僕の心のヤバイやつ (10) 特装版 4月8日発売!
夏! 海! 青春!
:: 2009/12/6 日曜日::

■[ラノベ]学園心霊レースラブコメ「末代まで!」LAP1 うらめしやガールズ

末代まで! LAP1 うらめしやガールズ (角川スニーカー文庫)
著者/訳者:猫砂 一平
出版社:角川書店(角川グループパブリッシング)( 2009-11-02 )
定価:¥ 620
Amazon価格:¥ 620
文庫 ( 285 ページ )
ISBN-10 : 4044748012
ISBN-13 : 9784044748012
作者サイト:String cat

この作品はユニークなことで有名で、そのユニークさは表紙にしっかりと書かれています。
それは「猫砂一平 小説×イラスト」という表記。
つまり、本文と挿し絵を同一人物が書いているということなのです。
「だったら漫画描けば良いのに…」と思う所なのですが、実際漫画も描いてるようで、
少年サンデーのまんカレで佳作取ってクラブサンデーで掲載経験ありとマルチな才能を見せてくれます。
ブログ見る限りプログラミングもいけるみたいだし、本当にマルチですねぇ…

本作は学園で幽霊と一緒に何かをやる、という基本設定はありふれたものなんですけど、
一緒にやるのが妖怪のターボばあちゃんに乗ってレースをするという独自性がありまりまくりな内容。
幽霊と一緒にライバルと競いながら町内を駆け巡ることにかける青春!
という退廃的なのか健康的なのか判らない幽霊とのラブコメ部活動モノです。

数学とプログラミングを応用し、フラクタルを描いて結界と為すという設定は面白かったし、
実際に何かに活用できると知ってからの勉強の楽しさは共感できるものがありました。
欲を言えばメインヒロインであるお岩さんをもっと出して欲しかったことかなぁ。
中盤でのヒロインは間違いなく花子さんだと思う。
うーん、お岩さんと花子さんと三号の三角関係ってのもそれはそれで美味しいかな?

LAP1ということだしまだ続きがあるみたいなので続編に期待ですね。
特に今回は名前だけで登場しなかったキャラが居ますし、
何より「老婆走」熱いレースはまだまだこれからだと思いますしね。
続刊を楽しみにしたいと思います。

それはそうとこの作品がコミカライズされるとしたらやっぱりご本人が描くんでしょうか…?(笑

:: 2009/11/30 月曜日::

■[ラノベ]遂にバレちゃった…!?「SH@PPLE」7巻

SH@PPLE―しゃっぷる―(7) (富士見ファンタジア文庫)
著者/訳者:竹岡 葉月
出版社:富士見書房( 2009-11-20 )
定価:¥ 630
Amazon価格:¥ 630
文庫 ( 296 ページ )
ISBN-10 : 4829134631
ISBN-13 : 9784829134634
作者サイト:nezicaplant
絵師サイト:□■ なぎほん ■□

7巻を読んで思ったのは「舞姫は恋したことがないんだな」でした。
如何に女子相手に圧倒的な人気を誇るモテキングだろうと、
恋したことがないから、恋する気持ちが判らないので、
あんなに残酷なことが出来ちゃうんでしょうね。
正直、雪国はもっと怒っても良いと思うんだよなぁ…

胡蝶の宮との一件が一段落して、いよいよ蜜との関係に迫る訳だけど、
生真面目な蜜の性格と、海外から蜜を溺愛する母親が帰国してきたり、
更にそこに雪国の為にと一念発起しちゃった為にややこしいことをしてくれる舞姫のせいで、
あれよあれよとこんがらがって大変な事態に。

というか雪国が可哀想なんだよねぇ。
確かに蜜や胡蝶の宮といった青美の生徒たちを騙してきたとはいえ、
あんなに頑張って学校の生徒達の為に身を粉にして想いを押し殺して耐えてきたのに…
あの結末はキツイわなぁ。
だって雪国の気持ちが全然考慮されずに、ただ周りの想い優先で事態が動いてるだけじゃないですか。
騙していた報いがこれってのは正直酷すぎると思うんだよね…

まぁ、古葉さん的にはチャンス到来な訳で、
今回のラストでは勇気を振り絞ってて可愛いんだけど…
うーん、これからどうなるんだろうなぁ。
いやはや先の展開が見えなくて気になりまくりです。

:: 2009/11/25 水曜日::

■[ラノベ]格好良すぎだろはまづらぁ~!「とある魔術の禁書目録」19巻

とある魔術の禁書目録(インデックス)〈19〉 (電撃文庫)
著者/訳者:鎌池 和馬
出版社:アスキーメディアワークス( 2009-11-10 )
定価:¥ 620
Amazon価格:¥ 620
文庫 ( 361 ページ )
ISBN-10 : 4048681370
ISBN-13 : 9784048681377
絵師サイト:rainbow spectrum

今回は表紙の基調から判るように上条さんが出てきません。
そして一方通行だけじゃなく、浜面も主人公です。
上条さんみたいな特殊な能力があるレベル0ではなく、
一方通行みたいな最強の能力があるレベル5でもなく、
本当にただのチンピラなレベル0だけど、守りたい少女の為に頑張れる―、
そんな漢を見せてくれるのが浜面仕上なのです。

しかしまぁ、上条さんサイドでは気持ち悪いほど誰も死なないのに対して、
学園都市の暗部を扱うこちら側では景気良く死ぬし臓物飛び散るしで凄いっすね。
そんな中を一方通行ならまだしもよく浜面が生き残ってるもんだと思います。
中学生のパンツでテンション上がってるのは最高にバカだと思うけど、
ラストでの滝壺との逃飛行(誤字に非ず)ロマンスはマジでキまってたよ。

そして我らがロリコンの一方通行さんですが、
遂に目的の「ドラゴン」を知ることになったんですが…
中盤の展開は伏せるとしてもラストの展開は凄すぎでしょう。
どんだけ打ち止めに対して献身的且つ情熱的なんだ。
いやはや本当にロリコンなんですね、一方通行ってば…

それにしても遂に次巻では3人の主人公が一堂に会するみたいですが、
やっぱり上条さんを一番応援したい所ですが、浜面も捨てがたいっつーか。
ハーレムな上条さんに対して、浜面は相手が一人という純情さが心情的に…、ねぇ?
というか御坂美琴さんは話に絡んで来られるのかが心配です。
頑張れ学園都市第三位。

:: 2009/11/11 水曜日::

■[ラノベ]絶望、邂逅、挽回、そして…「アクセル・ワールド」3巻

アクセル・ワールド〈3〉夕闇の略奪者 (電撃文庫)
著者/訳者:川原 礫
出版社:アスキーメディアワークス( 2009-10-10 )
定価:¥ 620
Amazon価格:¥ 620
文庫 ( 343 ページ )
ISBN-10 : 4048680706
ISBN-13 : 9784048680707
作者サイト:WORD GEAR
絵師サイト:天才卓球少女

3巻は続き物だと聞いていたので4巻が出てから読もうと考えていたのですが、
先日冒頭だけでもと手に取ったら、我慢できずに読み切ってしまいました。
そして読後に案の定「4巻出るまで取っておくんだった…」と切実に思う羽目に。
ラストの引きが気になって、続きが読みたくて仕方ないですよこれは…

悪役の登場、そして敗北、出会いと修行を経て、仲間から有形無形の力を得ての再戦…
と、少年漫画のテンプレートそのままで痛快ではあるのですが、
読んでるこっちまで最底辺から這い上がるエネルギーを消費してしまい、
読んだ後に凄く疲れてしまうんですよね。

今回は黒雪姫先輩が修学旅行といことで蚊帳の外になってて、
一応水着はあるんだけど、萌え成分が足りないかと思っていたのですが、
女子高生の豊満なおっぱいという意外な伏兵の登場で、
俄然色めきだちました。(ぉ

しかし新キャラの能美後輩が清々しいほどの悪役なだけに、
最後のどんでん返しの裏には一体何があったんだと邪推しまくりな訳で、
非常にフラストレーションが溜まってしまいます。
あー、やっぱり4巻が出るまで読むの待ってた方が良かったかなー…

:: 2009/10/18 日曜日::

■[ラノベ]真一が珍しく物語の中心に!(注:主人公です)「ほうかご百物語」6巻

ほうかご百物語〈6〉 (電撃文庫)
著者/訳者:峰守 ひろかず
出版社:アスキーメディアワークス( 2009-10-10 )
定価:¥ 599
Amazon価格:¥ 599
文庫 ( 309 ページ )
ISBN-10 : 4048680730
ISBN-13 : 9784048680738
絵師サイト:INFINITY DRIVE

ピュア可愛いイタチさんを愛でる会へようこそ。
という訳で6巻発売で表紙も愛らしいイタチさんのままですよヤフー
今回はドレス服から果ては宇宙服まで着ちゃったりしてますけど、
イタチさんは何着ても可愛いですね。
やはり内面の可愛さが滲み出ているに違いない。

ですが、6巻では主役が真一に。(元々主人公です)
放浪のプロ画家であるニコ(巨乳美人)の目に止まり、気に入られた真一と、
ニコを慕う新入生のフィルが弟子になる権利を賭けて絵を描いたり。
弟子になった場合、学校を辞めなければならないこと、
というよりイタチさんと別れないといけないことに悩んだりと、
今回は主人公らしく物語の中心にいます。

そしてこれが重要なのですがイタチさん!
相変わらずストレートに誉められて赤面するイタチさんも良いですけど、
真一の決意を知って涙が止まらない場面とか超可愛いですよ!
うーん、ラブリー

それと副会長こと新井輝さんですが遂に春が来たかなー
と中々に微笑ましいのですが、何か不穏なフラグが立っているように思えます。
奈良山には今後とも色々頑張って欲しいんだけど大丈夫かなー

それはそうと未だに新井輝という名前には違和感があります…
何というかROOM的な意味で。(笑

:: 2009/10/13 火曜日::

■[ラノベ]アンコールの余韻が美しい「さよならピアノソナタ encore pieces」

さよならピアノソナタencore pieces (電撃文庫 す 9-12)
著者/訳者:杉井 光
出版社:アスキー・メディアワークス( 2009-10-10 )
定価:¥ 620
Amazon価格:¥ 620
文庫 ( 315 ページ )
ISBN-10 : 4048680781
ISBN-13 : 9784048680783
作者サイト:杉井光・公式サイト NEET TEEN
絵師サイト:FancyFantasia

既に完結した作品なので、その感動と一緒に心の中にしまった作品だったのですが、
まさかのアンコールという名の番外短編集の発行。
好評に応えての第2部作成は大抵の作品が蛇足になってしまうものですが、
少なくともこの作品に限ってはそれは杞憂に終わるものでした。

直巳と真冬、千晶と新しいベーシスト、ユーリ、響子とかつてのベーシスト、そして哲朗。
それぞれの短編5章が収録されているのですが、
やはり主人公とヒロインの二人とある楽譜について綴った「Sonate pourdeux」が良かったです。
勿論、他の短編も良かったんですけどね。

相変わらず超がつくほどの鈍感っぷりを発揮する直巳には呆れるばかりで…
それとなく結婚を仄めかす真冬がいじらしくて可愛らしくて、
だからこそ直巳の鈍感っぷりの犠牲者となってて可哀想でした。
直巳に何かしてあげたい、必要と思って貰いたい、一緒にいたい…
そんな真冬の想いがどこまでも感じられて愛おしかったなぁ。
付き合って6年にもなるのにこの純真さを持ってるだなんて、ホント真冬は可愛いです。

直巳の鈍感と無神経っぷりにひたすら振り回された感じだったけど、
最後は綺麗なプロポーズで締めてくれて安心しましたね。
エンゲージリングを見た時の真冬のリアクションがもう最高でした。
末永くお幸せに!

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