その着せ替え人形は恋をする 15巻(完結)は7月25日発売!
終わるのは寂しいけれど、五条くんと海夢ちゃんのグランドフィナーレを見届けよう!
:: 2011/1/14 金曜日::

■[ラノベ]これで終わり。「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 終わりの終わりは始まり」

嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん10 終わりの終わりは始まり (電撃文庫)
著者/訳者:入間人間
出版社:アスキー・メディアワークス( 2011-01-06 )
文庫 ( 216 ページ )
絵師サイト:Left side

「嘘だけど」
と、付け足したくなるけどホントにこれで終わり。
多分だけどね。

流石に10冊以上も入間人間さんの書く文章を読んできたっていうのもあるし、
「嘘つきみーくん」なのにあのフレーズが全然出てこなかっただけに、
この手の叙述トリックにはかなり早い段階から気付けたので、
中盤以降のネタバレは「あぁ、やっぱり」と思いつつも、
面白さを感じていたのは確かです。

長瀬を殺した連続殺人犯が誰なのかも途中で確信を持てたし、
ミステリーとしての魅力が一級品とは決して言えないけど、
エンターテイメントなライトノベルとしては十全に機能していたのではないかと思います。
まーちゃんの極まりっぷりは流石だなぁ。

しかしまぁ、どこまでも人を食ったようなみーくんだったし、
狂いに狂いまくったヒロインのまーちゃんでしたけど、
終わってみるとやっぱり「面白かった」という感想が出てくる作品でした。
みーくんが年下にも年上にもモテモテだったのはラノベっぽかったし、
それがその後どういった困り具合を見せているのか想像が尽きませんけど、
その想像が楽しいんですよね、ハッハッハ。
ちなみに私の好みにどストライクな嫁はおっぱいオバケです。(キリッ

みーまーシリーズはこれで完結しちゃったけど、
同じ世界観で違う時代、違う場所の物語が続いているので、
今後別の形でちょい役でみーくんかまーちゃんが出てくる可能性は0ではないんじゃないかなー
とそこはかとなく期待していると見せかけて絶望している次第です。

嘘だけど。

:: 2011/1/13 木曜日::

■[雑記]これからもずっとめでたしめでたし。「ほうかご百物語あんこーる」

ほうかご百物語あんこーる (電撃文庫)
著者/訳者:峰守ひろかず
出版社:アスキー・メディアワークス( 2011-01-06 )
文庫 ( 328 ページ )
作者twitter:峰守ひろかず (Minemori_H) on Twitter
絵師サイト:INFINITY DRIVE
絵師twitter:京極しん (shin_kyogoku) on Twitter

9巻で無事完結を迎えた「ほうかご百物語」ですが、
電撃文庫MAGAZINE掲載分の読み切り4本に加え、
9巻のその後を綴った書き下ろしを+αした「ほうかご百物語あんこーる」をもって、
今度こそ本当に大団円といった形になっています。

短編はまだ奈良山がまだ新井さんを守っていることを知られる前だったりと、
時系列的に結構初期の頃のものがあるので、
9巻以降の新井さんとのバカップルっぷりを知っている身としては新鮮なものがありました。
しかし真一は昔はまだまともだったんだねぇ…
いや、それほどまともではなかったけど、今は更に悪化しているというか…

そして待望の書き下ろしだけど、これがまた予想外の展開でしたが、
丁度年末年始に同じく妖怪モノで似たような事象を扱った作品を読んだ直後なだけに、
割りとすんなり「これもアリかなー」なんて思ってしまいます。(笑
しかし色々とその後の展開が示唆されるだけってのは生殺しだよなぁ。
あの天然お姉さんな美生さんが嫉妬するイベントは読みたかった…

最初から最後までシリアスになりすぎることもなく、
ぽわぽわほんわかな作風はそのままに、表紙に描かれている通り、
見事なまでに大団円を迎えてくれ、最後まで安心できる面白さでした。
この作品の面白さは本当にこの一言に尽きましたね。

イタチさん可愛い

■[ラノベ]めでたしめでたし。「オオカミさんと亮士くんとたくさんの仲間たち」

オオカミさんと亮士くんとたくさんの仲間たち (電撃文庫)
著者/訳者:沖田雅
出版社:アスキー・メディアワークス( 2011-01-06 )
文庫 ( 344 ページ )
絵師サイト:unaji-mir
絵師twitter:き れ い な u n a jⅰ (unaji) on Twitter

昨年アニメ化もされたオオカミさんシリーズ、半年振りの新刊発売!
そして今回で物語はひとまずの完結ということもあり、
完結に相応しくほぼオールスター出演のラストエピソードとなっております。
まぁ、エロゲのファンディスクよろしく後日談を収録した本が、
もう一冊出るみたいですけど。(笑

という訳で大神さんがデレます。
そりゃー、もう最終回ですからね、デレるってなもんですよ。
亮士くんが冬の遊園地デートに誘ってデレの片鱗を窺わせるのに始まり、
ラストは享楽狂人の羊飼を撃破して完璧にデレさせる訳ですよ。
亮士くんも亮士さんになってホントにめでたしめでたしです。

いやー、しかし大神さんのデレは良いですな。
亮士さんの前だけで見せる可愛い女の子なデレっぷり。
ツンデレの定義は様々で、理想のツンデレも個々人色々あると思いますが、
「先輩とぼく」でもそうでしたが、惚れた男を相手する時だけデレるという、
そんなツンデレも全然アリだと思うわけですよ。
ちなみにデレた時の大神さんボイスはアマガミ森島先輩補正で脳内再生余裕でした。(キリッ

まぁ、最初からハッピーエンドが確定していましたから盛り上がりには欠けますが、
この作品はそういったアクション部分よりも変態でラブコメな所を楽しむモノだと思っているので、
こういったラストも全然アリじゃないかなー、と思う訳です。
後日談で大神さんのデレっぷりも更に堪能できそうですし、
もうちょっとだけ楽しむことが出来るようで何よりです。

しかし今回一番笑ったのはあとがきでしたね!
バレンタインを2/24と書いた作家ってモロ自分のことじゃないですか…(笑
「先輩とぼく」1巻とか懐かしいなぁ。
続きを書いて完結させてくれないもんでしょうか。

:: 2010/12/13 月曜日::

■[ラノベ]マルチエンディング?「電波女と青春男」7巻

電波女と青春男(7) (電撃文庫)
著者/訳者:入間 人間
出版社:アスキー・メディアワークス( 2010-12-10 )
文庫 ( 231 ページ )
絵師サイト:ブリキの砦

アニメ化が決まっている「電波女と青春男」の7冊目。
あのブリキ絵が一体どのようなアニメ絵となるのか期待半分心配半分ですが、
すててててー、なエリオの足音とかむーいむーいとか、
そういった音方面もどうなるのか心配半分期待半分だったり。

で、7巻ですが8割方がにわちことマコ君君こと、丹羽真の妄想でお送りします。
キモ!

まぁ、エリオが貰ってきたゲームをする横で益体のない妄想に耽る訳ですよ。
前川さんルート、リュウシさんルート、エリオルート、宇宙人ルート、ヤシロルート、女々ルート?
前川さんとのラブラブちゅっちゅルートとか凄く初々しくて悶える訳ですが、
リュウシさんルートは私の読み方が間違ってたのか判らないですけど、
やたらと肉体的なエロスが感じられた気がします。
リュウシさんおっぱいでけぇー

そんな妄想をしつつも現実はちゃんと動いている訳で、
リュウシさん発案で4人だけでカラオケ行ったりと色々と進展しているんですよ。
あの布団ぐるぐる電波女も今では傍から見る限り引っ込み思案のオメガ美少女なのですよ。
携帯を買って貰って、番号が増える度に興奮するエリオ可愛い。
可愛いと言っても娘を見る視点になってしまうのはマコ君君のせいか、エリオのせいか。

さてさて、そんな風に微速前進していたのにラストでまたもや奇妙な物体が出てきましたよ。
あれですか、マコ君君の妄想具現化能力が発動しちゃったのか?
一体どうなる?

:: 2010/12/11 土曜日::

■[ラノベ]銃の世界で繰り広げられる命を懸けた戦い「ソードアート・オンライン」6巻

ソードアート・オンライン(6) ファントム・バレット (電撃文庫)
著者/訳者:川原 礫
出版社:アスキー・メディアワークス( 2010-12-10 )
文庫 ( 445 ページ )
作者サイト:WORD GEAR
作者twitter:川原礫 (kunori) on Twitter
絵師サイト:-アベシバ- abecのイラストブログ
絵師twitter:BUNBUN (BUNBUN922) on Twitter

ゲーム内で撃たれたキャラが現実でも死んでしまう<死銃>事件を調べる為、
ALOの世界から銃と硝煙の匂いが満ちるGGOの世界へとやってきたキリト。
少女のような容姿に変わってしまったキリトはその見た目に似合わず、
銃が支配する中で光剣を駆使し、最強を決めるBoBを勝ち進み、
死銃その人を突き止めようとするのであった…

SAO生還者であり、殺人ギルド「ラフィン・コフィン」の生き残りである死銃を前に、
かつて自分と仲間を守るタメに手に掛けた3人の命の重さを前に、その業を思い出すキリトと、
5年前、現実世界で母を守るタメに強盗犯を撃ち殺した事があるシノン。
似た業を持つ二人が本人の意思とは裏腹に引かれ会い、絡まりながら関わっていく様は、
何とも魅力的でした。

しかし死銃事件のカラクリですが、大まかな概要は推理できたけど、
てっきり運営体が黒幕かと思っていただけに中々にビックリな所も多かったです。
本当の犯人にはかなり驚かされましたし、その動機にも衝撃を受けましたが、
かつて私もROというネットゲームにハマっていた身としては、
ちょっと理解できるのもまた確かなのでした…

それにしてもいつもより1.5倍の分厚さで、そのお陰で睡眠不足になってしまいましたが、
読み耽ってしまうだけに面白さが間違いなくありました。
シノンというキャラが魅力的なのは元より、最後のバトルの緊迫感が最高でした。
うーん、やっぱりソードアート・オンラインは面白い!
次回からの絶剣シリーズにも期待です。
シノン出るのかなー

:: 2010/11/12 金曜日::

■[ラノベ]決戦! 大祓!「ほうかご百物語」8巻

ほうかご百物語〈8〉 (電撃文庫)
著者/訳者:峰守 ひろかず
出版社:アスキーメディアワークス( 2010-06-10 )
文庫 ( 313 ページ )
作者twitter:峰守ひろかず (Minemori_H) on Twitter
絵師サイト:INFINITY DRIVE
絵師twitter:京極しん (shin_kyogoku) on Twitter

出てから半年くらい経っちゃいましたが今更感想カキカキ。
クライマックスだし9巻で終わりなのが判ってたから、
どうせなら一緒に書きたいなー、と思ってたらずるずる延びちゃった次第。
旬とか関係ないオールタイムな面白さだから大丈夫大丈夫。

イタチさんのおへそやいつの間にか春が来てた滝沢さんの話もありますが、
やはり今回のメインは今まで長々と伏線が張られていた妖怪一掃イベントの大祓です。
いや、イタチさんのおへそはかなり重要なのは確かなんですが、
比重的にやっぱり大祓かな、と。

予想通り巫女の血筋の新井輝(notテル)を媒介に顕現した所謂神様が、
妖怪を一掃する大祓が始まるんだけど、予言された現象だろうとすんなり受け入れる訳もなく、
ニコやガレーに八雲ちゃんたち半世紀カップルも参戦した文字通り総力戦に!
一応バトル展開なのに何故かやたらほのぼのとした雰囲気が抜けきらずに、
緊張感が微妙に足りないのが何ともこの作品らしいです。(笑

ラストは新井さんが恋する女の子の精一杯の勇気で押し切っちゃってハッピーエンドでしたが、
いやはやそうなるとは思ってましたが実際そうなってみると本当に微笑ましいですね。
それにしても人間と妖怪の垣根を軽く越えまくる面々ですなぁ。
頼もしい限りです。(笑

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