その着せ替え人形は恋をする 15巻(完結)は7月25日発売!
終わるのは寂しいけれど、五条くんと海夢ちゃんのグランドフィナーレを見届けよう!
:: 2014/2/22 土曜日::

■[漫画]国際結婚攻略RPG「中国嫁日記」3巻

中国嫁日記(三)
著者/訳者:井上純一
出版社:KADOKAWA/エンターブレイン( 2014-02-14 )
コミック ( 141 ページ )
作者サイト:中国嫁日記
作者twitter:希有馬(井上純弌) (KEUMAYA) は Twitter を利用しています

友人と中国嫁日記について話してたら「ジンサンもげろ」という感想とはまた別に
「ジンサンって全く計画性がないよね」
という感想に行き着くんですよ。(笑

まぁ、計画性のある男ならオモチャでいっぱいになる部屋だとか、
地層となるほどの下着の山だとかありえませんからね。
しかし、中でも計画性がないと思ったのはこのエピソードです。

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中国嫁日記:中国に引っ越します

既婚女性に聞いても「ないわー」と大顰蹙を買ったり、
月さんを泣かせたことに対しては男性諸氏からも「ヒドイ」と散々な感想でしたね。
まぁ、それでも愛想を尽かさずに二人仲良くしているのは「もげろ」と思うのです。

それと定番の言語の壁問題ですが、中国に引っ越してからも広東語が話せない月さんとか、
中国国内あるあるネタというバリエーションが出来ちゃってますね。
私も以前中国人の同僚と中国に出張した時、香港で同じ事になったことがあります。(笑
広東語しか話せない人って案外居るみたいですねー

また、食事の問題とか中国国内と日本国内のギャップが色々出てきて、
それが漫画のネタになってるけど、それはイコール月さんが大変ということだしなぁ…
ちなみに今回中国ネタで一番納得したのは中国での運転免許が取りにくくなっている理由が、
車が増えすぎているから、という点ですね。
PM2.5とか問題になっているからなぁ。
一応焼け石に水的な施策を中国共産党はやってるってことなんでしょうか。

ちなみに今回の描き下ろしネタは国際結婚をすることでの面倒なアレコレです。
書類の申請といった事務的なことから、
家族から理解を貰うという情緒的なものまで。
そして文化の違いから結婚でのイベントですね!
中国では結婚写真をひたすら撮りまくるなんてことがあるなんてなぁ…
まぁ、それだけ結婚の思い出を大切にしているってことでしょうね。
こういうのにちゃんと付き合うことで甲斐性が試されているってことで。(笑

何にしても大変なことの先にラブラブな日常があるってことですね。
羨ましいので是非もげて欲しい次第であります。

:: 2014/2/20 木曜日::

■[漫画]姉×弟、少年→少年←少女「夜毎の指先/真昼の果て」

夜毎の指先/真昼の果て
著者/訳者:仙石 寛子
出版社:白泉社( 2014-01-31 )
コミック ( 154 ページ )
作者サイト:空豆人間

他社の単行本のカバー下漫画でひたすら「BL描きたい」と書いていた仙石寛子さんですが、
念願のBLネタを投入した漫画がこの「夜毎の指先/真昼の果て」になります。

もっともBLネタとはいえ、ガッツリとしたものではないので男性読者にも安心です。
ある日幼馴染みの少女・律に告白されて付き合い始めたと思ったら、
その報告をした幼馴染みの少年・秋彦にも告白されてしまい文貴は戸惑うんだけど…
というのが前半の「夜毎の指先」です。

もうねー、ホントもどかしいというか、モヤモヤするというか!
文貴が精神的にまだ幼さを残しているからこそ、
ここまでグダグダになっているんだろうけど、ホントね…
しかも終わり方が相変わらず後味を残すんですよね。
何だろう、メロン食べた時のソレに似てる気がする。

そして恒例の姉と弟の「真昼の果て」ですが…
これはもう、姉に翻弄されまくりですね。
姉の言葉に、姉の指先に、一々反応しちゃう気苦労が忍ばれますよ。
何だろうなぁ、これはもうハッピーエンドが思い浮かばないんですよ。
もちろん倫理的に考えてハッピーエンドはあり得ないんですけど、
それとは別次元な意味でハッピーエンドの想像が付かないというか。
下手すりゃ姉と死に別れるのが一番マシなんじゃないかとすら思えました。
いや、うん、すみません。

そしてラスト1つも人妻と女性の先輩というインモラルなものでしたね。
こんなに透き通った絵柄なのに倒錯した関係性ばかりなのが如何にも仙石寛子さんでした。

それはそうと4コマ作品だからと大きめの判型だと思ってたので、
単行本を見付けるのに苦労しました。
結局Amazonで頼んだんですが…
まさか普通の青年誌サイズだったとは…
不覚…!

:: 2014/2/19 水曜日::

■[漫画]王子杯決着!「ツマヌダ格闘街」15巻

ツマヌダ格闘街 15 (ヤングキングコミックス)
著者/訳者:上山 道郎
出版社:少年画報社( 2014-02-17 )
コミック ( 187 ページ )
作者サイト:別冊兄弟拳
作者twitter:上山道郎 (ueyamamichiro) on Twitter

今まで「ツマヌダ格闘街」の表紙はその巻の中心人物とドラエさんが描かれていたのですが、
この15巻では珍しいことにドラエさんが不在で、ミツル単体なんですよね。
しかもミツルの気迫が伝わってくる凄味があるモノになっており、
長く続いた王子杯の決着が描かれた15巻に相応しいと言えましょう!

長く続いたと言いましたが実際長かったですよね、王子杯。
作中では2ヶ月間でしたが、連載は丸4年間、単行本で言うと7巻終盤からなので8冊分ですよ。
その間には掲載誌もアワーズ→ヤングキング→月刊ヤングキング→アワーズGHと、
かなり流離ってきてますからね。
それでも続けてこられたのはこの漫画が「面白い」からという、
シンプルすぎる理由があったからだと思います。

実際、この15巻は凄いですよ。
ミツルが今まで培ってきたモノの集大成という言葉でも生温い。
培ってきた実力を自分の中でモノにした上で、
それをミツルの意思で発展させたモノを見せてくれますからね。
これは身体が震えるのも当然と言えましょう。

それもこれも、ミツルとドラエさんとの師弟間に絶対的な信頼関係があればこそなんですよね。
そう考えると王子杯の期間中にドラエさんと橘明道、そしてミツルの関係が詳らかにされ、
二人の想いを再確認したエピソードがあったのも必然なのかな、と思います。

とはいえ、二人はあくまでも師弟の関係なんですよね。
クインシーさんが指摘したように、夫婦の関係になるのも有りなんですけど、
そういったことにお互い意識が及んでないのがある意味不思議ではあるんですが、
二人の性格を考えると、それもまた必然なのかな、と思います。

取りあえずこれで一区切りが付いたのは確かなので、
この後チャンピオンズリーグへの挑戦等もありますが、
ミツルとドラエさんの関係性がどうなるかも踏まえて、
今後の展開を楽しみにしたいと思います。

それはそうとアワーズGHって近所の本屋では全然見掛けないんですけど…
うーん、アワーズ○○って名前の雑誌は休刊するジンクスがあるからなぁ…
また掲載誌が移らないことを願うばかりです…

:: 2014/2/18 火曜日::

■[漫画]青春のセントラルドグマ「ゴールデンタイム」5巻

ゴールデンタイム (5) (電撃コミックス)
著者/訳者:梅ちゃづけ
出版社:KADOKAWA/アスキー・メディアワークス( 2014-01-27 )
コミック ( 178 ページ )
作者サイト:YUuEMUIi

コミカライズを読み始めて一番印象が変わったキャラが誰かと言えば、
私の答えとしてはリンダに決まっています。
それくらいリンダの印象、というか思い入れが深くなりました。
正直、香子エンドよりもリンダエンドが見たくなるくらいに。

4巻ではリンダに記憶喪失前の万里と知り合いだったことを指摘…
というよりも糾弾したことで気まずくなった二人を、
この5巻では万里のお隣さんであるナナ先輩が取り持つことになったんだけど…
この時のリンダを見てると切ないんだ、ホント。

「恋愛感情はお互いになかったの」と言った時の瞳といい、
万里に対する想いが溢れに溢れまくっているんですよね。
原作の行間からの想像を見事に落とし込んでいると思います。
それに後ろ姿で「好きなら離れたらだめだよ 絶対に」と語るシーン。

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これはバカだった自分が犯した過ちをしてほしくないという思いと、
自分のエゴをさらけ出したくない、という相反する思いを見せたくないんじゃないかと、
色々と想起させる、絶妙なシーンだと思うんですよね。
他にも万里が記憶を失う前の高校時代、
雨の中号泣しながら謝まるリンダも切なさと愛おしさがこみ上げてくるんだよなぁ…

もちろん香子も可愛いんですけどね、うん。
コンドームを見て真っ赤になった香子なんかは特に可愛いです。
あんなにイケイケなのに性的なことに初心なトコは可愛いとしか言えないじゃないですか。
他にも雨の中涙を流す香子とか、原作では読み取ることしか出来ない表情を、
見事なまでに表現していて素晴らしいんですよね。

とはいえ、やはり少なくとも5巻に関してはリンダに軍配が上がるかなぁ…
いや、香子も可愛いんだけどね!
リンダはもうちょっと報われても良いと思うんだよね。
まぁ、光央では役者不足だと思うのでどうなるのか判らないのですが。
うーん、何とかならんですかいのぅ…

:: 2014/2/17 月曜日::

■[漫画]荒垣なぎさの青春「はねバド!」2巻

はねバド!(2) (アフタヌーンKC)
著者/訳者:濱田 浩輔
出版社:講談社( 2014-02-07 )
コミック ( 194 ページ )
作者twitter:濱田浩輔@『はねバド!2巻』発売中 (gaburitsukimeet)さんはTwitterを使っています

Kindle版:はねバド! (2) [Kindle]

天才にして異端児な綾乃の顔見せ的な1巻から、
2巻では主将の荒垣なぎさがメインです。

なぎさがスランプから抜け出して成長し、
主将としての自覚を持つようになる展開は爽快感がありますね。
実を言うとコーチが予想以上にコーチしていたのに驚きました。(笑
1話の時はてっきりもうちょっとダメな人だと思ってたんですけど…、
コーチも青春時代、バドミントンに打ち込んでいた一人の選手だったんですもんね。
そりゃー、バドの先達として、教え導くモノとして良いトコもあるよなぁ。

なぎさが成長したのに比べて綾乃は逆にアホの子としての才能を開花というか…
いや、1巻の時点で充分アホの子の片鱗は見せていましたけど、
まさかIHの予選のことも知らないとか…
更に20年以上前の修行方法とか…
いや、聖闘士星矢は今も現役だから廬山知っててもおかしくないのかな…?(笑

それはそうと、気のせいかサービスシーンが増えた気がしますね。
元々女子の部活モノですから着替えシーンがあるとはいえ、多くなった気が…!
特になぎさのおっぱいとか素晴らしいと思う訳ですよ!
ボーイッシュながら女の子らしい恥じらいがあるのも良いエッセンスになっていると思います。

あ、それとカバー下の漫画も良いですね。
あざといコニーちゃんとドSな唯華のカップリング…
ありだな…!

:: 2014/2/16 日曜日::

■[漫画]バトル成分多め「つぐもも」12巻

つぐもも(12) (アクションコミックス(月刊アクション))
著者/訳者:浜田 よしかづ
出版社:双葉社( 2014-02-10 )
コミック ( 157 ページ )
作者サイト:浜田よしかづ『Yの食卓』
作者twitter:浜田よしかづ (yoshikadu2010)さんはTwitterを使っています

「つぐもも」12巻はいつもよりもバトル成分が増しております。
これは月刊アクションに移籍したからというよりも、
話の展開的にクライマックスが近付いてきたからだと思うんですよね。
まぁ、それでも最後にサービスシーンを持ってきてるのは流石だと思いますが。(笑

黒耀さんが大怪我をしてきたことで判明した迷い家勢力。
あきとたち迷い家の穏健派とも言える一派はあざみの言葉を信じ、
今は動くべきではないとして、正体を隠したままくくりの側に付いて、
迷い家急進派vsくくり一派with迷い家穏健派という対立になり…

いやー、くくり強いですね!
今まで弱体化しておマヌケな部分ばかり描かれていましたが、
ここにきてその腐っても鯛というか、弱体化しても神な凄みを見せてくれて、
流石だと感じ入りました。
実力派のあきとが苦戦し、一也もかみがかりを使うつぐももを複数相手に、
無双とも言える実力を見せてくれただけに圧倒されましたよ。
というか、浜田よしかづさんはエロだけじゃなくてバトルが上手いですよね、ホント。
くくりの活躍シーンはもう別の漫画みたいでした。(笑

くくりと黒耀を殺しに来ている相手に激怒しながらも、
最後の一線は超えないようにしている一也も良かったけど、
やっぱり今回のエピソードで一番の見所はくくりの活躍かなぁ。
バトルはもちろんだけど、エロ的な意味でも。(笑

そしてラストでは助っ人として久しぶりにすなおが出てきましたね!
あのツンデレさんは結構美味しいのに近頃出番が全然無かったので、
再登場は嬉しい限りですよ。
実力もそうですが、エロ要員としても期待したいですね!

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