■[漫画]安倍晴明編開始!「修羅の刻」23巻
刻は村上天皇の御世、今で言う平安時代。
四十近くでありながら未だ天文得業生の身であった陰陽師・安倍晴明。
彼が呪詛祓をしているところに出会ったのは、
陸奥から野見宿禰の子孫を訪ねてきた桃李という名の青年で…
酒呑童子編で繋がりが示唆されていて、予告がされていた安倍晴明編が開始です。
この23巻はまだ序章も序章っていう感じです。
何しろ桃李が本気で戦ってすらいませんからね。
むしろ本気を出せそうな相手が出てきたところで終わっているので、
単行本派の人はとてもヤキモキしてそうです。
しかしまぁ、安倍晴明と言えば陰陽師として有名すぎですが、
オカルトとは無縁の修羅の刻シリーズで式神をどうするのかという答えが豪快というか…
2000年以降の修羅の刻は史実を綿密に調べた上で作られている印象が強いですけど、
今回はそれでいて大胆な解釈を交えてきましたねぇ…w
いや、まぁ、私としてはアリなんですけどもw
今回の陸奥が立ち向かうのが當麻蹴速の子孫というのは面白いですね。
日本書紀で語られる血筋というだけでも凄いのに、
しかも野見宿禰の血も混じっているとか、
平安時代らしい外連味のある設定で素晴らしいですよ。
陸奥の血としては桃李の親父が修羅と言われる祖のようですが、
次の巻では圓明流の名前の祖が示唆されると思いますのでお楽しみに…!





























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