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:: 2011/7/2 土曜日::

■[ラノベ]子作りしましょ!?「バカとテストと召喚獣9.5」

バカとテストと召喚獣9.5 (ファミ通文庫)
著者/訳者:井上 堅二
出版社:エンターブレイン( 2011-06-30 )
文庫 ( 286 ページ )
作者サイト:始まりは謝罪から
作者twitter:井上堅二 (Kenji_Inoue_) on Twitter
絵師サイト:FOX_TALE ENTRANCE
絵師twitter:葉賀ユイ (hagapon) on Twitter

今回のバカテスは9.5となっているように短編集。
短編集とはいえいつものバカの最上級なコメディはノリにノっており、
作者曰く、ラブでコメろうと思ったら主人公が女性用下着を頭に被っていたという、
「わけがわからないよ」と言いたくなる展開ばかりで、
今回も大いに笑いまくりなのです。

以前の短編集にあった召喚主の本音を喋ってしまう召喚獣に引き続き、
今度は二人で召喚するとその子供をシミュレートした召喚獣が出るという、
騒動の種を含みまくる学園長の召喚獣実験が行われることになるんですが…
いやー、雄二が意外と子煩悩になるというのはある意味予想通りでしたけど、
高橋女史までもがあんなになるとは…
というか鉄人と高橋女史のカップリングは最早デフォなのであろうか。

それと姫路さんとの同棲生活エピソードなラブコメ回では、
明久が姫路さんとお買い物デートに行くんだけど、
前述したように何故かパンツを被ったり、その後に姫路さんの更衣室に乱入したりと、
展開がバカすぎてコメディ分が多寡な内容になっているんですが、
最後には比較的綺麗にしめているのが良かったです。

そして中編くらいのボリュームがある最後のエピソードは、
入学直後に明久と出会った雄二が主人公の物語。
これは7.5にあった美波の裏エピソードとも言うべきものなんですが、
この真相を知ったら美波は明久に惚れ直しそうなくらいに良い話でしたね。
要領が悪くて不器用だけど、優しさと勇気に溢れる明久は、
雄二が望んでいたモノを持っていて、ちょっと格好良かったです。

たまにこういったエピソードがあるからバカテスは良いですよね。
まぁ、基本はバカやってくれるだけで十分面白いんですけどね。(笑

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 Comments (1)

1 Comment »

  1. バカとテストと召喚獣9.5巻感想

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    そんなわけで今日はバカとテストと召喚獣9.5巻の
    発売日なのでさっそく買って来ました。
    バカテス短編集…

    Trackback by 星屑の流星群 — 2011/7/3 日曜日 @ 19:06:31

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