■[漫画]たとえ星々の高みに昇られても…「魔法科高校の優等生」4巻
魔法科高校の優等生 (4) (電撃コミックスNEXT)
著者/訳者:森 夕
出版社:KADOKAWA/アスキー・メディアワークス( 2014-09-26 )
Kindle版:魔法科高校の優等生 (1)
Kindle版:魔法科高校の優等生 (2)
Kindle版:魔法科高校の優等生 (3)
2クールのアニメも終わった【魔法科高校の劣等生」ですが、
そのコミカライズは数多く出ています。
しかしその中でも一番原作への理解度とリスペクトが高いのは、
この「魔法科高校の優等生」だと思うんですよね。
原作通りに作りあげるだけでなく、その裏側で起こっていたことを描く想像力は、
原作をしっかりと読み込んでないと描けないことですし、
深雪視点で描かれるため、深雪の心理描写がどうしても多くなりがちなので、
深雪というキャラクターをしっかりと把握していないと描けないと思うんですよね。
ゲストページで原作者の佐島勤さんも唸るのも納得な程に深雪の魅力がよく出ていると思います。
それと、壬生先輩に冷然と向き合う深雪も良いけど、
やっぱり深雪は達也相手にとろける笑顔を向けている姿が一番魅力的だと思うんだ。
そう言えば今回ちょっと面白かったのは達也の誕生日ネタですね。
双子ではないのに同じ学年ということで達也が4月生まれでなのは周知の事実ですが、
ちゃんと1年生の時点で誕生日会をやっていたとは…
キッカケがエリカのお茶目っていうのは凄く”らしい”と思います。(笑
深雪の家庭での誕生日の祝い方も凄く深雪らしくて良かったですしね。
こういった所が原作ファンとしては嬉しいんだよねー
台詞回しも文意を変えない程度に変化させて漫画として判りやすく再構成しているし、
深雪の真意が伝わりやすいように言葉を補ったりしてたりと、
原作と読み比べると色々と気付けることがあるので、
原作を読んだことがある人でももう一度読み比べてみると面白いと思います。(笑
それと次回からはついに九校戦が始まりますね。
原作には登場しなかった三校の師補十八家が出てくるのでお楽しみに!
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