その着せ替え人形は恋をする 15巻(完結)は7月25日発売!
終わるのは寂しいけれど、五条くんと海夢ちゃんのグランドフィナーレを見届けよう!
:: 2011/6/24 金曜日::

■[ラノベ]元カノ(?)登場で更に修羅場「俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる」2巻

俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる 2 (GA文庫)
著者/訳者:裕時 悠示
出版社:ソフトバンククリエイティブ( 2011-06-16 )
文庫 ( 272 ページ )
絵師サイト:白と黒の境界線 Black and White Gorge
絵師twitter:るろお (llo) on Twitter

早くもガンガンJOKERでコミカライズが始まってたりと、
予想以上に売れているのかプッシュされているのか良く判らない修羅場な2巻。
今回も修羅場的なエピソードは控えめに、昨今流行りのだべり系なノリで突き進みつつ、
相変わらずのJOJOネタのオンパレードな上に新キャラも出てきてますます混沌としてきています。

今回は真涼の妹(金髪ツインテ)が出てきてるんですがこれまたヒドいキャラで、
ツンデレにしてもツンが容赦なさすぎというかファンが付かないというか。
まぁ、まだ顔見せの段階ですし、今後のデレ次第といったトコロでしょうか。
というか、この手のキャラは絶対にデレると確信していますよ、私は!
だって、それがお約束ってもんでしょう!?

まぁ、今回のメインはどちらかというとえーくんの元カノ(?)な秋篠姫香ことヒメですよ。
クールで無口な長門系キャラかと思いきや、電波な前世女という痛いキャラな上に、
人見知りで寂しがり屋という、護ってあげたくなるキャラでもあるという面白いヒロインです。
ほとんど接点がなかったはずなのにえーくんにベタぼれで千和や真涼の嫉妬を引き出させて、
ぷち修羅場を現出させる仕事は素晴らしいですね。

咲千和、川真涼、篠姫香ときたから次は冬かなー
と思ってたら予告ページで容赦もなく出てきてて、更にツンデレっぽいという。
いやはや本当にハーレムっぽいですなぁ。
このまま胃が痛くならない程度に修羅場っていただきたいトコロですよ。
まぁ、えーくんの胃が痛くなる分には一向に構わないわけなんですがね!(笑

:: 2011/6/11 土曜日::

■[ラノベ]エンドレスコンティニュー「アクセル・ワールド 8 ―運命の連星―」

アクセル・ワールド〈8〉運命の連星 (電撃文庫)
著者/訳者:川原 礫
出版社:アスキーメディアワークス( 2011-06-10 )
文庫 ( 331 ページ )
作者サイト:WORD GEAR
作者twitter:川原礫 (kunori) on Twitter
絵師サイト:天才卓球少女
絵師twitter:HIMA (himapo) on Twitter

まさかとは思っていたけど、本当にまさか「つづく」で終わるとは思ってませんでした…
アレですかね、「オレはようやくのぼりはじめたばかりだからな。このはてしなく遠いAWをよ…」
とでも言えば良いのでしょうか…!
いや、まぁ、面白いんですけどね!

ハルユキとタクムの幼馴染み対決も良いトコで終わってたんだけど、
まだまだ美味しいトコは見せてくれない展開が続いてフラストレーションが溜まって溜まって…!
夢の中で辿り着いた中央サーバーでの話とか、伏線が張られまくりなのに、
中々回収されないっていうのはホントもどかしいです。
その分、ハルユキの第二段階の心意が顕現したりと爽快感があるにはあるのですが…

もどかしいと言えば、リードことトリリードテトラオキサイドもそうですね。
現実世界の皇居が存在する帝城のみに出現するという時点でピンときましたが、
心意技の名前が「天叢雲」とか、どう見ても皇族じゃないっすか!
良いのかな-、大丈夫なのかなー
変な団体に難癖つけられないことを祈ります。(ぉ

アッシュの本体も出るかと思ったけど肩すかしで、その上ウワァアアアな展開だし、
本当にフラストレーションが溜まりまくってるので是非9巻こそはお願いしたいです!
それはそうと、アッシュの中の人ですが実は女の子じゃないのかと疑っています。
親がフーコさんだし、バイクに入れ込んでるから脚に障害がある繋がりじゃないかとか、
みんなが「彼」と呼んでるのにフーコさんはそう名言してないだとか、
スカルフェイスのメットの下が繊細だとか色々と揃ってますからね!
次回はそこら辺も判明してくれると嬉しいのですが…(笑

:: 2011/6/8 水曜日::

■[ラノベ]自覚する気持ち 交錯する想い「ココロコネクト キズランダム」

ココロコネクト キズランダム (ファミ通文庫)
著者/訳者:庵田 定夏
出版社:エンターブレイン( 2010-05-29 )
文庫 ( 314 ページ )
絵師サイト:enfance

<ふうせんかずら>によって再び不可思議な現象に襲われる文研部。
今度の現象は『欲望解放』というエロ同人誌にでも使われそうな現象で、
事実初っ端から稲葉が下着姿になって太一に迫ろうというサービスシーンに突入したりと、
読者のハートをガッチリキャッチする展開があります。

とはいえ、そんな一種ほのぼの(?)とした展開が続く訳がなく、
いやまぁ、実際初期は教室で突然叫んだりといった牧歌的な現象だったんだけど、
唯の痴漢撃退事件から少しずつ歯車がズレていって…
と、相変わらず胸を締め付ける事態に陥っていきます。

しかし、そんな不可思議な現象に襲われようとも世界は文研部以外でも勿論廻っていて、
立ち止まってしまっていた太一がたまに担任として、人生の先達としての言葉をくれる後藤や、
恋愛マスター委員長の藤島からの助言で、傷付けあっても、迷惑かけあっても、
それでも一緒にいるのが友達だと邁進するのが何とも主人公らしかったです。
あと、アホの青木が愛すべきアホっぷりでそこに救われることも。(笑

そして終盤、この2巻で一番の盛り上がりにしてこれからのココロコネクトの方向性を決める稲葉のターン!
精神状態がおかしくなって自分に絶望し、更に自分の中の恋心を自覚させられる稲葉と、
同じ気持ちを持つからこそ気付いてしまう伊織の言葉合戦は中々に盛り上がりますなー
いやー、好きな男を取り合う女の友情とかカッケーっすよ。
太一…、羨ましいヤツ…!

1巻でのTS的な面白さは皆無になってしまいますが、これはこれで違った面白さを見せてくれますよ。
まぁ、面白さの本番は3巻からなんですけどね…!

■[ラノベ]ロリ稲葉ん可愛いー!「ココロコネクト カコランダム」

ココロコネクト カコランダム (ファミ通文庫)
著者/訳者:庵田 定夏
出版社:エンターブレイン( 2010-09-30 )
文庫 ( 318 ページ )
絵師サイト:enfance

今度は<ふうせんかずら>ではなく<二番目>によって起こされるあり得ない現象。
しかも今回は外見が丸々変化するというより一層信じられない『過去退行』
文研部の面々がロリやショタになるという、その属性の人たちに垂涎な現象ですが、
一番素敵な見所はやはり恋する乙女化した稲葉姫子の可愛さでしょう…!

積極的に太一に好かれる為の行動を起こし始めた稲葉ったらぱないの。
意図的に「あーん」する状況に持って行き、更にそれを藤島に見せつけるとか、
細かいトコロで太一を持ち上げてポイントを稼ぐなど、以前からの黒さを内包しつつ、
「恋の力を知ってるからな」という言葉の通り、
恋する女の子の顔が随所に見られてニヤニヤさせられますよ。

そして恋と言えば常に唯ラブを表明しているアホの青木が存外輝いていて、
特に「理屈じゃない。理由じゃない。論理じゃない。理論じゃない。」と悟り、
感じることしか出来ないから全力で感じて信じるという気持ちそのままに、
唯に突撃ラブハートをする青木△
いやー、やっぱり面白いキャラだわ、青木。

しかしシスコン気味だと思っていた太一が間違いなくシスコンだと確信させられたり、
カラーピンナップで描かれている四歳の稲葉がメチャクチャ可愛い上に、
四歳の時点で「でぃーぷ・きっす」という言葉を覚えていたりと反則すぎですよ。
伊織も伊織で十四歳時点で稲葉を懐柔したりと底知れないトコを見せてくれたし、
何より青木と共にこの3巻ではヒロインとしての見せ場もあったりと輝いてました。

いやー、とはいえ3巻からのヒロインは間違いなく稲葉だよなぁ。
稲葉姫子…、怖ろしい娘…!

■[ラノベ]稲葉姫子、点火(イグニッション)!「ココロコネクト ミチランダム」

ココロコネクト ミチランダム (ファミ通文庫)
著者/訳者:庵田 定夏
出版社:エンターブレイン( 2011-01-29 )
文庫 ( 318 ページ )
絵師サイト:enfance

バレンタインという恋する学生にとって一大イベントな時期にまたもや起こる現象。
今回は<ふうせんかずら>による文研部内で相手と人数がアトランダムに起こる『感情伝導』
そして初っ端から終わる太一の恋物語!
今回は今までにないほどに内面の発露が行われて、一番荒れる展開に…

朝から元気に平和な事に悩むことが伝わったり、稲葉に弄られたりする唯が面白可愛く、
長閑な日常を続けて今度も乗り越えようとする文研部だけど、遂に伊織が徐々に壊れていき、
クラスでの立場が気まずくなり、文研部とも離れていったりとかなり際どい状況に。
でもまぁ、それにめげずに自己犠牲野郎の太一がクラスの前であり得ない発言したり、
それに触発された稲葉が失敗に負けずに行動を起こして、遂に伊織の内面を理解して、
最後には絆を結び直したりと心に届く展開が良いんですよねー
1巻で伊織の父が言っていたという「もっと自由に生きなさい」が伏線として生きてきたりと、
そういった面でも読み所が満載ですね。

とはいえ、一番の見所はやはり何と言っても稲葉でしょう!
いやー、3巻からの稲葉は留まるトコロを知りませんでしたが今回は更に凄いですね!
図らずも太一の言葉責め願望(?)が露見しても、それに応えようかとナチュラルに思ってたり、
随所で恋は盲目な思考回路が見え隠れしてその可愛さにキュンキュンしてしまいます!
特にラストでの太一に対する好きな気持ちが溢れに溢れ、それが『感情伝導』でダダ漏れになったりと、
恋する稲葉姫子の可愛さが点火(イグニッション)しちゃうんですよ!
やべー、稲葉マジやべー

今回で太一たちの三角関係も綺麗に終止符が打たれた訳なんですけど、
ガチのシスコンであることが露見した太一がよく両方からフラれなかったなぁ、と思います。(笑
しかしラブコメはここで終わりではなく、むしろここからが本番だという…
稲葉の萌えっぷりはまだまだ続くんじゃよ。

■[ラノベ]デレ稲葉キター!「ココロコネクト クリップタイム」

ココロコネクト クリップタイム (ファミ通文庫)
著者/訳者:庵田 定夏
出版社:エンターブレイン( 2011-05-30 )
文庫 ( 317 ページ )
絵師サイト:enfance

長編「ランダム」シリーズではなく短編「タイム」シリーズの第一弾。
FB Onlineで掲載されていた各長編前後のエピソードと、
書き下ろしであり時系列的に4巻ラストから地続きの「ペンタゴン++」が収録されています。

<ふうせんかずら>に遭遇する以前、文研部の文化祭での所行が赤裸々になったり、
男性恐怖症を乗り越えたばかりの唯が女の子からラブレターを貰ってデートしたり、
太一と伊織の中に割って入ることになった稲葉が孤軍奮闘空回りしたり、
そして新入生を迎える季節となり部活見学にきた二人をおっかなびっくり歓迎したりと、
笑いあり涙ありの話が詰まっています。

で、やはり一番のツッコミ所は稲葉さんマジデレすぎってトコでしょう!
いやね、4巻ラストで伊織がデレてるとは言ってたけどまさかこれほどとはね!?
クールビューティーだったはずの稲葉はドコに行ったんだと言いたくなるようなデレっぷりにビックリですよ!
台詞のそこかしこにハートマーク付けまくるとか稲葉さんデレすぎにも程があるでしょうよ!
恋は盲目、周りに人が居ることを忘れてほっぺにちゅ、とかどんだけ…
だが、それが良い。

デレてからの稲葉の萌えっぷりが半端無いのは異論の挟みようがないのですが、
デレる前、三角関係になった直後に恋愛マスター藤島の意見を取り入れたばかりに、
ギリギリズムのフトモモチラ見せを敢行するも、慣れていない故にパンチラになってて、
それを知ってブチギレたりと、デレる前も十二分に可愛いんですよねー
結論:恋する稲葉姫子は何をしても可愛い

ちなみに新入部員のイケメンの千尋と天然で間抜けな紫乃は、
どちらも一癖も二癖もあるんだけど、特に紫乃は妙に可愛いわけなんですよ。
しかし紫乃を可愛がる伊織と唯がそれぞれドラマCDで愛生ボイスだったり唯先輩と呼ばれてたりと、
白身魚さんの絵も相まって「けいおん!」を連想してしまうことしきりですね。
うーん、紫乃の台詞が竹達ボイスで脳内再生されるんだぜ…

このまま平和に続くかと思ったらラストで<ふうせんかずら>が出てきたりと、
予断を許さない展開ですが…
何はともあれ毎回の如く太一のシスコンっぷりが挿入される本作のことですから、
次回も太一のシスコン描写がキッチリあるものだと信じています。
太一の妹と稲葉の二人の対話とか超読んでみたいんだぜ…!

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