その着せ替え人形は恋をする 15巻(完結)は7月25日発売!
終わるのは寂しいけれど、五条くんと海夢ちゃんのグランドフィナーレを見届けよう!
:: 2020/9/17 木曜日::

■[ラノベ]青春は学外にありと見付けたり「西野 ~学内カースト最下位にして異能世界最強の少年~」9巻

飽くなき異性との交流への欲求を求める西野ですが、
メンタルが強すぎるので学内での青春が無理だと悟ったら、
次は学外にその可能性を求め、サクサクっとアルバイトに応募するわけですが…
表紙からわかるようにメイド喫茶編です。

アルバイトというのは正しい選択だと思うんですよ。
学内の悪評も関係なく、高校デビューみたいに人間関係リセットできますし。
ただ、西野の場合はシニカルぐせのせいで面接から駄目出しされるし、
ローズとガブちゃんのお陰でそれをクリアするも、
まさかの1巻のヤクザ再登場で厄介事に巻き込まれるのは悲惨ですね…

でも、一応打算がアリアリだったとはいえ自称サバサバ系とは親しく出来たし、
あざといサービスもされたしディープキスもしてくれたり、
それなりの思い出がゲット出来たのは良かったのではないでしょうか。
西野は西野なりに頑張って成果も出してるんだから報われないと悲しいもんね…

それにしても凄いのは西野の行動力ですよ。
アルバイトが駄目だと見切りをつけたら次は学習塾というね。
狙い目としては悪くないし、塾生同士のカップルとかもよく聞きますし。
ただ、ローズと委員長のディフェンス能力には敗北しちゃいましたけどね…
委員長… わりと深みにハマってる感がありますね…

次巻ではガブちゃんが報われて欲しいですが、
西野の突飛すぎる行動力でホストになる展開っぽく…
本当に行動が読めないので、どうなるのか全く読めないですね。
マジでどうなるんだろう…

:: 2020/9/15 火曜日::

■[ラノベ]21世紀末の昭和「魔法科高校の劣等生 32 サクリファイス編/卒業編」

「魔法科高校の劣等生」シリーズもついに完結…!
とはいえ来月には続編の新シリーズも開始しますし、
スピンオフ的な別シリーズも始まるみたいなので、
完結、というよりも一区切りがつく、と言った方が正しい気がします。

32巻は光宣とのラストバトルをメインにしたサクリファイス編と、
ボリューム的には少ないけれど面白さが凝縮された卒業編が収録されています。

サクリファイス編に関してはメンツが大事なだけの魔法協会のおっさんを黙らせたり、
十師族の中でも臆せずにきちんと自分の意見を述べたり、
残り少ない学生生活をしっかりと過ごしたり、
相変わらず達也らしいと思うところが多かったです。

そして光宣との戦いでも殺すことにこだわらず、
最後まで光宣と水波のことを思いやっているのが伝わってきて良かったですね。

達也の個人戦闘能力が高すぎるためにどうしてもバトルを念頭に考えてしまいますが、
そもそも光宣とは意見が対立しているだけで、
水波のことを大切にしていることに関しては意見は一致していただけに、
短絡的にならず、妥協点を何年掛かっても模索して形に出来るところが、
達也の凄いところなんだと思います。

それはそうと卒業編ですが…
これは正直、爆笑してしまいましたね…w
達也も一条も本気でやっているのは分かりますし、
作者本人もわりと大真面目に書いているとは思うのですが、
これはどう考えてもシリアスな笑いというやつに仕上がっているわけですよ…!
おかしい… 時代設定は21世紀末なのに雰囲気が昭和すぎる…w

何はともあれ、笑顔でハッピーエンドを読むことが出来て良かったです。
続編のメイジアン・カンパニーも楽しみです。

:: 2020/9/13 日曜日::

■[ラノベ]ハルユキNTRバッドエンドルート「アクセル・ワールド 25 -終焉の巨神-」

アクセル・ワールド 25 -終焉の巨神-アクセル・ワールド 25 -終焉の巨神-
出版社:KADOKAWA
作者名:川原礫
作者サイト:WORD GEAR
作者twitter:川原礫さん (@kunori) / Twitter
絵師名:HIMA
絵師サイト:天才卓球少女
絵師twitter:HIMAさん (@himapo) / Twitter
紙書籍通販:アクセル・ワールド 25 ―終焉の巨神―
Kindle版まとめ買い:アクセル・ワールド
DMM電子書籍:アクセル・ワールド 25 ―終焉の巨神―

帯に「六大レギオン VS 白のレギオン&終焉神テスカトリポカ 衝撃の決着!!」とありますが…
 
 
 
 
全く決着してません。

いや、ある意味では決着はしているんですが、ハルユキNTRのバッドエンドルートです。
確かに衝撃ではあるんですが「違う、そうじゃない」という言葉が出てきますよね…

これがFateみたいなエロゲならセーブポイントからやり直しますね。
普通にプレイしてたら気付くようなことに気付かない主人公にヤキモキし、
2周目から現れる「あれ…? テスカトリポカのテイムを解除したらやばいんじゃね?」
という選択肢から危機回避ルートに行くタイプのエロゲでしょうか。
プレイヤーからは「いや、1周目の時点で気付けよ!」と総ツッコミを受ける系です。

正直、先月出たストブラとかはたまおみたいに、分厚くなって一気に謎の大半が解決するという、
そんな期待を持って読みはじめだだけに、本当に凄い肩透かしを食らいました…
謎の9割は解消されないどころか、新たな謎が追加されるしね…
ホームズが「今は語るべき時ではない」を言いまくっただけで終わる推理小説を読んでいる気分です。

まぁ、面白いところも多かったのは確かなんですよ。
特に会話の流れでクリキンことクリムゾン・キングボルトの名前が出てきて、
かつてクリキンがセントレア・セントリーに頼み込んだ理由のシーンとか、
めっちゃ爆笑しながら読みましたし。
ただ本人登場を期待したのに出番なくて落ち込みましたけどね…

それにしてもつくづく疑問なんですが、
時間がないならともかく1000倍の時間があるのに、
何で謎を謎のままにして、情報を共有せずに敵に挑むのでしょうね。
特にハルユキとか結構なゲーマーだから情報の重要さを知っているでしょうに。
グラファイト・エッジにもっと根掘り葉掘り聞けば良いのに…

正直、もう、来年出るかもしれない26巻を発売当日に買うのは躊躇しちゃいますね…
完結してから一気に買って、一気に読みたくなってきました。
そんなことしたら完結するまで続いてくれるかはわからなくなりますが、
このまま毎回期待して落胆して、というのを続けさせられるのは心に悪いです。

本当に、川原礫さんは物語を短く纏めるのが苦手なんだなぁ、と痛感した25巻でした…

:: 2020/9/6 日曜日::

■[ラノベ]叛逆の王国「死神に育てられた少女は漆黒の剣を胸に抱く」5巻

同盟国となった神国メキアの盟主ソフィティーアに招待されたオリビア。
国を挙げての歓待を受けて、ゼットの捜索を対価にメキアへの移籍を打診されたオリビアだが、
王国に属して2年間でアシュトンやクラウディアといった仲間が出来たため、
即断できずにいたんだけれど…

オリビアの動向にもヤキモキしましたけれど、
帝国のグラーデン元帥がダルメス宰相に謀殺されたのは正直悲しかったですね…
その直前にグラーデン元帥が家族と仲良くしていたのを見ていただけに、
ダルメス宰相の悪辣さが際立っていましたね…

オリビアは結構揺れたみたいだけれど、
アシュトンの不幸(幸運?)のお陰でしばらくは王国所属のままで良かったです。
まぁ、メキアに移っても諜報部隊がゼットを探し出せるとは思えないんですよね…
オリビアが生まれ育った森の調査すら出来てないしなぁ…

そして王国の暁の連獅子作戦ですが、
意外とサクサク進んでますが、ここからが本番ですね。
オリビアに唯一伍する事ができそうなフェリックスとの対決と、
ゼットとは異なる死神と組んでいるダルメス宰相との対決が待ってますからね。

普通に考えたらそろそろクライマックスになると思うんですけど…
オリビアが幸せになってくれると良いなぁ、と思いますね。
あと、アシュトンの鈍感ラノベ主人公みたいな恋愛模様が、
きちんとクラウディア大勝利になれば良いな、とも思いますw

:: 2020/8/23 日曜日::

■[ラノベ]ミラジュ・リポート「いつでも自宅に帰れる俺は、異世界で行商人をはじめました」2巻

ブラック企業で酷使された社畜の尼田士郎が祖母の家で見付けたのは異世界への扉だった…
「等価交換」と「空間収納」のスキルも受け継いだ士郎は、
日本と異世界ルファルティオの間で行商人として生活することに決め、
ニノリッチの町で出会った幼い少女のアイナを助けたりしながら過ごしていたら、
亡くなったと思っていた祖母が生きていることを知るのであった…!

今回は新たな仲間が出てきます。
それは妖精族というレアな種族の少女パティ。
命を助けられた士郎が恩返しのために人捜しに協力するんだけど…
この人捜しがね… 実に良いんですよ…

ぶっちゃけこの2巻のストーリーも王道なので先の展開は簡単に読めたんですが、
それでも感動できてしまうのが王道たる所以だと思うんですよ。
時を超え、種族の垣根を越えて結ばれる友情とか涙腺を刺激しやがるわけですよ…
判ってても感動して泣いてしまってね…
ちくしょう、卑怯だぜ…!

今回の日本からの交易品SUGEEEは酒でしたね。
確かに現代日本は物流が盛んですので世界の銘酒は金さえ出せば手に入るので、
物流が乏しい異世界では大量の種類の酒というのは珍しいどころじゃないでしょう。
それを商人として先行投資をした上で客を喜ばせてきっちりと利益を回収するだけでなく、
パティの依頼もしっかりこなしているあたり、三方良しって感じでしたね。
士郎は良い仕事するなぁ。

アイナちゃんの子供らしい可愛さと健気さの描写も流石でしたね。
霜月緋色さんは子供の可愛らしさを引き出すのが格段に上手いと思うのです。
これは次の3巻にも期待が高まるわけですが…
最後に出てきたあの人がどう動くのか未知数なだけに、
どうなるのか全く読めないですね…!
楽しみです。

:: 2020/8/16 日曜日::

■[ラノベ]弟子の決意、姉弟子の想い「りゅうおうのおしごと!」13巻

りゅうおうのおしごと!13巻りゅうおうのおしごと!13巻
出版社:ソフトバンククリエイティブ
作者名:白鳥士郎
作者サイト:のうりんのぶろぐ
作者twitter:白鳥士郎さん (@nankagun) / Twitter
絵師名:しらび
絵師サイト:Life is free
絵師twitter:しらびさん (@shirabii) / Twitter
紙書籍通販:りゅうおうのおしごと! 13
Kindle版まとめ買い:りゅうおうのおしごと!
DMM電子書籍:りゅうおうのおしごと! 13

「空銀子、史上初の女性プロ棋士に」
そんなニュースで沸き立つ関東だが、関西ではJS研が澪の見送りに関空にやってきていた。
親友が海外に渡航するということで寂しさがあるけれど、
意外な人物と空港で再会したことで意外な展開になり…

今回は今までの限定版に付属していたドラマCDのノベライズを挟んだ、
8巻と同様の短編集のような構成になっています。
単純にドラマCDのストックが溜まったからだと思っていたのですが、
どうやら新型コロナで対局数が激減して取材できなくなったのが原因のようで…
正直言って取材メインの本作は空想力メインの他のラノベよりもストックが切れなさそう、
という私の固定観念をぶっ壊す事態でした。
そうかー、こんな落とし穴があるんだなぁ…

澪ちゃんについてはこういっては申し訳ないですが、
もう一人の主人公であるあいちゃんの踏み台だと思ってたんですよね。
それがまさか、天ちゃんとは違ったベクトルでこれほどの強敵になるとは…

天ちゃんはその年齢には似つかわしくないくらいにしっかりとした考えを持った、
一人の大人のような精神を持っていましたが、
あいちゃんは本当にまだまだ未完成だったんだな、と痛感させられました。
ただ、今回の澪ちゃんの熱い想いを受けて、良い子ちゃんの弟子ではなく、
八一の思惑を超えた成長を遂げてくれそうな気がします。

そして姉弟子こと銀子ちゃんですが…
こちらはずっと寝てたのにラブコメっぷりを思う存分見せつけてくれて、
流石は完璧な可愛さの持ち主だなぁ、と思わされます。
これからプロ棋士として大変でしょうし、
何よりもあいちゃんというダークホースが後ろから追ってきているので、
ゆめゆめ油断できないでしょうけど、
激しい戦いが終わった今だけは甘い思いをしても良いんじゃないでしょうか。

さて、次からは最終章みたいですが…
はたしてどんな展開になるのかなぁ。
ちなみに14巻は抱き枕カバー付き特装版があります。
ラノベヒロインの抱き枕とかは今までもあったけど、それが特装版に付くのは初めて聞いたなぁ…
1万円越えのラノベとか前代未聞だと思いますけれど私は既に予約済みです。
だって姉弟子なんだもの…!

まぁ、それはそうと最終章と言えばですね…
そろそろのうりんも完結させて欲しいんですけども…
難しいのでしょうか…(´・ω・`)

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