のうりん 14巻 6月14日発売!
待望の、のうりん完結巻!
:: 2016/6/20 月曜日::

■[ラノベ]トライアングラー「銀河連合日本」2巻

銀河連合日本 2 (星海社FICTIONS)
著者/訳者:松本 保羽 bob
出版社:講談社( 2016-06-16 )

Web連載版:小説家になろう
作者サイト:柗本保羽
作者twitter:柗本保羽(@YasuhaMatsumoto)さん | Twitter
絵師サイト:びよんびよん堂
絵師twitter:bob(@biyonbiyon)さん | Twitter

突如外宇宙から地球に飛来した異星人のものと思われる巨大構造物”ギガヘキサ”
交信してくるわけでもなく相模湾の空中にて静止する物体を前に、
日本政府に雇われたファーストコンタクターの交渉人・柏木真人(37)は、
交信不良の原因を解消するために歓迎セレモニーを開催し、見事成功する。
そして人類初となる異星人と交渉することになった日本政府だが…

この2巻ではティエルクマスカ銀河連合の探査船ヤルバーンでの交渉がメインです。
そのため多分に政治的な問題が俎上に上がってくるので、
そういったことに忌避感がない人向けですね。
特に中国相手には辛辣ことが多々書かれているのでそこら辺はご注意を。(笑

でもやっぱり星の海を隔てて出会った異文化&異文明とのコミュニケーションは面白いです。
フェルさん相手に求婚にも等しい行為を知らずにやっちゃってハートを射止める柏木とか、
国会議事堂の食堂でカレーを食べてあまりの美味しさに驚くフェルさんとかね。
SF的なことでいったらティエルクマスカ銀河が5000万光年離れたNGC4565銀河のことだったり、
高度に発達した文明のお陰で完全共和制ともいうべき政体をなしていたりと、
大きなことから小さなことまでとても面白いんですよね。

また、柏木をめぐってフェルさんとシエさんの異星人三角関係っぽいのが出来て、
ラブコメ好きとしては嬉しかったですね。(笑
まぁ、あっという間に寄せてきたフェルさんの圧勝でしたけど、
そこらへんは流石は調査局局長だな、と。(笑

ちなみにWeb版から書き下ろしがちょっとありましたね。
bobさんのイラストも良いけど、原作側からのおまけ要素が増えるのは嬉しかったです。
Web版を読んで先の展開を知っているとニヤリとできる内容だっただけに嬉しさもひとしおでしたよ。
これは3巻も楽しみです。

:: 2016/6/16 木曜日::

■[ラノベ]竹宮ゆゆこ最新作!「砕け散るところを見せてあげる」

砕け散るところを見せてあげる (新潮文庫nex)
著者/訳者:竹宮 ゆゆこ
出版社:新潮社( 2016-05-28 )

大学受験を間近に控えた濱田清澄がたまたま見かけた1年生のいじめ現場。
しかし正義感から助けた蔵本玻璃からは奇声を上げられてしまう。
それでも気になった清澄が1年生のクラスを伺うとやはりいじめが行われており、
ある日校外で洒落にならないいじめを助けたことで二人の距離は縮まっていき…

竹宮ゆゆこさんが新潮文庫nexで書く第二弾にして最新作ですが、
やはり竹宮ゆゆこさんは竹宮ゆゆこさんだと感じさせる内容でした。
しかし取り扱うテーマはライトノベルの枠組みでないのは間違いなく、
これは新潮文庫nexで出すのが正しいだろうな、と思いました。

全部わかってからはスッキリするんですが、それでももどかしい思いもありましたね。
クラスメイトは玻璃がずっと濃い黒ストと長袖を着ていた理由を何故気付けなかったのか。
清澄は玻璃の将来のことを考えておきながら何故身近な危険を心配しなかったのか。
それもこれもまだ彼ら、彼女らが若いからという一言に収束するんだろうけど、
それにしたってツラいなぁ。

いじめをしていたクラスメイトは報道で真実を知って自責の念にかられたりしないのかなぁ…
とかそんな益体もないことを考えている間に物語が急転直下で終わって驚きましたね。
そして終わったあとに冒頭の意味がわかって見事に引っかかっていたと気付かされました。
確かに半ドンという制度があったり、
誰も携帯電話を持っていないのはおかしいと思ってたんですが、
なるほど、そういうことだったのかと。

竹宮ゆゆこ作品ファンなら買って読んで損はないと思いますが、
ゆゆこ節のおかげで読みやすくはなっているとはいえ、
癖が強くて重いテーマも扱っているので注意が必要です。
でも、面白いよ!

:: 2016/6/14 火曜日::

■[ラノベ]いざ港区へ…!「アクセル・ワールド 20 ―白と黒の相剋―」

アクセル・ワールド (20) ―白と黒の相剋― (電撃文庫)
著者/訳者:川原礫
出版社:KADOKAWA/アスキー・メディアワークス( 2016-06-10 )

作者サイト:WORD GEAR
作者twitter:川原礫(@kunori)さん | Twitter
絵師サイト:天才卓球少女
絵師twitter:HIMA(@himapo)さん | Twitter

白のレギオン”オシラトリ・ユニヴァース”を隠れ蓑に暗躍する加速研究会の正体を暴くため、
”グレート・ウォール”と交渉してエリアを割譲してもらう確約を得るだけでなく、
”プロミネンス”と合併することになった”ネガ・ネビュラス”
そのために中野でお互いのレギオンが一堂に会することになったんだけど…

久しぶりのアクセル・ワールド新刊ですが、今回もいいところで終わってますね!
とはいえシリアスパートは少なく、笑いながら読める内容になっており気持よく読めました。
特に合併する時にシルバー・クロウと戦ったアイオダイン・ステライザーが特に良かったですね!
クリキンとストロンゲスト・ネームの座を奪い合ったのもわかるコミカルさですよ。
良いですよね、こういうキャラ。(笑

そして普段はクールなのにコミカルさが出ていたコバマガ双子姉妹も良かったです。
そのコミカルさの源泉となっているシルバー・クロウも良いキャラしてると思いますが、
あのコミュ障気味だったハルユキがそんな風に振る舞えるのも、
コバマガの二人と友達になったからだと思うと微笑ましく思えますね。

そんなコバマガの二人とリアル割れしたリードですが…
護衛官がいることといい、どう考えてもガチの皇族ですよね…
川原礫さんってば中々際どいところを攻めるなぁ…(笑
高潔な好青年って感じがするので大丈夫だとは思うのですが。
ちなみにリードのリアルの姿ですが、
私はビジュアル的に「ヒカルの碁」の塔矢アキラっぽいのを想像しています。

さて、”オシラトリ・ユニヴァース”との領土戦が始まって早々から凄い展開になりましたが、
はたしてこの戦いの決着はどうなるのか。
映画版のシナリオはこの戦いの後らしいので無事に終わるとは思うのですが、
いろいろと気になるので早く続きが読みたいであります。

:: 2016/6/11 土曜日::

■[ラノベ]俺たちの戦いはこれからだ!「ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?」Lv.10

桜咲く新入生がやってくる季節。
しかしそれはネトゲ部に新入部員を入れないといけない季節。
それでも何とか逃げの一手を考えようとするネトゲ部の面々を、
秋山さんが言葉巧みに新入部員獲得へと奮い立たせるも、
みんなが集めてきた部員候補は濃い子ばっかりで…

4月発売の新刊ですが、Kindle版が2ヶ月遅れな電撃文庫が悪いんじゃよ…

今回は新入部員獲得ということですが、
てっきりルシアンの実妹であるシュシュちゃんが入部するもんだと思ってたら、
まさかのガチでの新入部員獲得レースみたいなのが始まって驚きました。
特にあのアコまでもが新入部員候補を連れてくるとは…
アコ… 成長したなぁ…

それに比べてシュバインこと瀬川茜のしくじり先生っぷりの面白いことよ。(笑

netgame10_01

どんどんシュバインの女子力とは何なのか判らなくなるというか。
ピッグマン限定特化武器を作る女子力とはいったい…
むしろコスメとか買いながら漫画も買ってるんだとすれば、
そりゃお金が足りないよね、と納得というか。
将来は趣味にお金を使いすぎてカップラーメン生活のOLになる未来が見えるわ…

それにしてもまさかこういったオチで来るとは思いませんでした。
まぁね、他人よりも仲間を大事にするのは当たり前だし、
折角権力を持ってるんだから使わないと損だよね。(笑
とはいえ振り回される猫姫さんは大変だと思うので、
猫姫さんには是非とも報われて欲しいと思います。
その、精神的な方面で。(笑

何だかんだで雨降って地固まるというか、
本音をぶちまけてより一層仲良くなったネトゲ部の面々のこれからの日常が楽しみです。
大丈夫、これだけ仲が良いんだから秋山さんの心配は杞憂になるよ!

:: 2016/6/5 日曜日::

■[ラノベ]決戦! 沖田畷!「織田信奈の野望 全国版」15巻

織田信奈の野望 全国版 (15) (ファンタジア文庫)
著者/訳者:春日 みかげ
出版社:KADOKAWA/富士見書房( 2016-05-20 )

絵師サイト:はうにぶー。
絵師twitter:みやま零(@miyama0)さん | Twitter
Kindle版:織田信奈の野望 全国版 15
Kindle版まとめ買い:織田信奈の野望 全国版

大友宗麟と島津姉妹との決戦をギリギリで止めた相良良晴。
しかし肥前の熊とも言われる龍造寺隆信は好機と見て軍をおこし、
それに端を発してついに龍造寺軍と島津・大友軍により沖田畷の戦いが始まることに…!
そして一方本州の織田軍団は信奈は松平元康の急な造反に遭い、
光秀は実母を人質に取られて窮地に陥って…

やっと長かった九州編が終わったー…
物語的に欠かすことは出来なかったんだろうけど、
やっぱり修羅の国での合戦&合戦はシリアス三昧で厳しいものがありましたね。
まぁ、それによって良晴が一回りも二回りも大きくなったのは良いことなんですが、
それでもやっぱり光秀ちゃんや信奈とのアレコレを見てると、
私がこの作品に求めているのはコレなんだよなぁ、と思います。(笑

何が良いって光秀ちゃんの小姑な義陽と出会って早々に痴話喧嘩というか、
嫁姑戦争の前哨戦を繰り広げるところだったり、
良晴が九州で作った何人もの現地妻にご立腹なところですよね!
同じ窮地を救ってくれたのに信奈が圧倒的なヒロイン力を発揮しているのに対して、
光秀ちゃんは喜劇のヒロインでこの扱いの差は本能寺待ったなしですわ。

それにしてもガスパールの正体(?)も意外だったけど、
歴史の修正力が発揮されたのか関ヶ原で一大決戦が開かれそうなのが凄いですね。
陣容も何となく正史に近いのも興味深いです。
毛利が大阪に入って東軍に家康がいたりしますからね。
恐らく次回の関ヶ原が物語のクライマックスになるだろうから、
楽しみではありますが、これ以上シリアスにならないか心配でもあります。
せっかく信奈と再会したんだからもっとラブコメしても良いのよ?

:: 2016/5/31 火曜日::

■[ラノベ]幸せになる方法「火輪を抱いた少女 III 二つの太陽」

グロールを破ったアミルがホルシード帝国第四代皇帝となり、
ムンドノーヴォ大陸へ遠征し輝かしい未来が見えたような気がしたリベリカ大陸。
しかし実情は悲惨で、帰還兵が持ち帰った疫病に咎草、
そして星教会による反抗で遠征も膠着状態に陥り、
遠征費を負担している南北コインブラ州は疲弊し…

「驕る平家は久しからず」の言葉通り、あっという間に凋落の気配を見せるアミルと、
アミルの甘さによって命を長らえて雌伏の時を過ごしたエドガーとノエルたちが、
コインブラを電光石火の勢いで取り戻すだけでなく、
バハール州へも攻め入る展開は痛快でしたね。
エドガーが父グロールの同じ轍を踏まないように全面的にノエルを支持することで、
イル教徒たちと反目しそうになった時はヒヤヒヤしましたが、
イルヴァンたちが勇者や死神に酷い目に合わされていた過去のお陰で何とかなった時は、
前作と前々作を知っているとニヤリとしました。

ただ前作と前々作の少女たちに比べてノエルは結構マシなんですよね。
クレイジーでサイコで敵には容赦無いんだけど、敵認定する前に猶予があったり、
何より過去の敗北から学習して成長したりしますからね。
成長の伸び代は武力というよりも人心掌握とかそっち方面がメインなんですけどねー

それにしてもWeb版と違ってドルカスが生き残ったのは意外だったけど、
ノエルという主人公像を考えるとこれはこれで有りなのかな、と思います。
そしてWeb版に比べて流刑地アンドロメダさんのお陰で、
リグレットの卑屈さと醜悪さが際立ってて最高でしたね!
実弟のロイエに対する蔑みと愉悦混じりの表情とか素晴らしかったです。(笑

HTML convert time: 0.154 sec. Powered by WordPress