縁。
望月さんへのアプローチまで含めて対照的な二人ですが、
書への情熱はお互いに負けておらず、お互いの書へのアプローチが中々に面白かったです。

金文の篆書、しかも一部の文字は金文にないからと甲骨文字から持ってきて、
その為の知恵を三浦先生に借りるとか、一条の書は本当にハイレベルでした。
それに対して、縁は自分が望月さんと共に培ってきた技術と、
その想いを伝える言葉を見付けて、ひたすら真面目に取り組む姿は応援したくなりますね。

今までの河合克敏作品の主人公はイケメンリア充タイプが殆どだったので、
一条みたいなキャラクターがライバルキャラで、縁が主人公というのは非常に珍しいです。
ですが、それで今までにない深みのある面白さが出てると思うんですよね。
地味だけど実直な縁の想いが望月さんへ伝わって欲しいと思います。

また、三浦先生がかつて衝撃を受けた井上有一の「噫横川国民学校」ですが、
見開きで描かれていて衝撃的でした。
一応ググればその書を見ることが出来ますが、
出来れば漫画の中で読んで欲しいですし、その後実物も見てみたいですね。

さて、巻末で予告されてましたが次の14巻で最後です。
縁の書に込めた想いが望月さんにどう届いたか。
「書の甲子園」の結果がどうなったか。
色々と気になることが多いですが、今年の春に出る最終巻に期待しています。

:: 2015/1/2 金曜日::

■[漫画]モードの着こなしとは「王様の仕立て屋 ~サルトリア・ナポレターナ~」8巻

「~サルトリア・ナポレターナ~」になってから一冊に一テーマが板についてきましたが、
今回はモードとクラシックの違いというものです。
確かにモードは今まで何度か出てきたけどメインには扱ってませんでしたから、
ある意味で新鮮なテーマかと思います。

今回の主な登場人物は表紙から判る通り、JOJOもといジョナタ・ジャイオッティ。
ナポリの服飾技術を担う若手のホープと期待されていたジョナタだけど、
講師役の老人たちの辛気臭い話に辟易してモードにチャレンジしたいと言い出すことに。
しかもそこにパリのリヴァルが絡んできた上に、
そのリヴァルからやってきたのが悠の兄弟子であるリッカルドで…

ジョナタのポーズがいちいちJOJOしてて笑いますが、
作品の雰囲気を壊さない程度のお遊びはむしろ粋と言って良いでしょう。(多分
別ベクトルで笑わされる所ですが、ジョナタが抱える悩みは真っ当なモノだと思います。
貧乏が嫌だから自分が身につけた技術でチャレンジしたいと思うのは若者の特権でしょう。
そんな若者を見守り、導くのが大人である先人たちの役目だと思います。

そういった意味では今回一番先人として役に立ってたのはリッカルドでしょうか。
成り行きとはいえジョナタの越えがたい壁として立ちはだかり(寝転がってますが)、
かつての若手のホープとして嘱望されたリッカルドだからこそ、
ジョナタが共感出来たモノがあったんだと思います。
まぁ、反面教師としてこれ以上の逸材はないとは思いますが。(笑
しかし、リッカルドのせいで貧乏くじをひかされる悠は悲惨だな…

毒も薬も失敗も糧にして精進するのがプロだとか、
引きこもってると成功例しか情報が入ってこないだとか、
色々と膝を打つ話もあったりと面白かったです。
惜しむらくは女子分が致命的なほどに足りないことでしょうか。
脈絡もなくカラーで補っている場面がありますが、
単行本だとモノクロになっちゃうのが残念でなりませんね…

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