僕の心のヤバイやつ (10) 特装版 4月8日発売!
夏! 海! 青春!
:: 2016/9/27 火曜日::

■[ラノベ]この異世界の片隅に「我にチートを」2巻

我にチートを2 (HJ NOVELS)
著者/訳者:温泉卵
出版社:ホビージャパン( 2016-09-23 )

作者サイト:温泉卵
絵師サイト:FancyFantasia
絵師twitter:植田亮(@ueda_ryo)さん | Twitter
Kindle版:我にチートを 2
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強力な魔族と戦うわけでもなく、
凶悪なダンジョンを攻略するわけでもなく、
美女を集めたハーレムを作るわけでもない。
平凡以下の能力を持つ召喚勇者のサブロウが、
世界の片隅で地味な冒険を繰り広げる淡々とした物語の2巻です。

一応ジャンルとしてはエロ小説なんですが、
1巻に引き続きエロ要素はかなり薄いので、そういった需要には応えられません。
というか今後もそういった期待はしない方が良いと思います。
植田リョウさんのイラストは美麗なのですが、
そもそもエロシーン自体が極端に少ないですからね。

とはいえ男爵夫人のフロリア先生との睦言とかは中々に良いモノがありました。
教えられた異世界での男女の機微とか正に異文化で興味深かったですし、
自分から勧めてきたくせに不機嫌になるニーナさんが可愛かったです。
この作品の女性は嫉妬するところも可愛いんですよね。

たまたま美しい奴隷を手に入れても人馬族だったり、
エルフのホーさんから譲られたのも蟻人だったり、
美女に縁があっても人外だらけなのがサブロウらしいというか。
まぁ、シアちゃんという人間のヒロインにも惚れられたけど、
そこはかとなく地雷臭が漂うのがなんとも…

今回、凶悪なダンジョンは攻略しないけど、
人命救助のため試練の谷という中級者向けダンジョンに挑戦することになったけど、
その攻略方法が何とも特異的で面白いですね。
レベルを上げて物理で殴る攻略方法ではなく、
レベルを上げずにプレイヤースキルで攻略するとか割りと乙なものがあるというか。
こういった変なところもこの作品らしいと思います。

相変わらず非常に地味な内容だし作風だと思いますが、
私は好きです。

余談ですが小悪党な肉屋のチャーさんが奴隷の女性二人に翻弄されるとこはちょっと可愛かったです。
手玉に取られて改心してまともになりそうな予感…

:: 2016/9/25 日曜日::

■[ラノベ]ヴァレンティナ暗躍「魔弾の王と戦姫」15巻

魔弾の王と戦姫〈ヴァナディース〉15 (MF文庫J)
著者/訳者:川口 士
出版社:KADOKAWA/メディアファクトリー( 2016-08-25 )

作者サイト:一〇八(仮)
絵師サイト:ひなだまりweb
絵師twitter:片桐 雛太(@hinatanya)さん | Twitter
Kindle版:魔弾の王と戦姫 15
Kindle版まとめ買い:魔弾の王と戦姫

みんなの力を結集してムオジネル軍を撃退したティグルたち。
戦争が終わり祝杯を上げる中でティグルはレギンから求愛される。
しかしティグルはエレンや魔物たちのこともあり一年の猶予を貰い先延ばしにする。
そしてジスタートではヴァレンティナの野望がついに形となって現れ…

このシリーズも残り2冊ということで俄然盛り上がってきましたね。
戦記モノとしても魔物とのバトルとしても、ラブコメとしても!
いやはやレギンの真っ向からの告白は実に良いモノでした。
誤解のしようがないようにストレートに告白するってのは素晴らしいと思いますよ。
しかし、そんなレギンの可憐さにも揺るがない誠実さを持つティグルも凄いですけどね。
うーん、ティグルの理性は割りと強靭だな…

そんなレギンとは違って素直になれないヒロイン筆頭のミラがもどかしいですね。
もうYou! 告っちゃいなYO! とか思いながら読んでたんですが、
そんなのほほんとした雰囲気が許されそうにない空気になってきましたね。
平和だったのに風雲急を告げる展開になってどうなることやら…
レギンが心配しているようなことにならないと良いのだけれど…

それはそうとティッタはエロいですね。
肉体的にもハプニング的にもエロさはリムが最高でしたけど、
何というか、ベッドinしてからのティッタがとてもエロくてですね。
あんなティッタを見てしまったら枯れるまで頑張りそうですわ。
ティッタ… 恐ろしい子…!

:: 2016/9/23 金曜日::

■[ラノベ]戦闘から戦争へ「王国へ続く道」3巻

王国へ続く道3 (HJ NOVELS)
著者/訳者:湯水 快
出版社:ホビージャパン( 2016-09-23 )

連載サイト:王国へ続く道
作者サイト:お風呂足つぼ/湯水 快
絵師サイト:光陰矢の如し
絵師twitter:日陰影次@(@hikage_eiji)さん | Twitter
Kindle版:王国へ続く道 3
Kindle版まとめ買い:王国へ続く道

王子の謀反に参加して近衛隊を切りまくったエイギルは新王の覚えめでたく、
次々と武勲を挙げて騎士爵、準男爵と兵員からあっという間に貴族と出世することに。
王都に邸宅も購入し、お気に入りの女を囲ってと順風満帆だが、
隣国のアークランドの例年通りの横暴な態度に新王は毅然として立ち向かい…

貴族になったからといってエイギルは相変わらずエイギルで良いですよね。
具体的には脳筋で女好きなところがブレないところが良いです。
南部貴族の反乱でゲットした新ヒロインのカトリーヌも良い味出してましたよね。
決闘の末に夫を斬ったエイギルに赤子の命を助けて貰う為に慰み者になるとか、
シチュエーションは悲劇なのに淫乱な身体を開発されて、
あっという間に快楽に堕ちていくところは悲劇というより喜劇に見えますね。(笑

新ヒロインは増えても昔からの女であるノンナやカーラとも濃厚にエロいことするし、
むしろお仕置きと称してアナルまで開発するとか、
エロの幅が広がってきているのがエロ小説らしいというか。
まぁ、この後幅が広がりすぎてギャグにしか見えなくなるんですけどね。(笑

貴族になったことで参謀役のレオポルトが出てきたり、
懐かしのクリストフが出てきたりと野郎キャラもそこそこ活躍しますが、
この作品のメインはエイギルとヒロインたちなのは変わらないので安心して読めますね。
個人での戦闘が、大軍同士の戦争になろうとも、
エイギルの胸がすくような活躍は変わらないどころか飛躍していくのも楽しみです。

今回はアークランドとの戦争の前哨戦までなので、
次巻の本格的な戦争編が楽しみですね。

:: 2016/9/21 水曜日::

■[ラノベ]嬉し恥ずかし新婚旅行(×9)「帰ってきた元勇者」7巻

帰ってきた元勇者(7) (ぽにきゃんBOOKSライトノベルシリーズ)
著者/訳者:ニシ
出版社:ポニーキャニオン( 2016-09-17 )

小説家になろう:帰ってきた元勇者
作者twitter:ニシ (parallelwork)さんはTwitterを使っています
絵師サイト: r e t u r n !
絵師twitter:米白粕 (kasu1923)さんはTwitterを使っています
Kindle版まとめ買い:帰ってきた元勇者

帝国皇女のシアの口添えで帝国有数の観光都市アンマンに、
9人のお嫁さんと新婚旅行に来たハルト。
9人それぞれとデートをしてひたすらイチャイチャしたりと、
我が世の春を謳歌していたらバウロウヴァと帝国皇子のめんどくさい計画に巻き込まれて…

9人のお嫁さんとのラブラブデートはとても良いですね!
9人の個性がそれぞれ出ていたデートプランでしたが、
どの相手だろうとアホでエロなハルトがブレてないのが良かったというか。
特にローリエとの食い倒れデートで、
栄養消化のために頻繁に休憩(性的な意味で)をするあたり、
とてもアホで最高だと思いました!(褒めてます

そしてバウロウヴァの計画に何だかんだで参加する理由が、
お嫁さんたちに帝国の民族衣装を着て貰いたいがためってあたりが、
最高に頭悪いよなぁ、と思う訳ですよ。
お前はコスプレエッチをするためなら魔王軍の重要施設にスネークして破壊するのかと!
いや、実際実行しちゃってるんですが!
というか本当にアホだな!(笑

スネーク中もスマホに撮った写真を見て英気回復とか、
全くブレないハルトのアホっぷりが楽しかったです。
それと、見開きでみんなの脱衣シーンを描くだけでなく、
その直後のお風呂場での全裸っぷりも挿し絵があるあたり、
とてもよく分かっているな、と思いました!

それにしても冒頭に意味深な感じで登場したのに、
本編で全く出番なくやられた四天王のグレイグがちょっと哀れ…(笑

:: 2016/9/19 月曜日::

■[ラノベ]女流棋士のお仕事「りゅうおうのおしごと!」4 ドラマCD付き限定特装版

りゅうおうのおしごと! 4 ドラマCD付き限定特装版 (GA文庫)
著者/訳者:白鳥 士郎
出版社:SBクリエイティブ( 2016-09-16 )

作者サイト:のうりんのぶろぐ
作者twitter:白鳥士郎(@nankagun)さん | Twitter
絵師サイト:Life is free
絵師twitter:しらび(@shirabii)さん | Twitter
Kindle版:りゅうおうのおしごと! 4
Kindle版まとめ買い:りゅうおうのおしごと!

女流棋士への最短ルート”マイナビ女子オープン”
そのアマチュア枠で出場することになったあい、天衣、桂香の三人。
これから忙しくなり弟子に構ってられなくなりそうな八一は、
二人の弟子のサポートをしようと気合いを入れるが、
いつの間にか二人とも危なげない強さを身に着けていて…

今一番勢いのある(個人の感想です)ライトノベル「りゅうおうのおしごと!」最新刊が発売!
今回は女流棋士とはなんぞや、という根本的な疑問に対して、
具体的に、そして赤裸々に答えを出してくれます。

女流棋士のトップを長年勤めている”エターナルクイーン”釈迦堂里奈曰く「晒し者」
女流棋士に将棋の才能以上に求められている才能「ルックス」
そしてニコ生でも人気の鹿路庭珠代女流二段が持つ属性「巨乳女子大生」
そういった現実的なモノをまざまざと見せつけてくるからこの作品は凄いと思います。

ただ、そんなイロモノみたいな女流棋士だけど、
戦う騎士たちの本気具合もビシビシと伝わってくるんですよね。
あいや天衣といった煌めく才能を持つ子供たちだけでなく、
将棋人生を賭けてかつての戦友と涙ながらに指す桂香さんや、
本気だからこそ孤独になる鹿路庭さんとか最高に熱いんですよ。
可愛いだけで乗りきれるほど、将棋界はぬるま湯じゃないんだよなぁ。

また、3巻で名前だけ出ていた祭神雷は予想以上にネジが飛んでましたが、
この4巻の銀子は読者のネジが飛んじゃうほどに可愛くてヤバかったですね!
将棋界は女流棋士が可愛いだけで乗りきれないと言いましたが、
ラノベ界はヒロインが可愛いことは必須事項ですからね!

釈迦堂さんの手によってドレスアップされた銀子は見た目だけでなく、
八一を罵倒する台詞も「…しねぇ」とか可愛いものになってる上に、
馴れないヒールで不安定だからと八一に頼りきりになっちゃったりと、
もうとにかく、マキシマムに可愛かったです。
やはりね、銀子は尖ったツンがあるからこそ、デレが輝くんだな!
と、そう思わざるをえないわけですよ!
まぁ、一番可愛いのはシャルちゃんだな、とも思うのですが!(ぉ

それにしてもあいと天衣の二人は本当に強かったですね。
その強さの原動力になっているのが師匠である八一のためというのが、
師匠そっくりだな、と思うんですよね。
あいに無様なところを見せてられないから頑張った八一の姿を見てきたからこそ、
あいも頑張ったんだなぁ、と思うと胸の奥からあたたかいものが溢れてくるようです。

そんな風に将棋に関して詳しくなくても面白かったですが、
将棋に関して詳しい人もニヤリとするネタも多かったかと思います。
終盤の歩夢と名人との勝負で千日手となった6六銀は、
第60期王座戦5番勝負の第4局の羽生名人のソレが元ネタでしょうし、
リップクリーム投了も佐藤天彦八段のソレが元ネタでしょうね。
そういった細かい将棋ネタも拾ってるところも評価されたからか、
ライトノベルで将棋ペンクラブ大賞を受賞という快挙も成し遂げられたのでしょう。
いやはや凄い。

しかし、そんな受賞をした直後にこの限定版に付属したドラマCDで、
JSだらけの海水浴な内容を収録するのが一番凄いと思います。(笑
うーん、小倉唯ボイスのシャルちゃんマジ可愛いな…
今からアニメ化が待たれる…!

:: 2016/9/17 土曜日::

■[ラノベ]メメタァ!「異能バトルは日常系のなかで」12巻

異能バトルは日常系のなかで 12 (GA文庫)
著者/訳者:望 公太
出版社:SBクリエイティブ( 2016-09-14 )

作者twitter:望公太(@nozomikota)さん | Twitter
絵師サイト:KONGARI -http://029-oniku.com/-
絵師twitter:029(@o2929)さん | Twitter
Kindle版:異能バトルは日常系のなかで 12
Kindle版まとめ買い:異能バトルは日常系のなかで

本編の続きかと思った?
残念! アニメの円盤特典小説のまとめでした!

いや、うん、ビックリだね。
てっきり完結直前のつもりで読み始めたら、
いきなり時系列がおかしいと思った直後に、
「これ、円盤の特典小説だ!」と分かった上に、
更にメタネタのオンパレードで、もうどういうことなのかと。
まぁ、本編の筆が進んでないだけなんでしょうけど。

一応書き下ろしもあって、それは表紙になっている運命子ちゃんの話で…
本編でちらっとだけ言われていた彼女が死ぬ話なんですけど、
円盤特典の一十三の話も相まって中々しんみりするモノがありましたね。
そういった意味では予想は裏切られたけど、期待通りのものは少しあったかな、
という気持ちになります。

それとこの円盤特典を読んだ後はとてもアニメ版を観たくなりますね!
特にOP動画は何度も見返しましたよ。
具体的に言うと彩弓さんのおっぱいがブルンブルンと揺れるところを!
彩弓さんが恥じらいを感じていると思いながら観ると、
何というか、こう、こみ上げてくるものがありますよね!(笑

こうやって文庫の形になったことで挿し絵が付いたので、
円盤を全部持っている人にもお得感があると思います。
具体的に言うと鳩子を相手ににラッキースケベが起こったところのイラストとか!

うん、何というかおっぱい尽くしだった気がする12巻でした。
これはこれで悪くないんですが…
次巻こそは物語が安藤寿来メインで進みますように。

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