■[漫画]彼女達の物語の開幕「みつばものがたり 呪いの少女と死の輪舞《ロンド》」5巻
みつばものがたり5巻
出版社:KADOKAWA
原作者名:七沢またり
作者名:堤りん
作者twitter:堤りんさん(@tutumi_rin) / Twitter
連載サイト:みつばものがたり 呪いの少女と死の輪舞《ロンド》 無料漫画詳細 – 無料コミック ComicWalker
紙書籍通販:みつばものがたり (5)
Kindle版まとめ買い:みつばものがたり
DMM電子書籍:みつばものがたり (5)
革命を成し遂げた共和派主流公衆の面前で堂々と暗殺して大統領の座を奪取したミツバ。
平和的かつ民主的に独裁者の立場を得たミツバだけど、
その親友二人は自らの野望を捨てず、自分の理想を狙っていた。
隣国の帝国との外交で、皇帝は真実過たずミツバの本質を捉えたけれど、
宰相と軍部は認識を誤り暴走してしまい…
みつばものがたりのコミカライズはこの5巻で完結です。
原作はまだ続いているんですが、色々と世知辛い世の中ですからね。
とはいえキリが良いところまでやってくれているので、
読後感はそんなに悪くないと思います。
内容的な意味での読後感はちょっとアレだけど…
大統領になったミツバだけど、味方よりも敵が多いんですよね。
中でも義母であるミリアーネは根っからの敵です。

ミツバが目覚めた時から執拗に命を狙ってきたミリアーネですが、
長男が死に、次男は隣国で監禁され、祖国はミツバに奪い取られるという事態に陥ってますが、
まだまだ目は死んでないですね。
そんな目に遭ったのも9割方自業自得なんですけど、
そこには一生気付かないだろうな、と思います。
ミツバの痛快なところは因果応報を強制的に行うところだと思うのです。

折角ルドルフ皇帝が不可侵条約を結んだのに、
それを屈辱的だと宰相と軍部が暴走したら、
きっちりと皆殺しにした上に呪いで宰相を殺して、
更に賠償金を毟り取るとか最高に痛快じゃないですか。
だからこそ国民人気も絶大なのでしょう。
ミツバ本人が自分がやりたいことに気付いて、
彼女の物語が始まったところで完結というのは寂しいものがありますが、
終わり方としてはこれはこれでアリかな、と思います。
続きを読みたい場合は書籍版、もしくはweb版を読むことをオススメしますよ。
まだまだミツバの敵が多いですからね。
一つずつプチプチ潰していっちゃうよ!
楽しみだね!






















最近のコメント