のうりん 14巻 6月14日発売!
待望の、のうりん完結巻!
:: 2012/6/18 月曜日::

■[ラノベ]はじけるタイホの香り! キュアポリス!「天使の3P!」1巻

天使の3P! (電撃文庫 あ 28-11)
著者/訳者:蒼山 サグ
出版社:アスキー・メディアワークス( 2012-06-08 )
文庫 ( 239 ページ )
作者サイト:さぐちきん。-蒼山サグ 個人ページ-
作者twitter:蒼山サグ (SagAoyama) on Twitter
絵師サイト:てぃんくる 公式サイト Piece Gardien

おまわりさん、こいつらです!

またお前らか。
と言わざるを得ないロリコンタッグの新作はやっぱりロリコンでした。
しかも「ロウきゅーぶ!」から一歳若返り悟りの境地に達した小五ロリ。
今度は実妹(やはり小五ロリ)と毎晩一緒にお風呂というオプション付き!
ヤバイ、ロリコンとかご時世的にマジヤバイ。

話の流れ的には、ポエマーというアダ名でバカにされて不登校になった少年・貫井響が、
ひびきPという名でネットでボカ○系でオリジナル曲で活動をしていたら、
近所に住んでいるという紳士っぽい人から会って話をさせてくれと言われて、
真昼間にノコノコと久しぶりの外に出かけてみたら、紳士だと思ったメールの送り主は3人の少女たちで…

とまぁ、可愛い女の子たちに頼られて頑張っちゃう系で、ある意味蒼山サグテンプレです。
相変わらず小学生の少女たちに対する憧憬や愛情が150%溢れだしており、
作者の頭を本気で心配し、ある日世紀末リーダーにならないか不安になるほどです。
というか、今回は実妹とのお風呂でのスキンシップとか日常的に入れてきて更に悪化してる感が…

話の流れ的には少々ご都合主義的な所は感じてしまう所はありますが、
ネットの不特定多数ではなく、距離を縮めるのを躊躇っていた高校や小学校のクラスメイトたちに頼り、
それが報われる形になるというのは爽やかな展開だと思います。

何はともあれロリコンの方々には大変よろしいラノベではにでしょうか。
タイトルといい、所持がバレた場合の言い訳は大変だと思いますが。(笑

:: 2012/6/17 日曜日::

■[ラノベ]幼年期の終わり「ゴールデンタイム外伝 二次元くんスペシャル」

ゴールデンタイム外伝―二次元くんスペシャル (電撃文庫 た 20-20)
著者/訳者:竹宮 ゆゆこ
出版社:アスキー・メディアワークス( 2012-06-08 )
文庫 ( 319 ページ )
作者サイト:Passing Rim

痛い…
いつも以上に痛い…
今までも竹宮ゆゆこ作品には心の防波堤を軽々と越えてトラウマを抉られてきましたが、
今回はいつにも増してトラウマに塩と唐辛子を塗りたくられて死ぬかと思いましたよ…

今回は二次元くんこと佐藤隆哉の短編集なんですが…
二次元くんは自分の脳内嫁と幸せな妄想を繰り広げてるように見えて、
心の底では三次元の女性との思い出を忘れられなくて、いつも後悔してばかりで、
理解できない相手はありもしない免罪符で心を傷つけて、
みんなが自分に優しくするのは当たり前だと勘違いしていて、
そして自分が傷ついている時は甘えさせて欲しいと図々しくも考えている大きな子供です。
 
 
 
あぁ、つまりはかつての自分なんだな。
 
 
 
もうね、まだ若かった頃の自分の姿を客観的に見せつけられてるようで死ぬほど辛い。
何か勘違いしてて責任感も当然なくて自分本位だった10代だった自分を思い出し、
そして今の自分は大丈夫なのか、少しは成長できているのか思わず見つめ直したり、
あぁもう、うがががぁあああがぁあああああー!!!

多分自分が高校生の頃に読んでいたら頭を殴られたようなショックがあって、
多少はマシな人生を歩めたんじゃないかな、とありもしない妄想をするくらいの作品でした。
リアルタイムで竹宮ゆゆこ作品を読める高校生は本当に恵まれてますよ。
是非とも二次元くんみたいに遅くなっても勇気を出して一歩前に進んで欲しいです。
私みたいに手遅れになる前に。
私も手遅れだろうと前に進まないとなぁ…

ちゃんと進めてるかな…?

:: 2012/6/14 木曜日::

■[ラノベ]まさかのTS(精神入れ替わり)展開「ストライク・ザ・ブラッド4 蒼き魔女の迷宮」

ストライク・ザ・ブラッド 4 (電撃文庫 み 3-34)
著者/訳者:三雲 岳斗
出版社:アスキー・メディアワークス( 2012-06-08 )
文庫 ( 290 ページ )
作者サイト:ミクモノグラフィカ
作者twitter:三雲岳斗 (MIKUMO) は Twitter を利用しています
絵師サイト:モフモフ
絵師twitter:全裸の魔術師マニャ子 (manyak) は Twitter を利用しています

いつもは外部からの侵入が難しい魔族特区も、
祭りで賑わう波朧院フェスタだけは例外。
しかし、多くの観光客に紛れて10年越しの計画を始動するため、
招かれざる客も特区に入ってくることで予想できない事態が次々と巻き起こり…?

学園でのヒロインたちがお泊まりイベントで恋の鞘当てをしてをしたと思ってたら、
新ヒロインとして古城の幼馴染み属性な彼女、仙都木優麻が登場。
ボーイッシュで古城との距離感が他より縮んでいるだけでなく天然ジゴロのチートっぷり。
またしても新たな眷獣を従える為の生け贄かと思いきや、
まさかまさかの、古城と精神入れ替わりをすることに…

平和なお祭りから急転直下の事態な上に魔族特区全域で起こっている空間異常と、
裏で糸を引く魔女たちと、それに関わりがあるのか失踪した合法ロリ教師の南宮那月。
緊迫感がありつつもTS状態なためにちょっと緊張感が足りないトコも面白いですね。
特にラ・フォリア王女と紗矢華のコンビは良いコメディっぷりだと思います。
古城が女の子になっていると知った時の王女の言葉なんてかなりツボに来ましたし。(笑

とはいえ、そんな悠長なことを言ってられないくらいに事件は危険水域に達しており、
安心したのも束の間の危地でどうなるのか気になる所でまさかの以下続刊ですよ。
うわー、どうなるんだろうこれ…
1冊に付き1匹の眷獣とか気楽に考えてたら意表を突かれてしまった…

それはそうと折り込み広告の電撃の缶詰で丁度三雲岳人さんが電撃体験を語っておりましたが…
今の三雲岳人さんの成功を考えるとタチバナさん(仮名)の功績は素晴らしいと言わざるを得ないですね。
同窓会とかでお会いになったら是非そのエピソードも公開して頂きたいです。(笑

:: 2012/5/29 火曜日::

■[ラノベ]持続する緊迫感「東京レイヴンズ 7 _DARKNESS_EMERGE_」

東京レイヴンズ7_DARKNESS_EMERGE_ (富士見ファンタジア文庫)
著者/訳者:あざの 耕平
出版社:富士見書房( 2012-05-19 )
文庫 ( 461 ページ )
作者サイト:あざログ
作者twitter:あざの耕平 (k_aza) on Twitter
絵師サイト:—マッチョリ—
絵師twitter:すみ兵 (suminiku) on Twitter

読み始めてから読み終わるまで、ずっと続くこの緊迫感は凄い!
まるでアメリカのドラマを見ているような気分を味わわせてくれますよね!
24とかをイメージして貰えると分かると思いますけど、
登場人物たちに「逃げてー!」と言いたくなる手に汗握るあの感覚ですよ!
ラノベでこの雰囲気を醸し出せるあざの耕平さんマジ凄い。

前回、蘆屋道満と大友の二人による呪術戦の最高峰を目の前で繰り広げられ、
陰陽術に対して今までとは別次元で魅せられた春虎がもがき苦しみながら、
一皮剥けて成長していく今回の7巻は成長モノとしては見応えがありましたねー
それに夏目もある意味一皮剥けてしまって別の意味でも見応えも…(ぉ

鏡の式神シェイバが元凶の祓魔局での霊災とシェイバの暴走は、
ギリギリの死戦を何度も潜り抜ける春虎と夏目の二人の活躍に魅せられたけど、
葛藤を抱えながら更なる恐怖と混乱を受けた京子の人間らしい臆病な面と、
ラストで見せられた彼女の心に感じ入るところもありましたね。

物語全体は色々と謎が暴かれていったけど、
明らかになった事実がまだ氷山の一角な為にまだまだ全体像が見えてこず、
読者的には今まで以上に混乱してしまうのもまた事実だったり…

一応今回分かった事実としては、あの赤毛で黒ストが綺麗な相馬さんのことかな。
相馬氏と言えば桓武平氏であり「新皇」を自称した平将門の子孫と伝えられているから、
八瀬童子の「来歴が違う」というのも納得できますね。
しかし、その相馬氏の子孫である彼女が双角会の根っこであり、
陰陽師の世界の深い闇とどう関わっているのかが気になりますね。

本当にあざの耕平作品には魅了されるなぁ。
まだ7巻で物語の序盤な感じだし、果たして今回はどこまで行くんだろうか。
何か20巻くらいは行きそうな気がする…

:: 2012/5/14 月曜日::

■[ラノベ]我道を行く! ただし道行きは常に斜め上「アルカナオンライン」〈1〉嘆きの『恋人』

アルカナオンライン〈1〉嘆きの『恋人』
著者/訳者:猿野 十三
出版社:アルファポリス( 2012-04 )
単行本 ( 309 ページ )
作者サイト:猿野十三
絵師サイト:のらくら連隊
絵師twitter:イシバシヨウスケ (ishibashiyosuke) は Twitter を利用しています

「魔法科高校の劣等生」が電撃文庫で書籍化されたり、
「ログ・ホライズン」がエンターブレインから書籍化されたりで有名な小説家になろうですが、
実は一番書籍化される版元はアルファポリスだったりします。
今回の「アルカナオンライン」も「- Arcana Online -」として小説家になろうで公開されてたものが、
アルファポリスから書籍化された流れになります。

話の内容はSAOの隆盛でネット界隈で定番となったVRMMOの世界からログアウト出来なくなった系の物語です。
今のところはデスゲーム(ゲーム中の死=現実の死)にはなってないけど、
それも近いと噂されるゲーム中で、我が道を行きまくる馬鹿でスケベなZINが主人公です。

まぁ、普通のネトゲ好きならゲーム攻略に沿ったテンプレ的な職業やスキル構成にするんだけど、
このZINは重度のネトゲオタクな妹に請われて一緒にオープンβテストに参加する事になった身。
現実の夏にする予定だった泳ぎをゲーム中でもすることにして、
多くのプレイヤーが平原でゴブリンやリザードマンと剣と魔法で戦っている中、
一人海で泳いで泳ぎスキルの熟練度を伸ばしまくって、鮫や鯱を柔術スキルで絞め殺すという、
明後日の方向に成長していくんだけど、実はそれが…
という話です。

このマイナー職業(一刀流)でテンプレと全く違うスキル構成(泳ぎ)というのに親近感が沸くんですよね。
というのも、私もネトゲ中毒時代、ROでマイナーな盗作INT>DEX=AGIチェイサーなんてやってたので…
当時は色々試すのが面白くて、TU10で本職よりAマミーを美味しく頂いたり、
高INTでSP豊富なのを活かしてBB10で銀矢と念矢でゲフェンを徘徊したり、
汎用的ではないけれど、ハマれば強い面白さがあって楽しいんですよね!
そういったものを思い出させてくれたんだよなぁ。

それと主人公が基本的に馬鹿でスケベなのも良いですな。
ピンチに陥っている美人PT一行の前にパンツ一枚に装備を変えて登場とかホント馬鹿。
それにラミアのおっぱいに手を当ててドロップアイテムを手に入れようとするとかホントスケベ。
横島忠夫的主人公が好きな私としてはZINに好感を抱かざるをえないわけです。

それとヒロインも良いです。
実は妹の出番は殆ど無くて、中盤以降に出てくるHaze(ヘイズ)ことハゼが良い相方で!
ZINとのコンビが面白く、割り切りの良い性格も気持ちいいんですよね。
この手のヒロインは最近では珍しいので新鮮味もありましたしね。

ゲーム内の掲示板ネタとか他にも色々と見所はあるので読んで欲しいんだけど…
現在小説家になろうの方では妹が書いた日記的なダイジェスト版に差し替えられてます。
その続きも現在連載中な訳なんですが、本書はアルファポリスというマイナーレーベルなので、
大きめの本屋に行かないと多分手に入らないと思います。
Amazonとか通販で注文した方が確実じゃないかな、と思います。
かつて、もしくは今もネトゲにハマった経験があるなら楽しめるかと。

:: 2012/5/13 日曜日::

■[ラノベ]クラシックの楽聖がこんなに美少女なわけがない「楽聖少女」1巻

楽聖少女 (電撃文庫)
著者/訳者:杉井 光
出版社:アスキー・メディアワークス( 2012-05-10 )
文庫 ( 392 ページ )
作者サイト:杉井光・公式サイト NEET TEEN
作者twitter:岸田メル (mellco) on Twitter
絵師サイト:迷子通信
絵師twitter:岸田メル (mellco) on Twitter

杉井光がまたもや新シリーズ!
幾ら多作だとはいえ、同レーベルでは「神様のメモ帳」が未完なのに!?
と思わざるを得ない訳ですが、アニメ化の出来を考えると「見切りを付けたのかなぁ…」
などと不安にならざるをえなかったり。

今度の新シリーズは「さよならピアナソナタ」と同じ音楽をテーマにしたものですが、
現代の高校生が悪魔メフィストフェレス(美人)に19世紀の欧州にゲーテとして連れ去られるという展開。
何故か舞台は史実より高度に発達した異世界っぽいトコロで、
どうしてか若返ったことも周囲に普通に受け入れられながら、
何がどうなったのか出会ったロリの入った美少女が楽聖ベートーヴェンで…
と、何だか異世界転生で時代逆行というWeb小説にありがちな展開でありながら、
音楽ネタも盛り込まれているという、何とも複雑怪奇な内容になっています。

とはいえ、杉井光作品ですので音楽に関するネタとかも凄くよく出来ていますし、
何よりヒロインであるベートーヴェンのキャラクターが勝ち気で才気溢れながら、
性的な知識は凄く薄弱という凄く杉井光らしいものがある上に、
主人公がツッコミ入れまくりだったりするんですよね!
いやもう、本当に杉井光作品のテンプレートそのまんまだな!

それでいて飽きがこないのも何とも杉井光作品らしいのですが、
今回はクラシック音楽の巨匠だったりハプスブルク家に喧嘩売ってるのかと思うネタもあったりと、
いつもよりかなり笑わせに来ているなぁ、と思わせられます。
特に「はいッどぉおおおおおおおんッ!」のトコロは、
正直言って「口惜しい…、でも爆笑しちゃう…!(笑」ってな感じで笑い転げましたね!
くそぅ、こんなネタ笑ったのは「のだめカンタービレ」8巻でカイ・ドゥーンの登場時に、
描き文字で「ドゥーン」とあった時以来の笑撃ですよ…!(判りにくい例え

まぁ、何にしても問題作でありつつも面白く笑えて、そして何よりも萌えられる作品でした。
今後も続刊が出ることを期待したいのですが…
何とか「神様のメモ帳」も完結まで持って行って欲しいですね…

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