その着せ替え人形は恋をする 15巻(完結)は7月25日発売!
終わるのは寂しいけれど、五条くんと海夢ちゃんのグランドフィナーレを見届けよう!
:: 2023/6/5 月曜日::

■[漫画]アイドルを目指す少女たち「IDOL×IDOL STORY!」2巻

IDOL×IDOL STORY!2巻IDOL×IDOL STORY!2巻
出版社:芳文社
作者名:得能正太郎
作者サイト:ショウタロウのイラスト置き場
作者twitter:得能正太郎さん(@tokutaro) / Twitter
連載サイト:IDOL×IDOL STORY!
紙書籍通販:IDOL×IDOL STORY! (2)
Kindle版まとめ買い:IDOL×IDOL STORY!
DMM電子書籍:IDOL×IDOL STORY! (2)

現役アイドルの依吹に引っ張られて、もう一度夢を追いかけることに決めたミミ助。
二人はスタシプのサバイバルオーディションに参加して、
トップアイドルの夢を目指して何とか三次審査の合宿まで駒を進めたんだけど、
早速16人の候補生たち自身で順位をつけるという難しい課題が立ちはだかって…

16人の少女たちが本気で挑戦しているからこそ面白いんだけど、
その中でもやはりミミ助は主人公だけあって面白いです。
アイドル経験があり、一度挫折も経験しているからこそなのか、
アイドルという仕事がどういったものかしっかり理解できていると思うんですよね。

それが審査員として発揮できてはいるんだけど、
アイドルとしての実力にはまだ反映できていないのがもどかしいところです。

下位8人になったミミ助は腐ることは無く、
あくまで1位を目指す姿は格好いいんですよね。
その姿を見て小雪の胸が高鳴ってしまうのも当然でしょう。
これで小雪の自信の無さを克服できれば良いんだけど…

そしてミミ助チームは他のメンバーもクセが強いんですよね。
鈴ちゃんはドルオタなのでミミ助のことを知ってるからこそ、
アイドルとしてのミミ助に縋ろうとしてしまうんだけど、
ミミ助にとって鈴はただのファンではなくて、同じアイドルを目指す仲間なんですよね。

それに気付いた鈴が立ち上がる姿はとても良いと思うんですよ。
ミミ助は熱意があるんですよね…!
アイドル時代はメンバーにはその熱意が伝わらなくて空回ったけれど、
今回のオーディションのメンバーにはきちんと伝わったお陰で、
みんなの成長を促しているように思えます。

残る一人の紬ちゃんは喘息持ちというハンディキャップがあるけれど、
ある意味お姉さんに呪われてるような気がするのが心配ですね…
大丈夫かな…
依吹の百合NTRともども気になるところです…!

:: 2023/4/30 日曜日::

■[漫画]頑張って成長する女の子たちは最高!「IDOL×IDOL STORY!」1巻

IDOL×IDOL STORY!1巻IDOL×IDOL STORY!1巻
出版社:方蛮社
作者名:得能正太郎
作者サイト:ショウタロウのイラスト置き場
作者twitter:得能正太郎さん(@tokutaro) / Twitter
連載サイト:IDOL×IDOL STORY!
紙書籍通販:IDOL×IDOL STORY! (1)
DMM電子書籍:IDOL×IDOL STORY! (1)

「NEW GAME!」の得能正太郎さんがCOMIC FUZで新たに連載を始めた漫画は、
かつてアイドルだった女の子が現在進行形でアイドルを頑張っている女の子と出会い、
もう一度トップアイドルを目指して頑張り、成長していく物語…!

得能正太郎さんは頑張って成長する女の子を描くのが上手いですから、
言われてみれば確かにアイドルモノとの親和性は高いと思わざるをえません。
今回の話のギミックも世界的アーティストの音星アリア女史が、
アイドルが好きだから新規アイドルユニットをプロデュースする、
ということで、頑張って成長する女の子たちがたくさん出てくるのです。

これは良いぞ…!

今回は4コマじゃないので自由な見せ方がされてますが、本質は変わっていません。
「NEW GAME!」の時のように絶妙に共感できて、
かつ、諦観や絶望を感じない、未来と希望を見せてくれる物語になっています。

依吹のように一人だけ目標意識が高くて、誰よりも努力できてしまうけれど、
それ故に周りとの温度差でギクシャクしてしまう、というのはよくわかります。
それはアイドルだけじゃなく、部活なり、勉学なり、仕事なりでありますから。
「SLAM DUNK」の赤木が元チームメイトに去られたのと全く一緒です。

でも、だからこそ。
同じ目標をもって一緒に努力ができる相手を見付けて、
夢が叶い始める過程はとても嬉しくて興奮するんですよね。
それに、かつて背中を押してくれたアイドルのミミ助を、
今度はアイドルになった依吹がミミ助の手を取って引っ張り上げるという構造は、
とても良いものだと思うのです…!

それに主人公であるミミ助は、
一度アイドルになったけれど挫折して、
そこからまた這い上がってきたからこそなのか、
依吹たちよりも視点が高いような気がするんですよね。

見えている景色が違うように思えるんですが、
それが彼女を魅力的に見せているように思えます。

まだ1巻ですが、これからどんどん面白くなっていきそうなので続きが楽しみです。

:: 2021/10/2 土曜日::

■[漫画]明日も一日がんばるぞい!「NEW GAME!」13巻

NEW GAME!13巻NEW GAME!13巻
出版社:芳文社
作者名:得能正太郎
作者サイト:ショウタロウのイラスト置き場
作者twitter:得能正太郎さん(@tokutaro) / Twitter
紙書籍通販:NEW GAME! (13)
Kindle版まとめ買い:NEW GAME!
DMM電子書籍:NEW GAME! (13)

堂々完結!

8年間の連載を経て、ついに「NEW GAME!」完結です!
青葉ちゃんが入社して、成長し、仕事を成し遂げるまでしっかり描き、
これからの展望と次世代への希望を抱かせての完結で、完璧ですね!
まさかきらら系4コマでこれほどストーリーがきちんとした漫画を読めるとはなぁ…

12巻ではスポンサーの撤退から海外企業への出資依頼、
そして出資条件としての青葉ちゃんを外してほたるんをキービジュに据える提案という、
青葉ちゃんにとっては厳しすぎる試練が課せられて、
心もぽっきりと折られちゃったんだけど…

そこは今まで青葉ちゃんが培ってきた成果と、
後輩でありライバルである紅葉ちゃんによる叱咤激励(物理)から奮起して、
実力を120%出すことによって乗り越えてくれて安心しました。
しかし、八神さんもほたるんも言葉選びをもうちょっとして欲しいというか…
これ、紅葉ちゃんが居なかったら詰んでたような…
その場合はねねっちが来てくれたのか…?

まぁ、試練を乗り越えてもデバッグとかまだまだ色んな作業が残ってるし、
新人ちゃんも入社してとイベントはあるんですけどね。
特に新人ちゃん向けにはマニュアルが準備されているというあたりに、
発展途上の中小企業っぽいなぁ、と思いました。
というか、マニュアルなしの放置プレイで育った青葉ちゃんと紅葉ちゃんが凄いわ…
就職氷河期を乗り越えてきた世代だと同じ経験積んでる人多そうだけどね…

温泉でのキャッキャウフフとかとても良かったし、
ねねっちがプログラマーとして成長しているのもわかって良かったし、
青葉ちゃんは成長してるけど、変わってないところもあって良かったし、
とても良い大団円だったと思います。
次世代のソフィーちゃんもがんばるぞい!

それと、後書きに載っていた登場人物のその後の立場とかですが、
八神さんとりんさんには驚きましたね!
これはiPS細胞に期待が高まるな…!

:: 2021/4/10 土曜日::

■[漫画]かつてない窮地「NEW GAME!」12巻

NEW GAME!12巻NEW GAME!12巻
出版社:芳文社
作者名:得能正太郎
作者サイト:ショウタロウのイラスト置き場
作者twitter:得能正太郎さん(@tokutaro) / Twitter
紙書籍通販:NEW GAME! (12)
Kindle版まとめ買い:NEW GAME!
DMM電子書籍:NEW GAME! (12)

次巻完結!

4巻で終わることが多いきらら系4コマにしてはかなり長期連載となった「NEW GAME!」ですが、
次の13巻で完結ということらしいです。
そしてその完結に至るまでの最後の盛り上がりに向けて、
一度バネを縮めている状態、つまりちょっとストレスが掛かるのがこの12巻になります。

作中での年末年始やなるっちの実家の母が倒れたりと色々とありながらもFS4の開発は順調で。
青葉がついにキービジュアルを担当することになり、
発売に向かって大詰めとなってきていたところにいきなりの開発中止…
社会人生活をやってるとたまにこういったイベントに出くわしますが、
まさかこの「NEW GAME!」で目の当たりにすることになるとは思いませんでした。

今までもイーグルジャンプ社内の人間関係はとても良好で忘れてましたが、
社外の人間では紅葉のラノベ担当編集みたいなちょっとクセが強い人はいるんですよ。
それがスポンサーのお偉いさんなのがわりと絶望的なんですけど、
とても日本企業だなぁ、とも思う訳です。
選択と集中とか、平成日本がやらかした一か八かの博打戦略をまだやろうとするとか、
本当にもう、絶望しかないですよ。

しかし、そんな絶望的な状況でも足掻こうと頑張っている人たちを見ると心が強くなれるし、
頑張れ! とエールを送りたくなるんですが…
ここへきて青葉に最大の試練が降りかかってきましたからね…
これは心が痛いですよ…

本誌連載ではこの試練をちゃんと乗り越えたところまで描かれてますので、
13巻は安心して待てるんですが、それでもやはりドキドキしてしまうので、
心に余裕がない人は13巻発売まで待ってから読んだ方が良いかもしれません。

:: 2020/9/4 金曜日::

■[漫画]キャラデザは灯台下暗し「NEW GAME!」11巻

NEW GAME!11巻NEW GAME!11巻
出版社:芳文社
作者名:得能正太郎
作者サイト:ショウタロウのイラスト置き場
作者twitter:
紙書籍通販:
NEW GAME! (11)
Kindle版まとめ買い:NEW GAME!
DMM電子書籍:NEW GAME! (11)

沖縄社員旅行で水着三昧のカラーページと冒頭の話で、
読者のハートをがっつりと掴んで離さない「NEW GAME!」の11巻ですが、
話のメインはわりと真面目にゲーム作りをしていて、
そこは流石だなぁ、と思いました。

もちろん水着回も流石に萌え4コマだと思いましたけどね!?
特に青葉の水着が流されるとか、
お約束な展開だけど素晴らしいと思いましたし。
あと、ゆんのお子様ボディでも見せ方によってはエロいんだな、
という新たな知見を得ることが出来ましたし。

キャラデザの話に関しては、
妥協するところは妥協するけど、こだわるところはこだわってて、
みんなプロだなぁ、と感心させられました。
曖昧な指示でも自分で考えて自分なりの正解を導き出せるとか、
青葉も凄く成長していますよね。

成長と言えばシルバーウイングの一色たまこちゃんですが、
単なる新人ではなく、きちんと代表としての自覚を持ってて、
正直、自分の新社会人の時を思い返すと、
ここまでしっかりとした意識を持てていたかというと、
そんなことはなく…
いやはや、恥じ入るばかりです…

キャラデザの話では紅葉ちゃんとも切磋琢磨してて、
良いお仕事モノだな、と改めて思いました。
次の12巻ではどんなお仕事模様を見せてくれるのか今から楽しみです。

:: 2020/1/31 金曜日::

■[漫画]紅葉ちゃんの仕事への姿勢「NEW GAME!」10巻

NEW GAME!10巻NEW GAME!10巻
出版社:芳文社
作者名:得能正太郎
作者サイト:ショウタロウのイラスト置き場
作者twitter:得能正太郎 (@tokutaro) | Twitter
紙書籍通販:NEW GAME! (10)
Kindle版まとめ買い:NEW GAME!
DMM電子書籍:NEW GAME! (10)

色々と問題は出たり苦労したりしたけれど、
何とかDDBを発売することができたイーグルジャンプ。
売り上げも好調で反響も上々で次回作へのやる気もある紅葉なんだけど、
次回作であるFS4のメインは既に青葉で決定していて…

今回は紅葉ちゃんがメインの回でしたね。
仕事へのやる気はあるんだけど、既に青葉が内定していおり、
悶々としていたところにラノベの仕事が来たものの、
担当編集者が敏腕だけど扱いが雑で紅葉ちゃんと相性が悪いという、
何とも面倒な問題にぶち当たってしまって可哀想でした。

ただ、担当編集者の川村さんも問題はあるけれど悪い人ではなくて…
SHIROBAKOで言えば茶沢ではなく平岡くんが近いですね。
情熱を持って仕事をするも売り上げという容赦がない現実に打ちのめされ、
信念を曲げざるを得ないもののその情熱のパワーを別ベクトルで仕事に打ち込んでたという…
あとがきにもあったように「明確な悪役がいてそれをぶっ飛ばす」という展開は、
「NEW GAME!」に合わないと思いますし、そもそも令和には合わないと思いますから、
これで良いように思います。

それはそれとして楽しい日常回はとても楽しかったですね。
DDBの同人誌即売会に公式スタッフたちが一般参加するとか、
わりとリアルにありそうな展開が面白かったです。
紅葉ちゃんのピュアなところが見られたのが楽しかったですし、
ついにコスプレを見られたひふみ先輩も良かったですね!

ひと目で気付いてしまうとか…
青葉ちゃんは流石だなぁ…
というか、ひふみ先輩のおっぱいをツンツンするとか、
とても素晴らしいイベントでした…

イベントと言えばりんさんと八神さんの同棲カップルお引越し編も良かったですね!
りんさんの一人相撲なところがありますが、そこまた微笑ましいというか…

何だかんだで着々と外堀を埋めてきてるんだけど、
八神さんは全然気付いてないあたり、ある意味凄いですよね。
ほたるんにはちょこっとダメ出しされてたけど、
上司としてそれなりに配慮できているのに、
りんさんの気持ちには気付かない雑さ…
これもまた八神さんらしさなのかもしれない…

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