その着せ替え人形は恋をする 15巻(完結)は7月25日発売!
終わるのは寂しいけれど、五条くんと海夢ちゃんのグランドフィナーレを見届けよう!
:: 2009/8/28 金曜日::

■[ラノベ]ラスボスは麻奈実「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」4巻

俺の妹がこんなに可愛いわけがない〈4〉 (電撃文庫)
著者/訳者:伏見 つかさ
出版社:アスキーメディアワークス( 2009-08-10 )
定価:¥ 578
Amazon価格:¥ 578
文庫 ( 299 ページ )
ISBN-10 : 4048679341
ISBN-13 : 9784048679343
作者サイト:LUNAR LIGHT BLOG
絵師サイト:tabgraphics_blog

ちょっと遅くなったけど「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」4巻の感想なんぞを。
4冊目となって、流石にマンネリになってくるかなー、と思ってたらそんなコトはなく、
むしろ面白さがブレることなく加速してきて、終始笑いっぱなしでした。
見た目美少女の桐乃が萌え狂ってるのに無駄に共感しちゃったり、
YU-NOとかのパロには古いオタク的についつい昔を思い出しちゃったりしてね。

で、今回の第一印象として、桐乃があんなに京介を邪険にするようになったのは、
京介が麻奈実と仲が良すぎたから、兄を取られて長年嫉妬した結果では…
と、思ったんですがどうなんでしょうか。(笑
京介も黒猫攻略フラグが立って、攻略可能ルートに入った感じがしましたけど、
何だかんだで桐乃も黒猫もラスボスである麻奈実には勝てそうにない気がします。
地味で普通で大人しいけど、対京介戦に限れば麻奈実はほぼ最強ですよ…

桐乃は萌え狂ってアレな面が出たりと可愛いより笑えるキャラに若干傾いたけど、
黒猫は更に可愛さを増してきたなぁ…
特に桐乃との格ゲーで恐ろしいハンデを物ともせず優勢に進めておきながら、
自分そっくりのキャラが脱ぐかもしれない、ということに思い至ってからの取り乱し方が!
いやー、乙女だねぇ…、女の子だねぇ…
ラストで見せた表情といい、良い感じですよ。

しかし微妙に桐乃攻略から外れて黒猫ルートに入ったぽくてどうなるのかと思ったら、
まさかのアンケート結果によってこれからの展開を決めるという方針。
ジャンプ方式じゃないけど、これはアンケート出す人多いだろうなぁ。
取りあえず私も出しておいた方が良いかもですね。
第一希望は麻奈実ルートの18禁エンドで。(ぉ

:: 2009/8/12 水曜日::

■[ラノベ]キリトのフラグ立てスキルは熟練度MAXに違いない「ソードアート・オンライン (2) アインクラッド」

ソードアート・オンライン〈2〉アインクラッド (電撃文庫)
著者/訳者:川原 礫
出版社:アスキーメディアワークス( 2009-08-10 )
定価:¥ 620
文庫
ISBN-10 : 404867935X
ISBN-13 : 9784048679350
作者サイト:WORD GEAR
絵師サイト:■BUN+BUN■

1巻で綺麗に完結していたので、どうやって続きを書くのかと思ったら、
1巻の序盤から終盤までの間にキリトが遭遇したイベントを纏めた、
4つの短編を集めた短編集という形の2巻でした。
そして短編集ながらその面白さは1巻に迫るものがあり、
この作品の面白さは本物だと核心した次第です。

中階層で出会ったレアなビーストテイマーの13歳の少女、シリカ。
アスナの友人である鍛冶屋の童顔の少女、リズベット。
新婚の頃、22層で記憶を失っていた少女、ユイ。
そしてキリトがかつて所属していたギルドの苦い思い出の少女、サチ。
最後のサチとの話以外は登場する少女とアスナ視点なので、
キリトの主人公補正が掛かりまくってます。(笑

何というか、キリトのフラグ立て能力は半端ないっすね。
時には兄のように接してシリカの心を奪って、
時には変わった人として一緒に冒険してリズを恋に堕として、
時には父のように接してユイと幸せな家族のように過ごして、
そして、いつも後悔するのは守ると誓いながら守れなかったサチのこと。

いやー、兎に角面白かった。
そしてだからこそ、Web公開されていた頃に読まなかったのを後悔ですよ。
特にSAO1巻の話はWeb公開版はエロかったというのを聞いて更に…!
そして知らないからこそ、3巻があるのか判らないのでドキドキです。
続き読みたいんだけど、どうなんだろうなぁ。
できれば出て欲しいんだけど、続きをどうするのか判らないだけに不安と期待が半々です。

:: 2009/6/15 月曜日::

■[ラノベ]スポコン、ロリコン、僕2次コン!「ロウきゅーぶ!」2巻

ロウきゅーぶ!〈2〉 (電撃文庫)
著者/訳者:蒼山 サグ
出版社:アスキーメディアワークス( 2009-06-10 )
定価:¥ 578
文庫
ISBN-10 : 4048678426
ISBN-13 : 9784048678421
絵師サイト:Piece Gardien

何で「ロリきゅーぶ!」じゃないのかと常々疑問に思っていたのですが、
籠球(バスケ)だったことに最近気付いたフランです、こんにちは。
ロリコン疑惑で休部したのになぁ、とか思っててマジごめんなさい。
でもこのラノベのテーマは間違いなくロリコンですよね。(ぉ

部長のロリコン騒動で休部に追い込まれて暇になった昴が、
小学6年生の少女たちのバスケコーチに就任して奮闘する本作。
智花の粘り強い頑張りによってコーチ役の復帰と相成って、
今度は球技大会での勝利と真帆と険悪になった竹中との関係修復の役目を帯び、
合宿を通して青春していく展開。

少女たち一人一人が精一杯頑張るスポ根っぷりには萌えを感じると同時に熱くなったし、
真帆と竹中との衝突も話のテーマとして一本筋が通ってて面白かったのですが、
今回はやはりラブコメ成分の増量が一番の目玉じゃないかな、と思います。
元々好感度がMAX近かったのに更に昴の評価が鰻登りでニヤニヤしっぱなしでしたね。
章の合間に挟まれる5人のSNSでのやり取りとかニヤニヤ指数が高くて超危険。
それを考えるとひなの言葉で一喜一憂する竹中がちょっと憐れに思えてくるのが何とも…(笑

単なるロリコンでラブコメというだけでなく、
そこにスポ根で青春するというテーマが合わさり予想以上に楽しめる作品になっていると思います。
ただ、いきなり登場した昴の幼馴染みの葵がほとんど物語に絡まなかったのに拍子抜けしましたね。
どこぞの御坂さんみたいにしばらくしてから再登場して本領発揮したりするのかなぁ。
取りあえず3巻に期待ですね。

ちなみにばらスィーさんが帯コメント書いてるのが的確すぎて噴いた。
俺でさえ4人なのにて。(笑

:: 2009/6/13 土曜日::

■[ラノベ]VRMMOの世界とロリ妹キャラ「アクセル・ワールド」(2) 紅の暴風姫

アクセル・ワールド〈2〉紅の暴風姫 (電撃文庫)
著者/訳者:川原 礫
出版社:アスキーメディアワークス( 2009-06-10 )
定価:¥ 620
文庫
ISBN-10 : 4048678434
ISBN-13 : 9784048678438
作者サイト:WORD GEAR
絵師サイト:天才卓球少女

1巻を読んだ時から続きが楽しみで仕方なかった「アクセル・ワールド」!
待望の2巻が出たということで寝不足になりながら読み耽ったのですが、
期待に充分に応えた読み応え満点の面白さでしたよ!
電撃文庫はまた一つ傑作シリーズを生み出してくれたなぁ。

サブタイトルに「紅の暴風姫」とあるように今回は2代目赤の王「スカーレット・レイン」が登場!
しかもハトコな妹のフリをしてお風呂場まで裸で体当たりで! すげぇ!
勿論そんなソーシャル・ハッキングを王自らがやるのには理由があり、
それは唯一の飛行アビリティを持つシルバー・クロウことハルユキに、
超長距離ジャンプと軌道制御アビリティを持つ「災禍の鎧」の討伐協力を依頼する為で…

「災禍の鎧」を巡る攻防でのアクションや、
対戦格闘ゲームの更に上位、真の加速世界、VRMMOのような無制限中立フィールドと、
かなり盛り上がるシチュエーションが盛り沢山なのですが、
個人的に一番盛り上がったのは直結ケーブルを巡りいつもは冷静な黒雪姫先輩が嫉妬したり、
赤の王がハルユキの家に泊まると知って、嫉妬して一緒に泊まったり!
まぁ、そういったラブコメ展開全開なトコが最高だった訳ですよ。(笑

コンプレックスの塊であるハルユキはそう簡単に今までの人生を払拭できる訳でなく、
あるいは読者の嫌な思い出を強制的に思い出させるトコもあるんだけど、
だからこそ、そこから立ち上がり向かい合って行く姿にカタルシスを感じるんですよね。
いやー、ホント面白い作品ですよ。
こりゃ今から3巻が楽しみで仕方ないっす。

:: 2009/4/15 水曜日::

■[ラノベ]黒猫可愛いにゃー「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」3巻

俺の妹がこんなに可愛いわけがない〈3〉 (電撃文庫)
著者/訳者:伏見 つかさ
出版社:アスキーメディアワークス( 2009-04-10 )
定価:¥ 599
文庫
ISBN-10 : 4048677586
ISBN-13 : 9784048677585
作者サイト:LUNAR LIGHT BLOG
絵師サイト:tabgraphics_blog

早いモノで出る度に話題になる「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」も3冊目。
親バレ→親友バレと来て、次は誰にバレるのかと思ってたんですが、
今度は人生相談が若干変わって、桐乃が書いたケータイ小説に関するトラブルがメイン。
3巻では京介だけでなく、桐乃の数少ないオタ友の黒猫も頑張ってます。

桐乃と黒猫はオタの趣味は違うんだけど、相変わらず喧嘩するほど仲が良くて、
お互いの作品を馬鹿にするにしてもしっかり読み込んでいるし、
お互いの言い分もオタクらしくてよく理解できるから面白かったです。
もう二人とも仲良く喧嘩しなって感じなんだけど、間に入る京介は心身共に満身創痍だったり。(笑
それでも桐乃の窮地には二人とも何だかんだ言いながらも動いてるし、
心の奥底には友情と愛情があると感じられますよ。

んで黒猫だけど今回は特に可愛かったわー
いつも気丈な態度を崩さなかった黒猫が精神的に打ちひしがれて泣き出すトコは、
こういっては何だけど、その、可愛くて萌えた…
京介も京介で黒猫の良いお兄ちゃんしてて格好良かったですよ。

桐乃に関するオタ的な話題はよく判るが故に笑えて楽しいんですが、
それはそれとして、至って普通の麻奈実と田村家の人々との話も好きなんですよね。
京介が我が家の如く寛げる空間で、恋心には鈍感だけど麻奈実の事を大切にしてるし、
読んでるこっちまでのんびりと出来るんですよね。
二人は爺ちゃんと婆ちゃんが言ってるように、早く結婚すれば良いと思う。
もちろん京介が婿入りする形で。(笑

:: 2009/4/14 火曜日::

■[ラノベ]リトライなしのボーイミーツガール「ソードアート・オンライン アインクラッド」1巻

ソードアート・オンライン〈1〉アインクラッド (電撃文庫)
著者/訳者:川原 礫
出版社:アスキーメディアワークス( 2009-04-10 )
定価:¥ 620
文庫
ISBN-10 : 4048677608
ISBN-13 : 978404867760
作者サイト:WORD GEAR

「アクセル・ワールド」が面白かったので同じ作者の作品だし、という理由で買ったのですが、
これが予想通りに面白く、そして期待していた以上に楽しめる作品でした。
作者さんのサイトでWeb連載していたオリジナルSSが元らしいんですけど、
これほど面白い作品があったなんて、私なんかが知っているWebの世界はまだまだ狭いと痛感した次第です。

視覚どころか五感の全てを仮想世界(VR)で楽しめる近未来のヘッドマウント型ゲーム機「ナーヴギア」
そしてその能力をフルに活用できる初のVRMMORPG「ソードアート・オンライン(SAO)」
コアゲーマーなキリトは運良くβテスト時からプレイし、1万人が参加する本運用でも開始直後から友人が出来、
順調な滑り出しを見せたかと思いきや突如全プレイヤーが招集され、SAO開発者・茅場晶彦から告げられる。
「これは、ゲームであっても遊びではない」
と。

外部からのナーヴギアの除装orゲーム内での死亡がプレイヤーの死を意味するVRMMORPGソードアート・オンライン。
全百層からなる城、アインクラッドを攻略し始めてから2年が経過し74層まで到達した時点から始まる物語。
孤独を抱えるソロプレイヤーのキリトが有名ギルドの副団長・アスナと絆を深めることで廻り始まる運命。
ファンタジーとリアルの狭間で描かれる極上のボーイミーツガールがここにあります。

死と隣り合わせだけど、確かにそこにある平和な日常。
死と隣り合わせだからこその、息をもつかせぬ緊迫感のあるバトル。
そして仮想空間であろうとも確かに紡がれるキリトとアスナの男女の絆。
全編に渡って見所満載で本当に素晴らしかったです。
「アクセル・ワールド」を面白いと思った人には間違いなくお勧めできる作品ですね。

しかしこれだけ綺麗に終わってるのにどうやって続編を作るんだろう…
Web掲載版を読んでる人が正直羨ましいです。(笑

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