のうりん 14巻 6月14日発売!
待望の、のうりん完結巻!
:: 2008/6/3 火曜日::

■[ラノベ]極上のボーイミーツガール短編集「ある日、爆弾が落ちてきて」

ある日、爆弾がおちてきて (電撃文庫)
著者/訳者:古橋 秀之 緋賀 ゆかり
出版社:メディアワークス( 2005-10 )
定価:¥ 578
文庫
ISBN-10 : 4840231826
ISBN-13 : 9784840231824

古橋秀之先生と言えば後世の電撃作家に多大な影響を与えた作家として有名ですが、
私がそれを知った頃には既にほぼ絶版で入手が困難で手に取ってなかったんですよね。
ただ、秋山瑞人先生との共作「龍盤七朝シリーズ」に手を出した以上、
事前に氏の作品を読んでおくべきだろう、と思い本屋を駆けめぐり手に入れた次第。

古橋作品の中でこれを選んだ理由は私が好きな「ボーイミーツガール」作品だからです。
「時間」をテーマにしたボーイミーツガールの珠玉の短編集。
話題になる作品だけあって、どれも傑作と言って差し支えのない物語ばかりで、
今までこれを手に取らなかった自分を罵ってやりたいくらいです。

どの短編も面白かったですが特に印象に残ったのは、
切なくもどこか爽やかな読後感のある「ある日、爆弾がおちてきて」
面映ゆく不思議な出会いを描いた「三時間目のまどか」
この2作品でしょうか。

この短編集を読んでて感じたのは「物語」が強く印象に残るということでした。
大抵のライトノベルは立っているキャラクターが分かりやすく、面白いのですが、
収録されている短編、どれを取ってもキャラクターは確かにしっかりしているのですが、
何よりその物語の美しさに目を奪われました。
古橋秀之先生が尊敬される一端を垣間見た次第です。

:: 2008/5/31 土曜日::

■[ラノベ]ペッタンコでも揺れるんです「バカとテストと召喚獣」4巻

バカとテストと召喚獣4 (ファミ通文庫 い 3-1-5)
著者/訳者:井上 堅二
出版社:エンターブレイン( 2008-05-30 )
定価:¥ 588
文庫
ISBN-10 : 4757742363
ISBN-13 : 9784757742369
絵師サイト:FOX_TALE

テストと召喚獣はオマケです。
偉い人にはそれが分からんのですよ!

と誰が言ったか分かりませんが、やっとこさ「バカとテストと召喚獣」が発売!
長編はレイニー止めから半年以上待たされましたからねー
バカテスのラブコメ分を渇望していた私はホント首を長くして待ちましたよ。
ただ4巻を読んだらもっともっとバカテスのラブコメ分を欲しくなってしまいました。
ヤバイ! このラノベは中毒性がある!(今更

ペッタンコこと島田美波からの突然のキスで始まりトキメキ展開を予想するも、
いきなり2-Fのモテない男子生徒一同からの異端審問会こと公開処刑が始まり、
何ともこのラノベらしいなぁ、と安心させてくれます。
ですが、美波のポニテを巡って読んでて恥ずかしくなるトキメキ展開もあったりで、
独り者には辛く、でも渇望してやまないラブコメっぷりを見せてくれるので油断できません。

またもや試召戦争とかがあったりしますが、そんなのは所詮話を転がす為のものです。
姫路さんや秀吉も非常に攻撃力の高いラブコメ攻勢をしてくれますが、
やはり4巻の見所は美波がヒロインの怒濤のラブコメ展開でしょう。
途中のイチャイチャっぷりも良かったですが、ラストの美波の可愛さはヤバイ!
こりゃー、姫路さんも秀吉もうかうかしてられませんよ。

そしてこのラノベで重要なのは葉賀ユイさんの最強のイラストです。
随所に見せてくれるハイクオリティなイラストで萌えさせてくれて、もう大満足!
巻末の後書きではナチュラルに秀吉がスク水を着てて全く違和感がありませんでした。(笑
カバー折り返しの挨拶文も面白いし、作者の井上堅二さんともども頑張って頂きたいです。
特に井上堅二さんは痴漢にめげず、頑張れ…!(笑

:: 2008/5/22 木曜日::

■[ラノベ]幻想殺しでシスター服脱げないかな?「ゼロの使い魔 水都市の聖女」

ゼロの使い魔 14巻ゼロの使い魔14 (MF文庫 J や)
著者/訳者:ヤマグチノボル
出版社:メディアファクトリー( 2008-05-21 )
定価:¥ 609
文庫
ISBN-10 : 4840123195
ISBN-13 : 9784840123198
絵師サイト:DO-RAKU7 ~道楽っぽいブログ的な何か~:So-net blog

13巻で中々強烈な引きを見せたゼロの使い魔ですが、
予定調和というか大枠では予想通りの展開だったのですが、
それこそが読者の期待だったので、大変満足しました。
やはりヤマグチノボルは最高だな!

ロマリアの記念式典を狙ったガリアの陰謀は「暗殺」ではなく「進軍」という形で取られ、
アンリエッタの甘い幻想を打ち破り、教皇ヴィットーリオの予想通りとなる。
遂に戦端が開かれ、始まった”聖戦”
そして聖女として投入されるルイズだが、実はティファニアの魔法で…

いやー、もう兎に角ルイズの可愛さはたまらんですね!
才人が死んだかも知れないと思った時に自殺を考えたくらいですから、
当然会いたいけど会えない、生きているけど会えない、という状況に耐えられるはずもなく、
そこで取った選択は誉められたものじゃないけど、だからこそその愛の深さが判るってもんで。
特に終盤の展開はイラストの多さもあり非常にニヤニヤしました。
もうベタ惚れにも程がある。

物語としては伏線が投下されたりとこれからの展開が楽しみに。
しかしそれにしても才人の登場とか「地球なめんな。ファンタジー」とかカッコイイね。
良い主人公してるし、ルイズも赤面しまくりで良いヒロインしてます。
それにしても恐るべきは釘宮理恵。
ラストの才人とのやり取りは完全に脳内で釘宮ボイスで再生されました。
うーん、中毒かなぁ…?

:: 2008/5/20 火曜日::

■[ラノベ]秋山瑞人、久々の新作!「龍盤七朝 DRAGONBUSTER 01」

DRAGONBUSTER 1 (1) (電撃文庫 あ 8-13 龍盤七朝)
著者/訳者:秋山 瑞人
出版社:アスキー・メディアワークス( 2008-05-10 )
定価:¥ 578
文庫
ISBN-10 : 4048670271
ISBN-13 : 9784048670272

秋山瑞人先生は漫画家で言えば冬目景先生に近いものがあって、、
「遅筆で完結しない、中短編がメインの作家」という印象が…
普通はそんな作家に人気が集まるはずないんですが、
その作品の途方もない面白さが読者を魅了して止まないんですよね。

この龍盤七朝は中華ファンタジーです。
しかし予備知識0な上に説明とかほとんど一切無く物語は始まり、
更に怒濤の如く設定が押し寄せてきて普通だと不親切としか思えないのですが、
秋山先生の技量は並ではないのでぐいぐいと物語の世界へ引き込まれていきます。

虐げられる民、言愚の青い目を持つ涼孤は似顔絵描きと道場の下男として働く。
卯王朝、第十八皇女の月華は屋敷を抜け出し市井を探検するお転婆姫。
夜が深い、闇に包まれたどぶ川で涼孤が双剣を持ち”龍を呑む”姿を見た月華が、
その龍に魅せられたことから物語は始まります。

古橋秀之さんとの共同企画の作品なので、完結するとは思います。
しかも次巻で完結するっぽいので期待したいトコロですが、
「猫の地球儀」もそうだけど、簡単なハッピーエンドになるとは思えないんだよなぁ。
間違いなく面白いし、色んな人に読んで貰いたい作品だけど、
最後がどんな終わり方になるのか、そもそも完結できるのかといった不安から、
勧めるのが難しい作品だったりします。

:: 2008/5/19 月曜日::

■[ラノベ]面白い、だがお勧めできない「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」4,5巻

嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん4巻嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 4 (4) (電撃文庫 い 9-4)
著者/訳者:入間 人間
出版社:アスキー・メディアワークス( 2008-04-10 )
定価:¥ 536
文庫
ISBN-10 : 4048670123
ISBN-13 : 9784048670128
絵師サイト:Left side

嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 5 (5) (電撃文庫 い 9-5)
著者/訳者:入間 人間
出版社:アスキー・メディアワークス( 2008-05-10 )
定価:¥ 536
文庫
ISBN-10 : 404867059X
ISBN-13 : 9784048670593
絵師サイト:Left side

作者の入間人間さんのセンスは非凡なものがあるし、
美麗な左さんのイラストを特定のベクトルに向けて前面に出し、、
変に媚びず、作品の面白さの特異性を保つだけでなく、
更にディープに、いよいよ狂った作品に仕上げる編集部はクレイジーすぎる。
はっきりいって人に勧めるのが非常に難しい作品です。
でも面白い。

ふとした拍子で歯車が狂って壊れたまーちゃん。
そしてみーくんはまーちゃんを直す為、かつての実家、誘拐監禁の舞台へ赴く。
何故か同行してきた伏見と共に訪れた、現・大江家となった屋敷で待ち受けていたのは、
歪なパーツが捻れて組み合わさった狂った家族とその在り方。
あぁ、本当にどこまでも狂っているなぁ。

ド田舎の監獄屋敷を舞台にしたクローズドサークル。
次々と起こる殺人事件と襲い来る恐怖、という骨組みだけはミステリー作品なんですが、
登場人物と真相がまともじゃなく、語弊なしに狂っています。
そして主人公のみーくん自体が狂っているので虚数の二乗が-1なように、
確かに存在するけど後ろ向きな、そんな面白さが感じられます。

この作品は間違いなく面白いです。
ただし間違いなく一般受けはしませんし、バカ売れする作品でもありません。
才能、という意味ではイラストの左さんを含め突出したものがあるでしょう。
それでも人にお勧めするのは難しい、そんな難解な作品です。
そのことを痛感した2冊の上下巻でした。

:: 2008/5/18 日曜日::

■[ラノベ]パンツとおっぱいに定評のある「傷物語」

傷物語 (講談社BOX)
著者/訳者:西尾 維新
出版社:講談社( 2008-05-08 )
定価:¥ 1,365
単行本(ソフトカバー)
ISBN-10 : 4062836637
ISBN-13 : 9784062836630

パンツの描写に数ページを使うだけでなく、
ノーブラおっぱいを揉むことにも全力を尽くす!
120%趣味で書かれたという文言も納得の作品!
あぁ…、西尾維新って変態だったんだなぁ…

阿良々木暦がキスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードと出遭った物語。
瀕死の彼女を助ける為に自らの命を差し出すという度が過ぎる優しさを見せ、
そんな阿良々木を助け、眷属とするキスショット。
キスショットを完全な吸血鬼とする為、自分が人間に戻る為。
三人の吸血鬼狩りのバトル、終盤に判明していく真実、そして阿良々木の決断。
誰にでも優しい阿良々木の性格が色濃く反映され、それ故にバッドエンドな物語。

それにしても羽川翼はヤバイです。
どこまでも献身的で阿良々木を受け入れ、許容する姿は空恐ろしいものがあります。
冒頭のパンチラから始まるエロ要員としてのポジションすらも許容し、
数々のセクハラすらも恥ずかしがりながらもバッチコーイなスタイルには、
何というか素晴らしいモノがありましたが。

しかし「これがエロゲだったらここの選択肢はこっちを選んだのに!」
と読んでてつくづく思わされましたよ。
具体的には306ページでおっぱいを揉む選択肢を実行して羽川ルートに行くね!
選択肢ミスったら即死亡で忍野メメの個人塾コーナーに行きそうですが、
キスショットルートもコンプリートするのは吝かではないというかむしろやる!
多分キスショットは10歳、12歳、17歳、27歳でのイベントCGが用意されていると見た!

真面目な話、凄く面白い作品でしたよ。
そして読み手の空想が具体的な形を持たないだけに凄く同人誌とか読みたい作品です。
誰か作ってくれませんかね。

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