その着せ替え人形は恋をする 15巻(完結)は7月25日発売!
終わるのは寂しいけれど、五条くんと海夢ちゃんのグランドフィナーレを見届けよう!
:: 2011/8/18 木曜日::

■[ラノベ]上条ハーレムぱねぇ。「新約とある魔術の禁書目録」2巻

新約とある魔術の禁書目録 2 (電撃文庫 か 12-30)
著者/訳者:鎌池 和馬
出版社:アスキー・メディアワークス( 2011-08-10 )
文庫 ( 248 ページ )
絵師サイト:rainbow spectrum

上条当麻、学園都市に生還!

という情報がどういった経路で流れたのか、単なるフラグ体質なのか。
あっという間に学園都市に滞在する上条ハーレムのメンバーが、
次々と上条さんの周りに集い来る展開には呆れと感心の溜息が出ましたよ。
というか、御坂さんの出番が序盤のアレだけ!?
とか思わず心配したというか、最後まで読んで何とか安心した次第。

今回は新約になったという機会でもあるし、一方通行と浜面への説明も兼ねて、
第三次世界大戦が起こった理由も含めての説明が多くを占めたので、
どちらかというと初心者向けな内容で、バトル展開は短めになりコメディパートが殆どでした。
まぁ、これはこれでニヤニヤ出来るので良かったですね!

特に滝壺の嫉妬イベントは個人的にグッドでしたよ。
たとえ相手が幼女だとしても嫉妬するというのは大変よろしいですね。
まぁ、その結果として上条さんの部屋が荒れるのは、
流石は不幸体質の上条さんだな、と思わされますが。

さてさて、今回は軽めのコメディーパートということで、
どちらかというと次回のハワイ編の前振り的な内容でしたが、
ある意味、御坂美琴のメインヒロイン化の前振りとも取れる気がします。
御坂さんが正妻の座にリーチを掛けたが、果たしてどうなるのか?
ライバルは多いが、死守出来るのか御坂美琴!?
次回に乞うご期待!

■[ラノベ]ちょっと大きめの判型「とある魔術の禁書目録SP」

とある魔術の禁書目録SP
著者/訳者:鎌池 和馬
出版社:アスキー・メディアワークス( 2011-08 )
単行本 ( 290 ページ )
絵師サイト:rainbow spectrum

SPはてっきりSSと同じ扱いかと思ったら判型が違ったり、
はいむらさんの漫画も収録されてたりと色々と毛色が違ってましたね。
まぁ、短編4本(1本はむしろ中編ですが)が収録されている短編集なので、
SSと似たようなものかな、とも思いますが。

今回は同日発売の新約2巻で説明役として出演している「明け色の陽射し」のボス、レイヴィニアや、
その他の「明け色の陽射し」の面々も出てきたりしてますが、
これは第三次世界大戦前ってことなんでしょうかね。
とすると、上条さんは「明け色の陽射し」とは前々から面識あったってことなのかな。

ステイル編、マーク編、上条編、初春編の4つがあるんですが、
初春編は既読でしたが、改めて読んでも初春さん頑張りすぎだと思います。
人間ドラッグシュートとか、過重考えたら身体がちぎれてもおかしくないような…
まぁ、そこら辺の細かい考証を考えたら上条編の火星の密着微生物とか、
どんだけトンデモだよ、と言えなくもないですが。(笑
パッションだよ、パッションを受けとれば良いのだよ…!

しかしどの短編も主人公たちは割りと脳筋というか短絡というか…
もう少し考えて行動しようぜ! と言いたくなったりも。(笑
特にステイルに関しては問い詰めたいのですが、ステイルは14歳だからなぁ。
まぁ、仕方ない…、のかなぁ…?

ステイル君の脳みそが柔らかくなることを期待しています!

:: 2011/8/11 木曜日::

■[ラノベ]深雪さん、お兄様の敵には容赦ナシ!「魔法科高校の劣等生」2巻

魔法科高校の劣等生 2 入学編 下 (電撃文庫 さ 14-2)
著者/訳者:佐島 勤
出版社:アスキー・メディアワークス( 2011-08-10 )
文庫 ( 288 ページ )
作者サイト:佐島勤

上巻で風紀委員に任命されてしまった達也が巻き込まれる、
部活動勧誘週間という名の(周囲から見て)生意気な二科生への暴力未遂事件。
騒動はありつつもそれなりにある意味学生らしい日常を過ごしていた司波兄妹が、
政治結社絡みの事件に巻き込まれて…

という訳で入学編の下巻が発売された訳なんですが、
Web版からチョコチョコ変えている箇所はありつつも概ね同じ展開でした。
深雪さんの重度なブラコンがカラーピンナップでネタにされたりと、
電撃文庫化することでまた別な面白さが増えたのは確かです。

個人的には壬生先輩のポニテ美少女なビジュアルが特にお気に入りで、
やはり挿し絵があると印象が違ってくるものだなぁ、と思わされます。
深雪さんが可愛いのは元より他の生徒への感情移入度も高まりますしね。
とはいえ、第二のヒロインであるほのかのビジュアルがはっきりしないのは、
先を知る身としては中々にはがゆくもあるのですが。(笑

しかし政治結社という名のテロリストもある意味不幸ですよね。
オールマイティーな天才児の深雪さんは元より、
規格外な達也の生活圏内で事件を起こすもんだから壊滅とか。
テロリスト相手だろうが被害者の先輩相手だろうが、
深雪さん以外全てに等しく冷淡な達也は孤高の格好良さがあると思います。

さてさて、次回は達也の戦闘面以外の凄さも見えてくる九校戦。
次回への伏線は上下巻ともに散りばめられていますので、
そちらを待ちつつ読み耽るのも良いのではないでしょうか。
まぁ、我慢できなくなったらWeb版を読めば良いでしょうし。(笑

:: 2011/8/8 月曜日::

■[ラノベ]もしベテランのラノベ作家が中二病全開の作品を書いたら「ストライク・ザ・ブラッド」1巻

ストライク・ザ・ブラッド〈1〉聖者の右腕 (電撃文庫)
著者/訳者:三雲 岳斗
出版社:アスキーメディアワークス( 2011-05-10 )
文庫 ( 309 ページ )
作者サイト:ミクモノグラフィカ
作者twitter:三雲岳斗 (MIKUMO) は Twitter を利用しています
絵師サイト:モフモフ
絵師twitter:全裸の魔術師マニャ子 (manyak) は Twitter を利用しています

先月平和さんに勧められて読んだんですが、
勧められてた時に言われた通り、ベテラン作家の筆力で中二病要素を盛り込みまくったら、
これが結構面白い作品になった、という感じの内容でした。
いやー、ある意味潔いラノベでしたよ。

”吸血鬼の真祖”や”魔族と共存する都市”や”獅子王機関”の”剣巫”に
更には”七式突撃降魔機槍”といった伝説級の武器と、
月姫やBBBといった古今の吸血鬼モノの要素が溢れに溢れており、
正に中二病! と言わんばかりの設定もりもりっぷりでしたよ。(笑

それでいて単なるパクリ作品どころか、しっかりとした一つの作品に仕上がってるあたりは、
流石はベテラン作家と言えましょう。
あらすじとしては、ひょんなことから世界最強の吸血鬼、第四真組になった高校生の暁古城が、
獅子王機関から派遣されてきた剣巫の少女、姫柊雪菜に監視されることから始まり、
ギガフロート都市である絃神市の秘密の一つに絡んだ事件に踏み込んでいく…
という感じです。

暁古城のフラグ立てっぷりもさることながら、
生真面目な少女の雪菜の可愛さや、嫉妬する藍羽浅葱の萌えっぷりが何とも小気味よいです。
しかし十二体の眷獣が宿っているということは12人のヒロインが居るということなんでしょうか。
シスプリも真っ青なハーレムっぷりですな!
まぁ、禁書目録の約2万人には負けますが。(笑

いやはや続きが楽しみですねぇ。

:: 2011/7/20 水曜日::

■[ラノベ]アイドルとホームレスの漸近線「神様のメモ帳」7巻

神様のメモ帳 7 (電撃文庫 す 9-15)
著者/訳者:杉井 光
出版社:アスキー・メディアワークス( 2011-07-08 )
文庫 ( 345 ページ )
作者サイト:杉井光・公式サイト NEET TEEN
作者twitter:杉井光 (hikarus225)はTwitterを使っています
絵師サイト:迷子通信
絵師twitter:岸田メル (mellco) on Twitter

遂にアリスの可愛さが全国のお茶の間に届けられ始めた頃に7巻の発売。
久しぶりの1巻丸ごとの長編はどこかやるせない気持ちを抱かせられる、
哀切感が多分に含まれるホームレスとサバゲーとアイドルの物語。
少佐の過去も織り交ぜながら進む探偵の仕事は辛いモノがありました。

まぁ、それはそれとしてアリスの可愛さには拍車が掛かりまくりで、
天然ジゴロっぷりが師匠に鍛えられたせいか鳴海の台詞にキョドりまくりのアリスは、
もうとっととくっついちゃえよ、と言ってしまいたいくらいの愛らしさでした。
というか、鳴海が心配すぎて外出しまくりとか、引き籠もりニートだったはずなのに…、
アリスは本当に可愛いなぁ。

かつて夜逃げした父をホームレスの中に見付けた人気絶頂のアイドル夏月ユイの依頼で、
渋谷の公園でホームレスを纏める立場のギンジさんを訪ねることから始まった事件は、
ホームレス襲撃事件を起こす集団が絡むことで悲惨な結末を迎えることに…
帰る場所たるホームを失った人たちが望む、ただ一つのものを護るために起こった、
不可解な事件をニート探偵が悲しくも解き明かします。

それにしても普通の高校生と言い張っている鳴海ですが、
ヤクザと野球やったり、ドラッグやったり、チャイニーズマフィアと悶着起こしたり、
そんな波瀾万丈な生活を送っておきながらよく言えるモノだな、と。
しかも人気アイドルと割りと良い感じになってて流石はジゴロとしか。
彩夏やメオといった候補もいるけど、やっぱり本命はアリスなんだろうけど、
はてさてどうなることやらですね。

ちなみに今回の公園のモデルになったであろう渋谷の宮下公園に先日行ってきましたが、
確かにフットサルやクライミングの施設が充実しててリア充臭が漂ってましたね。
ただその真下では相変わらずホームレスの人たちがいるみたいですが。
こう言っては失礼でしょうけど、逞しいなぁ…

:: 2011/7/10 日曜日::

■[ラノベ]銀髪美少女がやってきた!「ロウきゅーぶ!」8巻

ロウきゅーぶ! 8 (電撃文庫 あ 28-8)
著者/訳者:蒼山 サグ
出版社:アスキー・メディアワークス( 2011-07-08 )
文庫 ( 315 ページ )
作者サイト:さぐちきん。-蒼山サグ 個人ページ-
作者twitter:蒼山サグ (SagAoyama) on Twitter
絵師サイト:てぃんくる 公式サイト Piece Gardien

アニメも放映が始まった「ロウきゅーぶ!」は原作も絶好調!
ロリコン×ラブコメ×スポコンと光るモノがありまくりの本作ですが、
特にこの8巻ではフランス銀髪少女が加わり国際色豊かに!
昴の父親も仕事先のハワイから一時帰国して家族の団らん風景も相まって、
いつも以上に和気藹々な雰囲気を作り出しています。

恋する少女たちとnotロリコンな昴さんのリアクションが相変わらず面白いですが、
フランス人のミミちゃん登場で、昴の無意識下で智花のことについてもやもやした感じを抱いていることから、
今後年下相手のラブコメ的な展開も有り得るのではないかと邪推せざるを得ないのです!

今回は智花の誕生日会や、家族ぐるみで付き合ってるのも(葵をさしおいて)智花だったりしますが、
密かにリードを奪ったのは紗季ですよね、やっぱり。
色々と理由をつけて抜け駆けじゃない、と自分に言い聞かせながら昴とデートもどきをして、
それを非常に喜びを感じている紗季がとても可愛らしいのです。
また、バスケ的にもポイントガードとして一つ成長できたりと、
8巻は表紙にもなっているように紗季が一番メインだったような気がします。

今回はフランスのバスケ少女ミミの参戦をキッカケに、
今まで登場してきた年下5年生組たちでのバスケチームが結成されたので、
今後上手く合流できれば公式戦に出られるだろうし、先の展開にも期待ですね。

今回は幼馴染みなのに家族ぐるみの付き合いに全く出番がなかった葵ですが、
ラストでの引きを見る限り、次回は色々と活躍してくれそうなので今から期待が持てそうです。
いやー、今から頬がニヤけてしまって困りますわー(笑

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