その着せ替え人形は恋をする 15巻(完結)は7月25日発売!
終わるのは寂しいけれど、五条くんと海夢ちゃんのグランドフィナーレを見届けよう!
:: 2014/6/24 火曜日::

■[ラノベ]元勇者と一緒に「はたらく魔王さま!」11巻

エンテ・イスラでの騒動がひとまず終わり、日本に戻ってきた真奥たちの日常編。

何故か電子書籍版の刊行が早くなったので紙の一ヶ月遅れで読めました。
まぁ、それはともかく内容の方ですが相変わらず面白かったです。
恵美は肩の荷が下りたというか、自然体に戻ったのか、
真奥への葛藤を一歩前に進んで解消した感じになったのに、
逆に真奥が色々とアタフタしちゃってるのが可笑しかったですね。(笑

ちーちゃんはヒロインというよりもお母さん属性が付いてきた気が…
いや、もちろん可愛いんですけども! 良いヒロインしてるんですけども!
とはいえ、真奥にマジ説教かましているシーンとか、
どう見ても子供を叱るお母さんって感じがしましてですね…(笑
ちーちゃんは良いお母さんになると思う。

そんな巨乳女子高生に叱って貰える真奥ですけど、
今回は珍しくバイト仲間との会話シーンがありましたね。
同僚との会話とか、働いてたら当然とはいえちょっと新鮮。
ある意味「はたらく魔王さま!」というタイトルに沿っていますけども。
まぁ、その内容がリア充爆発しろ的なアレなのは、
客観的に真奥の居るポジションを考えれば当然だよなぁ…
年下の巨乳女子高生に好かれて、美人の知り合いも同じ職場にやってきて、
親しげな客には和風美人も居るとか、確かに爆発して良いと思う。

サプライズイベントとかも意表を突かれて面白かったし、
ノルドとミキティから語られるライラの動きと世界の謎とかも、
色々と想像を膨らますことが出来て面白かったですね。
良い所で終わったので次の12巻が楽しみです。

それはそうとカラーピンナップで描かれていた洋装の鈴乃は、
意外性があってこれはこれで良かったです。
うーん、やはり鈴乃はヒロイン度が高いな…
個人的にこの作品におけるヒロイン度の高さは
アラス・ラムス>鈴乃>ちーちゃん>恵美>(超えられない壁)>ミキティ
だと思ってます。(キリッ

:: 2014/6/22 日曜日::

■[ラノベ]もういいかい?「ケモノガリ」8巻

ケモノガリ 8 (ガガガ文庫)
著者/訳者:東出 祐一郎
出版社:小学館( 2014-06-18 )
作者サイト:From dusk till dawn of the dead
作者twitter:東出祐一郎 (Higashide_Yu)さんはTwitterを使っています

Kindle版:ケモノガリ 1
Kindle版:ケモノガリ 2
Kindle版:ケモノガリ 3

Kindle版:ケモノガリ 6
Kindle版:ケモノガリ 7
Kindle版:ケモノガリ 8

娯楽で人を狩る組織「クラブ」と「クラブ」を狩るケモノガリの決着がつくクライマックス!

シャーリーさんマジ勝ち組…(笑
「クラブ」との戦いも何度も綱渡りをするような接戦だったけど、
目標は達せた上にちゃっかりと妊娠して子供も出来るという、
作中のヒロインの中でも随一の勝ち組だと思います。
流石はCIAやで…!(CIA関係ない

楼樹とアストライアとの戦いは正に激戦で読み応えありましたね。
お互いを高め合う戦いと言えば聞こえは良いですが、
それがただ純粋にお互いを殺すために磨かれて削ぎ落とされていくというのが、
表現はまっすぐですが、在り方はいびつだったような気がします。

それにしても最後に二人を分けたのがあやなの存在かー
というか、あやなさんマジ最強伝説…
あやなに掛かったら最初にして最後の聖父”虚空”も形無しですね…
腕力的には最弱に近いけど、心の強さが半端ないですね、あやなさん。

これで長かった「ケモノガリ」もついに完結かー
正直1巻の時は一冊で完結するもんだと思ったので、
続いた時はどうなるのか心配だったんですが、
綺麗に終わって良かったです。
ちゃんとシャテアも生き残ったみたいですしね。
実はこれが一番ほっとした要素だったりします。(笑

:: 2014/6/20 金曜日::

■[ラノベ]わたしを月に連れてって「人類は衰退しました」9巻

人類は衰退しました 9 (ガガガ文庫)
著者/訳者:田中 ロミオ
出版社:小学館( 2014-06-18 )
絵師サイト:FRAGILE

Kindle版:人類は衰退しました 1
Kindle版:人類は衰退しました 2
Kindle版:人類は衰退しました 3

Kindle版:人類は衰退しました 7
Kindle版:人類は衰退しました 8
Kindle版:人類は衰退しました 9

まさかの本編完結!

でもこの後も短篇集は出るっぽいよ?
とはいえ本編は完結しましたよ、びっくりですよ。
月で行方不明になったおじいさんを探しに「わたし」が月に行き、
そこで人類と妖精さんの歴史と真実を知り、
「わたしは」一つ成長していくという感じで面白かったです。

というかゆるふわな文体とイラストで誤魔化されそうになりますが、
今まで以上にガッツリとSFでしたね!
軌道エレベーターから月面都市と結構細かいトコまで作りこまれていて、
田中ロミオの奥深さを今一度痛感した次第です。

というか「位置力高い系機械」とかゆるふわ系の語彙でありながら、
割りと理系な教養が必要なトコが良いですよね。
ある意味SF知らない人には良い作品だったのかなぁ。
と、完結した今更ながらに思いました。

しかし次の短編集は今までの特典小説の入るかもなのですか。
BDとか買ってないから特典小説持ってない系読者なので、
個人的には凄く嬉しいんですが、持ってる人はちょっと複雑かもですね。
個人的には凄く嬉しいんですが!(チラッチラッ

:: 2014/6/18 水曜日::

■[ラノベ]剣姫の成長「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア」2

壊した剣の弁償のため、金策のためにちょっと深層に潜りに行ったアイズたち。
しかし立ち寄った安全なはずの18階層で殺人事件に出くわし、
しかも殺されたのがガネーシャ・ファミリアのLv4冒険者ということで、
かなりきな臭い感じになってきて…

面白い…!
本編だとサクっと倒していたように感じた37階層の「迷宮の孤王」ウダイオスだけど、
レベルアップというのはベルくんもミノタウロス相手にやったように、
格上の相手に生死を賭けたギリギリ戦いの果てに獲得出来るものなんですよね。
ベルくんにとっては雲の上の人なアイズだけど、
そのアイズも第一線で戦い続ける冒険者なんだから、
傷だらけになり、倒れそうになりながら戦うのも当然だよなぁ、と思わされました。

というかフィンやリヴェリアがアイズより強いのは判ってましたけど、
謎の赤髪の女に追い込まれるというのには驚かされました。
でも、そういった敗北の悔しさをバネにして強さを求めるアイズに惹かれもしました。
というか、アイズとベルくんって根っこの所が似ている気がする。

そしてアイズが手に入れた「ウダイオスの黒剣」が、
巡り巡って本編5巻でベルくんの手に渡り、
それが同じ「迷宮の孤王」ゴライアスのトドメに使われたっていうのも熱い。
やっぱりベルくんとアイズには何かしら縁があるんですよ!
これは燃える! 恋愛的な意味でも!
もっとも外伝2巻時点のベルくんは折角のイベントも良いトコで逃げちゃってるんですけどね!(笑

それにしても迷宮都市オラリオ自体に喧嘩を売ってくるところかー
そう言えば本編4巻でアレスがどうとか言ってたよーな…
しかし手段がよくわからないんだけど、何なんだろうあの宝玉。
アイズが不調になるのは人間だからなのかな?
色々と謎が残ってままですが、そこら辺は次巻以降なのかな?
本編ともども楽しみです。

:: 2014/6/16 月曜日::

■[ラノベ]小学生女子は百薬の長「天使の3P!×3」

天使の3P!×3 (電撃文庫)
著者/訳者:蒼山サグ
出版社:KADOKAWA/アスキー・メディアワークス( 2014-06-10 )
作者サイト:さぐちきん。-蒼山サグ 個人ページ-
作者twitter:蒼山サグ (SagAoyama) on Twitter
絵師サイト:てぃんくる 公式サイト Piece Gardien

今回は予想通り、ひびきPこと響のチャット仲間の霧夢がメインヒロイン!
そして2巻の感想の予想通りだったでござる。
これは私の勘が冴えていたというより、
蒼山サグさんが蒼山サグさんであったというだけだと思います。(笑

ある日いきなり「リヤン・ド・ファミユ」宛てに届いた離島の島おこしイベントへの招待状。
怪しんでいたら、どうやら霧夢が改心したから地元に招待してくれたということらしいので、
釣り馬鹿の保護者の思惑もあって夏休みを利用して出かけることに。
でも、実は霧夢は改心したと見せかけて色々と企んでいて…

離島の秘密の慣習とか割りとありきたりで確かにファンタジーでしたが、
そこからのあっさりとした脱却の方がファンタジーな気がしました。
ですが、それらも全て小五ロリを幸せにするためのギミックなら仕方ないのです。
可愛いは正義で、正義のためなら多少強引な展開も問題ないのだ!

それにしても小五ロリの濃度がまた高まったな…!
当初は3人+実妹の4人だったのに…
やはりロウきゅーぶ!での小六ロリまみれだった過去を忘れられなかったのか…
これがロリの禁断症状…(多分違う

それに比べて同級生の桜花は本当に残念女子だなぁ…(笑
折角良いスタイルをしているのに釣りの方が優先度高いだなんて…
冒頭のエロとしか思えないやり取りも、本人は絶対気付いてないよね…
桜花…、残念な子…!

:: 2014/6/14 土曜日::

■[ラノベ]祈りの時間「男子高校生で売れっ子ライトノベル作家をしているけれど、年下のクラスメイトで声優の女の子に首を絞められている。 3 ―Time to Pray―」

また首を締められているのかよ!
とタイトルとモノローグにツッコミを入れつつ読んでいったら、
終盤になってやっとサブタイトルがTime to playからTime to prayになっているのに気付きました。
何だろう、ちょっと負けた気分…(笑

2巻までのインタビュー形式で語られる電撃文庫作家の赤裸々な事情から一転し、
3巻では”僕”視点と似鳥視点が交互に入れ替わって綴られるラブコメ編です!
まぁ、”僕”に関しては脳に恋愛機能が全くといいほど搭載されていないので、
どちらかというと似鳥の一人相撲に見えないラブコメ編ですが…

2巻ラストで似鳥のために”僕”が「ヴァイス・ヴァーサ」の一編を朗読したばかりに、
クラスメイトの「ヴァイス・ヴァーサ」ファンの佐竹さんに狙われることになった”僕”。
自習時間に社会科の遠藤先生と似鳥と4人で内職しながら、
「ヴァイス・ヴァーサ」について延々と語る3人を隣りで聞くとか、
中々に羞恥プレイで読んでてニヤニヤしましたね。
無論、一番ニヤニヤしたのは似鳥視点で語られた”僕”がついた、
「似鳥はね、僕の彼女なんだ」という嘘に纏わる騒動でしたけどね!(笑

それにしても似鳥が首を絞めたのに許された理由が、
まさかあれほど壮絶なモノだったとは…
ご都合主義な夢物語ではないことを文字通り痛感した似鳥が、
仕事現場で見せた一幕は2巻終盤と良い対比になっていたと思います。
この3巻は似鳥の成長譚でもあるような気がします。

それはそうとラストの質問板のアレには笑わされました。(笑
これでキレた佐竹さんが”僕”にどういったリアクションをするかとか、
色々と妄想が捗るわけですが…
これ、ちゃんと続きが出るのかしら。
結構良い感じで終わっちゃったのでこれで完結じゃないよね? とちょっと心配です。

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