その着せ替え人形は恋をする 15巻(完結)は7月25日発売!
終わるのは寂しいけれど、五条くんと海夢ちゃんのグランドフィナーレを見届けよう!
:: 2015/3/20 金曜日::

■[ラノベ]ネトゲで育む友情と愛情!「ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?」Lv.1~6

ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った? (電撃文庫)
著者/訳者:聴猫 芝居
出版社:アスキー・メディアワークス( 2013-07-10 )
作者twitter:聴猫芝居(@kinekoshibai)さん | Twitter
絵師サイト:Hisasi●ねこはまんまがうつくしい●

Kindle版:ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?

ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った? Lv.2 (電撃文庫)
著者/訳者:聴猫 芝居
出版社:アスキー・メディアワークス( 2013-10-10 )
作者twitter:聴猫芝居(@kinekoshibai)さん | Twitter
絵師サイト:Hisasi●ねこはまんまがうつくしい●

Kindle版:ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った? Lv.2

ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った? Lv.3 (電撃文庫)
著者/訳者:聴猫 芝居
出版社:KADOKAWA/アスキー・メディアワークス( 2014-02-08 )
作者twitter:聴猫芝居(@kinekoshibai)さん | Twitter
絵師サイト:Hisasi●ねこはまんまがうつくしい●

Kindle版:ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った? Lv.3

ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った? Lv.4 (電撃文庫)
著者/訳者:聴猫 芝居
出版社:KADOKAWA/アスキー・メディアワークス( 2014-05-10 )
作者twitter:聴猫芝居(@kinekoshibai)さん | Twitter
絵師サイト:Hisasi●ねこはまんまがうつくしい●

Kindle版:ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った? Lv.4

ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った? Lv.5 (電撃文庫)
著者/訳者:聴猫 芝居
出版社:KADOKAWA/アスキー・メディアワークス( 2014-08-09 )
作者twitter:聴猫芝居(@kinekoshibai)さん | Twitter
絵師サイト:Hisasi●ねこはまんまがうつくしい●

Kindle版:ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った? Lv.5

ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った? Lv.6 (電撃文庫)
著者/訳者:聴猫 芝居
出版社:KADOKAWA/アスキー・メディアワークス( 2014-12-10 )
作者twitter:聴猫芝居(@kinekoshibai)さん | Twitter
絵師サイト:Hisasi●ねこはまんまがうつくしい●

Kindle版:ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った? Lv.6

コミカライズが気に入ったので原作を試し読みした所、
文体も私に合ってたのでKindleで揃え、先週一気に読んで大いにハマった次第であります。
一冊の話の構成は早めに読めてしまうので推理小説好きにはお勧め出来ませんが、
ネトゲ経験者でキャラ萌え小説が好きな人にはお勧めしたいです。

■ Lv.1

出会ったその日から好感度が振り切れているヒロインとか斬新ですよね!
というか非モテでコミュ障でネトゲ廃人なのに可愛いとか反則すぎる!
普通はわたモテのもこっちみたいなはずなのに!(偏見

それにしてもネトゲの定番台詞が出まくりで懐かしいなぁ。
月宮とブロントとか盛りだくさんすぎてお腹いっぱいですよ。
しかし「ルシアン、どいてください! そいつ殺せません!」とか、
極まり過ぎている台詞を本当に使うとは思わなかったでござる。

■ Lv.2

冒頭の4人のやらかし案件が笑えない件について。

私も大学生の頃にドラクエを徹夜でプレイして、
大学に行こうと玄関出た所で、
「自転車で行くよりルーラ使ったほうが早いし楽だな…」
とかまじめに考えた前科があります。

…世界よ、これがゲーム脳だ!

それにしてもルシアンのコミュスキルは結構高いと思うんだよね。
ただ、それは気心が知れた相手にしか発動しないだけで。
シューとの掛け合いは相棒感があって良かったですが、
もうちょっと後押しがあったら恋心に発展していたのでは、
と思うとちょっとシューが不憫なようなそうでないような。
もしかしたら今後三角関係があるのかも、と少し期待していたりもします。

■ Lv.3

ルシアンが色々な意味で不憫だった…!

前半では渾身の告白が見事に不成立な所とかマジで不憫…!
正直、不憫さと笑いの両方で涙が出そうでしたよ!
アコならさもありなん、と思えてしまうあたり私も慣れてきた感じがします。

後半のアカハックはネトゲユーザーとしてマジで不憫…!
キャラデータは元より、今までコツコツと集めてきた装備っていうのは、
キャラの強さの源泉なだけにキツイっすわー
それでもあれだけの取り乱し方で済ませるあたり充分ルシアンは出来た人だと思います。
むしろ、即座にアコへ気遣いが出来るあたりルシアンの本質を見た気がします。
そりゃアコが惚れるはずだわ。

アコへの接し方も誠実だし、良い主人公だと思います。
まぁ、普通は恋人から婚約で結婚だよねー
一足飛びに結婚は高校生には重いわー(笑

それはそうとGMのニャックさんってROのヒャックたんが元ネタですよね。
懐かしい…

■ Lv.4

文化祭展示にギルド戦の攻城戦イベントとか凄いな。

まぁ、それはそれとして今回はマスターこと御聖院杏回でしたね。
ルシアンに下の名前で呼ばれて赤面&硬直する所が凄く良かったです。
マスターも女の子なんだなぁ。(笑

そしてルシアンはやっぱりコミュ力が高いと思う。
もっと上手く話せたんじゃないかとか、色々後悔があるのは共感できるけど、
ルシアンの場合はそれを糧にちゃんと成長してるっぽいのが良いんだよなぁ。
アコのためにアコのクラスに乗り込んで交渉する所は実に良かったです。
こういった事も学べるからネトゲって捨てたもんじゃないよね!
まぁ、ぼっちなら意味がないけど…

傭兵に裏切られるとかヘイトが溜まる展開だけど、
その後にきちんと攻城戦の面白さが書かれてるのが良かったですね。
裏切られることもあるけれど、ネトゲはこれだから面白いのです。

■ Lv.5

マイホーム実装よりも、金策に性格が出ているのが面白かったなぁ。

そしてシューこと茜回でもあり、それが面白かった。
ルシアンはアコとの掛け合いも面白いけど、
シューとの会話も長年の相棒感があって良いんですよね。
「予算、370円」
「ジュース飲んでんじゃねえよハゲ!」
とか遠慮のなさが現われてて良かったです。

というかアコも大概常識がないと思ってたけど、
バイト選びにおける茜の純真というか世間知らずっぷりも大概アレだった。
割りとドSで、ルシアンを「朴念仁!」とビンタしてる所は、
ラブコメの香りが漂ってて最高でしたね!

■ Lv.6

遂に長い間存在そのものは知られていたけれど、
今まで登場しなかったルシアンの実妹が登場!

ルシアンの意外なシスコンというかアレっぷりも凄かったけど、
妹の瑞姫ちゃんのブラコンっぷりが萌えでしたね。
こういう妹も全然アリだなぁ。

それにしても今までどうやっても改心しなかったアコが、
他山の石によって自分の異常さを顧みることが出来るとはなぁ。
しかしそれもルシアンの妹への説得で図らずも無に帰すとか、
なんとも業が深いもんやで…

しかしルシアン…
何だかんだで本当に外堀が埋められたし、自分でも埋めちゃったよね…
まぁ、幸せになれるんじゃないかな!

■ まとめ

読んでてネトゲをしたくなるライトノベルでした。
という訳で超久しぶりにROをやってみることに。

ro

Breidablikでやってますが、多分一ヶ月保たないと思う。
ネトゲは友達とプレイしてこそだしね。(笑

:: 2015/3/11 水曜日::

■[ラノベ]最終奥義! エロマンガ光線!「エロマンガ先生 4 エロマンガ先生VSエロマンガ先生G」

エロマンガ先生 (4) エロマンガ先生VSエロマンガ先生G (電撃文庫)
著者/訳者:伏見つかさ
出版社:KADOKAWA/アスキー・メディアワークス( 2015-03-10 )

作者サイト:LUNAR LIGHT BLOG
絵師サイト:tabgraphics_blog
絵師twitter:かんざきひろ (kanzakihiro)さんはTwitterを使っています

紗霧さまのお言葉はすべてに優先する。

正にそんな感じにマサムネ先生のシスコンが極まっておりました。
今まで散々世話になっていても(逆に世話したことも数知れずだけど)、
紗霧に対して敵対行動をとったと判断したらエルフちゃんだろうと容赦なく敵認定するとか、
こいつブレないなー、とむしろ感心しましたよ。
まぁ、最後は良い落とし所に収まったから結果オーライだと思います。

4巻は3巻ラストに登場した「エロマンガ先生」を名乗る人物が、
エロマンガ先生こと紗霧と「エロマンガ先生」というPNを賭けて勝負することに!
いくら美少女に対してえっちな要求ばかりする変態JCとはいえ、
自分に「エロマンガ先生」なんてPNを付けるなんておかしいと思ってましたが、
その謎がついに判明することに…!

それにしても新キャラのエルフの幼馴染み&担当イラストレーターのアルミちゃんですが…
中々面白いキャラですね!
紗霧に真っ向から意見出来るというのも貴重ですが、
それ以前に10代にして漫画家兼イラストレーター兼キャラデザイナーとか無茶苦茶すぎる…!
作中の「イラストレーターで漫画家でラノベ作家」は榎宮祐さんと猫砂一平さんでしょうけど、
それにしたってこれだけの作業量をこなせる現役の漫画家なんて渡辺航さんくらいでしょう。
うーむ、いくらフィクションとはいえここまで無茶な設定盛りは有りなんだろうか…(笑

今回の裏テーマはコミカライズでしたけど、
コミカライズはねー… 難しいよねー…
特に前作の「俺妹」のコミカライズは賛否が分かれたからなぁ…
原作通りにやらなかったら原作信者から叩かれるし、
原作通りにやっても原作読者からは新鮮味が足りないと言われることもあるし、
割りと八方ふさがりなので、そこは漫画家サイドが割り切るしかないんだろうなぁ…

そもそもコミカライズはメディアミックスの一環なので、
原作に縁遠い人に手に取って貰うのが主目的だと思うしね。
今の所rinさんによる「エロマンガ先生」のコミカライズは評判が良いし面白いと思うので、
原作読者は安心して読めると思いますよ!

閑話休題。
今回のエルフちゃんの行動だけど、彼女が海外で育ったのならごく自然の行動でしょう。
日本では論語の「己の欲せざる所は、人に施す勿れ」な文化が染みついているけど、
キリスト教圏では聖書に「Do unto others as you would have them do unto you.」とあるように、
自分が他人からして貰いたいように他人にしなさい、と大きなお世話文化ですからね。
こればっかりはカルチャーギャップなんで仕方ない。
むしろちゃんと後で謝ってきたエルフちゃんは偉いと思うし可愛かったです。

というか、伏見つかささんはキャラを可愛く魅せるのが本当に巧いですよ…!
電車内で紗霧にセクハラされるエルフちゃんも可愛かったし、
アルミちゃんにセクハラされるエルフちゃんも可愛かったし、
マサムネに突き放されて涙目のエルフちゃんも可愛かったです。

でも私が一番好きなのは千寿ムラマサちゃんでありまして、
彼女の出番が少なかったのだけは残念でした。
まぁね、出番は少なかったけど最高に可愛かったですよ!
SF小説も書いているのにSkypeでのビデオチャットやニコ生も判らないトコとか、
少ないお小遣い(一千万部作家なのに)でマサムネの所に通い詰めるトコとか、
突き抜けた原作厨なトコも一周回って可愛かったです。
ムラマサちゃん、好きだー!

それにしても…
アニメになったら声優さんが大変だなぁ、と思いました。
女性声優さんに「ちんちん」と言わせる伏見つかささんは変態だと思うの。(今回のオチ

:: 2015/2/17 火曜日::

■[ラノベ]小学生は尊い「天使の3P!×5」

天使の3P!×5 (電撃文庫)
著者/訳者:蒼山サグ
出版社:KADOKAWA/アスキー・メディアワークス( 2015-02-10 )

作者サイト:蒼山サグ Official
作者twitter:蒼山サグ(@SagAoyama)さん | Twitter
絵師サイト:てぃんくる 公式サイト Piece Gardien

Kindle版:天使の3P!
Kindle版:天使の3P!×2
Kindle版:天使の3P!×3
Kindle版:天使の3P!×4

桜花の告白未遂で関係がギクシャクしたまま高校では学園祭が開かれることに。
数少ない帰宅部の響はクラス展示の委員を任されたけど、
リヤン・ド・ファミユの練習と霧夢たち3人の作曲の世話もあり多忙となり、
桜花との関係も一歩踏み出せないままで…

前作よりもラブコメ度数が高くなってきましたね!
まさか小学生と高校生が主体の作品でここまでラブコメするとは。
いや、高校生同士のラブコメではあるんですが、
希美が一番ヒロインっぽいことをしてくれたので、
やはり小学生は尊いですよ。

そして音楽ですが、前回ほどに詳しい作曲シーンはありませんでしたが、
霧夢たちDragon≓Nutsの作曲シーンはありましたし、
学園祭での響の演劇部のお手伝いとか結構良かったですね。
それにしても「れりごー」はタイムリーだし例えに便利ですねー
アナ雪見てない私にも何となく伝わっちゃうし凄い。

ラブコメ競争的には桜花>希美>柚葉でフラグが立ってる気がするんですけど、
他のヒロインたちもまだまだ挽回可能なので最後はどうなるか判りませんね。
ロウきゅーぶ!みたいに匂わせるだけで終わるのかも知れませんけど。
まぁ、少なくとも至高のポジションは妹のくるみのままでしょうね。(笑

そして次回は久しぶりの「ロウきゅーぶ!」みたいです!
久しぶりに智花たちと会えると思うと楽しみです。

:: 2015/2/14 土曜日::

■[ラノベ]聖殲派を駆逐せよ!「ストライク・ザ・ブラッド 12 咎神の騎士」

年末年始の里帰りのはずが連絡を取れなくなった凪沙を心配して、
絃神島を出ようとした古城を止めようとする那月ちゃんと獅子王機関。
しかも獅子王機関からは三聖の一人である閑古詠が出張ってきて、
古城と雪菜は海の底に沈められるんだけど、何故か目覚めたら本土の温泉旅館で…

聖殲派だとか咎神カインだとか物語の根幹をなす要素が出てきたり、
敵味方が入り乱れるバトル展開が凄かったりしましたけど、
やはりこの作品の見所はエロラブコメだよなぁ、と思った次第であります。
攻魔師の羽波唯里に出会う前からフラグ立てるとか古城くんが流石すぎる。

でも今回のメインヒロインはやはり雪菜だよなぁ。
霧葉に嫉妬するのは序の口で、
シスコン古城に妹の凪沙と同じ扱いをされただけで機嫌が直るとか、
チョロ坂さんに感化されすぎなほどのチョロさには参りましたよ。(笑
更には唯里も思わず「夫婦か!」とツッコミを入れてしまうナチュラルな仲睦まじさとか、
正に正妻の貫禄という感じでしたね!
浅葱さん、このままではスク水っぽいコスだけでは挽回出来ませんぜ!

でもまぁ、浅葱は今回出番があったし活躍もしてたからまだ良かったけど、
煌坂は出番がないというか出遅れすぎだったからなぁ…(笑
11巻で出てこなかったから今回は活躍すると思ってだけに少々ガッカリでしたねー
これは煌坂さんの活躍は次回へ持ち越しかな?
次回のチョロ坂さんのチョロ可愛さに期待したいと思います!

:: 2015/2/12 木曜日::

■[ラノベ]人類に仇なすレッドアイを駆逐せよ「絶対ナル孤独者 2 ―発火者 The Igniter―」

絶対ナル孤独者 (2) ―発火者 The Igniter― (電撃文庫)
著者/訳者:川原礫
出版社:KADOKAWA/アスキー・メディアワークス( 2015-02-10 )

作者サイト:WORD GEAR
作者twitter:川原礫 (kunori) on Twitter

8ヶ月ぶりの2巻刊行となりましたが、
この2巻でやっとこの物語が始まった、という所まで来ました。
宇宙から飛来した”サードアイ”の力や、特課に所属する”ジェット”の仲間たちの顔見せ。
そして”ルビーアイ”の組織の片鱗が見えてきたりと、
ここから物語が大きく動き出し始めます。

今回の敵は”発火者(イグナイター)”
かつて特課が手傷を負わすも取り逃がすだけでなく、
一人の仲間を脳死に追いやってしまった苦い経験のある能力者。
その能力は”酸素”を操るという生物にとっては致命的なモノ。
その能力でもって都心で次々と焼死体を作り上げていく”発火者”相手に、
特課に所属したばかりの”孤独者(アイソレータ)”ミノルが挑む…!

1巻では殆ど見せ場がなくて顔見せだけだったヒロインのユミコも、
今回は排気量800ccの大型バイクに跨がりマッハ0.7で加速するという、
豪快すぎる乙女っぷりを見せて大活躍してくれます。
ミノル相手に人工呼吸をほどこして初キスを捧げてくれたりと、
メインヒロインとしての面目躍如といった所ですが、
個人的には義姉の典江さんも捨てがたい所です。
もう今のうちに既成事実作っちゃえば良いんじゃないかな。

それにしても今回はミノルが主人公らしく活躍したと思うんですよね。
”発火者”を見付けたり、その正体に感づいたり、土壇場で真の能力に気付く頭脳プレー
そして最後にはユミコをその能力でもって救ったりとと大活躍ですよ。
だからこそ、オリヴィエに殴られたのは少々納得いかないというか。
オリヴィエが今回やったのって単に壁を斬っただけだし。(笑
そこはやっぱりちょっとモヤモヤしたかなぁ。
っていうか覚悟とか散々言っておきながら鎌倉の山海堂に行ってるとか…
ちなみに山海堂にはSAOの武器も売ってるので、
オリヴィエが使ったのはエリュシデータという可能性も…
いや、三章の内容から考えるとALOのエクスキャリバーかな?

そんなオリヴィエが活躍し、”屈折者(リフラクター)”小村スウが出てくる次の3巻ですが、
インタビューによればしばらく年に一冊刊行という、SAOPと同じペースらしいので来年までおあずけです。
小村スウも好きなヒロインなだけに待ち遠しいです。
それまではエヴァの「瞬間、心、重ねて」を見返して待ちたい所です。(笑

:: 2015/1/11 日曜日::

■[ラノベ]十師族の綺羅星たち「魔法科高校の劣等生 15 古都内乱編 下」

魔法科高校の劣等生 (15) 古都内乱編 (下) (電撃文庫)
著者/訳者:佐島勤
出版社:KADOKAWA/アスキー・メディアワークス( 2015-01-10 )

達也が四葉から依頼された京都の「伝統派」に匿われた周公瑾の捕縛作戦。
それを察知した七草が証拠隠滅を謀って真由美さんの護衛を使って暗殺しようとしたら返り討ちにされ、
不審に思った真由美さんまで乗り出してきた上に、
論文コンペの下見に来ていたクリムゾン・プリンスこと一条将輝まで絡んできて…

一条、四葉、七草、九島と十師族に連なる若者たちが、
国に巣くう他国の魔法師を排斥するために動くとか戦時下とはいえ責任感あるなぁ。
幕末に同じく京都に居た維新志士も二十歳以下の者が多かったことを考えると、
動乱期に若手が積極的に動くというのはいつの時代も変わらない、という示唆も含んでいるのかも…?

今回の舞台は京都だったので、京都に土地勘があると判りやすいですね。
私は京都へは一時期毎週遊びに行ってたので比較的地理に明るいので、
あそこらへんかー、と思いながら読んでました。
それにしても渋滞がない交通機関が整備された未来って羨ましいな。(笑
実際の京都は車で行動しようとしたら凄く大変だからなぁ…

一条が都合良く達也に使われていたという実態はともかく、
二人がタッグを組んで戦うってのは少年漫画的な熱さがあって割りと面白かったです。
というか、むしろ一条が普通の熱血少年漫画的主人公の素質があるというか。
エリカたちのピンチに颯爽と現れて敵を倒すとか正に主人公だしなぁ。
そう考えると達也が主人公というのは異質だよなぁ、と改めて感じましたね。

そして今回一番ヒロイン度が高かったのは深雪…、ではなくて真由美さんですね。
14巻でも可愛い所を見せてくれましたけど、
この15巻ではもっと魅力的な所を見せてくれましたからね!
まさか酔っ払うと幼児退行するだけではなくて、あそこまでねだるとは…
これは薄い本が厚くなるな…!
あのシーンに挿し絵を指定した編集さんはマジ有能だと思う

そしてラストにて四葉家を構成する分家が多数登場しましたが、
次回からはついに四葉家の核心に迫っていくようです。
深雪の血筋に関しても何か予告で触れてきてましたが、
はたしてどういった真相があるのか。
次巻が夏に発売というのが微妙に遠くて待ち遠しいです。

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