その着せ替え人形は恋をする 15巻(完結)は7月25日発売!
終わるのは寂しいけれど、五条くんと海夢ちゃんのグランドフィナーレを見届けよう!
:: 2011/4/24 日曜日::

■[漫画]授業中の内職は職人芸?「となりの関くん」1巻

となりの関くん① (MFコミックス フラッパーシリーズ)
著者/訳者:森繁拓真
出版社:メディアファクトリー( 2011-04-23 )
コミック ( ページ )
作者サイト:森繁拓真の手遊びナイト

誰しもが経験したことがあるであろう、授業中の内職。
教科書に載っている肖像画や偉人の近影にヒゲ描いたりするのは序の口で、
日本全国でどれだけの人がフィギュアスケーターのご先祖様に落書きしたか知れません。
他にも練り消しで遊んだり、漫画読んだり、今だと携帯弄ったりもあるでしょうか?
この漫画はそんな授業中の内職のみをフィーチャーした、超絶に地味な作品です。

真面目な女子生徒の横井さんの隣に座っている関くんは内職の達人。
窓際最後列というベストポジションだからこそ出来る数々の内職。
消しゴムでドミノ倒しを作るなんて序の口で、折り紙は勿論、
編み物スキルに自信を持つ横井さんが認める程の編み物を仕上げるだけでなく、
先生にバレそうになったらシレっとノートと教科書を出すスキルも併せ持っているのです。

ただ一人遊びをするだけなら横井さんもそれほど気にならないんだろうけど、
何しろ関くんの編み出す一人遊びな内職はどれもこれも独特且つ本格的!
将棋を指せばストーリー性を感じさせる、ルールに縛られない作品を生み出し、
砂を持ち込んでの棒倒しでは霧吹きを使っての職人芸を築き上げるという、
その独創性の高さに横井さんならずとも驚かされるのです。

フラッパーという地味な雑誌で、更に地味なテーマを面白く描く「となりの関くん」
かつて週刊少年チャンピオンで「アイホシモドキ」を連載していた森繁拓真さんの新作にして、
久しぶりの連載作になるので、読み切りから応援している身としてはこのまま頑張って欲しいです。
しかし、東村アキコさんが実姉だったとは知りませんでした。
いやー、縁っていうのは意外な所で繋がっているもんなんですねぇ…

:: 2011/4/23 土曜日::

■[漫画]まほ先生にお仕置きしたい…「恋愛ディストーション」2巻

恋愛ディストーション 2 (サンデーGXコミックス)
著者/訳者:犬上 すくね
出版社:小学館( 2011-04-19 )
コミック ( 192 ページ )
作者サイト:docile -犬上すくねファンサイト-
作者twitter:犬上すくね (sukuneinugami) on Twitter

新装版「恋愛ディストーション」の2巻が早くも発売!
しかも今回は旧版には未収録の棗と大前田の学生時代のエピソード「ピグメント」が収録され、
これが掲載されていたアワーズプラスを所持していない人には、
正に待望といった2巻だと言えましょう。

んで、この2巻では2組のカップルだけではなくて新キャラも出てきてます。
特に大前田と江戸川の共通の友人であり、彼女がいない山野辺が面白いキャラで…
歯医者で偶然出会った凄く背が低い女性に意識を持って行かれた山野辺の、
恋に堕ちてからのアレやコレが素晴らしく非モテで共感できるんですよねー
いやー、山野辺…、お前ってば良いキャラやでホンマ…

そして逆にモテキャラの新人漫画家な大前田の親友の小向井も出てきたりと、
周囲も賑やかになってきた訳なんですが、やはり中心は2組のカップルな訳で。
描き下ろし含めて、大前田の犬っぷりが微笑ましかったりしますが、
やはり個人的に一押しはまほ先生な訳ですよ!
放置プレイごっこという発想が即座に浮かぶまほ先生がボクは好きです。

まほ先生の学生時代の友人達との家飲みでもいじられてて、
ホントまほ先生ってばいじられキャラというか、お仕置きしたいキャラというか…
まほ先生を可愛がりながら、たまに天然な言動で振り回されたいわー
江戸川…、羨ましい子…!

■[漫画]ういういdaysのあの人も登場!「あいカギ」2巻

あいカギ 2 (サンデーGXコミックス)
著者/訳者:犬上 すくね
出版社:小学館( 2011-04-19 )
コミック ( 200 ページ )
作者サイト:docile -犬上すくねファンサイト-
作者twitter:犬上すくね (sukuneinugami) on Twitter

前々作のラバーズ7の愛すべきおかまキャラのスーちゃんのエピソードの前編が描かれ、
凄くレイニー止めだった1巻からやっと続きの2巻が出ましたよ!
スーちゃんの家庭の事情が分かって、カギを開けることで劇的に解決したりと、
きいちゃんとケンの鍵開け作業は今日も刺激たっぷりなのデス。

特に今回は色々と刺激たっぷりというかスパイス効かせまくりというか、
Mな上司と実は心にSな部分があるOLの二人が出てきたりと、
一風変わったカップリングだけでなく、1巻でも出てきたあやめが再登場したりと、
しっとり&しっかりとしたカップルも出てきます。

中でも今回驚いたのは「ういういdays」の年の差カップルが出てきたこと!
同じ犬上すくね作品のキャラとはいえ出版社も違うのにゲスト的扱いとはいえ出てくるとは、
正直ちょっと驚かされましたよ。
更に、3巻に収録されるであろうエピソードでは「恋愛ディストーション」のキャラも出るし、
この「あいカギ」は今までの犬上すくね作品の集大成的なものになるのかも…?

しかしあやめさんはしょっちゅう出てくる上にきいちゃんとケンと深く関わってくるみたいで、
結構重要なキャラになるみたいですが、きいちゃんとケンの存在の謎を含めて、
どういう展開が待ち受けているのか気になりますね。

それにしても学生時代の恋心を吹っ切った出来る主任の上原さん可愛いなぁ…
ギャップ萌えやでー…

:: 2011/4/22 金曜日::

■[漫画]文化祭を盛り上がろう!「はじめてのあく」9巻

はじめてのあく 9 (少年サンデーコミックス)
著者/訳者:藤木 俊
出版社:小学館( 2011-04-18 )
コミック ( 192 ページ )
作者サイト:藤木屋 – livedoor Blog(ブログ)
作者twitter:藤木俊 (shunfujiki) on Twitter

ジローの実家編の終盤も収録したはじあく9巻ですが、
キョーコの好感度は急上昇でラブコメ街道一直線!
とはいえ、この作品ははじあくであるので、
コメディ成分も多分に含まれるんですけどねー

それにキョーコだけがラブでコメってる訳ではないのです!
黒髪ロングで巨乳というスペック持ちのアキも中々に宜しくてですね。
否定しながらも会長のことが気になるイベントが目白押しで、
キョーコとはまた違ったラブコメ模様にはニヤニヤせざるをえないです。

そして夏休み後のイベントということで文化祭がある訳なんですが、
将来の夢が不明瞭なキョーコが一念発起して実行委員に立候補して、
色々と頑張っちゃう訳なんですが、ここら辺は青春モノなんですよねー
いやー、学園モノに文化祭ってのは欠かせないイベントですよね-

また、キョーコのアニメネタに付いてこれる、実は正義の人な黒澤さんも加わって、
更に賑やかになるジロー一行なんですが、忘れられたキャラも出てる気が…
まぁ、馬の御曹司なアレなのは別に良いんだけど、
草壁家はもうちょっと出番あっても良いかな-、と思わなくもないです。(笑

:: 2011/4/21 木曜日::

■[漫画]ああっ女神さまっ「神のみぞ知るセカイ」12巻

神のみぞ知るセカイ 12 (少年サンデーコミックス)
著者/訳者:若木 民喜
出版社:小学館( 2011-04-18 )
コミック ( 192 ページ )
作者サイト::: HoneyDipped ::
作者twitter:若木民喜 (angelfrench) on Twitter

遂に表紙を女性キャラが飾るようになり、エルシィの次はハクアですよ!
でもまぁ、今回はハクアの出番は無いんですけどね!
正直、12巻の表紙はかのんがお似合いだったと思うの。

で、まぁ、女神探しをやり始めた桂馬なんだけどやり方が杜撰というか…
「攻略」ではないからか女心もといキャラのパターンを考慮しないもんだから、
ドストレートと言いましょうか、そりゃちひろにぶっ飛ばされるってなもんですよ。

でも歩美はむしろ積極的に関わってきており、正にイイヨイイヨーな状態に。
いやー、これはフラグ立ってるね。間違いないね。
桂馬はもっと早くファンディスクルートだと認識すべきですよ。
フラグ立ってるんだからイベントシーンを見るだけでOKなんですよ!

とはいえ桂馬は女神探しルートとは違うサブルート倉川灯編に入ってしまい、
「完全な人間」と「理想の世界」について対話しながら進める流れに。
今までと違い、キスがワイルドカードのように使えない珍しい攻略になった訳ですが、
結構裏があるようで、また再登場するっぽいですね。

しかし今回のクライマックスはなんといってもかのんの再登場でしょう!
アイドル中川かのんの中に居た女神アポロの登場と、
桂馬への恋心を忘れていないかのんの猛烈な告白と素晴らしい展開が続いたんですが、
春日姉妹編で暗躍していた明らかに小物臭がする正当悪魔社のフィオーレが待ったを掛けて…
かのんは好きなヒロインなだけに、再登場とその後の展開で喜んだ分凹まされますよ。
おのれフィオーレ…

あぁ、早くかのん復活しないかなー…

:: 2011/4/20 水曜日::

■[漫画]プレッシャーとの付き合い方「ベイビーステップ」16巻

ベイビーステップ(16) (少年マガジンコミックス)
著者/訳者:勝木 光
出版社:講談社( 2011-04-15 )
コミック ( 192 ページ )

1冊丸々、全日本ジュニア出場を賭けた井出との対決が描かれており、
しかもまだ続くという熱戦が繰り広げられています。

今回の対戦相手である井出っていうのが、荒谷とはまた違ったタイプの強敵で、
従来のスポーツ漫画だと主人公になるようなタイプなんですよね。
直感がメインのスタイルであり、試合前に事故で助けた少年が応援に駆けつけ、
増幅された周囲の応援を自分の力にして戦うという、劇場型タイプと言いましょうか。
他の作品だったらエーちゃんはデータ重視で頭でっかちの雑魚キャラになるんだろうなぁ。

しかしこの作品はエーちゃんが主人公の「ベイビーステップ」
一球一球の意味を捉えて、予習復習欠かさずやり、精一杯の努力を惜しみなくする主人公。
井出と似たタイプであるなっちゃんと試合を経験していたことをベースに、
今までと現在の井出のプレイスタイルから最適化して臨むことができるのがエーちゃんの凄みです。

そして今回は極度のプレッシャーを相手にして、それから逃げるのではなく、
敢えて向き合った上で試合に集中するという姿勢を見せてくれるんですよね。
いやー、愚直と言いましょうか、何ともエーちゃんらしいと言いましょうか。
いやはや、凄いね、エーちゃん。

次回、やっと井出戦の決着な訳ですが、最後まで試合展開が判りませんからね。
従来のスポーツ漫画だと勝利が当たり前に考えられるけど、
荒谷に何度も負けたりとそういった常識が中々通用しないのがこの作品ですからね。
単行本派の人にはちょっと厳しい時間になるかも知れません。

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