僕の心のヤバイやつ (10) 特装版 4月8日発売!
夏! 海! 青春!
:: 2010/4/14 水曜日::

■[ラノベ]恋ヶ窪ゆり(30)と結婚したい病、再発「とらドラ・スピンオフ 3! 俺の弁当を見てくれ」

とらドラ・スピンオフ〈3!〉―俺の弁当を見てくれ (電撃文庫)
著者/訳者:竹宮 ゆゆこ
出版社:アスキーメディアワークス( 2010-04-10 )
定価:¥ 578
Amazon価格:¥ 578
文庫 ( 299 ページ )
ISBN-10 : 4048684566
ISBN-13 : 9784048684569
絵師サイト:Σぎゃあ

まさか完結して1年経ってからもう一度ゆゆこ先生の「とらドラ!」の世界に浸れる日が来るとは思いませんでした。
色々な所で短編を書き下ろしていたのは知っていたけど、大抵は特典的な扱いだっただけに、
短編集として1冊にまとまって刊行されるとは嬉しい誤算でした。
ファンとして素直に嬉しいです。

で、ゆりちゃんですよ、ゆりちゃん。
恋ヶ窪ゆり(30)が「俺の弁当を見てくれ」で久々に登場してるんですよ! 挿し絵付きで!
私はヒロインとしてはみのりんが好きだけど、女性キャラとしてはゆりちゃんが大好きなんですよ!
自分でもよく判らないんですけど、「……うっそだぁ……」のゆりちゃんに萌えまくってしまい、
もう結婚するしか! な状態で萌え転がってしまったのです。

書き下ろしで能登久光と木原麻耶の二人が出てきたのは「なるほど!」と思いましたね。
中途半端に空気が読めるからこそ感じてしまう劣等感と自己嫌悪、という若さ溢れる苦悩を持つ能登が良いっすね!
上手く言葉に表せないもどかしさとか色々若い頃を思い出してしまって痛痒いですよ!
でもそれが「とらドラ!」という作品の面白さなんだよなぁ。
頑張れ若人、誰しも人はそういった苦い思い出を糧に成長していくんだから…

「田村くん」の伊欧が出てましたけど、「田村くん」の未収録作品もまだあるんだよなぁ。
できれば「田村くん」も短編集出て欲しいんだけど、分量的に足りないのかな…?
まぁ、何はともあれ新作を心待ちにしている次第ですので、
美味いモンをたらふく食ってゆゆこ先生には頑張っていただきたいです。
あ、次回も是非ともヤスさんとのタッグで!

:: 2010/4/13 火曜日::

■[ラノベ]少女の報われない恋は儚くて萌える…「ソードアート・オンライン」4巻

ソードアート・オンライン 4 (電撃文庫 か 16-8)
著者/訳者:川原 礫
出版社:アスキー・メディアワークス( 2010-04-10 )
定価:¥ 599
Amazon価格:¥ 599
文庫 ( 311 ページ )
ISBN-10 : 4048684523
ISBN-13 : 9784048684521
作者サイト:WORD GEAR
絵師サイト:-アベシバ- abecのイラストブログ

2月発売の「アクセル・ワールド」4巻の巻末で4月発売なのが確定した時から、
一日千秋の思いで発売日を心待ちにしていた「ソードアート・オンライン」4巻が遂に発売ですよ!
発売が近付いてきたら、毎日書店のラノベ売り場を早売りを期待してワクワクしながら覗いたりしてたんですよねー
発売されたら即買って、脇目もふらずに読み耽ったりと我ながらハマりにハマりまくっているんですよ。(笑
正直ここまで楽しみなラノベ作品って化物語シリーズ以来じゃないかな。
ちなみに現在、二次創作エロ同人誌が読みたいラノベ作品の暫定一位の作品でもあります。
今月末のCOMIC1☆4では先見の明があるサークルさんが居ると期待したい…!(ぉ

話の大筋自体は予想通りなんですけど、その予想通りな王道展開が面白いんですよね。
幾ら絶望的な状況になったとしても「それでもキリトなら…、キリトならきっと何とかしてくれる…!!」
と、そんな風に思ってしまうくらいにキリトが半端ない強さを持つ主人公なんですよねー
フラグを立てるだけでなく、それを持続させる能力も完備してるとかマジぱねぇっす!

表紙も飾ってる上に本編では触手陵辱プレイされかけたりと、シリーズのヒロインは勿論アスナなんですが、
個人的にはALO内のリーファこと義理の妹にして従妹の直葉が一押しなんですよねー
アスナを見詰める和人(キリト)の眼差しに深い愛情を感じてしまい、思いを告げる前に失恋して、
キリト(和人)を好きになって忘れようと思った矢先にキリトの正体を悟ってしまうシーンは盛り上がったなぁ…
「いでじゅう!」のなかさくもそうですが、報われない少女の恋心ってのはハートにズキュンと来ますよねー

少々長めのエピローグもむしろ読みたかったことが全部書かれてて大満足だったし、
ここら辺の「読者が読みたいことを汲み取る」作品作りは流石は元がWeb小説だなぁ。
次回からはどうやら毛色が違った展開になるみたいですが、
キリトさんのフラグ立て能力は相変わらずMAXっぽいので新章にも期待しています。(笑

それはそうと「アクセル・ワールド」5巻の予告が巻末に載ってた訳ですが…
フーコさんおっぱいでかいっすね!
これは夢が広がるな…!

:: 2010/4/7 水曜日::

■[ラノベ]さよなら園芸部、そして…「神様のメモ帳」3巻

神様のメモ帳〈3〉 (電撃文庫)
著者/訳者:杉井 光
出版社:アスキーメディアワークス( 2008-06-10 )
定価:¥ 641
Amazon価格:¥ 641
文庫 ( 335 ページ )
ISBN-10 : 4048670972
ISBN-13 : 9784048670975
作者サイト:杉井光・公式サイト NEET TEEN
絵師サイト:迷子通信

彩夏が帰ってきた。
飛び降り自殺をし、一時は植物状態を危ぶまれたものの帰ってきた。
ただ奇跡はそう続かずに彩夏の記憶はあやふやで鳴海との園芸部の活動は覚えていなかった。
それでもアリスに諭されたように、もう一度ゆっくりと思い出して貰おうと思っていたら、
神様はそんな時間も許してはくれなくて…

急遽生徒会の議題に上がった園芸部を含めた少人数部活動の廃止案。
それを阻止しようとする監査の香坂先輩の依頼と彩夏の為に動き出す鳴海なんだけど、
園芸部が出来た経緯を調べていくとそこにはテツ先輩がイジメをしたせいで退学したという事実が…?
テツを挟んで意見が割れるニート軍団を前に鳴海は不器用に突っ走ります。

正直今回は事件、というかイジメで死んだとされる羽矢野友彦とテツ先輩の意志は、
男の子なら結構早い段階で判ってしまうと思うのでカタルシスを感じることがないかと思ったんですが、
それでも最後に鳴海が幻視したテツ先輩が守ろうとした光景を思うと胸が締め付けられるものがありました。
そして頑ななテツ先輩と決闘する鳴海とか、凄く不器用なんだけど格好良かったですね。

それにしてもアリス相手にはさらりと無意識に蠱惑的な台詞を言えるくせに、
彩夏相手には上手く伝えられないとか鳴海はニート予備軍なのに青春してますよね。
タイプが違う二人の女の子に思われてるだなんて羨ましいぞ、鳴海。
しかし今回のヒロインはある意味この二人じゃなかったような気がします。
でもそれで良いんじゃないかなー…、うん…

:: 2010/4/5 月曜日::

■[ラノベ]夏、それは女の戦いの季節「IS(インフィニット・ストラトス)」4巻

IS(インフィニット・ストラトス)〈4〉 (MF文庫J)
著者/訳者:弓弦 イズル
出版社:メディアファクトリー( 2010-03 )
定価:¥ 609
Amazon価格:¥ 609
文庫 ( 260 ページ )
ISBN-10 : 4840131791
ISBN-13 : 9784840131797
作者サイト:弓弦イズルの前向きオンライン
絵師サイト:イズムニズム

2月末から3月末に発売延期でガックリしてたら、編集部の不手際でゴタゴタがあったりと、
作品の内容以外の所で色々と気を揉んでいた本作ですが、
無事に発売されたし、編集部の方とも和解したみたいだし、コミカライズも決定したみたいだし、
何とか一安心ってトコな今日この頃です。

流石にヒロインが出揃った感があるせいか、今回は短編集となっており、
ヒロイン二人一組の夏休みの出来事を綴ることでキャラを掘り下げ、
最後にヒロインが一堂に会することでハーレムっぷりを見せつけるという、
ある意味鉄板な流れで大層堪能させていただきました。

しかし意外だったのが友人の妹というだけでISにも乗っていない蘭が再登場したこと。
キャラとポジションが気に入っていたので嬉しいんですが、
これは今後も蘭が絡んでくるフラグと見て良いのでしょうか。
それにしてもヒロインの全員が全員、妄想癖がたくましいのはどうしたもんでしょうか。(笑

相変わらずブレない唐変木っぷりな主人公に呆れかえるばかりなのですが、
最後の短編での甲斐甲斐しいまでの姉への尽くしっぷりを読んで、
こりゃ唐変木に育つのも仕方ないかなー、と何となく納得してしまいました。(笑
ブラコンな姉フラグというのも全然OKだと私は思うわけですがどうか!

:: 2010/3/24 水曜日::

■[ラノベ]末はニートかそれとも詐欺師か「神様のメモ帳」2巻

神様のメモ帳〈2〉 (電撃文庫)
著者/訳者:杉井 光
出版社:メディアワークス( 2007-06 )
定価:¥ 641
Amazon価格:¥ 641
文庫 ( 331 ページ )
ISBN-10 : 484023888X
ISBN-13 : 9784840238885
作者サイト:杉井光・公式サイト NEET TEEN
絵師サイト:迷子通信

1巻はドラッグで2巻は極道と中高生向けにしては中々にエキセントリックなネタを中心に据え、
ラーメン屋の裏にたむろするニートの少年少女たちが今回も縦横無尽に活躍します。
どこか等身大な高校生である鳴海が時に読者の代弁者のように苦悩し、
逆境の中での奇策と口八丁のハッタリでカタルシスを感じさせてくれます。

東アジア系の元気な女の子のメオがニート探偵であるアリスの元に訪れた理由は、
行方をくらました父親を探しだし、助け出して欲しいという依頼の為。
でも父親はヤクザとの繋がりもある出稼ぎ外国人の為の派遣会社を経営しており、
更に電話で父親に持って逃げるように言われたボストンバッグの中には2億円の札束があるという、
どう考えてもニートには扱えきれないような事件なんだけどそこを何とかしちゃうのが、
アリスを筆頭としたニート探偵団の凄い所。

普通にヤクザは怖いし、盲目的に父親を信じることも出来ないし、
鈍感だから不用意に人を傷付ける発言をしてしまうし、それを後悔してばかりの鳴海だけど、
そんな鳴海が土壇場で無茶だけど痛快な奇策を思い付き、追い込められてなけなしの度胸を出し、
最後には口八丁のハッタリでヤクザでさえも動かしてしまうのはホント爽快ですね。
そしてそれを支えるニート探偵団の面々がまた頼もしいったらないです。

ラストの締め方も必ずしも大団円って訳じゃないんだけど、
少なくとも希望は残されているっていう終わり方も中々に味があって好きですね。
彩夏の意識が戻ったりと鳴海自身もまだまだこれから大変だけど、
絶え間なく緩く続いていく感じは連綿と続く人生を想起させて興味深いです。

:: 2010/3/20 土曜日::

■[ラノベ]初恋時々宇宙、後にエロとなるでしょう「電波女と青春男」4巻

電波女と青春男〈4〉 (電撃文庫)
著者/訳者:入間 人間
出版社:アスキーメディアワークス( 2010-03 )
定価:¥ 599
Amazon価格:¥ 599
文庫 ( 335 ページ )
ISBN-10 : 4048683950
ISBN-13 : 9784048683951
絵師サイト:ブリキの砦

毎月文庫1冊発刊する驚異的な執筆スピードを誇る入間人間さんですが、
電波女4巻が短編集ということで箸休め的なものかと思いきや、
300ページを超えるボリュームな上にどれも手抜きを感じさせないノリで、
感心すること至極な次第です。

リュウシさんの初恋のブロークンから始まるイケメンとの宇宙基地への進入ミッションと、
前川さんのメキメキと成長し始めた身長とそれに伴う幼馴染みの初恋の終焉の物語。
そしてロリエリオの宇宙飛行士のおっさんを交えた小学生ライフを経て、
我らが丹羽くんが青春ポイントを貯めるキッカケとなった初恋未満のお話へ。
そしてラストが現在進行形の丹羽くんの性的欲求のパトスでオチが付くわけです。
うーん、マンダム。(意味不明

個人的に一番関心を持ったのはやはりエロですね!
ブリキさんの描く女性がエロっちいのはサイトをずっと見ていた私は当然知っていましたが、
カラーページにモノクロ挿し絵と実力を120%遺憾なく発揮されて悶々とさせられましたよ。
そして一番凄いと思ったのは丹羽くんのエロ本ゲットへのリスクを省みない行動力ですな!
高校生当時の私なら普通一旦戦略的撤退をして後に再侵攻する所ですよ。
丹羽さんマジかっけー

ちなみに作品内の登場人物がそれぞれの話で微妙に出てきているのもそうですが、
みーくんまーちゃんと時代が違うだけで同じ世界観ということで人物が重なってたり、
更に花咲太郎シリーズではエリオの父親が出てるっぽいしでクロスオーバーが何とも興味深いです。
しかし全部追いかけてる人は毎月追いかけてる訳で大変だなぁ…
私はみーくんまーちゃんと電波女だけで精一杯だよ…(笑

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