本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 第五部「女神の化身Ⅻ」 12/9発売!
遂にシリーズ完結!

:: 2019/6/30 日曜日::

■[漫画]令和時代の職業モノ「NEW GAME!」9巻

NEW GAME!9巻NEW GAME!9巻
出版社:芳文社
作者名:得能正太郎
作者サイト:ショウタロウのイラスト置き場
作者twitter:得能正太郎 (@tokutaro) | Twitter
Kindle版:NEW GAME! (9)
Kindle版まとめ買い:NEW GAME!
DMM電子書籍:NEW GAME! (9)

萌え4コマの皮をかぶった本格職業モノの「NEW GAME!」9冊目!
今回はデスマってしまいストレス値が溜まってきてしまいますが、
昭和の漫画のようにクズ社員がいるわけではなく、
みんな全力でやって、実力以上のことをやろうとしての炎上だから、
それほど理不尽さを感じないですし、
何より、ピンチには頼れるあの人がやってきてくれるから、
読んでてとても爽快感がありました。

職業モノとしてしっかりと描かれているのはフランスでの八神さんもそうで。
フランス流の合理的な思考にカルチャーギャップを感じたり、
ほたるんの才能と努力を楽しむ姿勢に感化されたり、
まだまだ八神さんも成長しているな、というのを感じます。

それにゆんちゃんも悩みつつもADとして試行錯誤して、
チーム全体の力を上げるため、青葉の成長のために、
仕事を振って、監修して、成功に導いたりと、
どんどん成長していってて微笑ましかったです。

もちろん青葉も成長していて…
それは技術的なことだけではなく、先輩としての成長が大きいかな?
紅葉ちゃんに自分と同じツラさを味合わせたくないけど、
やはり自分も描きたいという気持ちがあるのは職人として尊敬できるし、
沸点が低い紅葉ちゃんをサポートするのも先輩らしかったです。

それに何より、外注のクオリティが低かった原因である外注先の新人を、
一人だけ悪者にしなかったのはとても良かったですね。
そうだよ… 誰か一人を悪者にして勧善懲悪で終わるのだけが、
職業モノとしての面白さじゃないよなぁ、と気付かされましたね。
みんな全力でやって、それでも出てくる問題をチームで解決する…
それが令和時代の職業モノの在り方の一つなのかもしれない…

まぁ、それはそれとして萌え4コマとしても充分面白かったですけどね!
特に冒頭のりんの嫉妬にかられての電話修羅場とか、
最高にニヤニヤできましたよw
相変わらず八神さんはそういうところに無頓着というか、
りんがガチすぎるというか…!
大変美味しいな、と思ったのでした…!

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