その着せ替え人形は恋をする 15巻(完結)は7月25日発売!
終わるのは寂しいけれど、五条くんと海夢ちゃんのグランドフィナーレを見届けよう!
:: 2011/7/15 金曜日::

■[漫画]サンマガコラボ記念「さよなら絶望先生」26巻

さよなら絶望先生(26) (少年マガジンコミックス)
著者/訳者:久米田 康治
出版社:講談社( 2011-07-15 )
コミック ( ページ )

アンニュイな表情の藤吉さんが表紙ですが、
カートを引いているように彼女は相変わらずな訳でして、
カバー下のネタも中々に秀逸なBLで大変よろしゅうございましたよ。
千里との仲良しネタも描き下ろしにはあって、
存外可愛いヒロインだと思います。

それはそれとしてこの26巻で注目すべきネタは、
何と言っても本誌のサンマガコラボネタでしょう。
マガジンで改蔵、サンデーで絶望先生を掲載するという、
久米田ファンにとっては嬉しいけど、
それ意外の人にはなんぞこれ、というコラボレーション!

でもこの単行本にはサンデーの絶望先生は収録されても、
マガジンの改蔵は収録されないんですよねー…
あざとい、流石はサンマガあざとい。
巻末描き下ろしもサンマガネタでしたが、
まぁ、確かに久米田先生くらいしか出来ないからなぁ、このネタ。
赤塚先生のバカボンくらいしか他に思いつかないよ。

ちなみに巻末で述べられていたイベントとは東日本大震災支援 コミックライターズ∞(エイト)チャリティーイベントですね。
詳細はC-WWWさんのレポを読めば雰囲気が伝わるのではないでしょうか。
久米田先生が人前に出ることは少ないだけにレアなイベントだと言えましょう。
まぁ、その内久保田名義で出ることがあるのかもしれませんが。(笑

:: 2011/7/14 木曜日::

■[漫画]男の妄想を砕く水野さん「鬼灯さん家のアネキ」3巻

鬼灯さん家のアネキ (3) (角川コミックス・エース・エクストラ 22-3)
著者/訳者:五十嵐 藍
出版社:角川書店(角川グループパブリッシング)( 2011-07-01 )
コミック ( ページ )
作者サイト:IGATZ(イガッツ)/ 五十嵐藍 Web
作者twitter:五十嵐藍(いがらん) (igaran) on Twitter

ヤングエース本誌で連載が終了したからこれが最終巻だと思っていれば、
意外なことにまだ続いていたというか、もうちょっと続くんじゃよ状態。
とはいえ、次の4巻でラストとのことですので終わりが近いのもまた事実。
なのエースでの連載は読んでいないので、それが収録されるであろう4巻は、
ヤングエースの連載読んでても楽しみではあります。

で、この3巻の一番の見所というか注目箇所は水野さんでしょうねぇ…
何かこの頃のヤングエースは何を考えているのか読者の心をへし折るのに腐心してたみたいで、
吾朗ちゃんが淡いフラグを立てていた(と勘違いしていた)水野さんにバッサリぶっ飛ばされる訳で。
いや、判りますよ、これは吾朗ちゃんが悪いというのは。
アネキ一筋じゃなかったのかとか、ちょっとの言動で勘違いしちゃう童貞野郎だとか、
自分の気持ちだけで水野の気持ち考えてない自己中だとか、色々とありますが!
まぁ、それにしたってエグい展開を選んだもんだと思います。
吾朗ちゃんはそれくらいしないと成長しないヘタレだということなんでしょうけど。

そのせいかこの3巻はサービスシーンとかほぼ皆無。
裸は美咲に剥かれた吾朗ちゃんくらいという、正に誰得な野郎の裸という…
1巻を読んでからアネキの裸のサービスシーンを期待していた読者には肩すかしかと思いますが、
アネキ絡みのコメディはきちんと続いているのは救いです。

1巻当初はお色気バカコメディでサザエさん時空な作品になるかと思ったんですが、
予想外にもヒキコモリでシスコンな吾朗ちゃんが成長していく展開になっていってます。
まぁ、それはそれでアリかなー、と思います。
結構心をエグられますが…

:: 2011/7/13 水曜日::

■[漫画]カイン王子 vs 鷹羽和義!「ツマヌダ格闘街」10巻

ツマヌダ格闘街 10 (ヤングキングコミックス)
著者/訳者:上山 道郎
出版社:少年画報社( 2011-07-11 )
コミック ( ページ )
作者サイト:別冊兄弟拳
作者twitter:上山道郎 (ueyamamichiro) on Twitter

早いモノで「ツマヌダ格闘街」も巻数が二桁に届くほどになったんですね。
上山道郎さんのキャリアは結構長い、というか私がコロコロを買っていた時期に、
サイポリスを連載しているくらいのベテランなのに、考えてみれば初めての二桁なんですよね。
それほど青年誌で格闘というジャンルが合っていたということなんでしょう。
子供の頃からのファンとしては嬉しい限りです。

今回のメインはやはり何と言ってもほぼ全話によって描かれているカイン王子対鷹羽の試合!
高い領域で拮抗した実力を持つ二人の全力を以て挑む試合内容は白熱したもので、
互いにミスをせず、自分が持つ全てを出し尽くしての決戦は迫力満点でした。

子供の頃から恵まれた才能と環境にあぐらをかかずに努力してきたカイン王子。
1年前に空手を始めたばかりだが、愚直なまでに努力を重ねてきた鷹羽和義。
試合用に袴を着ることで動きを読ませないようにしてきたカイン王子の戦略性も上手いし、
ダメージを受けても、それに心折られずダメージすらも呼び水にする鷹羽の強さも凄い。
死力を振り絞った戦いというのはそれだけで感動させられます。

また、今回はドラエさんの子供の頃の話も語られてましたが、
ほぼ完璧超人なドラエさんにも精神的に未熟な子供の頃があったと感じさせる、
微笑ましく、そして祖父である橘明道老師の温かな人柄を察すことができる、
良いエピソードだったと思います。

ちなみにこの10巻までがOURs連載分で、次回連載分からは月刊ヤングキングになります。
ヤングキング→OURs→月刊ヤングキングと掲載誌の引越しが多い作品ではありますが、
やはり面白さとしては光るモノがありますので今度も楽しみにしたい作品です。

:: 2011/7/12 火曜日::

■[漫画]2日目決着!「弱虫ペダル」18巻

弱虫ペダル 18 (少年チャンピオン・コミックス)
著者/訳者:渡辺 航
出版社:秋田書店( 2011-07-08 )
コミック ( ページ )
作者サイト:「弱虫ペダル」と「まじもじるるも」の制服ブログ箱

実はこの18巻は2日目のゴール手前、数百メートルからゴールまでという、
極々短い距離を競い合う、僅か数分を描いた内容なんですが、
中だるみを感じさせることがない、熱さに溢れた面白さなんですよ!
独走の御堂筋、追撃する福富と金城の三つ巴が濃厚に描かれています。

福富と金城の二人は以前から描かれていたように1年前の因縁と、
その後、福富が総北に出向いての正式な謝罪から1年後への約束、
そして今、満を持してのゴール手前で迸る情熱が燃え上がるのです!
1日目の山岳で東堂と巻島の二人のように、正々堂々真っ向勝負を挑む二人は、
”強敵”と書いて”とも”と読むに相応しい関係で正に少年誌! って感じでした。

それに対してどこまでも孤独…、というより孤高を選んでいるのが御堂筋。
かつて今泉に「母が急病」という虚言をついていたことから薄々察してはいましたが、
やはり自分のお母さんは子供の頃に失ってたんですね…
子供の頃は他人と接するのが少々苦手なだけで純朴だった御堂筋が、
優しい母に誉めて貰う為だけに勝利だけを求めていくようになったのは、
悲しいというのもそうですけど、どこか口惜しいモノがありました。
同じ孤独だった坂道が今泉や鳴子と知り合い、ロードで一緒に走ることが出来ただけに、
御堂筋の悲しさが倍増されるというか…
子供の頃に坂道にとっての今泉や鳴子みたいな同じロード仲間が出来ていれば、
御堂筋もまた違った道を選んでいられたのかな、と思わずにはいられません。

それはそうと、1年前のインターハイの後に東堂と巻島が携帯の番号を交換している上に、
この頃から既に巻ちゃんと読んでいる東堂は腐女子の方々を喜ばせすぎだと思います。(笑
福富と金城といい、カッコイイライバル関係が多いよなぁ、弱虫ペダルって。
流石は少年漫画だと思いますよ、ホント!

:: 2011/7/8 金曜日::

■[漫画]遂に姉ちゃんと…「アネアナ」2巻

アネアナ(2) (アクションコミックス)
著者/訳者:ZUKI樹
出版社:双葉社( 2011-06-28 )
コミック ( ページ )
作者サイト:アーデルハイド
作者twitter:ZUKI樹 (zukiki) on Twitter

1巻発売から結構経ってしまいましたが無事に2巻が発売。
女子アナを務める姉が好きで好きでたまらないシスコンの弟が、
ひょんなことからTV業界の女優やらグラドルとかに気に入られ、
酒池肉林の日々を過ごすことになったのが前回までの流れです。

周りに美女が溢れていても、弟のたくみは姉一筋。
そりゃ勿論、据え膳は頂いちゃうけど、気持ちは姉だけに向いているので、
不穏なウワサを聞けばフランスまで追いかけちゃうストーカー気質なたくみ君です。
まぁ、勿論その出先でもフランス美人とヤることはヤっちゃうんですが。

それにしても極上の美女たちに囲まれて、大学合格祝いには4人の美女との5Pとか、
ひたすらにリア充すぎて少々殺意が沸かなくもないですが、
それがZUKI樹作品の主人公らしくもあるので難しいものがあります。
というかどの女性も男にとって都合が良すぎるよなぁ。(笑
まぁ、それがエロ漫画だと言えばその通りなのですが!

しっかし、お姉ちゃんと遂にヤっちゃった訳なんですが…
まだ続くというのが意外というか、どうなるんでしょう。
現状、かなりのハーレムを築いているし…
はてさて、3巻はもう少し短いスパンで出るみたいですし楽しみにしておきますかー

■[漫画]えっちな女の子は好きですか?「ぼへみあん・らぷそでぃー」

ぼへみあん・らぷそでぃー (メガストアコミックスシリーズ No. 306)
著者/訳者:しのづか あつと
出版社:コアマガジン( 2011-06-18 )
コミック ( ページ )
作者サイト:■なうしの■
作者twitter:しのづかあつと (sinozuka_atsuto) on Twitter

しのづかあつとさんのエロ漫画は昔から読んでいる気がしたんですけど、
意外なことにこれが初の18禁単行本なんですよねー
うーん、エロい同人誌の方も結構読んでただけに、
とっくにストック溜まってるだと思ってましたよ。

同人誌と言えば、しのづかさんの好きなヒロインが私とモロ被りでして、
瀬戸の花嫁だと委員長だったり、同人誌は出てないけど俺妹だと麻奈実だったり、
はがないだったら理科だったりと、私の好みにジャストフィットなのです。
ですので、この単行本のヒロインたちも勿論スマッシュヒット連発なわけですよ!

中でも「えぼにー・でびる」の美玲ちゃんなんて良いですよねー
黒髪ストレートでナイスバディという、容姿そのものもそうですけど、
我が儘女王様なんだけど、忠犬のように従う明夫をからかっている内に、
その好意にほだされていつの間にか骨抜きにされているという心境の変化とか良いっすね。
特に全身を攻められてイっちゃう所とかは最高と言えましょう。

しかしどのヒロインもエッチなことに積極的ですねー
そういうのも全然嫌いじゃないというかむしろオッケーですが!
そういった意味では「すとれい・きゃっと」の先輩はエロでは主導をとってたのに、
弱点のおしりを攻められて攻守逆転しちゃう展開は大変素晴らしいと思いました!

最近はコンプエースで連載始まったので次の18禁単行本が出るのがいつになるか分かりませんが、
同人誌でも良いので是非ともエロい漫画をまた描いて欲しい所存であります。

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