その着せ替え人形は恋をする 15巻(完結)は7月25日発売!
終わるのは寂しいけれど、五条くんと海夢ちゃんのグランドフィナーレを見届けよう!
:: 2016/1/15 金曜日::

■[ラノベ]ある英雄たちの記録「大陸英雄戦記」1巻

大陸英雄戦記 1 (アース・スターノベル)
著者/訳者:悪一
出版社:泰文堂( 2015-11-14 )
作者サイト:悪一
作者twitter:悪一(@waru_ichi)さん | Twitter
絵師サイト:ニリツハイハン
絵師twitter:ニリツ(@Ann_NH)さん | Twitter

Kindle版:大陸英雄戦記 1

この作品は小説家になろうで連載している作品を書籍化したものですが、
ソフトカバーでデカいのでKindle版の発売を待ってたら3ヶ月経っていたでござる。

前世の21世紀日本人だった記憶を10歳の時に思い出したユゼフ・ワレサは、
思い出すと同時に自分がいる国が滅亡寸前の小国で、しかも農家の一人息子であることを自覚する。
それでも半分お気楽気分で前世の知識を活かすために士官学校に入学してみれば、
座学以外は壊滅的というお粗末な状況ながら士官学校で次々と友人と出会うことに。
見た目は可愛いけど中身は脳筋なサラやイケメンなんだけど童貞野郎のラデックと出会い、
そして参加させられる戦争で活躍するだけでなく重要な人物と知り合うことになり…

あとがきで作者が言っていますが銀英伝の影響を受けているらしいです。
らしい、というのは私が銀英伝読んでないからわからないんですよね。
読んでない理由は、私が知ってる銀英伝ファンは困った人が多かったのでちょっと敬遠してて…
ぶっちゃけヤンジャンのコミカライズくらいしか知識がないと言えましょう!

そんな私でも銀英伝と違うところはわかりますよ。
まず、地政学的にはヨーロッパそのものが舞台で、
更に魔術という要素がある世界観になっています。
人名とかもヨーロッパ準拠なので馴染みやすいといえば馴染みやすいかと。
それ以外の違いはサッパリわかりませんが、面白いから問題ないよね!(投げ槍

この作品の魅力はやっぱり主人公であるユゼフのキャラクターでしょうか。
基本温厚に見えるんだけどナチュラルに悪辣な作戦を考えて実行しちゃう所とか、
戦争というシビアな状況でもシリアスになりすぎない所が良いんですよね。
特に書籍版書き下ろしエピソード「盤外の戦い」が実に良かった。
卒業間近にエミリアと全校生徒を挙げての大規模軍事演習で対戦するんだけど、
間諜を仕立て上げるわ、前日に落とし穴掘るわと演習なのにえげつない手を使いまくりで、
それがまた痛快で面白かったです。

書籍版書き下ろしはもう一編あり、そちらも面白くて満足度が高かったんですが、
やはり要望としてはKindle版をもうちょっと早く出して欲しいって所でしょうか。
ソフトカバーは大きすぎて本棚を占有しすぎるのですよ…

:: 2016/1/13 水曜日::

■[ラノベ]誰もが通る新人時代の記憶「なれる! SE 13 徹底指南?新人研修」

なれる!SE (13) 徹底指南?新人研修 (電撃文庫)
著者/訳者:夏海公司
出版社:KADOKAWA/アスキー・メディアワークス( 2015-08-08 )
絵師サイト:ShiBoo!
絵師twitter:Ixy(@Ixy)さん | Twitter

Kindle版:なれる!SE 13 徹底指南?新人研修
Kindle版まとめ買い:[まとめ買い] なれる!SE

この作品は仕事が忙しい時に読んだらストレスがマッハなので、
本業が多忙だったこの3ヶ月間積んでたのですが、
やっと定時帰りが見えてきた今月から読み進めて読破しました。
うん… やっぱり仕事のストレスが溜まった時に読まなくて良かった…!

スルガシステムが新卒の新入社員を大量に獲った上に、
採用を決めたのはいつもの人事ではなく問題児のあの社長!
もちろん現場側は受け入れ体制を取れてない上に、
新人たちも甘えが抜けてない子が多く、
更にプライベート重視な茶山さんや意識高い系(笑)な箱崎くんといった、
問題を起こしてばかりの子がいて…

私の場合、ここ数年関わる新人は優秀な子ばかりですが、
昔は工業大学出身なのにオームの法則を理解出来てない新人がいて苦労したなぁ…
とかそんなことを思い出しましたね!
電子回路を扱う部署志望でオームの法則がわからないとか致命的にすぎるんですが、
ある意味それ以上に大変な思いをしている桜坂には同情を禁じえません。
そりゃあんなこと言われたら桜坂だって怒鳴っちゃうよ…

でも気持ちが桜坂寄りだったからこそ、橋本課長の一言で冷水を浴びせられました。
長い間中堅社員として後輩を指導する立場だったからこそ忘れていた新人時代の気持ち。
自分は○○をやりたいしそう主張しているのに割り振られるのは△△の仕事ばかりで…
更に新しい仕事を与えられても茶山たちみたいに先輩からの仕事内容の説明はなく、
資料のアドレスだけ渡されて勝手に自習してこい、という自主性任せな教育方針。
勉強しても意味不明な専門用語ばかりで退屈な客先相手の会議で眠気と戦ったりと、
新人時代の記憶をポロポロと思い出して来ましたよ。
でも当時の自分を思い返すと恥ずかしい失敗も色々と思い出しちゃいますね。
そして改めて桜坂は凄いと思いました。
私は1年目であそこまで出来なかったな…

それにしても今回は橋本課長のヒロイン度が高かったなぁ。
まさか猫耳までつけてくるとか、ギャップ萌えが半端無かった!
梢さんは牽制してあんなことを吹き込んだんでしょうけど、
結果として裏目に出てしまった感がプンプンとしますね!
梢さんは外堀を埋めるのに余念がないみたいだけど、
これは橋本課長に掻っ攫われる可能性もあるかも!?

というか室見さんの出番が少なかったですね。
良いところを持って行くのはメインヒロインの面目躍如ですが、
やはり室見さんの出番がもう少し欲しいところですね。

あ、余談ですがオームの法則が理解出来てない新人くんですが、
2年目で別の部署に転属して元気にしてました。
やっぱり適性ってのは大事ですね。
今は別会社に行っちゃったので現状はわからないのですが、
元気にやってくれてればと思います。

:: 2016/1/11 月曜日::

■[ラノベ]江戸も人生も太平なのである「異世界から帰ったら江戸なのである」第参巻

終わってしまった…
一応、第一部完ということなので続きが出る可能性もありますが、
Web連載の方も第一部完で終わってしまったので、
どちらにしろ当面の間は新作に触れることが出来ない訳でして、
ファンとしては大変に悲しいです。

時代小説とラノベのテイストをミックスさせた上に、
パロネタをてんこ盛りにした変な作品なんですが面白いのですよ。
七夕の日に玉川上水を引いている長屋の井戸掃除をする江戸の暮らし描写は興味深く、
異世界時代の魔女に覚醒する前のイリシアとの出会い、
そして長年付き合っていた告死妖精クルアハとの別れは切なくてですね!
どのネタも面白いんですよ!

それでいてお八ちゃんの恋する乙女のラブコメっぷりが可愛いし、
石燕の残念喪女っぷりも一周回って可愛いと思えちゃいますしね。
まぁ、九郎は割りとヒモっぽいというか実質ヒモな上に、
見た目は中学生だけど中身は95歳の老人で不能なので、
ラブでコメる進展がほぼないんですけど、それすらも面白かったです。

とても好きな作品なだけにこれで終わるのは残念で仕方ないですが、
もしこの書籍版を読んで続きが気になった人は是非ともWeb版を読んでみてください。
100話以上続いている上にそこそこキリが良いところで終わってますので、
ある程度は満足できると思いますですよ。

まぁ、正直言うとバカ売れして急遽第二部が始まってくれるのが一番嬉しいんですけどね!

:: 2016/1/5 火曜日::

■[ラノベ]超巨乳ヒロインが登場「王国へ続く道」2巻

王国へ続く道2 (アヴァロンノベルス)
著者/訳者:湯水 快
出版社:ホビージャパン( 2015-12-22 )

連載サイト:王国へ続く道
作者サイト:お風呂足つぼ/湯水 快
絵師サイト:光陰矢の如し
絵師twitter:日陰影次@(@hikage_eiji)さん | Twitter

Kindle版:王国へ続く道 1
Kindle版:王国へ続く道 2

愛するルーシィを手に入れるために王となることを決めたエイギル。
取り敢えず世界を見て回ることにして、
まずは中央平原から北上し雪に覆われた巨大な連邦へ。
そしてそこから南下して熱帯の帝国に行き横断し、
中央平原に戻って訳ありの傭兵団に入るんだけど…

1巻のルーシィの巨乳っぷりから心配してたんですが、
作中でも随一の超巨乳であるノンナのおっぱいが凄い!
表紙の時点でクレイジーすぎる大きさですが、
挿し絵でも最高にデカく、そしてエロいです。
この巨乳にふっ飛ばされるセリアは割りとギャグだよなぁ。(笑

訪れた先々で次々と女と知り合って懇ろになるだけでなく、
セリアやノンナ、それにメリッサと心に傷を負った女性を癒やし、
そして暗闇から連れだして守るエイギルは男として格好良いですよ。
もちろん昔の女も忘れずに迎えに行くというのも良いですよね。
そこで女の嫉妬からの修羅場になるのもまた乙なモノです。

忘れてならない戦闘シーンでは、
エイギルの常識はずれの戦闘力が痛快で痛快で!
貴族が名乗りを上げるのを待たずに容赦なく切り捨てるエイギルさんパネェっす!
これから更に成長していくんだから続刊に期待せざるをえないですよ。

ちなみに書籍化にともない加筆されてましたね。
具体的には帝国でのエピソードが追加されてました。
Web版ではたった数行で終わっていた帝国の旅路の話が加わったことで、
旅の厚みが出たと思いますよ。

次はアークランド戦争の終わりまで行くのでしょうか。
だとすると戦闘シーンが多そうだなぁ。
オラ、ワクワクしてきたぞ!

:: 2016/1/3 日曜日::

■[ラノベ]囚われのエレンと月光の騎士ティグル「魔弾の王と戦姫」13巻

魔弾の王と戦姫〈ヴァナディース〉(13) (MF文庫J)
著者/訳者:川口 士
出版社:KADOKAWA/メディアファクトリー( 2015-11-25 )
作者サイト:一〇八(仮)
絵師サイト:ひなだまりweb
絵師twitter:片桐 雛太(@hinatanya)さん | Twitter

Kindle版:魔弾の王と戦姫 13

Kindle版まとめ買い:[まとめ買い] 魔弾の王と戦姫

王族メリザンドの反乱と呼応した隣国ザクスタンの侵攻。
それを辛くも撃退したティグル率いる月光の騎士軍であったが、
王都への凱旋途中にガヌロンの腹心グレアスト率いる軍勢に卑怯な奇襲を受け、
エレンが囚われ、更にティグルも行方不明になり…

虜囚の身となったエレンと奸賊グレアストの歪んだ性癖、
そしてエレン救出のために恥辱を受けるティグルを見てると、
ふつふつと怒りとストレスが溜まっていったのですが、
正直ラストの展開を見て全てが吹っ飛びましたよ。
え? そこまでやっちゃって良いの?
これ、最終巻じゃなくて13巻だよね?

最終巻じゃないとはいえ物語はほぼクライマックスに入ってきたのは確かですし、
次のムオジネルの大軍を相手にした戦いが人間同士の戦いのラストでしょう。
そして魔弾の王と戦姫の本当の戦いはそこから始まるのでしょう。

それはそれとして、別の意味でもクライマックスですね!
何しろここにきてかなり大きな事態が起こりましたね。
今まで野心とかとは縁遠かったティグルだけど、
彼にどうしても成し遂げたい目標が出来てしまいましたからね。
そこに到るまでの具体的な方策をティグルはまだ見出せてないとはいえ、
おおよそどうなるのかは読者的に朧気に判るだけに楽しみですよ。

エレンが魅力的なのは言わずもがなだけど、
副官のリムに侍女のティッタも可愛いし、
魔物を追ってきてエレン救出を手伝ったミラも、
ジスタートに残っているソフィー、リーザ、オルガ、
それに女王レギンもいますしね。

はたしてティグルがどのような未来を見せてくれるのか。
これはラストまで目を離せませんね!

:: 2016/1/2 土曜日::

■[ラノベ]ああっロリ神さまっ「異世界混浴物語 3 混迷の岩盤浴」

異世界混浴物語 3 混迷の岩盤浴 (オーバーラップ文庫)
著者/訳者:日々花長春
出版社:オーバーラップ( 2015-12-23 )
作者サイト:日々花長春
作者twitter:日々花長春(@HibihanaN)さん | Twitter
絵師サイト:Fountain's square blog
絵師twitter:はぎやま(@Hagiyamasakage)さん | Twitter

Kindle版:異世界混浴物語 3 混迷の岩盤浴

Kindle版まとめ買い:[まとめ買い] 異世界混浴物語

かつて魔王と初代聖王の決戦の場であったハデス・ポリス。
そこを調査に訪れ魔将のキンギョを倒した冬夜たちだったが、
そこで卒塔婆に封印されていた一人の気弱そうな少女と出会う。
彼女こそは魔族たちの神である闇の女神ラクティ・ロアで…

今回もタイトルに恥じない混浴三昧で素晴らしかったですね。
ラクティというロリキャラが追加されてロリ成分増量となり、
一部の読者は大喜びだとは思いますが、
ボリュームが多いクレナも健在なのでそれ以外の方々もご安心下さい。

新キャラといえばヘパイストス・ポリスで出会った鍛冶師の面々は良かったですね。
私も冬夜と同じくドワーフだとばかり思ってたのですが、
まさかそっち方面で持ってくるとはと、意表を突かれましたよ。
それにしてもはぎやまさかげさんは流石だなぁ。
ルリトラだけでなく、こういった人外キャラを描くのがとても上手いですね。
挿し絵がとても愛らしかったです。
そして炎の神官たちの挿し絵がなかったのは良かったようなそうでないような…
いや…、うん…、怖い物見たさみたいなものがあるというかね…?(笑

冬夜と春乃の二人が次々と過去の事実を明らかにしていってますが、
これに対して聖王国と光の神殿がどういった反応を見せるのか。
そしていつになったら二人は再会できるのか。
何よりもこれからどれだけ混浴シーンが増えるのか。
色々と続きに対して期待が膨らみますね!

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