その着せ替え人形は恋をする 15巻(完結)は7月25日発売!
終わるのは寂しいけれど、五条くんと海夢ちゃんのグランドフィナーレを見届けよう!
:: 2018/9/19 水曜日::

■[ラノベ]メイドガール「14歳とイラストレーター」2巻

14歳とイラストレーター2巻14歳とイラストレーター2巻
出版社:KADOKAWA
作者名:むらさきゆきや
作者twitter:むらさきゆきや (@murasakiyukiya) | Twitter
絵師名:溝口ケージ
絵師サイト:NtyPe
絵師twitter:溝口ケージ (@Keji_NtyPe) | Twitter
Kindle版:14歳とイラストレーター 2
Kindle版まとめ買い:14歳とイラストレーター
DMM電子書籍:14歳とイラストレーター 2

私も漫画やラノベを30年以上読んでいるので、
何だかんだで業界の事情に無駄に詳しくなるので、
今回のユウトと京橋彩華の関係のモデルも見当がつきました。
あぁ、BUNBUNさんと白身魚(堀口悠紀子)さんだな、と。

もちろん、有名な姉弟イラストレーターという設定のモデルであって、
性格とかそういうのは関係ないんでしょうけどね。
とはいえ多少詳しい人ならすぐ連想できるかと思います。

業界ネタとしてはイラストレーターの契約周りの話が出てましたが、
ここらへんは素人にはピンと来ないかもしれませんが、重要なことです。
単に契約はちゃんと読んでからしましょう、という話でもあるのですが。
本なら多少はお目こぼしあるみたいだけど、
グッズ関連は特に厳しいですからね。

それと編集と作家の相性というのは本当にあるみたいで…
私が知る限りでも、やらかして作家に激怒される無能な編集さんかと思いきや、
その編集さんだからこそ引っ張ってこれた有名な人のお陰でヒットしたり、
他にも業界的に有能なことで有名な編集さんでも、
とある作家さんだけは無理、という事例も聞くので、
何というか、本当に相性なんだな、と思わされます。

それにしてもJCと合法ロリと九州旅行か…
「妹さえいればいい。」でもそうだけど、
作家さんたちはわりと旅行にでかけたりするんですかね。
あとがきとか読む限り実際に行ってるみたいだし、
経費にできるぶん、ちょっと羨ましくもあります。
まぁ、私はそんなに旅行が趣味なわけではないですけどね!
あ、でも佐世保バーガーは食べてみたいかも。

ラブコメ的にはナスさんとハラミの銭湯でのアレ。
とても良い感じでしたね。
ナスさん、乃々香ちゃんを微妙に牽制したりしてたし、
ラブコメヒロインとして覚醒する予感があり今後が楽しみです!

:: 2018/9/18 火曜日::

■[ラノベ]イラストレーターと巨乳JCのお手伝い契約「14歳とイラストレーター」1巻

14歳とイラストレーター1巻14歳とイラストレーター1巻
出版社:KADOKAWA
作者名:むらさきゆきや
作者twitter:むらさきゆきや (@murasakiyukiya) | Twitter
絵師名:溝口ケージ
絵師サイト:NtyPe
絵師twitter:溝口ケージ (@Keji_NtyPe) | Twitter
Kindle版:14歳とイラストレーター 1
Kindle版まとめ買い:14歳とイラストレーター
DMM電子書籍:14歳とイラストレーター 1

サイコミのコミカライズが面白いので原作を買ってみました。
作者は現在アニメ放映中の「異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術」のむらさきゆきやさん。
イラスト担当にして企画もしている溝口ケージさんのタッグの作品になります。

最近は29とJKのように「年齢+職業」のタイトルが流行っているのでしょうか。
内容はラノベ作家が主人公の「エロマンガ先生」や「妹さえいればいい。」に近く、
主人公はラノベイラストを主な仕事にしているイラストレーターのユウトで、
メインヒロインはそんなユウトを無償でお手伝いする巨乳コスプレイヤー乃々香(14)です。
14歳JC… 犯罪だー!

「異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術」とは全然違うテイストの作品ですが、
巨乳キャラのサービスシーンがあるのは同じですね!
そういった意味では期待してもらって良いと思います!
ですが、それが面白さのメインではありません。
いや、人によってはメインなのかもしれませんが。

実際、乃々香ちゃんのサービスシーンは多々ありますからね。
コスプレで介抱、下着姿でイラストモデル、
膝枕で癒やしてくれて、プールで水着姿を見せてくれる…
うん… これだけで充分すぎるほどに面白い…!

もちろんお色気ベントだけでなく、
それを魅力的に見せているのは乃々香ちゃんのキャラクターのお陰なんですよね。
14歳にして醸し出す圧倒的な母性が最高なのです。
ハラミの憎めないバカっぷりと、
ナスさんのストーカーホイホイっぷりも勿論素晴らしいです。
この作品のヒロイン人気は乃々香ちゃんとナスさんで二分されそうだけど、
実際のところどうなんでしょうね?

ナスさんへの粘着ストーカーは即売会あるあるなんだけど、
こんな世界は知らない方が良いですよ、ホント。
誘ってないのに打ち上げに付いてくる粘着とかも見たことあるし…
女性参加者は本当に大変なんだな、と思いました。

ちなみに私はそんなことはしたことないですよ!
即売会でサークル主と知り合って、
私のブログ知ってくれてたので仲良くなってその場で打ち上げに誘われて。
話の流れで参加者の大半が社会人じゃないのがわかったので、
飲み代の殆どを出したことならあるけども。
あの頃はみんな若かった…
というか全員男だから成り立った話だけな気がする。

しかしアレですよね。
魔除けの結婚指輪は普通の人には効くけれど、
ホンマモンには効かないもんなんですよ。
やはり男がズバッと言わないとダメなわけですよ。
ちなみに一番効果的なのが筋肉ムキムキの男というのはよく聞く話です。
筋肉は全てを解決するのだ…!

難点はこの1巻に出てきた読者がこの粘着ストーカーだけということでしょうか。
読者の9割以上はまともな人なのを意識的にオミットしているのは、
この粘着ストーカーを際立たせるためか、
読者寄りの乃々香ちゃんをより良く見せるためなのかもしれませんが、
ラノベ読者は私を含めてクリエイターじゃないし巨乳美少女JCではなく、
むしろ無駄に高学歴なだけに、考え過ぎだとは思いますが、
自分が粘着ストーカー扱いされたようであまり気分は良くなかったです。

それにしても手首を捻挫したから水着姿でお風呂の世話をしてくれるとか、
乃々香ちゃんはちょっとユウトさんに甘すぎではないでしょうか!?
というかユウトはそろそろ逮捕されても文句言えない気がします。
しかもそんなシーンをナスさんに目撃されるとは…
うーん、修羅場を予感させるヒキは上手いと思います。
やはりこの作品の肝はお色気ラブコメなのかもしれない…!

:: 2018/9/17 月曜日::

■[ラノベ]それぞれの日常「はたらく魔王さま! SP2」

はたらく魔王さま! SP2はたらく魔王さま! SP2
出版社:KADOKAWA
作者名:和ヶ原聡司
作者twitter:和ヶ原聡司@はたらく魔王さま! (@wagahara211) | Twitter
絵師名:029
絵師サイト:仕事情報 | KONGARI
絵師twitter:029 (@o2929) | Twitter
Kindle版:はたらく魔王さま!SP2
Kindle版まとめ買い:はたらく魔王さま!
DMM電子書籍:はたらく魔王さま!SP2

このSP2もBD/DVD特典の2.8巻の加筆バージョンです。
原作2巻までをアニメ化しているので、
原作読んでなくてもアニメ版を見ていただけで楽しめる内容になっています。
まぁ、いきなりこのSP2だけ読み始める人はレアだと思いますけど。

元々が2.8だったということからわかるように、
原作2巻と3巻の間の時系列の短編集です。
真奥と芦屋が如何にして日本の生活に馴染もうとしていたのかとか、
恵美が聖法気と肉体の相関を調べたりとか、
それぞれの日常が垣間見えます。

特に芦屋に散髪してもらう真奥とか、
あまりの節約っぷりに涙を誘いますね。
会社の同僚の一人に給料の大半をゲームに注ぎ込むため、
散髪は自前のバリカンでやってる人がいましたが、
そういった節約ができるのは男性ならではですよね。

鈴乃のはじめてのメイクとかもそうだったけど、
女性の身だしなみにかける労力を考えると、
男性はわりとなんとでもなるよなぁ、と思ったりも。
それはそれとして、メイクして浮かれる鈴乃は可愛かったです。

今回の書き下ろしの短編は18巻に近いソレなんですが、
鈴乃と漆原の成長が感じられて、時の流れを感じます。
一番成長したのはちーちゃんだと思いますけど、
他のみんなも成長してるんだなぁ、と感慨深いですね。
それが実感できる19巻を早く読みたいところです。

:: 2018/9/16 日曜日::

■[ラノベ]性癖特盛り「ゴスロリ卓球」

ゴスロリ卓球ゴスロリ卓球
出版社:KADOKAWA
作者名:蒼山サグ
作者サイト:
蒼山サグのつくば日記

作者twitter:Sag Aoyama(蒼山サグ) (@SagAoyama) | Twitter
絵師名:マナカッコワライ
絵師twitter:マナカッコワライ (@Mana_Wara) | Twitter
Kindle版:ゴスロリ卓球
DMM電子書籍:ゴスロリ卓球

「ロウきゅーぶ!」「天使の3P!」の蒼山サグさんの新作は、
卓球少女たちがゴスロリ服を着て行う闇卓球!?
大富豪たちの賭けの対象となった美少女というだけでもアレなのに、
ゴスロリだし幼馴染み属性ありだし、性癖盛り沢山です。

親の借金を肩代わりして卓球で稼ぐとか、
シチュエーションとしては「Happy!」に近いけど、
ヒロインである羽麗が天然クールなので悲壮感はないですね。
むしろ主人公であり、羽麗の幼馴染みである修の方が緊迫感あります。

闇卓球にゴスロリ服と、かなり奇抜な要素があるけれど、
それでもそれなりに理由付けされてるのは流石に上手いな、と。
まぁ、単にゴスロリ服着させたかっただけな気がしますが。
美少女たちがゴスロリ服着てる時点で萌えだしね。

それにしても羽麗が可愛かったですね。
天然クールで卓球は天才だけど、それ以外が全然というか。
あと、修に対する独占欲が強いのも良いですね。
これ、多分、子供の頃に結婚の約束をしてて、
ずっとその約束を大事に守ってる系ですよ。

巻数表記がないのは、多分売れ行きが良かったら続く、ということなんでしょうね。
結構面白い作品だとは思いますが、
卓球を題材にした作品は稻中以外長続きしないというジンクスがあるので、
どうなるか心配ではありますね。
できれば修の妹が出てくるまでは続いて欲しいものです。

:: 2018/9/15 土曜日::

■[ラノベ]赤紫の神託「アクセル・ワールド 23 -黒雪姫の告白-」

アクセル・ワールド 23 -黒雪姫の告白-アクセル・ワールド 23 -黒雪姫の告白-
出版社:KADOKAWA
作者名:川原礫
作者サイト:
作者twitter:川原礫 (@kunori) | Twitter
絵師名:HIMA
絵師サイト:天才卓球少女
絵師twitter:HIMA (@himapo) | Twitter
Kindle版:アクセル・ワールド 23 ―黒雪姫の告白―
Kindle版まとめ買い:アクセル・ワールド
DMM電子書籍:アクセル・ワールド 23 ―黒雪姫の告白―

もっと先へ… 物語を加速したくはないか、作者。

そんなことを思ってしまう1年弱ぷりの新刊となるアクセル・ワールドの23巻です。

今のままでも充分面白いんですけど、
物語の進行が遅々として進まないのはとてもストレスフルなのです。
電撃文庫の長期シリーズ特有の問題とも言えるのですが、
かつてのジャンプ漫画と同じ傾向だと感じてしまいますね。

今回も白のレギオンとの決戦になるはずだったのに、
オーキッド・オラクル救出までっだったし…
まぁ、黒雪姫とハルユキの一緒にお風呂回があったせいだと思えば、
ちょっと致し方なしかな、とも思ってしまいますけどね!
お風呂回は何より優先すべきですからね、わかります。

それにしてもオラクル救出作戦は中々ハラハラしましたね。
敵が周到に仕掛けた罠をギリギリのところで潜り抜ける展開は、
とても手に汗握るモノがありますよ。
加速世界ではブラック・バイス以外は待ち伏せが難しいため、
アバターが出てくるリスクは少ないとはいえ、
白のレギオンが仕掛けた罠はいつも周到で重厚なので、
とてもドキドキさせられました。

しかし、鍛冶屋まで拘束してたとは流石だなぁ…
ピッコロ大魔王が神龍を殺したようなもんですかね。
自分は利用して、敵には利用されたくないから排除するとか、
やはり白のレギオンは大魔王的な悪辣さがありますよ。

そんな悪辣さを撥ね除けるのがハルユキたちの速攻なわけです。
やはり決断と行動の速さはこの加速世界では重要ですよね。
これからも速攻で頑張って欲しいものです。
もちろん、作者の新刊執筆速度も速攻でお願いしたいですね!

余談というか、蛇足的な感想ですけど…
白のレギオンが強大で王たちが無限EKされているという極限状態なんだから、
ザ・ディスティニーの封印を解いて使えば良いのに、と思ってしまうんですよね…
それをしないのは、感傷的な意味でなのか、
それとも加速研究会に奪われるリスクを怖れてなのか、
はたまたチート性能すぎて作者が扱いに困っているのか…
気になるところですね!

:: 2018/8/15 水曜日::

■[ラノベ]やがて恋するシンデレラ「りゅうおうのおしごと!」9巻

りゅうおうのおしごと!9巻りゅうおうのおしごと!9巻
出版社:ソフトバンククリエイティブ
作者名:白鳥士郎
作者サイト:のうりんのぶろぐ
作者twitter:白鳥士郎 (@nankagun) | Twitter
絵師名:しらび
絵師サイト:Life is free
絵師twitter:しらび (@shirabii) | Twitter
Kindle版:りゅうおうのおしごと! 9
Kindle版まとめ買い:りゅうおうのおしごと!
DMM電子書籍:りゅうおうのおしごと! 9

孤高にして孤独、史上最年少にして史上最速でタイトル挑戦権を得た夜叉仁天衣。
両親の墓前でタイトル奪取を誓うも相手は女流棋士相手に無敗を誇る空銀子女流二冠。
多くの女流棋士が心を折られてきた「浪速の白雪姫」を相手に、
幼すぎる「神戸のシンデレラ」が挑むことになるんだけれど…

天衣の指導は登場初期はしていたけれど、その後は基本的に放置プレイで、
あいとの扱いの差にはちょっとモヤっとしたものがあったんですけど、
この9巻ではその理由が明かされるだけでなく、
八一は天衣にも愛情を惜しみなく注いでいることがわかって、とても感動しました。

自分でも信じられないミスと強すぎる銀子を前に心が折られて、
まるで赤ん坊のように泣いてしまった天衣。
そんな天衣を信じるだけでなく、かつて桂香さんが自分にやってくれたように、
振り飛車を指さなくなった生石さんに飛車を振った将棋を見せた八一。
しかもその将棋の内容が実は天衣のお父さんの将棋を参考にしたものだったとか、
八一は格好良すぎるにもほどがあるでしょう。
これは頑なだったシンデレラも初めての恋をしてしまいますわ…

天衣は両親の記憶が消えていくのを怖がっていましたけど、
八一が指摘したように天衣の将棋の中に生きているだけでなく、
指導対局の姿にも残っていると思うんですよね。
あの生意気な天衣が以前、指導対局ではとても優しく導いていたのに驚かされましたが、
あれはお父さんがしてくれていたことを、そのまましていたのではないでしょうか。
早くに死に別れることになったけれど、天衣は両親に愛されていたのがよく分かって目頭が熱くなります。

今回は天衣の前に立ち塞がることになり、自然と悪役ポジションになった姉弟子ですが…
彼女の独白を読んでいると、彼女が抱える闇と苦悩が垣間見えて胸が苦しくなりますね。
姉弟子の強さの秘密は今回新登場の茨姫が推察したように恋をしているからでしょう。
将棋の星の王子さまである八一に誰よりも長く、深く恋をしているから、
人魚姫が声を捨てたように、あらゆるものを犠牲にして将棋を指しているから強いのでしょう。
それを考えるととても物悲しくなりますね…

まぁ、八一を新居に招いてイチャラブしていたのはニヤニヤしちゃいましたけど!
あれだけ積極的に仕掛けても将棋しか頭にない八一には全く通じていないのは、
別の意味でとても物悲しくなりますね…

それにしても次に銀子のことが書かれるの楽しみであり、怖いです。
彼女の心が折れた時、防衛戦の時の八一以上に壊れるんじゃないか…
それが心配で、心配で…
本当に、読めば読むほどに銀子が幸せになって欲しいな、と思わされます。
ホント、よろしくお願いします…!

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