その着せ替え人形は恋をする 15巻(完結)は7月25日発売!
終わるのは寂しいけれど、五条くんと海夢ちゃんのグランドフィナーレを見届けよう!
:: 2008/9/15 月曜日::

■[ラノベ]どう見てもエロコメです「れでぃ×ばと!」7巻

れでぃ×ばと! 7 (7) (電撃文庫 こ 8-13)
著者/訳者:上月 司
出版社:アスキー・メディアワークス( 2008-09-10 )
定価:¥ 536
文庫
ISBN-10 : 4048672169
ISBN-13 : 9784048672160
著者サイト:こーづきさんち
絵師サイト:ひとりでできるもんっ

ピナ王女とみみな先輩というロリロリな表紙な7巻。
ロリとはいえ、みみな先輩はもうすぐ成人するんだけど、
容姿と精神年齢はロリだから問題ないというか。
今回もそんな二人だからこそな内容だったりします。

しかし、いつものことだとはいえぱんつはいてない表紙ですね。
乃木坂美夏の麻衣ふぇあれいでぃお!で担当さんが言ってましたが、
イラストがエロすぎて没になるという逸話も納得です。
しかも内容がToLOVEるも驚きな寸止めっぷりなので素晴らしいエロコメに。
まぁ、作者は否定してますが嫌よ嫌よも好きのうち理論ということで。(笑

今回はロリロリ同人サークルが結成されてコスプレする話と、
天然でエロいアイシェとマーダー侍女のヘディエの誘惑攻撃と、
朋美のお見合い話の3本ですが、やはりエロコメでした。
特にアイシェはヤバイですね。
選択肢を一つでも間違ったらエロシーンに突入しちゃうよ!

朋美も自分の中の気持ちが徐々に出来上がってるみたいで、
それに関しては嬉しいし、セルニアとのバトルが更に盛り上がりそうで期待ですねー
あと、みみな先輩の可愛い嫉妬にキュンときた。

それにしても凄い鈍感っぷりだよなぁ、秋晴。
流石はラノベ主人公だ。(笑

:: 2008/9/13 土曜日::

■[ラノベ]え………?「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」6巻

嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 6 (6) (電撃文庫 い 9-6)
著者/訳者:入間 人間
出版社:アスキー・メディアワークス( 2008-09-10 )
定価:¥ 536
文庫
ISBN-10 : 4048672126
ISBN-13 : 9784048672122
絵師サイト:Left side

これは…、感想書くの難しいなぁ…
ただでさえ、電撃文庫の異端児である作品であり、
電波系であり、計算された作品であり、知性も感じさせる内容だったのに、
この結末はどう捉えて良いのか判別が難しい。

昼休みのカレー地獄に思いを馳せる気怠い梅雨時4時間目の体育。
舞台袖でまーちゃんとイチャイチャしてたら入り口から殺人鬼さんがご到着。
ライフルをぶっ放しながら生徒や教師の体に穴を開けながらご高説。
取りあえず昼ご飯を無事に食べたいからみーくんは頑張る!

合間合間に今までの登場人物の日常が描かれる非日常。
でもみーくんにはその非日常が日常で。
毒沼をダメージを負わず、普通にズブズブと歩いている感じ。
でも最後の最後は最期になる訳で。

この作品ってカバー裏にもイラストがあったり、
裏表紙が表紙のまーちゃんの後ろ姿でそれが内容の暗喩になってて。
そして表紙のまーちゃんの眼は涙で充血してたり。
あぁぁぁあ…

何というかこの作品に関してはあまり言葉にしたくないしできないというか。
不思議な作品でした。
そして大好きです。

:: 2008/9/12 金曜日::

■[ラノベ]最後のホロのリアクションが気になります「狼と香辛料」9巻

狼と香辛料 9 (9) (電撃文庫 は 8-9)
著者/訳者:支倉 凍砂
出版社:アスキー・メディアワークス( 2008-09-10 )
定価:¥ 578
文庫
ISBN-10 : 404867210X
ISBN-13 : 9784048672108
作者サイト:すぱイしー ているず
絵師サイト:ハイノハナ

アニメ2期もほぼ確定な「狼と香辛料」の最新刊。
8巻から続く「対立の町」の下巻となります。
狼の骨の伝説を追い訪れた港町ケルーベで起こった、
不老不死の妙薬とされるイッカクが陸揚げされたことで起こった騒動に巻き込まれ、
ローエン商業組合とエーブの板挟みとなったロレンスは…?

ローリスクローリターンな行商人なロレンスにとって、
ハイリスクハイリターンな商いをするキーマンとエーブは商売人として格が違い、
それ故に狼狽しますが、傍に居るのは賢狼ホロ。
しかも年下のコルも居るとなっては落ち着きを取り戻し、
自分が出来ることに全力で取り組むのは好印象。

無力感と緊迫感を肌で感じる交渉と、それ故の葛藤。
また、そこからのどんでん返しとそこからの復帰。
最後の最後でコルが気付いた銅貨のトリックの伏線が解消され、
変に安堵したりしました。(笑

しかし最後にエーブが残した行動ですが、
ラブコメ好きとしてはその後のホロがどういったリアクションをしたのか気になりますね。
やはり私は嫉妬する女の子が好きらしいです。
愚か者ですみません。

:: 2008/9/6 土曜日::

■[ラノベ]恐るべき阿良々木ハーレム「偽物語(上)」

偽物語(上) (講談社BOX)
著者/訳者:西尾 維新
出版社:講談社( 2008-09-02 )
定価:¥ 1,365
単行本
ISBN-10 : 4062836793
ISBN-13 : 9784062836791

現在私が一番ハマっているラノベがこの化物語シリーズでして、
既読の友人とは
「何故傷物語で阿良々木くんは羽川のおっぱいを揉まなかったの? このチキン!」
と罵り合い、未読の友人には
「何故君はこの極上のギャルゲラノベを読んでないの? 読まないなんて勿体ない!」
と罵るという迷惑極まりない状態にまでなっているのです。
それくらいに面白いのだから仕方ない。

で、本作はラノベの中でもお堅いイメージのある講談社BOXレーベルなのですが、
中身は完全にギャルゲです。
しかも趣味200%で書かれたと銘打たれただけあり、
本編である怪異の話はせいぜい1,2割で、既存のヒロインとのイベントで占められるという按配。
しかも他作品へのオマージュが激しく、SZBHとか自社作品関連はともかく、
R.O.DやGAやシスプリや双恋と言った軽いネタかららんま1/2と古めのネタまで。
兎に角幅広くフォローされているので相応のオタクレベルが必要になります。
ギャルゲが好きで幅広いオタク知識を持つ者のみが楽しめる…
そう、選ばれし者の為のラノベなのです!

それにしても化物語の後日譚なんですがヒロインたちが怪異を経て変わらなかったり変わったり。
一番変わったのはやはり千石撫子じゃないでしょうか!
内気だった彼女も怪異と初恋の人との再会で見事な雌豹に!
中学生なのに! 阿良々木くんに襲いかかって貰う為の仕込みをしすぎだよ!
それがわざとらしくて全然隠せてないのが可愛いぞ!
っていうか阿良々木くんも気付いてやれよ!(笑

そして傷物語で私内部でヒロイン株がストップ高になった羽川さんですが、
ビジュアル的な変化もありましたが、内面的な変化も結構あったようで。
中でも戦場ヶ原との関係が気になるというか、どうなんだあの二人。
あの羽川が失恋という経験で変わったお陰でこれで別なフラグが立ったように思えます。
つまり、阿良々木を奪い取るフラグと愛人・羽川フラグ。
阿良々木くんとの眼球舐めプレイという爛れた変態関係が見たいですね!

シャフトでアニメ化で、更に渡辺明夫がキャラデザという布陣で最高に楽しみなのですが、
その盛り上がりでのエロ同人誌の氾濫が起こるまで待てそうにありません。
誰か冬コミまでに傷物語での羽川のおっぱいを揉むif世界のエロ同人を描いてくれませんか!
もしくは八九寺へのセクハラが極まっちゃうヤツとか!
八九寺はエロエロになって「らめぇ」的に「ありゃりゃぎさん」とかの発音になっちゃうんだぜ!(ぉ

とここまで書いて本来のヒロインである阿良々木火憐の話を全くしていなかったのに気付いた。
まぁ、良いか!

:: 2008/8/30 土曜日::

■[ラノベ]あぁ、素晴らしき文学少女の世界「“文学少女”と神に臨む作家 下」

“文学少女” と神に臨む作家 下 (ファミ通文庫 の 2-6-8)
著者/訳者:野村 美月
出版社:エンターブレイン( 2008-08-30 )
定価:¥ 651
文庫
ISBN-10 : 4757743718
ISBN-13 : 9784757743717
絵師サイト:nezicaplant

あぁ…、本当に美しい完結編だったなぁ…
どこまでも透き通り、琥珀色の輝きを持つガラス玉のように人を魅了し、
読み手の心の中でいつまでも綺麗な調べを奏で、和ませてくれる。
文句の付け所のない、珠玉の完結巻であり最高のシリーズでした。

書かなくて良い井上心葉を肯定してくれる恋人の琴吹さんと、
影からしっかりと支えてくれる頼もしい友人の芥川くん。
他にも今までに出会ったかけがえのない人たちとの出会った経験があったからこそ、
最後は主人公らしく、心葉は自分で歩いていけたんだと思います。
今までずっとヘタレだったからこそ、心葉の成長は嬉しかったなぁ。

終盤、複雑に絡まり合った遠子先輩の家庭の事情が少しずつほどけていき、
叶子さんの秘められた想い、結衣さんの澄んだ願い、
そして遠子先輩が天野遠子として存在している理由が明らかになっていく展開は感動しました。
また、それを解き明かすのが心葉というのも良かったなぁ。

最後の遠子先輩からの手紙は物語を締めくくるのに最高だったし、
エピローグの出来も素晴らしく、画竜点睛という言葉がぴったりのものでした。
あぁ、もう兎に角素晴らしいシリーズでしたよ。
この後も外伝や短編集といったものが出るらしいのですが、そちらも楽しみです。

いやー、本当に良い作品でした。
ファミ通文庫も侮れないレーベルだなぁ。

:: 2008/8/29 金曜日::

■[ラノベ]遠子先輩と狭き門「“文学少女”と神に臨む作家 上」

“文学少女”と神に臨む作家 上 (ファミ通文庫 の 2-6-7)
著者/訳者:野村 美月
出版社:エンターブレイン( 2008-04-28 )
定価:¥ 630
文庫
ISBN-10 : 4757741731
ISBN-13 : 9784757741737
絵師サイト:nezicaplant

“文学少女”シリーズも遂に完結編へ。
この上巻は4月に発売されていたのですが、
どうせなら上下巻一気に感想書いた方が良いかな、
という訳で今まで熟成していたのでした。

遠子先輩が受験シーズンに入り、卒業が間近に迫ってきた時、
心葉は琴吹さんと付き合い始め、幸せな日常を送っていたんだけど、
そこに現れたのは井上ミウの担当編集だった佐々木さん。
新作を書くのを断った事をキッカケとして次々と心葉に襲い来る事態。
遠子先輩が遠くなり、流人には翻弄され、傷ついていく…

何というか、琴吹さんと遠子先輩が可愛すぎるんですよね。
琴吹さんの典型的なツンデレがたまらなく可愛いんですよ。
心葉も表面のツンに隠されたデレに気付いたお陰で、
その可愛さは何倍にも増して読者のハートを射抜いてくるんですよ。
どこまでも一途に心葉を想う琴吹さんは正にレモンパイのような甘さ。

そして遠子先輩は今回は語り部ではなく、謎を抱えるヒロイン。
遠子先輩の可愛さは今更説明するまでもないと思うのですが、
どこまでも健気で、それでいて強い遠子先輩が愛おしくてたまりません。
琴吹さんも可愛いけど、遠子先輩には幸せになって欲しいと切に願ってしまいます。

しかしそんな二人のヒロインの可愛さとは裏腹に、
物語はどんどん複雑に絡まり合い、大きな謎を孕んだまま下巻へ続いていきます―

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