フラン☆Skin

今回の「こえでおしごと！」は前半はいつものエロコメっぷりを遺憾なく発揮し、
これなんてエロゲ？　な展開をしてくれるのですが、
中盤以降は新人声優の頼れるお姉さんである文花さんの真面目なお話です。

美人で胸が大きくて黒髪ロングで人当たりの良い女子大生で処女。
そんなエロゲヒロインのようなスペックを持ちながら更に声優という、
男性オタクの夢のヒロイン像な文花さんですが、新人声優というのは世知辛いもので、
アニメのオーディションを受けても早々受かるもんでもなく、
そこに同期の子役出身である住吉神楽さんにライバル視されて更に大変なのです。

そんな文花さんが酒波さんの指導もあり成長していくストーリーが繰り広げられており、
結構真面目に良い話をしてるんですよねー
まぁ、「鬼灯さん家のアネキ」をパロった作品だしたり、
演技にエロ要素を出したりと可能な限りサービス精神を発揮させているのは流石だと思いますが、
正直言って、紺野あずれさんがこういった真面目な作品を描くとは意外でした。
女の子の私服のバリエーションとかも以前に比べて増えてきたし、
徐々に芸風広げているみたいで何よりです。

まぁ、そんなことは兎も角（ぉ
この6巻で特筆すべきなのは限定版では「湯けむり☆あどべんちゃー！？」
というゲームが付いてくるということです！
エロゲ-を扱う作品ですから、ゲーム化はありえると思ってましたが、
まさか限定版の特典として世に出るとは思いませんでしたよ…

内容は本編であった社員旅行の温泉回をモチーフに、
海津視点で少ない選択肢ながらも展開する訳ですが…

謎の白い湯気仕事しすぎ…

何だよ！　エロゲでこれはないっしょ！（注：エロゲではありません
酔っ払った文花さんの大きなおっぱいを揉みしだきたいのに！
と思って全キャラのルートを辿り終えたかな、と思ったら…

ついにねんがんのチクビケンをてにいれたぞ！

という訳でもう一周して無事にメガネからコンタクトにしたかの如く、
湯気に惑わされることなく堪能することができました。

ふぅ…、このゲームを作った人もわかっておる喃。（上から目線

クイズの名門校で行われる新入生用のクイズ大会に参加した物知り少年の越山識。
何とか序盤戦は運も手伝って突破することが出来たんだけど、
その先はベタ問と言われる定番問題の壁が立ちふさがることに。
知識量だけは並じゃないのに競技クイズの特性に気付いていない越山くんは、
果たして次の競技を突破することが出来るのか…！？

というかですね、越山くんのライバル的なポジションであろう御来屋くんがヒドイ。（笑
初心者相手に容赦ナシ、手加減無用の俺様無双っぷりを発揮しているんですよねー
初めてのゲーセンで格ゲーを楽しもうとする初心者に永久コンボを叩き込むベテランみたいな、
そりゃそのジャンルが衰退するのも無理ないわー、的な人な訳ですよ。
まぁ、そこでへこたれないのが越山くんが主人公たる所以なのですが！

そんな訳でその才能の片鱗を見せながらも惜しくも敗れた越山くんですが、
御来屋くんにはきちんとライバル視されたようでまずまずの結果なクイズ大会の結果でした。
越山くんにはクイズ大会に触れてクイズのことを知ることが出来たのは勿論のこと、
後輩を引率する笹島先輩の毅然とした態度に見られるように、
先輩に恵まれているのも良かったのではないでしょうか。

いやー、それにしてもヒロインの深見さんは近年稀に見る残念ヒロインですよね…！
手作り弁当が全てレンジでチンなのは兎も角、生活をクイズに捧げすぎというか。
それにしたって越山くんの自転車を奪って越山くんを後ろに乗せて登校とか、
天然残念ヒロインっぷりは本当に凄いと思います。
果たして深見さんがラブでコメる時が来るのでしょうか。
…来ない気がするなぁ。（ぉ

同人作家歴が長いゆーじさんの初めてのオリジナルの商業単行本がめでたく発売。
イケメンで高身長なのになぜか漫画家を目指すという、
スペックの無駄遣いをしているゆーじさんですが、漫画にかける想いは熱かっただけに、
昔から知ってる身としては我がことのように嬉しいわけですよ。

それはそれとして、この漫画は何というか…
ツッコミどころが満載すぎて「わけがわからないよ」としか言いようがない面白さですよ！
転校して男子寮に入寮した高見沢くんが出会った寮長のいんてる先輩はどう見てもロリだし、
アホ毛でタケコプターみたいに飛ぶし銀行強盗を滅殺豪波動だし、
高見沢もそうだけどホントどこからツッコミ入れたら良いのか途方に暮れてしまいますよ！

購買部の橋本さんも冨樫入ってるし（コピペ的な意味で）、
非常に斬新でシュール（？）なネタが多いです。
まぁ、そこが面白いんですが一見さんにはちょっと厳しいかも。
しかしいんてる先輩は女子寮の寮長もやっているのか、
それとも双子だったりするのかしら。

学園モノなのに授業とかそういった風景が殆ど無い上に、
女子キャラが少ないというか、加藤が目立ちすぎてる気がする今日この頃。
いんてる先輩の活躍に期待しつつ、声優を当てるとしたら誰になるのか、
色々と気になる次第であります。
うーん、金朋さんとか、ミク声の藤田咲さんとか？（笑

あ…ありのまま 今　起こった事を話すぜ！

な…何を言ってるのか　わからねーと思うが
おれも何をされたのかわからなかった…

大体そんなシチュエーションから始まる大人たちの奇妙な物語。

元々BJ魂の読み切り作品だったのが好評でBJで連載になった経緯を持つので、
初めの数話は短編的な纏まりがあるので通して読んだら少々違和感があるかもしれません。
ですが、話が進むごとに徐々にキャラクターの内面に理解が及んでくるので、
1巻が読み終わる頃にはそういったものも無くなっていることでしょう。

しかし、養護教諭の支倉先生は本当によく判らないと言いますか…
いやまぁ、女性は総じて男には判らない生き物なんでしょうが、
「ノーパンで過ごす＞床に落ちたパンツを履く」
という優先順位で生きるというのが理解できないというか。
支倉先生は案外羞恥心が他の人より低いのかもしれない…

というかですね。
桑原先生はむしろ淡泊だと思いますよ！
二度まで堪えたというのが凄い。
まぁ、ヘタに顔見知りだから手を出せないとかあったんでしょうが。
草食系男子が流行ってる昨今だからこそアリなんでしょうけども。

職場恋愛が禁止されていながら性的な関係を持つようになった二人が、
今後どうイチャラブするのか気になるのですが、BJとSJの合併に際して、
ちゃんと生き残ってくれるのかが気掛かりです。
大丈夫だと良いんだけどなぁ…

余談ですが、今回のヒロインもメガネっ娘でしたね。
流石。

残念美人のイラストレーター、輿水理香。26歳独身。
実家から一駅の場所にひとり暮らしを気儘に満喫している彼女の、
自立はすれでも自律せずな日常を赤裸々に綴った物語。
読後は共感と自己嫌悪と反面教師がない交ぜになった感情を持つこと受け合いです。

共感と言えば久しぶりに実家に帰ったら鍵とか変わってるとか本当にあるあるで、
私なんかだとつい先日までなかったはずのエアコンなくて驚いたりとかあったなぁ…
自己嫌悪は…、私もひとり暮らしになってから独り言増えたよなぁ…、と…
何というかね、独り言増えるんですよ！　どうしようもなく！
これが悪化すると奇声を発するようになるので注意が必要です。（ｷﾘｯ

反面教師っぷりでいったら酒ですね、酒。
私はあまり呑まないんですが、記憶なくなるまで呑んで目が覚めたら激痛とか、
悪酔いして暴言吐いたりとか本当に色々とあるよね！
酒を呑んでも呑まれるなですよ。

いやー、本当に残念美人というか、悪い子じゃないんだけど独身ひとり暮らし。
婚活が話題になる昨今ですが、こういう人も結構居ると思うんですよ。
恋人が欲しくない訳じゃないんだけど、でも、ひとり暮らしって楽しいんだもん！
勝手気ままなお気楽ライフというのはネトゲ並に抜け出せない娯楽なのです。

愛息子の崇くんへのカミングアウトも終わって、さぁ結婚へまっしぐらかと思いきや、
菜摘さんのお母さんへの確執が残っていて結婚までまだ問題が！
女装というファンタジーでありながら、結婚とか細かい所はやけに現実的で、
女性キャラの面倒くささが何ともリアルっぽくて興味深いのです。

しかし真琴さんも思い切りが良いというか…
菜摘のお母さんへのカミングアウトしてでも親子の仲を良くさせようという、
愛情は凄いとは思うんですけどね！
それにしても菜摘のお母さんも、真琴さんのこと気に入りすぎだと思うの。
というかこのままだと、真琴さんずっと女装するフラグじゃね？

とはいえ、菜摘の友人の嘉村さんにまでカミングアウトするとは！
まぁ、あの流れなら仕方ないというか、ストレスが耐えられないよね！
嘉村さんの天然のドSっぷりは非道というかキツイっすなー
私なら絶対に耐えられないっつーか、絶対友達になりたくないわー…

まぁ、何だかんだで障害も排除してこれで結婚だ！
と思ったらまさかの真琴さんの元カノが出てくる展開。
真琴さんも菜摘さんの巨乳っぷりを凄く気に入ってるのに、
中々にキツイ難題が出てきた訳ですが…
いやー、どうなることやら。
本当に気になるですよ…！