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:: 2011/2/9 水曜日::

■[ラノベ]もうちっとだけ続くんじゃ「アクセル・ワールド 7 災禍の鎧」

アクセル・ワールド〈7〉災禍の鎧 (電撃文庫)
著者/訳者:川原 礫
出版社:アスキーメディアワークス( 2011-02-10 )
文庫 ( 301 ページ )
作者サイト:WORD GEAR
作者twitter:川原礫 (kunori) on Twitter
絵師サイト:天才卓球少女
絵師twitter:HIMA (himapo) on Twitter

マジっすか、またっすか。
いやいや、2巻連続で続編になるとは思いもよりませんでしたよ…
読み進める内に、残りのページ数から考えて予感はありましたけど、
マジで最後がつづくになった時はしばし呆然としましたよ。
レイニー止めが2連続で続くとかどんだけ…

初っ端から災禍の鎧、クロム・ディザスターがこの世に誕生した過去の記憶が回想されたんですが、
そこで語られたのは儚くも切なる祈りに似た太陽の色の夢を持ちながらも、
人の悪意によって塗りつぶされたクロム・ファルコンとサフラン・ブロッサムの物語で…
ハルユキことシルバー・クロウとクロム・ファルコンが名前含めて近い存在だけに、
読んでて凄く切なかったですね。

帝城内部の探索に明かされる七星外装に暗躍する加速研究会の存在と、
気になる要素がてんこ盛りなだけに、8巻待ちってのが本当に辛いですね…
しかし加速研究会はホントに初期から暗躍してたんですね。
何か一人は純色の七王との繋がりもありそうだし、浄化できたとしてもまだまだ波乱がありそう。

そしてここ最近、出番がなかったタクムの見せ場が始まる訳だけど、
出番がダークな所をまざまざと見せつける場面だったりと少々憐れな感じも…
アクセル・ワールドって全体的に人の負の面を見せる所が多いような気がします。
特に人の狡猾で卑怯で矮小な部分が見事に抽出されていて、
中々にエグいなぁ、と。

それはそうと、今回の新キャラであるトリリード・テトラオキサイドを、
英語で書くとtrilead tetraoxideになると思うんだけど、
普通に読んだらトリレッド・テトラオキサイドな気がするんだけど、違ったっけ?
しかもそれが青系統の色とか帝城の件も含めて謎が深まりますな…

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 Comments (6)

6 Comments »

  1. トライレッド・テトラオキサイド(英語読み)
    または
    トリレッド・テトラオキシド(IUPAC読み)
    ですね。

    コメント by NOBODY — 2012/3/8 木曜日 @ 12:33:18

  2. あら、両方の読みがごっちゃになってましたか。
    まぁ、どちらにしてもトリリードはないですよねー…
    それともリードと読む元素ありましたっけ…?
    ちょっと記憶にないなぁ…

    コメント by フラン — 2012/3/8 木曜日 @ 20:03:21

  3. 実は読み間違いされやすい元素なんです。
    レッド・ツェッペリンが読み間違いされないようあえてLeadをLedにしたという話もあります。
    昨年のイスラエルの作戦名 “Operation Cast Lead” (鉛鋳物作戦?)も
    「キャスト・リード作戦」とか報道されてましたね。

    コメント by NOBODY — 2012/3/8 木曜日 @ 20:37:33

  4. 私は化学やってたので読み方は知ってましたが、担当編集の三木さんは理系なので知っていて欲しかったですねー
    まぁ、理系といっても物理系なら仕方ないのかな…

    コメント by フラン — 2012/3/9 金曜日 @ 20:03:42

  5. 今度は「ウルフラム」ですか・・・
    ドイツ語名の英語読みなので、英語ではないですね。
    英語でも「タングステン」。

    コメント by NOBODY — 2012/4/12 木曜日 @ 16:26:05

  6. 11巻の感想の方のコメント返しに書きましたけど、ウルフラムでも間違いではないっぽいですね。
    学術的にはタングステンで英語表記の方が普通だと思いますが…

    コメント by フラン — 2012/4/20 金曜日 @ 0:22:03

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