その着せ替え人形は恋をする 15巻(完結)は7月25日発売!
終わるのは寂しいけれど、五条くんと海夢ちゃんのグランドフィナーレを見届けよう!
:: 2012/12/26 水曜日::

■[漫画]クレッシェンド・マリオン「Landreaall」21巻 限定版

Landreaall 21巻 限定版 (ZERO-SUMコミックス)
著者/訳者:おがき ちか
出版社:一迅社( 2012-12-25 )
コミック ( ページ )
作者サイト:SWS
作者twitter:おがきちか (chikaxavi) on Twitter

今回の限定版はいつものドラマCDと小冊子付属なんですが、
そのドラマCDの内容がDXたちの話の前日譚とも言える、
DXの両親たちが出会い、マリオンと共に火竜を封じた一連のエピソード、
「クレッシェンド・マリオン」の内容なんですよね。

それに伴い小冊子の中身もエカリープ領が成立するまで、
どんな手順を踏んできたかという内容と、
リゲインとファレルの二人の新婚ほやほやの微笑ましいエピソードが含まれています。
それと小冊子マンガの巻末で担当さんがマリオンについて違和感持ってましたが、
確かに言われてみれば私もマリオンはメーテル的な印象があるのは否めないです。

さて、本編の方は最初の2回がライナスとルーディーがクレッサールを旅していた時、
現地での戦争の遺恨に巻き込まれた凄惨な短編になっています。
ライナスがイプカを苦手としている理由や、
ルーディーが岩棚の言葉を憶えるようになった経緯が分かります。

ユージェニのこともあるけど、これからクレッサールの話が多くなるんでしょうか。
でもこれからはロビンの父親探しが本格化しそうだし、
何よりロビンの父親に関して一筋縄でいかなさそうなので、
今後の展開が待たれますね。

しかしメイアンディアって意外と好奇心旺盛なんだなぁ…
今の時代に生まれてたらそれ町の歩鳥と友達になれるんじゃないかな。(笑

:: 2012/6/29 金曜日::

■[漫画]DX、二度目の失恋「Landreaall」20巻 限定版

Landreaall 20巻 限定版 (ZERO-SUMコミックス)
著者/訳者:おがき ちか
出版社:一迅社( 2012-06-25 )
コミック ( ページ )
作者サイト:SWS
作者twitter:おがきちか (@chikaxavi) on Twitter

遂に「女神杯」の決勝を迎えた訳なんですが、
対戦カードは当初の予想を裏切りカイルとDXというまさかの展開。
そしてDXが一歩踏み出して花冠をメイアンディアに渡したんだけど…

いやー、本当に良いトコだっただけにゼクスレン教官が邪魔しなければなー
と思わずにはいられません…
DX相手だから察しろというのは無茶だろうけど、
試合中に怒鳴り込むのは考えなしだよなぁ、と思わざるをえない訳で…
DXが王城の男女関係の噂に詳しいはずがないのはちょっと考えたら分かるだろうに…
しっかし、マリオンの時といいホントDXって失恋の仕方が一々キッツイよなぁ…
本当に同情してしまいますよ。

というか、DXにはゆっくり失恋の感傷も許されないのかというユージェニ乱入には驚天動地ですよ!
クエンティンが隠すDX似の女性、というだけで察することはできましたが、
まさかDXにアプローチするとは意外すぎて呆然としてしまうというか…
うん、DXの女運は悉く壊滅的だな!

そしてそんなDXを除いた友人連中の反省会のご様子には笑わせて貰いました。(笑
爆死させたのはフィルかも知れないけど、それを悔やんで、
しかもDXが恋愛相談しようとしてたのに気付いてあげたりと、
フィルはリドと同じか次ぐくらいDXの友達らしいよなぁ。
やっぱりフィルは良い奴だよ! そりゃー、限定版の番外編でフィーチャーされるわけだよ!

そしてユージェニですが…
彼女の来歴も気になるけど、ファレルさんが来た時のリゲインさんの表情がたまらんですな!(笑
いやはや、本当に血縁関係とか本当のトコどうなんだろう…
まぁ、それはそれとしてユージェニとファレルさんとの決闘は、
ファレルさんの流石の貫禄を見せて貰えて、ファレルファンとしてはちょっと嬉しかったり。(笑

しかし、メイアンディアにユージェニにと色々とDXの周りで女性関係が動きまくりましたね。
円卓も成ったし今後どうなるのかも色々と期待と不安が7:3くらいで気になりますね!
ホントどうなるんだろう…

:: 2012/6/27 水曜日::

■[漫画]おがきちか新旧ファンに送る「ハニコイ―おがきちか短編集」

ハニコイ―おがきちか短編集 (ヤングキングコミックス)
著者/訳者:おがき ちか
出版社:少年画報社( 2012-06-25 )
コミック ( ページ )
作者サイト:SWS
作者twitter:おがきちか (@chikaxavi) on Twitter

今ではもう手に入れるのが難しい「ハニークレイ・マイハニー」の新装版になります。
旧版のレビューは3年ほど前にしましたが、新装版も買ってしまいました。
ただ、普通の新装版ではなくて、旧版には入ってなかった作品も収録されているので、
旧版を持っている人にも充分お勧めできる内容になっています。

で、その新規収録作品は「ペットレーダー 迷子の動物捜します」です。
迷子のペットを探すペット探偵の国分さんと大家見習いの鹿山さんのちょっといい話。
ペットを飼ってない私でもほっこりする話が多いから、
飼ってる人なら尚更面白いんじゃないでしょうか。
描き下ろしもあり、その描き下ろしがいいラブコメ味が出ているんですよね。

その他の作品は旧版と一緒な訳ですが、
やはり今読んでも「ハニークレイマイハニー」と「仔羊は迷わない。」は良いよなぁ。
特に後者はオチの家族の団欒が結構ツボでしてお気に入りです。

という訳でここ数年でおがきちかさんのファンになった人は是非ともどうぞ。
Landreaallとはまた違った、それでいて根底に流れる面白さは共通したものがありますので、
ガッカリさせることはないかと思います。

:: 2012/1/5 木曜日::

■[漫画]ああっ女神杯っ「Landreaall」19巻限定版

Landreaall 19巻 限定版
著者/訳者:おがき ちか
出版社:一迅社( 2011-12-24 )
コミック ( ページ )
作者サイト:SWS
作者twitter:おがきちか (chikaxavi) on Twitter

19巻は女神杯を丸々収録…、といいたい所だけど実際は良い所で終わっています。
多分読者の多くはレイニー止めを食らったかの如く、
読後に身悶えることになるでしょうが、それもまた仕方なしといった次第。
あのDXとディアの二人がどうなるのか気になりすぎて困る。

当初の予想を覆してレディ・アプリに身を任せることで勝ち進んでいくDX
Landreaallの世界観での馬という生き物の生態はカバー下に描かれていますが、
本当にレディ・アプリが賢い生き物なんだと感じたのは、
恋という情動を理解して、わざと負けようとするDXの心意気を良しとした所でした。
何かあれを読んで、レディ・アプリというキャラ(馬ですが)が分かったし、
何故DXが急激に騎馬戦が上手くなっていったのか分かった気がします。

そして場外でもイオンの周りだけでなく、ルッカフォート夫妻の方でも面白い人間関係が広がっており、
読んでいて全然飽きが来ないですね。
ウィフテッド夫人はエカリープ編で少しだけ出てきましたが、
その過去を知っているとファレルと意気投合するのも当然と思えますね。
こういった細かい伏線回収が上手いからこの作品は何度も読み返してしまうんだよなぁ。

しっかし竜胆の戦いっぷりはその巧みな槍の使い方もそうでしたが、
最後のカイルとの戦いの後の笑顔には五十四さんの心のツッコミともども笑わせてもらいましたよ。
そして竜葵は手紙でしか出て来てないのにいい味を出しすぎだと思います。(笑
いやー、お陰でDXがあの失恋から一歩踏み出そうとしているみたいなんだけど…
イオンが知っているあの事情を鑑みて素直に事が運ぶとは思えないだけに、
本当に先が気になって仕方がないですねー

ちなみに限定版に付いてきたドラマCDですが、内容は短いながらも、
精神入れ替わりモノだったのに衝撃を受けましたよ。
というか中の人たちも大変ですね!
特にイオンの中に入るとか無茶ぶりっつーか、よくやったよね、としか。(笑
しかしここまで来たらドラマCDだけじゃなくアニメ化まで行って欲しいんだけど…
うーん、無理なのかなぁ…

:: 2011/6/29 水曜日::

■[漫画]流浪の将軍と女傭兵の愛と冒険の物語「Landreaall」18巻 限定版

Landreaall 18巻 限定版 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)
著者/訳者:おがき ちか
出版社:一迅社( 2011-06-25 )
コミック ( ページ )
作者サイト:SWS
作者twitter:おがきちか (chikaxavi) on Twitter

限定版は発売初日の夕方にはアニメイト等でも売り切れるほどの人気で手に入れるのが大変でしたが、
頑張って本屋をめぐって手に入れただけの甲斐が十二分にあると言える内容でしたよ!
限定版付属の小冊子には18巻の作中で少しだけ語られた、DXの両親であるリゲインとファレルが、
結婚前に手続きの諸々で王都に逗留していた時のファレル女史をメインにしたお話なんですが…、
ファレル母さん、カッコイイ上に可愛いですねー、ホント。
そりゃー、学園だけでなく王城でも伝説になる訳ですよ。

さてさて本編では前巻から引き続き裏道を通っていたDXとディアがたまたまゼクスレン教官の奥さんが、
産気づいたところに居合わせて、急いで近場の修道院での出産に立ち会うことになるというハプニングが発生。
それを何とか無事に乗り切ると、その流れで二人で一緒に演劇鑑賞に行くんですが、
その演劇の題目がDXの両親の馴れ初め話を元にしているから心中複雑なDXで…

しかしディアと良い雰囲気だと思ったんだけど、ディアは姉と違って意外と難攻不落っぽいですな。
まぁ、イオンも驚いて目がまん丸になるくらいに衝撃的な家の事情とかあるから仕方ないのかもだけど、
現状、DX本人が無意識的とはいえ気兼ねなく付き合える対等の異性ですから、
二人の仲が進展しないかと気を揉んだりするんですが…
うーん、もしそういった方面に進むとしたら一波乱どころではなさそうだなぁ。
でも恋したマリオンを助ける為に火竜と戦うほどのDXだから、本気でディアを想うようになったとしたら、
どんなこともやってのけそうな気がします。(笑

それと後半からは女神杯が始まり、DXも参加する馬上試合をやる訳なんですが、
その前にDXはお世話になった従騎士の面々にその正体を明かすことになってそこで一悶着がある訳で…
いやはやDXは次から次へと大変ですなぁ、本当に。
女神杯も始まったばかりだから、まだまだDXの大変さを見ることが出来そうです。(笑

ちなみに個人的にお気に入りなその他のエピソードとしては…
・竜葵さん、竜胆のこと好きすぎ。(笑
・描き下ろしでのイオンの可愛さが半端無くて妹が欲しくなった。
です!

:: 2011/5/20 金曜日::

■[漫画]侍+吸血鬼=コメディ?「侍ばんぱいや」

侍ばんぱいや (F×COMICS) (F COMICS)
著者/訳者:おがきちか
出版社:太田出版( 2011-05-19 )
コミック ( 176 ページ )
作者サイト:SWS
作者twitter:おがきちか (chikaxavi) on Twitter

エロティクス・エフでの連載ということで全く気付かなかったのですが、
Landreaallのおがきちかさんが侍でバンパイアなコメディ漫画を描いていた驚き。
しかもちょっとエロい方面の内容ということもあって二重の驚きですよ。
ハニー・クレイ・マイハニーの頃に近いノリでしょうか。

女にモテるという評判の、ちょっと怪しげな浪人の黒羽冬馬。
その正体はひょんなことからバンパイアになってしまった侍!
処女の生き血が好物なんだけど、時はエロに寛容な江戸時代。
長屋の大家の息子である朔太によって今日もまた獲物の処女が減っていくのであった…

冬馬をバンパイアにした元凶にして姐さんバンパイアのカムラに、
処女なのに女忍者で、更に初心なたみやも交えて、
今日も今日とて用心棒で稼ぎながら処女の生き血を求めてえんやこら、と。
飄々としていながらちょっと俗っぽい冬馬に笑わされるのです。

ちょっぴりエッチなコメディ作品でおがきちかさんにしては珍しいジャンルですが、
これはこれで結構お気に入りです。
掲載誌がマイナーだっただけに知ってる人も少ないと思いますが、
1巻完結という短さですし、気軽に手にとって読んで欲しいですね。

HTML convert time: 0.138 sec. Powered by WordPress