その着せ替え人形は恋をする 15巻(完結)は7月25日発売!
終わるのは寂しいけれど、五条くんと海夢ちゃんのグランドフィナーレを見届けよう!
:: 2011/9/5 月曜日::

■[漫画]音大生のイベントラッシュ「天にひびき」4巻

天にひびき 4巻 (ヤングキングコミックス)
著者/訳者:やまむら はじめ
出版社:少年画報社( 2011-08-30 )
コミック ( ページ )

現在TVアニメ放映中の「神様ドォルズ」作者による別作品「天にひびき」
この4巻では音楽祭、音大の試験、音大の学祭、というイベントが目白押しで、
普通の大学生にはない、音大ならではのモノが多く、
知らない人には新鮮な驚きをもって見せてくれます。

まぁ、最近だとのだめの影響で多少は見知っていますがそれでも一般的というモノではなく。
特にひびきの担当講師である須賀川によるスパルタ方式の指揮はキツそうで、
性根が怠け者な私は絶対に指導されたくないというか、見てるだけでも辛いですね。
人というものは怠惰である、という性悪説に基づいて指導を行う須賀川と、
探求心や好奇心で楽しく先を目指したい、という性善説なひびきの対立構造。
しかし、それでいて求める先は同じというのは音楽の複雑さと深淵さと共に、
読者に何か語りかけているような気がします。

また、音大の試験ではヴァイオリンの人は伴奏者を頼むことから始めたりと、
一般的な試験とは異なる点はありながらも、一発勝負の真剣さは同じで、
ビッグネームの試験官相手に緊張して実力を発揮できない秋央を見てると、
如月先生と同じくヒジョーにヤキモキしてしまいましたね!
何というか、秋央は雛鳥を見てるような気にさせる主人公と言いましょうか。
アレですな、「恋愛ディストーション」の大前田を彷彿とさせる犬っぷりと言えましょう。
もしくは小向井が例えていたように迷える子羊が当てはまるかも。

今回は音大ネタが多くてラブコメ的な展開が少なめでしたね。
一応学祭を病欠した秋央のお見舞いイベントで波多野さんが可愛かったけど。
というか波多野さんのロケットおっぱいが活用される日は果たしてくるのでしょうか。
次巻からは秋央の幼馴染みで一番距離が近い美月が本格的に参入してくるし、
ラブコメ的な展開も多くなりそうで私としては中々に興味深いと思います!

:: 2011/9/3 土曜日::

■[漫画]嫉妬を覚える小学生かな。「それでも町は廻っている」9巻

それでも町は廻っている 9 (ヤングキングコミックス)
著者/訳者:石黒 正数
出版社:少年画報社( 2011-08-31 )
コミック ( ページ )
作者サイト:おかんの家4

TVアニメの放映は終わったけど原作は絶賛営業中!
ちなみにアニメになった「べちこ焼き」のエピソードは、
この9巻に収録されています。
アニメ放映当時はつい先日OURsに載っていたエピソードが、
TV画面に出ててビックリしたもんでしたよ。

郷愁感と新鮮さが同時にやってくる独特の面白さがあるそれ町ですが、
この9巻での見所は何と言っても久しぶりのエビちゃんでしょう!
タケルがクラスの他の女子と仲良くしてるのを見て嫉妬するエビちゃん可愛い!

エビちゃん本人は嫉妬という感情をちゃんと理解しているのに、
タケルはまだ恋というモノを自覚していない上に、
嫉妬という感情の名前すらも知らないからムネがモヤモヤする理由も分からなくて…
いやー、良いですねぇ、こういう小学生時代のアレコレ!

恋といえば真田に恋するタッツンの失恋騒動があった訳ですが、
ある意味歩鳥らしいミステリー的なエピソードでもありましたね!
マッチポンプな気配がしまくりでしたが!

そんなタッツンですが普段は割りとクールというか冷めてます。
ですが、9巻では猫の真似をやるくらいはじける場面があります。

はたして彼女に何が起こったのか!?
その答えはそれ町9巻で!

:: 2011/9/2 金曜日::

■[漫画]ごきげんよう、恋するお嬢様がた「清々と」2巻

清々と 2巻 (ヤングキングコミックス)
著者/訳者:谷川 史子
出版社:少年画報社( 2011-08-29 )
コミック ( ページ )

少女漫画家の大家と言って過言ではない谷川史子さんによる、
読者層がほぼ男性で、年齢も20~40代だと思われるOURsでの連載は、
りぼんに載っててもおかしくない少女漫画をしてるんですが、
これが不思議とOURsにマッチしているんですよね。

名門女子高・鈴蘭女学院に入学した割りと平凡な庶民の田中清とその周りの恋物語。
かつてマリみてが男性向けに一世を風靡したことがありましたが、
「ごきげんよう」と自然に出てくるお嬢様って憧れがあるんですよねぇ…
2巻の1話目は清の弟の潔が主人公だからその気持ちに非常にシンクロしてしまいます。

社交ダンスが好きな親しいお友達のくるみちゃんは大好きなパパとの仲直りを。
清と同じく外部生で怖いという噂のある平泉さんは彼氏との恋心を。
茶道の家元で許嫁がいる千香子ちゃんは17年間育んだ「好き」という気持ちを。

可愛くて強い女の子たちが誰もがきらめいて魅力に溢れてるんですよねぇ。
そこに純朴な清が上手く話を回してるのがまた面白いです。

それと、帯の裏表紙に「30代男性から谷川先生に頂いた質問より…」というのがあるんですが、

Q.実際に女性と付き合うより、谷川先生のマンガを読んでいる方がいいんですが(30代男性)
A.そんな気持ちを吹き飛ばす方ができても、私のまんがもどうか好いていてください。(谷川)

やばい、何かキュンと来ちゃった…!
あー、私も恋したいなー

:: 2011/8/31 水曜日::

■[漫画]涼馬くんのお人好しは世界を救う「世界の果てで愛ましょう」5巻

世界の果てで愛ましょう 5 (電撃コミックス)
著者/訳者:武田 すん
出版社:アスキー・メディアワークス( 2011-08-27 )
コミック ( ページ )
作者サイト:たけだ動物園

大国デンバーの王子にしてエミリオ王子の実弟であるアレックスが仕掛けた、
涼馬を利用してのエミリオ王子暗殺計画。
男に戻る薬を餌に涼馬を利用していたつもりのアレックスにも、
毒を飲まされると思っていたエミリオ王子にも予想出来なかった、
自らが毒をあおることで解決しようとした涼馬だったが…!?

という訳で肉親同士で血で血を洗う戦いに明け暮れていた王子たちにとって、
ドがつく程のお人好しな涼馬は完全に想定外。
アレックスはかつて自分を救った母の面影を幻視して涼馬の中に母性を見ることに。
またエミリオも妄執に囚われることなく即位した頃の初志を貫徹して、
アレックスには兄弟としての罰を下すのみとすることに。
うーん、涼馬の母性ってばぱないの。

柔道部のチアリーダーを頼まれるという、
何ともバカらしい展開の話でもそのお人好しっぷりを見せつけて、
非常に心揺さぶられまくりというか、乳も揺れまくりな涼馬は、
本当に罪作りな可愛さだと思うわけですよ!
女の子より女らしい涼馬には気むずかしい貴族のグリンデルさんも遂にはデレてしまうのです。

まぁ、そんな涼馬に初期からデレてる実弟の祐二なんですが、
長期連載に付きものの記憶喪失をすることでとんでもない勘違いをして、
家出&タイタニアの旅館に行くことで次のフラグが立ってる訳なんですが、
はたしてブラコン(シスコン?)は治るのでしょうか?
…無理な気がするなぁ。

しかし何だかんだでエミリオ王子のことを信頼している涼馬が可愛いわけですが、
その涼馬が母親似だったのにはビックリです。
オヤジさん、良い嫁貰ってたんだなぁ…

:: 2011/8/30 火曜日::

■[漫画]がんばれ、受験生「ひだまりスケッチ」6巻

ひだまりスケッチ (6) (まんがタイムKRコミックス)
著者/訳者:蒼樹 うめ
出版社:芳文社( 2011-08-27 )
コミック ( 120 ページ )
作者サイト:a p r i c o t +
作者twitter:aokiume (umeaoki) は Twitter を利用しています

ひだまりスケッチ、TVアニメ第4期製作決定おめでとうー!

最近はまどマギで有名なうめてんてーの、殺伐としないほんわかコメディ。
ゆっくりと、でもしっかりと時が進んでいくひだまり荘。
6巻ではヒロさんと冴英さんという二人の頼れるお姉さんズが、
進路に迷う夏休み前後を少しばかり悩ましく描きながら、
それでも心に暖かいものを心に残してくれる読後感を与えてくれます。

夏休みの終わり頃に丁度良い季節ネタが目白押しで、
試験休みの美術館巡りから夏休みの過ごし方に、先生たちの創作活動のお手伝い。
そしてプールに行ったり水泳大会やったりと、
夏らしく爽やかで楽しそうな雰囲気が伝わってくるんですよね。

ゆのっちが泳ぎ、もとい浮かぶ練習をしたりするのとか微笑ましいし、
唯一の普通科生徒のなずなちゃんは小動物みたいで可愛いのです!
特に避難訓練の時のなずなちゃんは可愛かったなぁ…
そして避難訓練と言えばヒロさんと沙英さんの夫婦っぷりが見られて、
なんか凄くほっこりしました。

また、ひだまり荘の面子以外も魅力的で、
特に何と言っても吉野屋先生が素晴らしいと思うわけですよ!
どこが素晴らしいかというとおっぱいスンゴイ。
非圧縮の水着吉野屋先生のおっぱいを是非とも拝見いたしたく…

それはそうと表紙のゆのっちとなずなちゃんですが…
やっぱりなずなの方が身長高いんだなぁ…
ゆのっちミニマム可愛い…

:: 2011/8/29 月曜日::

■[漫画]フルカラーでウェディングえっち!「恋糸記念日」

恋糸記念日 (メガストアコミックス)
著者/訳者:たかやKi
出版社:コアマガジン( 2011-08-17 )
コミック ( ページ )
作者サイト:じぇのばけ~き
作者twitter:種蒔吾郎(たかやKi) (TaKaYa_Ki) は Twitter を利用しています

たかやKiさんと言ったら個人的には「アイマスのエロい絵を描く人」なんですが、
エロ漫画家としてもカラー漫画の業界で主に活躍しており、
2週間ほど前に初めての単行本が発売されているんですよね。
単行本では連載時のフルカラーもそのまま収録されており、
たかやKiさんの持ち味が十二分に凝縮されていると言えましょう。

短編と中編(というより連作短編)が多数描かれているんですが、
まずは冒頭フルカラーでのサンタ姉妹のアイシャとサーシャちゃんが見所ですね!
サンタの女の子本人がプレゼントというのは割りとある設定ですが、
そこに妹までやってきて姉妹丼、しかもフルカラーでのエロというのは、
思わず生唾を飲み込んでしまうほどです。

そしてこの単行本で一番長くてお勧めなのが「むすんで♥ひらいて」シリーズ。
大学生の祐一がアパートの管理人である5つ年上の香奈子さんと結ばれる話なんですが、
めぞん一刻世代にとっては、美人で年上の管理人さんというのは好みに直撃な訳ですよ。
しかも高校の制服を引っ張り出しての制服プレイとか、
響子さんもセーラー服着てた話があったなぁ、と感慨に耽りつつ、
情欲の限りを尽くす祐一とシンクロしたものであります。

また、更に香奈子さんの若くて美人な母親の由梨恵さんに温泉で誘惑されて、
隣に酔いつぶれた香奈子さんが居るのに何発もヤっちゃったり、
更にはラストではウェディングドレス姿の香奈子さんとフルカラーでえっちをするとか、
香奈子さん一家を存分に堪能できてすこぶる満足できる内容でしたよ。

ただ、雑誌連載時では香奈子さんの妹の安奈は本編に登場するのにエロ展開がなくて、
もしかして一回読み逃したのかと思うほどでしたが、
単行本描き下ろしで安奈ちゃんがヤってくれるとは思いませんでした。
いやー、読者が読みたいのを的確に把握した素晴らしい描き下ろしでしたよ。
どうもありがとうございました!

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