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:: 2013/8/15 木曜日::

■[ラノベ]エクソシストぉー!「ゴールデンタイム列伝 AFRICA」

ゴールデンタイム列伝 AFRICA (電撃文庫)
著者/訳者:竹宮ゆゆこ
出版社:アスキー・メディアワークス( 2013-08-10 )
文庫 ( 280 ページ )
絵師サイト:Passing Rim

外伝、番外に次いでの中短編集は列伝でしかも副題がアフリカ!
そんな相変わらず頭のネジが右斜め45度に外れかけている発想のゴールデンタイムですが、
今回は時系列的に丁度6巻直後くらいなので、
番外編ではありますがしっかりと6巻の続きと言えます。

収録されている短編は岡千波が主役の「AFRICA」
次に柳澤光央の恋する日々と過去の忌まわしき思い出の「ユア・アイズ・オンリー」
そして加賀香子が犯罪すれすれどころか住居侵入罪な「束の間の越境者」
の3本になっております。

「AFRICA」ですが八方美人な岡ちゃんだけど、人間関係を広げているからこそ、
サークルのトンデモ先輩との軋轢とかがのし掛かってくる様が妙にリアルで胃が痛いですね。
そういった面倒な所を自爆攻撃で豪快に吹っ飛ばす加賀香子の個性は、
ある意味カッコよくて臭そうだったけど爽快でしたね!

そして光央の「ユア・アイズ・オンリー」だけど…
いやー、岡ちゃんに豪快にフラれていたとはいえこうもあっさりリンダに転んでるとは…
確かに香子との過去の経緯とかは同情するものがあるけれど、
光央を見てると香子や二次元くんとはまた違った所で子供っぽい所が抜けてないなぁ、と。
まぁね、5巻の時にも思ったけれど人の気持ちを汲み取れてないよね。
そこがばかボンな所なんだろけど。
というかリンダは間違いなく脈がないだろうと。
逆に岡ちゃんのフラグは立ってるのに…
光央…、本当に残念なイケメンなヤツ…

そしてラストの「束の間の越境者」ですが、これは抱腹絶倒モンですわ。(笑
万里の長期不在で香子の愛が限界突破で不法侵入とか、ある意味香子らしいけど!
彼氏の枕をくんかくんかとか萌えるけど、エクソシストなアレは竹宮ゆゆこらしすぎるだろと!
どんどんとヒロインの残念っぷりが加速しているんだけど、
果たしてアニメではどこまでヒドくなるのか…
心配なようでちょっと楽しみだったりします。(笑

:: 2013/8/14 水曜日::

■[ラノベ]青薔薇の悲劇「ソードアート・オンライン 13 アリシゼーション・ディバイディング」

ソードアート・オンライン (13) アリシゼーション・ディバイディング (電撃文庫)
著者/訳者:川原礫
出版社:アスキー・メディアワークス( 2013-08-10 )
文庫 ( 296 ページ )
作者サイト:WORD GEAR
作者twitter:川原礫 (kunori) on Twitter
絵師サイト:-アベシバ- abecのイラストブログ
絵師twitter:BUNBUN (BUNBUN922) on Twitter

また凄い所で「次回に続く」状態になったなぁ…
川原礫さんに欠点があるとすれば、一区切りまでが果てしなく長いことでしょうね。
しかも次回はSAOPの2巻になるので通常の刊行サイクルだと、
続きが読めるのは何と8ヶ月後ということに…!
こ、これは苦行やでぇ…

塔の外壁に放り出されることになったキリトとアリス。
生き延びる為に休戦して、苦心しながら95階の望楼を目指す二人と、
二人が生きて上を目指していることを信じ、
一人で最強の整合騎士と対決することを決意するユージオ。
しかしそんな3人の思惑を嘲笑うかのように元老長チュデルキンの魔の手が迫っていて…

剣技で及ばなかったとしても、一級フラグ建築士のスキルで乗り切るキリトさんパネェっす!
本人無自覚なんだろうけどあのクールビューティーなアリスさんを、
まさか説得した上で翻意させるとかどんだけ凄いスキルなんだよ!
本人は自分の能力に色々とコンプレックスを抱えているみたいだけど、
このフラグ立てスキルだけはピカイチだと思うんだ!

そしてユージオですが、圧倒的実力を持つ英雄の過去を持つ騎士に対して、
あらゆる点で及ばない中、たった一つの利点を見いだして仕掛けるとかカッコイイですよね!
だからこそ、そんな男と男の戦いに無粋にも介入して、
更にはユージオをあんな風にさせるチュデルキンの外道っぷりが冴え渡っていて、
何とも川原礫作品らしいなぁ、と思わされます。

現実世界の方でも何かしら事態が動き始めたみたいですし、
キリトが勘付いたアンダーワールドに仕掛けられた仕組みもあるし、
何よりあの二人の対決がどうなるのか気になりますので、
是非とも続きを早く読みたい所です。
まぁ、しばらく無理なんでしょうけどねー…

:: 2013/8/6 火曜日::

■[ラノベ]ノンストップ学園祭「彼女がフラグをおられたら 電話ではこれ以上話せない。学園祭の詳しい話は会ってからだ」

一週間ぶっ続けて行われる旗ヶ谷学園の学園祭の話だけで一冊丸ごと使ってます!
颯太のクラスは「焼きそばお化けメイド喫茶」という訳の判らない出し物で、
クエスト寮の出し物も色々なストーリーが悪魔合体した演劇だったりと、
相変わらずハチャメチャな内容が目白押しであります。

今回は足りなかった吟遊詩人に該当する新キャラ、吟遊院芹香が登場します。
人気絶頂の国民的アイドルな彼女は、珍しく颯太に惚れてない女の子なんだけど、
過去に落ち込んでいた時に颯太に励まして貰って成功フラグを立てたことから、
恩人=颯太に気付いた途端にデレるフラグがビンビンに立っているので、
ハーレム要員になりそうな気配が漂いまくりなのであります。
しかしあの菜波をあそこまでテンション上がるとはアイドル恐るべし…

ちなみに今回も相変わらず凛くんがチョロチョロしかったですけど、
まさか芹香の歌を聞いただけで攻略済みフラグを立てるとか、全自動惚れ機ですかこの娘は。
他にも茜や鳴たちとの譲り合い逆修羅場も健在だし、
シリーズのファンにとっては安心の面白さです。

というか「焼きそばお化けメイド喫茶」も大概アレだったけど、
演劇のカオスっぷりはそれを上回るカオスさですね!
ある意味竹井10日さんらしい内容でしたし、面白かったのが何か悔しいです。(笑
この演劇はアニメで見たいんだけど、流石に1クールでこの6巻までは無理だろうなぁ…
うーん、第2期に期待!(←まだ1期目も始まってません

:: 2013/8/5 月曜日::

■[ラノベ]激オコスティックファイナリアリティぷんぷんドリーム「東京皇帝☆北条恋歌」11巻

ツンデレの語源に深く関わる佐久間晴姫というキャラを生み出した、
元祖ツンデレ作家の竹井10日さんの古くからのシリーズが遂に本格的に再始動!
10巻の時点でアナウンスされていた通り、イラストレーターさんが要河オルカさんから、
要河さんの実兄の高階@聖人さんに変更になりました。
確かに絵柄は若干変わったけど元々雰囲気が似ているので全然許容範囲内ですね!

歴史の強制力なのか閉じた世界であろうとも来珠とゆかり子の二人はそれぞれ、
宰相と元帥に唐突に就任することになるんだけど、
多忙な来珠がたまたま政治的才覚を見せた一斗を気に入ることに。
お陰で元の世界のように来珠、恋歌、ゆかり子の第一次一斗ハーレム包囲網が再結成されて、
この作品の面白さの基盤が再度整った感じがします。

ストーリー的にはクライマックスに突入してシリアスな雰囲気が出来ているんだけど、
相変わらずぽわぽわな恋歌のお陰でしっかりとギャグを入れているのは流石です。
しかも途中から花恋ちゃんまで再登場してぽわぽわ度が更に倍に!
というかあっという間にデレ期に入った来珠の「かじゅと」はダメージでかいな!
最高に可愛いな! いや、もちろんゆかり子さんの「かじゅと卿」も良いんですが!

しかし進化の塔の攻略と明らかになっていく真実というのは、
それはそれで衝撃的ではあるんですが、相変わらず把握しづらい世界観の広がりっぷりが…
エロゲを含めた既存の竹井10日作品を全て網羅していても把握が難しいんだよなぁ…(笑
まぁ、そういった細かい所は目をつぶっても充分面白いんですけどね。
それが竹井10日さんの魅力だと思います。

巻末の短編では来珠が人気投票一位になった記念のモノと、
ザスニに掲載されていた元の世界で来珠が宰相に就任した時の一幕が語られています。
しかしこんだけ一気に仲良くなった来珠、恋歌、ゆかり子の三人を修羅場に落とすとは…
基本流されてばかりなんだけど一斗ってやっぱり凄いのね…(笑

:: 2013/7/28 日曜日::

■[ラノベ]950年前から愛したい「ゲート 自衛隊彼の地にて、斯く戦えり」外伝弐 黒神の大祭典編

ゲート 外伝 2(黒神の大祭典編)―自衛隊彼の地にて、斯く戦えり
著者/訳者:柳内 たくみ
出版社:アルファポリス( 2013-07 )
単行本 ( 522 ページ )

「結婚式やらない?」
一瞬の空白。そしてロゥリィの脳は沸騰した。
「けっ! 結婚!? ちょっちょっと待ってぇ、まだ心の準備がぁ! でもでもはいっ! はいはいはいっのはいっ!」

日本との『門』が閉じてから10ヶ月、特地アルヌスで富田とボーゼスの間に生まれた赤ん坊を祝うため、
七五三に似た”ナッシダ”が執り行われることに。
身内だけのお祝いのはずが、アルヌスで初めての祝祭ということでロゥリィが張り切り、
現存する全ての亜神を招いたことで自衛隊とアルヌス住民も巻き込んだ大祭典に発展!
富田たちの結婚式もついで行うことになったんだけど、
祭司のロゥリィは結婚出来ない呪いが950年前から掛かってて…

950年前、ロゥリィが亜神に成り立ての頃のエピソードも盛り込まれた、
ロゥリィ尽くしのゲート外伝第2巻が待望の発売!

いやー、ロゥリィ可愛いですよね!
962歳なのに伊丹の事が好きで好きで堪らない所とか最高に可愛いじゃないですか!
亜神になる前から”愛”に対して興味を持っていて、
それでいて友情のためなら結婚出来なくなろうと身体を張って頑張るとか、
最高に格好いい女の子じゃないですか!

信徒の前では威厳があるけど、伊丹の前では一転恋する女の子になるロゥリィを見てると、
もう読んでて私の顔がデレッデレになっちゃいましてね。(笑
他にも亜神としては後輩だけど、年上のモーターの前では孫みたいになってて、
どんだけ可愛さのバリエーションを見せるんだと!
外伝の1巻はピニャがフィーチャーされてましたけど、
この外伝2巻ではとにかくロゥリィが推されまくってましたね!
それもまた良し!

ボーゼスが抱える帝国貴族のわだかまりとかも一応の落着を見せたし、
前回、黒幕っぽい登場をした新たな亜神のメイベルもその因果が判明して落着したしと、
綺麗にオチがついてこれでシリーズも終わっちゃうのかなー
と、しんみりしてたらまさかのヒキでビックリですよ!
えー? どゆことー?
アバン先生が実は生きてた並の驚きなんですけどー

取りあえず次はテュカがメインの話になるみたいですね!
このまま外伝シリーズが続いてくれると嬉しいのですが!
文庫版で原作3巻まで出ているのでそちらで揃えるのも有りだと思いますので、
是非ともゲートシリーズをみんなも読んでみてくださいね!
面白いよ!

ゲート―自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり〈1〉接触編〈上〉 (アルファポリス文庫) ゲート―自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり〈1〉接触編〈下〉 (アルファポリス文庫)

:: 2013/7/25 木曜日::

■[ラノベ]大空を舞うファンタジー戦記「蒼天のサムライ 第一部 端琉島脱出戦」

蒼天のサムライ 第一部 端琉島脱出戦 (オーバーラップ文庫)
著者/訳者:田代 裕彦
出版社:オーバーラップ( 2013-07-24 )
文庫 ( 320 ページ )

今まで散々ネタにしたせいか編集Kこと平和さんから献本が届きました。
ありがとうございます! 流石平和さん太っ腹!
それにしても初めて献本して頂く本が空戦モノの「蒼天のサムライ」とは…
初めて平和さんに勧められて買った本が「とある飛空士への追憶」だっただけに、
何というか縁が感じられて感慨深いものがあります。

タイトルからして坂井三郎の「大空のサムライ」っぽい感じがしますが、
実際パイロットモノです。
まぁ、主人公の愛機は飛行機じゃなくて竜なんですけどね。
そう、この作品は竜が空戦の花形となっているファンタジー戦記モノなのです。
そういった意味では「とある飛空士」シリーズより「皇国の守護者」の方が近いでしょうか。

多数の航空機と空母を備えて物量で押し、世界を席巻する覇権国家のグロース帝国の脅威に曝されながら、
旧態依然とした悪循環から未だ抜け出せずにいる天津煌国の下士官竜士の竜洞マスミ。
彼が帝国から遠い端琉島に派遣され、親友の竜部シンヤとその妹アユネと再会するも、
程なくして帝国からの奇襲攻撃で壊滅的な被害を受け撤退することになるんだけど…

血と硝煙と油の臭いが撒き散らされる世界が舞台なのである程度覚悟はしていたけど…
容赦ないっすね! ネタバレなんで大きな声では言えないけれど、
それにしたってこの仕打ちはキツイものがあると思わされましたよ。
マスミがどういった人物であるかを浮き彫りにするには的確だったかもしれませんが、
1冊目からのこの展開とは思いもよりませんでした。

旧弊が目立つ大本営と練度が高いけれど少数の友軍と、物量で攻めてくる敵軍。
というシチュからして日本人なら胸熱な展開な訳ですが、
冒頭で語られる後に語られる史実と現実の齟齬も気になるので、
次も期待したいところです。
まぁ、もうちょっと手加減してくれると嬉しいのですが…(笑

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