その着せ替え人形は恋をする 15巻(完結)は7月25日発売!
終わるのは寂しいけれど、五条くんと海夢ちゃんのグランドフィナーレを見届けよう!
:: 2012/10/26 金曜日::

■[ラノベ]ローマで一番長かった夜「ケモノガリ」5巻

ケモノガリ 5 (ガガガ文庫)
著者/訳者:東出 祐一郎
出版社:小学館( 2012-10-18 )
文庫 ( 295 ページ )
作者サイト:From dusk till dawn of the dead – livedoor Blog(ブログ)
作者twitter:東出祐一郎 (Higashide_Yu) on Twitter

コンクラーベが近いローマで次期教皇候補のヴァレリオがクラブの一員と目されるけれど、
それがおかしいと気付いた一行と、楼樹に差し向けられる12組の娯楽提供者。
必ずしも万全とは言えない体調の中、今までに無い最強の敵が待ち構える中、
あやなを救う為に楼樹は殺して殺して殺しながら突き進んでいく…

しかし初っ端の娯楽提供者には笑わされたなぁ…(笑
ある意味高二病くらいには美味しい設定の敵だし、インパクトある挿し絵なだけに、
そのギャップには作者の意図通りにやられた感じがしますですよ。
それにしても本当にククリナイフ好きですねぇ…

イヌガミも瞬殺される相手にどうやって挑むのかと思いましたが…
初めから強いベジータより、同じ実力のライバルを超えてきた悟空の方が強いのと似たようなものかな。
そして最後の最後で出してきた娯楽提供者が特にそうだけど、
本当に容赦ないよね! というか勿体ない!
良いキャラだったのになぁ…

そしてあやなさんの方ですけど、相変わらず気丈ですし、
まさか無事に解放されてまずグレタの所に行くとは。
今後もグレタと共に登場するということなのでしょうか。
女性が少ない作品なだけにちょと期待です。
シャーリーも良いんだけど、ラノベなんだからヒロインは若いに限るしね!(ぉ

:: 2012/10/15 月曜日::

■[ラノベ]浅葱ママとおさない那月ちゃん「ストライク・ザ・ブラッド 5 観測者たちの宴」

ストライク・ザ・ブラッド 5 観測者たちの宴 (電撃文庫)
著者/訳者:三雲岳斗
出版社:アスキー・メディアワークス( 2012-10-10 )
文庫 ( 344 ページ )
作者サイト:ミクモノグラフィカ
作者twitter:三雲岳斗 (MIKUMO) は Twitter を利用しています
絵師サイト:モフモフ
絵師twitter:全裸の魔術師マニャ子 (manyak) は Twitter を利用しています

遂に破られた監獄結界と、脱獄した仙都木阿夜。
結界の要である那月ちゃんは固有時間を奪われて記憶がないロリっ娘になるし、
肝心の古城は大怪我をして動けないしで後手後手に回りながらも、
必死に事態の挽回を図って絃神島を駆け巡る―!

脱獄した重犯罪者たちの中でも思わせぶりな一人が、
予想以上にサクっと退場したトコで思わず噴いたりしましたが、
基本的に緊迫感のあるバトルメインの内容となっております。

とはいえ、相変わらずツンデレな煌坂さんの恋する乙女っぷりにはニヤニヤさせられますよ。
何ですか、テンパって方言出るのはまだしも、足を舐めさせようと間違った性知識を披露したり、
汗の匂いもウェルカムなひもパン装備とか笑いと萌えのダブルパンチですよ!

でも、てっきり今回は浅葱のターンだと思ってたんだけどなぁ…
いやまぁ、浅葱のお風呂での攻勢(性的な意味で)には悶絶モノでしたよ。
ただ、昔の思い出という切り札もあるのに上手く生かし切れなかったし、
散々期待させられてアレじゃなぁ…
くそぅ、浅葱のターンはまだ先なんじゃろか…

それと物語の核心的なトコにも徐々に触れてきてるみたいですけど…
はてさて、そちらもどうなるんでしょうか。
新たな眷獣も召喚されたけど、ここまで焦らされるくらいなんだから、
浅葱の血での眷獣はそれはもう凄いモノなんだろうな!
と期待せざるを得ない。
…というか今度こそ浅葱のターンだよね?(←不安

:: 2012/10/13 土曜日::

■[ラノベ]ノー小学生、ノーライフ「ロウきゅーぶ!」11巻

ロウきゅーぶ! (11) (電撃文庫)
著者/訳者:蒼山サグ
出版社:アスキー・メディアワークス( 2012-10-10 )
文庫 ( 296 ページ )
作者サイト:さぐちきん。-蒼山サグ 個人ページ-
作者twitter:蒼山サグ (SagAoyama) on Twitter
絵師サイト:てぃんくる 公式サイト Piece Gardien

1年ぶりの新刊発売ですが、ブランクを感じさせないネタのキレっぷりを見せてくれて、
「あぁ、これぞロリコンだなぁ…」としみじみと感じさせられた11巻でした。
「ノー小学生、ノーライフ」「うどんは、小学生に限る」とか今回も名言が生まれまくりで、
蒼山サグさんの頭の中が真剣に心配になってしまいますね!

今回のメインは何と言っても有名ブランド社長の真帆のお父さんが主催した特別ルールのミニバス大会!
五年生チームとの対決や、エースたちは来ていないけど因縁の硯谷との試合もあり、
スポコン成分も十二分にある熱い展開でしたよ!
特に愛莉の成長さを見ていると万里じゃなくても涙腺を刺激してきますよ!
いやー、本当に成長したなぁ…
1巻から見守ってきた身としては感慨深いよ…

そしてロリコン成分もちゃんと、というか過剰に含まれております!
昴の誕生日パーティーにうどん作りとか「エイケン」を思い出しました。(笑
葵も昴の好みをちゃんと押さえてるんだけど、ツンデレをこじらせてるのがなぁ…
それに対して素直な智花は一歩も二歩もリードしてますよね!
ただ、親を巻き込んでの昴争奪戦だと紗季も侮れない感じがするな…!

無事ミニバス大会が終わって、硯谷との因縁が増えたけれど、
何とか公式戦に出られる陣容を整えることが出来たので試合が楽しみですよ。
まぁ、それまでの間にクリスマスや正月といったイベントもあるだろうし、
そちらのロリコメの方も期待できそうなので今から胸を躍らさざるをえないですが!
…流石に次は一年も待たされないと思いたいです。

:: 2012/10/12 金曜日::

■[ラノベ]ビーターなキリトとツン期のアスナ「ソードアート・オンライン プログレッシブ」1

ソードアート・オンライン プログレッシブ1 (電撃文庫)
著者/訳者:川原礫
出版社:アスキー・メディアワークス( 2012-10-10 )
文庫 ( 520 ページ )
作者サイト:WORD GEAR
作者twitter:川原礫 (kunori) on Twitter
絵師サイト:-アベシバ- abecのイラストブログ
絵師twitter:BUNBUN (BUNBUN922) on Twitter

現在アニメ放映中の「ソードアート・オンライン」のアインクラッド編を補完する、
「ソードアート・オンライン プログレッシブ」が始動!
今までの2,8巻の短編集で途中の階層に関するエピソードは語られていましたが、
プログレッシブでは1層からの攻略を順次書いていくみたいです。
ということは、1冊あたり2階層攻略するとなると全37巻くらいになりそうな気が…

中編2つと短編1つの計3部構成で出来ていますが、中編の一つ目である「星なき夜のアリア」は、
アニメ第2話の元となるエピソードになっています。
この頃のアスナは自暴自棄になっている上にMMO初心者丸出しなので、
デレ期に入っていて第一線で活躍している1巻当初とは違っていて新鮮ですよね。
このアスナがあんなにデレるんだ…、と思うと中々に感慨深いです。
キリトにクリームのせ黒パンを食べさせてもらってから料理に目覚めて、
遂には料理スキルをコンプするのほどになるとか、アスナさんはキリトに影響されすぎだと思うの。

しかし、初心者のアスナがMMOの知識を素直にスポンジのように吸収していくのに比べて、
妬み全開なクレクレ厨のキバオウが情けなくて呆れるよなぁ…
アニメに比べて説明が丁寧なお陰ででディアベルに対する印象は良くなったけど、
キバオウに関しては悪化した気がします。(笑
というかですね、アニメは何でアスナの入浴シーンを削ったのかと小一時間(ry

短編の幕間「ヒゲの理由」は割りとコメディしてて安心できましたが、
同時にキリトさんのヒロイン攻略組としてのスキルがこうやって磨かれていったのかと、
妙に納得させられましたね。(笑

もう一つの中編で2階層での出来事を綴った「儚き剣のロンド」はMMOでは定番の強化詐欺事件。
元々は昨年末から今年のはじめに掛けてサイト上で前編が公開されていたので、
ずっと後編である解決編を待っていたので、待ちに待った、という感じで読んでました。

どちらかと言うと圏内事件とかと同じミステリー仕立てな内容でしたが、
アスナが多少ツンケンしながらもキリトと一緒に居る状況にはニヤニヤしちゃいますね。
「コンプリートリィ・オール・アイテム・オブジェクタイズ」の時の静かに怒るアスナは、
あれはあれでそそるものがあると思います!
しかしシステムの深いトコを教えたキリトさんが、
後に逆にアスナから倫理コード解除を教えられるかと思うと感慨深いですね!(笑

PoHらしき人物が出てきたりと今後の展開の伏線(後付け?)を散りばめており、
これはこれで面白いので是非続いて欲しいけど、年一回刊行だと30年以上掛かりそうなので、
1冊当たり3階層分あっても良いんじゃないかな、と思います。(笑

:: 2012/10/7 日曜日::

■[ラノベ]バカとテストとヒトランダム「バカとテストと召喚獣」10.5

バカとテストと召喚獣10.5 (ファミ通文庫)
著者/訳者:井上堅二
出版社:エンターブレイン( 2012-09-29 )
文庫 ( 286 ページ )
作者サイト:始まりは謝罪から
作者twitter:井上堅二 (Kenji_Inoue_) on Twitter
絵師サイト:FOX_TALE ENTRANCE
絵師twitter:葉賀ユイ (hagapon) on Twitter

なんと次回がラストエピソードらしく、ショックを受けている私です。
まぁ、かなり長いシリーズなだけに致し方ないとは言えますが、
やはり好きなシリーズが終わるというのは寂しいモノがある訳で…

とはいえ、そんなのとは関係無くバカやってる短編集ですが、
初っ端から久保くんの弟が主人公という誰得展開で、
うん、これぞバカテスだな! と無駄に納得させられました。(笑

そして「僕と雄二と危ない黒魔術」は良いですね!
霧島さんが持っていた黒魔術の本が本物で明久たちの身体が入れ替わるネタという、
ココロコネクトと似たネタだけど、そこはバカテス、半端無くコメディです。
雄二と明久の仁義なき相手を陥れるやり口はバカテスらしさの真骨頂と言えましょう!
しかし明久 in 美波bodyだと本人よりも可愛らしくなるとか美波の立場がなさすぎる。(笑
それにしても玉野さんが予想以上のダークホースだったなぁ…
そりゃー、表紙にもなるし巻頭カラー漫画にも出番がある訳だよ。

「僕と未来と召喚獣」は話の内容そのものよりも、
あとがきにおける井上堅二さんのコメントに一番噴きました。
いやー、本当に素晴らしい作者さんですね!

そしてラストの「私とウサギと仄かな初恋」は
小学生時代に明久に恋した姫路さんのお話。
姫路さんが太ってるって、単に胸が大きいだけな気がしないでもないですが…
しかし明久のモテ全盛期は小学生時代に通りこしたんだな…
だからこんなにストーカー気質なヒロインばかりに…
ちょっと痛ましいコトがあったけど、微笑ましいエピソードでした。

しかし次のエピソードで最後かー
明久は一体最後は誰を選ぶんだろうなぁ…
まぁ、雄二は霧島さん一択なんでしょうけどね。(笑

■[ラノベ]これは別の誰かの物語だ「ココロコネクト アスランダム 上」

ココロコネクト アスランダム 上 (ファミ通文庫)
著者/訳者:庵田定夏
出版社:エンターブレイン( 2012-09-29 )
文庫 ( 350 ページ )
作者サイト:enfance

デビュー作が某有名アニメーターに挿し絵を担当してもらって、
更に人気が上々でアニメ化も決まって正に絶好調!
…なのに原作の面白さとアニメの出来云々ではなくて、
別の事件で話題になってしまったのが本当に惜しい…

嫌な事件は兎も角、シリーズ最終章のアスランダム開始!
今回は前巻から伏線が張られていた通り学校全てを巻き込んだモノで、
自分たち文研部だけが頑張れば何とかなるというものではなく、
その無力感にさいなまされる太一たちだけど…

相変わらず心を抉る展開と台詞のオンパレードでキツイものがありますね。
しかも自分たちの記憶が、記録が失われるという、
今まで築き上げてきた信頼関係や恋愛関係までリセットされるという、
まるでギャルゲ―のリセットして再プレイみたいな状態はキツイというか…

しかしラスト、このままどうなるんだろうと思ってたら
まさかキッカケがシスコンになるとは思いもしませんでした。(笑
稲葉よりも何よりも妹かよ! と。
やはり妹は最強の属性なんだろうか…

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