■[漫画]かな編スタート!「とめはねっ! 鈴里高校書道部」7巻
とめはねっ! 鈴里高校書道部 7 (ヤングサンデーコミックス)
著者/訳者:河合 克敏
出版社:小学館( 2010-09-30 )
コミック ( 208 ページ )
縁ちゃんのお祖母ちゃんである大江英子さんを先生に迎えて、
かな編が本格的なスタートすることになるのがこの7巻。
お祖母ちゃんが本当に理想のお祖母ちゃんで凄く穏やかな気分になるんですよね。
上手に年輪を重ねた女性が持つ大らかさと幅広い知識で、
脇道に逸れるようでかなの知識を深く知ることができる授業。
人に教える時は斯くありたいです。
しかしそんなお祖母ちゃんも若い時はやんちゃだったというか何というか。
表紙カバー折り返しのマラソンのエピソードとかアキちゃんがむしろ可哀想で…(笑
親友(だと思っている)アキちゃんへのマラソンの件を含めた数々の仕打ちを知ったら、
そりゃ敵視されても仕方ないと思えて来ちゃいます。
そんな若い頃のお祖母ちゃんと対照的に草食系男子の代表とも言える縁ちゃんですが、
書道の実力は着実に上達しているんだけど、
望月さんの扱いには全く成長が見られないです。(笑
バレンタインの面白イベントを経たけど進展しているのかしていないのか。
本人は女の子らしくしたいけど、根っからの体育会系女子である望月さん相手に、
草食系男子の縁ちゃんがどこまで頑張れるか見物ですね!
まぁ、そんな人間模様が楽しいのは勿論ですが書道に関するエピソードも面白いです。
恋の歌を作りたくてひらがなを創始したという話は私も学生時代に聞きましたが、
それを教えるお祖母ちゃんの語り方が判りやすくて素晴らしいんですよ、本当。
影山先生の蘊蓄語りが当て馬みたいになってるのは少々可哀想でしたが…(笑
終盤からは書道科のある大学でのオープンキャンパス編に突入して、
書の甲子園で登場した京都の大槻さんも再登場です。
お祖母ちゃんの教えで各段にレベルアップした縁ちゃんの活躍に期待ですよ!






















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