その着せ替え人形は恋をする 15巻(完結)は7月25日発売!
終わるのは寂しいけれど、五条くんと海夢ちゃんのグランドフィナーレを見届けよう!
:: 2015/4/22 水曜日::

■[漫画]ヒーロー・ヒロイン七変化「はしっぽ花星」2巻

はしっぽ花星 (2) (電撃コミックス)
著者/訳者:こがわみさき
出版社:KADOKAWA/アスキー・メディアワークス( 2015-03-27 )
作者サイト:KGWandering:So-netブログ

Kindle版:はしっぽ花星 (1)
Kindle版:はしっぽ花星 (2)

主人公はくせっ毛がちょっとコンプレックスな葛巻小梅。
ヒロインはスタイルが良く大人っぽい丹藤若葉。
しかしヒロインであるはずの若葉はかつて男の子として育てられた過去を持つ、
ヒロインでありながらヒーローな「若」だったのだ…!

という訳で「はしっぽ花星」の2巻であり完結巻です。
GENESISからの移籍組なのでいつか終わると思ってましたが残念です…
こがわみさきさんの作品はひとつのエピソードを通しで読んでこそ面白いので、
隔月で小出しで読んだら面白さの半分も伝わらないと思うだけに、
電撃大王で残り続けるのは難しいかなぁ、とは思っていましたが…
うん…、やっぱり残念かなぁ。

2巻でも若葉は女らしさよりも「若」らしさが目立ってましたね。
キラレンジャーのコスプレしたりとか「若」らしいといえば「若」らしい。
それでいて花高祭ではメイド服着てるんだから、
ある意味女の子らしい一面が出てきたかと思ったんだけど、
メイド服を身にまとっても若葉はやっぱり「若」でしたね。(笑

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にじみ出る「若」のオーラ…!

それでもメイド服の力というのは凄いですね。
長年連合ってきた悪友が中々気付かないんだから。(笑
しかしその悪友のヤスヒコも途中から味のあるキャラになったし、
心底悪いヤツじゃないんトコが良かったですね。

それにしてもこれで完結かー
こがわみさきさんの漫画は不思議な味わいのあって好きなので、
次の掲載誌がどこになるのか分かりませんが、
次回作を楽しみに待ちたいと思います。

:: 2015/3/13 金曜日::

■[漫画]少女たちの進化「やさしいセカイのつくりかた」6巻

勢いに任せて悠くんにキスしてしまったハルカだけど…

今を生きる女子高生の少女たちの恋と成長を描いた「やさしいセカイのつくりかた」が完結!
連載誌が移動して色々あったみたいですが、こうして無事完結して嬉しいです。
絵柄や内容的には少女漫画寄りなんだけど、文法は男性向けだったので、
凄く読みやすい上に新鮮で面白かったです。

思い悩む若いハルカや葵たちだけど、大人だって、むしろ大人だからこそ悩むことがあり、
冬子に言い寄られて惑う小野田先生や、加山先生のことが忘れられない悠くんとか、
凄く等身大でむしろ共感出来ました。
そしてハルカや葵は若いからこそ、あっという間に成長して
前を向いて歩んでいけるところには若さを感じてちょっと憧れます。

その成長の最たるモノはやはり葵ですね。
ギフテッドとしての才能が悠くんの指導によって花開いて自信がついたことと、
ハルカが成長して強くなっていったところを身近で感じたことなど、
複合的なことが重なり、前に進むことを決めた葵は格好いいものがありました。

そんな変わっていく少女たちだけど、
変わらない、変えられない想いがあるからこそ切なくてたまらないんだよなぁ。
常に変わっていく年代で、変わらず持ち続けて成就させる想いだからこそ尊い…
とはいえ、小野田先生は割りと犯罪者な気がしないでもないですが。(笑

まぁ、そんなエンディングまで含めて素晴らしい内容でした。
描き下ろしの悠くんが渡米した後の少女達4人の短編も面白かったし、
何より葵がカミングアウトした後も仲良くしているのが嬉しかったです。

良い作品だと思うので色々な人に読んで欲しいです。
そして作者の竹葉久美子さんの次回作にも期待したいですね。

:: 2015/3/8 日曜日::

■[漫画]九校戦Girl’s Side「魔法科高校の優等生」5巻

魔法科高校の優等生 (5) (電撃コミックスNEXT)
著者/訳者:森夕
出版社:KADOKAWA/アスキー・メディアワークス( 2015-03-07 )

Kindle版:魔法科高校の優等生 (1)
Kindle版:魔法科高校の優等生 (2)
Kindle版:魔法科高校の優等生 (3)
Kindle版:魔法科高校の優等生 (4)

深雪視点で語られる「魔法科高校の優等生」ですが、
今回は九校戦編ということで第一高校で一番九校戦に思い入れがある雫がメインです。
また、原作では一条とジョージ以外出番がなかった第三高校の女性陣も出てきて、
華やかかつ多彩な面白さを見せてくれます。

その第三高校の一年生女子の中心人物なのが師補十八家「一色」家令嬢の一色愛梨

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自らの家柄と鍛え上げてきた実力に裏打ちされた自負を持ち、
良い意味でプライドが高く、先輩への礼儀もしっかりと弁えた良い子なんですが、
相手が深雪さんでは少々可哀想に思えてきますね…
悪い子ではないんだけどなぁ…

既に雫と対戦した一色さんの友人である十七夜さんの心が折られているだけに、
一色さんもプライドがズタズタにされるのでは心配になりますが、
もう一人の友人の四十九院さんがムードメーカーになってくれそうなので、
何とか頑張って欲しい所です。
いや、何か判官贔屓的な感じで応援したくなるんですよね、第三高校の子たちって。
何しろ原作で見せ場がなかっただけに、彼女たちの結果が分かりきっているだけに…

もちろん第三高校の子たちだけでなく、九校戦に燃える雫は魅力的でしたし、
深雪さんは存在するだけで神々しいほどの美しさを備えていたので、
第一高校の女子は充分イケてますよ。
原作では見られなかった彼女たちの奮闘がこれからどう描かれるのか楽しみです。

:: 2015/1/12 月曜日::

■[漫画]沖縄動乱「魔法科高校の劣等生 追憶編」2巻

魔法科高校の劣等生 追憶編 (2) (電撃コミックスNEXT)
著者/訳者:依河和希
出版社:KADOKAWA/アスキー・メディアワークス( 2014-12-09 )

作者サイト:あぅ詰め
作者twitter:依河和希 (wakipedia)さんはTwitterを使っています

Kindle版:魔法科高校の劣等生 追憶編1 (電撃コミックスNEXT)

深雪さんがまだツン期だった中学生時代を描いた「追憶編」の2巻。
発売自体は先月なんだけど、そこら辺は気にしないで下さい。
まぁ、原作の新刊と一緒に読みたかっただけなんですけどね。

まだ四葉家が四葉家である所以も知らない、雪のように真っ白な深雪さん。
彼女がガーディアンである達也について扱いかねている中で、
沖縄の海をクルージング中に潜水艦から襲われた時に、
達也の実力の片鱗を感じてしまってからのドキドキが描かれております。

兄妹という身近でありながら心は疎遠な二人が、
国防軍の訓練を視察する際に達也から「深雪」と呼び捨てされることによって、
更に胸の高まりが抑えられなくなっていく展開にはニヤニヤしちゃいますね。
この頃の深雪さんは素直になれない所もあるから、
正にツンデレ初期って言いましょうか!
元々、原義のツンデレって付き合い始める前までがツンツンしてて、
惚れてからがデレデレっていう意味だから、元祖ツンデレと言えましょう。

そしてそんな深雪さんがデレ期に突入する契機になる大亜連合の侵攻が始まり、
内応した反乱兵たちに深雪たちに毒牙が及んでしまうことに…
それにしても高校生にして卓越した実力を持つ深雪さんを知っていると、
アンティナイトで力を封じられてしまう深雪さんの弱さは新鮮ですね。
まぁ、中学生ですからね、この頃は。
それに対して中学生とは思えない実力をこれから達也が発揮するかと思えば、
次の3巻が待ち遠しい訳ですが。

原作のボリュームからすると追憶編は次回でクライマックスかと思います。
マテリアル・バーストが明らかになる場面がどう描かれるか今から楽しみです。

:: 2014/11/8 土曜日::

■[漫画]俺の義妹がエロマンガ先生なはずがない!「エロマンガ先生」1巻

エロマンガ先生 (1) (電撃コミックスNEXT)
著者/訳者:rin
出版社:KADOKAWA/アスキー・メディアワークス( 2014-11-07 )
原作者サイト:LUNAR LIGHT BLOG
作者サイト:ROYAL
作者twitter:rin(@rin_ROYAL)さん | Twitter

Kindle版:エロマンガ先生 (1)

俺妹の伏見つかさ&かんざきひろのペアが送るラノベ作家ラノベ「エロマンガ先生」
そのコミカライズの1巻が発売されました!
作画担当は可愛い絵柄で各種コミカライズを担当していたrinさん!
rinさんの萌え作画と引き篭もり系義妹の紗霧は相性が良いと思います!

基本的にこのコミカライズは原作を丁寧にコミカライズしています。
原作を読んだ時の印象をそのまま漫画にしたような感じと言いましょうか。
全然違和感がないのが逆に違和感があるくらいの忠実っぷりです。
いやー、本当に良く出来ている。

一応原作を知らない人に向けて軽く説明しておくと、
高校生ラノベ作家の和泉マサムネには引き篭もりの義妹の紗霧がいて、
紗霧に出てきて欲しいけど二人で暮らすために仕事も頑張っています。
そしてある日、ひょんなことから自作「転生の銀狼」のイラスト担当のエロマンガ先生が、
実は義妹の紗霧であることが判明して…

という、ミラクルが何重にも重なっている設定ですが、
まぁ、いわゆるラノベ作家が主人公の義妹ラブコメです。(適当
今回は原作1巻の冒頭の部分しか描かれてないんですが、
それだけでも十分紗霧の可愛さとダメさ加減が伝わってくるかと思います。(笑

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紗霧は極度の引き篭もりなんだけど、ネットで動画配信する程度のコミュ力はあり、
実際に中学一年生にしてプロのイラストレーターとして活躍してるんだけど、
リアルで面と向かって話すスキルはほぼ皆無。
マサムネと話す際もマイクで音声を拡大しないといけないという、
そんなダメな子なんだけど、漫画にすると赤面顔を拝めまくれるし、
萌え度が高くなってますね! 最高!

1巻の時点で他にもヒロインが色々出てますが、
第二のヒロインである山田エルフも登場したからこれからますます楽しみですね。
個人的には早く千寿ムラマサちゃんが出てくることに期待しております。

ちなみに巻末には伏見つかささん書き下ろしの短編が収録されております。
ついでにいうと連載誌である電撃大王では3号連続で短編が載ってたので、
原作ファン的にはそちらも要チェックでしたね。
特に現在発売中の12月号には千寿ムラマサちゃんが主役の短編が載ってますしね!
かんざきひろさんによる執筆作業中のムラマサちゃんのイラストも拝めるので、
是非とも読んで欲しい所です。
丁度、この1巻の続きが読めますしね!

電撃大王 2014年 12月号 [雑誌]

:: 2014/9/28 日曜日::

■[漫画]たとえ星々の高みに昇られても…「魔法科高校の優等生」4巻

魔法科高校の優等生 (4) (電撃コミックスNEXT)
著者/訳者:森 夕
出版社:KADOKAWA/アスキー・メディアワークス( 2014-09-26 )

Kindle版:魔法科高校の優等生 (1)
Kindle版:魔法科高校の優等生 (2)
Kindle版:魔法科高校の優等生 (3)

2クールのアニメも終わった【魔法科高校の劣等生」ですが、
そのコミカライズは数多く出ています。
しかしその中でも一番原作への理解度とリスペクトが高いのは、
この「魔法科高校の優等生」だと思うんですよね。

原作通りに作りあげるだけでなく、その裏側で起こっていたことを描く想像力は、
原作をしっかりと読み込んでないと描けないことですし、
深雪視点で描かれるため、深雪の心理描写がどうしても多くなりがちなので、
深雪というキャラクターをしっかりと把握していないと描けないと思うんですよね。

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ゲストページで原作者の佐島勤さんも唸るのも納得な程に深雪の魅力がよく出ていると思います。
それと、壬生先輩に冷然と向き合う深雪も良いけど、
やっぱり深雪は達也相手にとろける笑顔を向けている姿が一番魅力的だと思うんだ。

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そう言えば今回ちょっと面白かったのは達也の誕生日ネタですね。
双子ではないのに同じ学年ということで達也が4月生まれでなのは周知の事実ですが、
ちゃんと1年生の時点で誕生日会をやっていたとは…
キッカケがエリカのお茶目っていうのは凄く”らしい”と思います。(笑
深雪の家庭での誕生日の祝い方も凄く深雪らしくて良かったですしね。
こういった所が原作ファンとしては嬉しいんだよねー

台詞回しも文意を変えない程度に変化させて漫画として判りやすく再構成しているし、
深雪の真意が伝わりやすいように言葉を補ったりしてたりと、
原作と読み比べると色々と気付けることがあるので、
原作を読んだことがある人でももう一度読み比べてみると面白いと思います。(笑

それと次回からはついに九校戦が始まりますね。
原作には登場しなかった三校の師補十八家が出てくるのでお楽しみに!

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