その着せ替え人形は恋をする 15巻(完結)は7月25日発売!
終わるのは寂しいけれど、五条くんと海夢ちゃんのグランドフィナーレを見届けよう!
:: 2015/10/11 日曜日::

■[漫画]一也の過ち、奏歌の業「つぐもも」16巻

つぐもも(16) (アクションコミックス(月刊アクション))
著者/訳者:浜田 よしかづ
出版社:双葉社( 2015-10-10 )

作者サイト:浜田よしかづ『Yの食卓』
作者twitter:浜田よしかづ(@yoshikadu2010)さん | Twitter
Kindle版:つぐもも (1)
Kindle版:つぐもも (2)

Kindle版:つぐもも (15)
Kindle版:つぐもも (16)

「嫁いでもオタクです。」でも登場してきたハマダーこと浜田よしかづさんの新刊「つぐもも」16巻。
浜田よしかづさんは回想編は当初3回で終えるつもりだったらしいんですが、
回想は終わる兆しは見せずにこの16巻も丸々回想編です。
次こそ終わるらしいけど本当かしら…(笑

とはいえ回想編でサービス回が減るかというとそんなことはありません。
奏歌と桐葉さんと菊理のお風呂回でのエロエロっぷりだけでなく、
コスプレ(主に菊理)といった肌色以外のサービスシーンもあります!
そしてまだ少年と幼児の境目の一也が幼少期から天然ジゴロとエロっぷりを見せており、
おねショタ的なサービスも盛り沢山であります。

ストーリー的には驚きの連続でしたね。
戦闘狂の奏歌がどんどん強さを増し、強すぎた故の孤独にうみ、
それを一也が子供心に憂い、何とかしようとした結果、
後の一也たちが被る災いを招いたとは…
これは辛いなぁ。

次の17巻で事の真相が詳らかになると思いますが、
一也がどのようなショックを受けるか心配ですね。
ただ、一也の心は強いので大丈夫だとは思います。
心配なのはあとがきにあるようにサービス回の減少でしょうか。
そろそろすなおさんのエロをお願いしたいです!

:: 2015/10/10 土曜日::

■[漫画]新婚期クレイジーズ「嫁いでもオタクです。」

嫁いでもオタクです。
著者/訳者:カザマ アヤミ
出版社:双葉社( 2015-10-07 )
作者サイト:ザマログ
作者twitter:カザマアヤミ(@aya_zamalog)さん | Twitter

恋愛3次元デビューを経て見事に結婚したカザマアヤミさんですが、
ピュアを30年間も拗らせた女性が結婚したからといきなり普通になるはずがなく、
当然のように結婚後も色々とやらかしているわけで…
そのことが赤裸々過ぎるほどに綴られているのがこの「嫁いでもオタクです。」です!

相変わらず全ての知識の基準が二次元なカザマアヤミさんを見てると、
日本の性教育の歪みを見て取れるような気がしないでもないですね!
男が好意とか性欲とかを我慢できないとか、二次元だけですから!
まぁ、中学生男子なら性欲を我慢できないとかはあるかもしれないけれども!
しかもそれを真に受けて紺野あずれさんにこんなことを聞くとは…

totsuidemo_01

うん、S尾さんの言う通り普通の生活出来てないよね!
まぁ、そこが面白いんですけども!

前作と違うのは結婚後の夫婦生活といことで紺野あずれさんの出番が増え、
当然の流れで紺野あずれさんのアレコレが詳らかになっております。
元々エロ漫画家なので変態であることはみなさんご承知かと思うのですが、
ケーキを擬人化してアレコレ妄想したり、
メイドロボがいたらヤリまくりだとか赤裸々に語ったり、
カザマアヤミさんにエロ用語を色々と教育(調教)したりと、
よく漫画に描くことを許可したなぁ、と思うほどまでに、
ご自分の変態っぷりを赤裸々にしており凄いです。(笑

まぁ、それ以上にカザマアヤミさんは己の恥部をさらけ出してるんですけどね!
30代既婚女性とは思えない二次元に萌える有り様もさることながら、
リアルでパンツはいてない、はかない嫁さんになりそうなエピソードとか、
もう心の底から笑いしか出てこない話ばかりで私の腹筋がヤバイです!(笑

エッセイ漫画の多くは作者の自尊心が払底出来ずにイラっとすることがあるんですが、
カザマアヤミさんの場合は赤裸々すぎて本当に笑いしか出てこないです。
この度めでたく妊娠されたみたいですので、
この後には妊娠、出産、子育てと待っているので、
今後も楽しいエッセイ漫画を読ませてくれたら嬉しいです。

また、今回もニコニコ静画で第1話が読めます。

これを読むだけで面白さは十二分に判ると思うので、
まずはこちらを読んで欲しいですね!
ただ、単行本では紺野あずれさんによる描き下ろしコメントがあるので、
雑誌版から更に面白くなっているのでやはり単行本で読むことをお勧めします!

2015/10/12 追記

無事にお生まれになったようです。

おめでとうございます!

:: 2015/8/22 土曜日::

■[漫画]高校時代の片想いの後始末「青春のアフター」1巻

青春のアフター(1) (アクションコミックス(月刊アクション))
著者/訳者:緑のルーペ
出版社:双葉社( 2015-08-10 )
作者サイト:青人草の日曜日
作者twitter:緑のルーペ@midorinorupe)さん | Twitter

作者が緑のルーペ。

もうこの時点で心を抉りにくるのがモロ判りですが、
ご安心ください。
実際その通りですから!

鳥羽まこと16歳。
バカ高校に通う彼にはクラスメイトに好きな子が居た。
彼女の名前は十和さくら。
バカ騒ぎしてばかりのクラスの中で自分と同じぼっちの匂いがする彼女と、
少しずつ仲を深めていく鳥羽少年。

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彼女の家で一緒にゲームをしたり、彼女の手作り弁当を食べたりしたら、
そりゃー、高校生童貞男子なんてイチコロで勘違いしますよ。
でも、勘違いは勘違いであり、さくらの好きな人は別に居て…

seisyun_after01_02

キツイ、これはキッツい。

でも、それくらいはまだまだ緑のルーペさんにとっては序の口で。
雨の中、さくらは罵詈雑言を浴びせかけている最中に目の前で消えてしまった…

そしてそれから16年。
鳥羽くんは既に別の彼女を作り、同棲生活を始めて順風満帆なのに、
何故かさくらは16年前の姿のまま唐突に現われ、奇妙な3人暮らしを始めることに。
そう、この話は高校時代の片想いの後始末をつける、青春のアフターな物語…

この漫画はただのハーレムラブコメではありません。
鳥羽くんは32歳で彼女のみい子とラブラブですし、
みい子も木石ではないので嫉妬するのも当然です。
そしてさくらにとっては恋する人と会ってたのはつい先ほどの話だし、
でも、辛い時に助けてくれたのは大事な友達の鳥羽くんで…
登場人物たちの想いが錯綜しているところがまた面白いんですよね。

この作品はどうしても心を抉ってくる作品ですので、
まずはニコニコ静画で第一話を試し読みすることを強くオススメします。
珍しくエロ要素が薄い作品ですが、
青春をこじらせた人のトラウマを刺激する面白い作品です。
第一話が大丈夫だったなら是非とも単行本を手に取って欲しいです。

:: 2015/5/18 月曜日::

■[漫画]一也の母、奏歌の軌跡「つぐもも」15巻

つぐもも(15) (アクションコミックス(コミックハイ!))
著者/訳者:浜田 よしかづ
出版社:双葉社( 2015-05-09 )

作者サイト:浜田よしかづ『Yの食卓』
作者twitter:浜田よしかづ(@yoshikadu2010)さん | Twitter

Kindle版:つぐもも (1)
Kindle版:つぐもも (2)

Kindle版:つぐもも (14)
Kindle版:つぐもも (15)

今回は一也の母である奏歌がどのような人生を歩んできたのか、
それを幼少期から綴った過去回想編です。
怪異によって両親と妹と死に別れた所から始まるという、
中々のハードモードっぷりですが…

つづら殿と奏歌に関係があるのは判ってたんだけど、
まさかこんな幼少期の頃から関係を持っていたとは意外でした。
そこで桐葉と出会った経緯とかも含めて、
意外感と驚きな出来事に満ちていましたが、
一番驚いたのは奏歌という人物のキャラクターですね。
まさかバトルホリックだったとは…

これはもう、生来持っていたとしか言えないようなものでしたが、
この奏歌からどうやったら一也のような温厚な息子が生まれ育つのか…
本当に不思議で仕方ないんですが、そこら辺は次巻以降に語られるのでしょう。
まぁ、一也の格闘センスは奏歌譲りだというのはよく判りましたけどね。

それと桐葉さんのスキンシップ好きな原因も奏歌譲りだというのには、
納得というか、むしろ感謝の念が絶えませんね。(笑
あの桐葉さんもタジタジになる濃厚なスキンシップとか、
これは一也にも受け継がれているのだろうか…
受け継がれていると良いな!(笑

それと菊理のM字開脚観音開きですが、
色々な意味で凄かったです。
桐葉さんも罪深いやっちゃなー(笑

:: 2015/1/17 土曜日::

■[漫画]母・奏歌が狙うは息子・かずやの命!?「つぐもも」14巻

つぐもも(14) (アクションコミックス(月刊アクション))
著者/訳者:浜田 よしかづ
出版社:双葉社( 2015-01-09 )

作者サイト:浜田よしかづ『Yの食卓』
作者twitter:浜田よしかづ(@yoshikadu2010)さん | Twitter

Kindle版:つぐもも (1)
Kindle版:つぐもも (2)

Kindle版:つぐもも (13)
Kindle版:つぐもも (14)

迷い家のミウラヒの石片を不意打ちで奪って復活したかずやの母・奏歌。
二人のあざみを纏い、狙うは息子であるかずやの命!?
驚天動地な事態だけど、説明してくれる人はそんな暇はなく、
ただただ事態がジェットコースターのように動くだけで…

凄かった。
迷い家のつぐももたちを鎧袖一触で叩きのめすだけでなく、
三柱の神々+皇すなお相手にも同等以上に渡り合う圧倒的すぎる奏歌の実力!
そしてそれを濃密に描く大迫力のバトル描写といい、
本当に凄い展開であり、圧巻の一言でした。

それ故に主要ヒロインだった二人が倒された時には、
喪失感の前にただただ信じられないという気持ちの方が先に来ました。
かずやが殆ど錯乱に近い状態になってしまうのも当然だと思ったし、
記憶が混濁するのも14歳だし仕方がないと思いました。
だからこそ、そこから立ち直る所は14歳にしては凄いと感心しましたが、
そこはこの14巻に到るまでの積み重ねがあってこそ、ということでしょうね。

それにしてもあざみたちがかずやが生み出したあまそぎとか、
奏歌が死んだ状況とか、何故かずやの命を狙うのかとか、
もう本当に色々と謎が謎なままなので、
次回の過去編で色々とすっきりしたい所です。

すっきりと言えばエロ展開が殆どなかったので、
別な意味ですっきり出来ないかと思いきや、巻末描き下ろしがエロ三昧でしたね!
はたしてすっきりさせられたかずやの布団が汚れたのか否か。
汚れなかったとしたらどういった手段を取ったのか!
私、気になります!

:: 2014/9/10 水曜日::

■[漫画]恋する女の子たちはとても可愛い。「きっと可愛い女の子だから」

きっと可愛い女の子だから (アクションコミックス(月刊アクション))
著者/訳者:柳本 光晴
出版社:双葉社( 2014-09-10 )
作者サイト:TTT

Kindle版:きっと可愛い女の子だから

女の子が死ぬ話を描いたミハルさんこと柳本光晴さんの短編集が発売!
同人誌時代からミハルさんのファンの私ですから、
もちろんビッグガンガンと月刊アクションはPDFで保存しているんですが、
やはり短編集という形になって出ると感慨深いですね。
巻末にそれぞれのその後を描き下ろされているのも良かったですし、
買って満足の短編集でした。

どの短編も良かったけど、まずは表紙になっている短編「関口さん」
顔が良いわけでも、性格が良いわけでもない、ちょっと根暗で捻くれてる女の子の関口さん。
そんな関口さんにも優しくしてくれる外見も中身もイケメンの野々原くんに、
あっけなく惚れてしまう関口さんですが、自分がイケてないのは重々承知していて…
この話は丸々全部試し読みが可能ですので、まずは雰囲気を味わえば良いかと。

恋は必ずしても叶うわけではなく、むしろ失恋する方が多い訳で。
とはいえ、恋することによって女の子は可愛くなると思う訳ですよ。
次の恋は叶うと良いね!

ちなみにこの漫画に出てきた野々原くんとその彼女の日菜子さんですが、
ミハルさんの同人誌のキャラですね。
いつか日菜子さんの単行本が出ないかしら。

 
 
次の短編は「教師と生徒の正しい恋愛」
31歳女教師と卒業したばかりの18歳の男子生徒のラブコメです。
3年前、不良だった男子生徒にマジ告白される形で始まった二人の関係が、
約束を守る形で恋人という関係に昇華されたハッピーな物語です。

3年間約束を守り通すってのも良いですが、
この話のキモは一見どころかマジで堅物の女教師が恋と酒の力でにゃんにゃんになる所です。

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恋の駆け引きの機微も判らないような非モテ街道を突っ走ってきた女教師が、
こんだけメロメロになっているというだけでニヤニヤが止まりませんな!

 
 
3本目は付き合い始めたばかりのカップルを描く「保健室にて」
3本目にしてやっと王道の可愛い女の子が出てきたよ!
ちょっと嫉妬しやすいトコがあるけど、そこがまた可愛いんですよね。
しかしこの短編で一番のキーパーソンは彼氏の潤太くんですよ。
何ですかあのイケメン。
これはもえちゃんが惚れるのも仕方ない。

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それにしても意図せず、フラれる形になった恵子ちゃんですが、
彼女は彼女で良い味出してると思います。

 
 
4本目は文学少女の恋を描いた「図書館LOVER」
恋は本の中でしか知らなかった少女がする初めての恋。
後輩の女の子にレクチャーして貰って一歩前に進むんだけど、
そこに待ち受ける失恋は切ないものがありましたが、
最後の最後でやられました。
あかん… 可愛すぎやろ… 反則やで…

 
 
そして最後が優等生とギャルのラブコメ「ギャル子さん」

親から卒業後プーはダメと言われたギャルの島田さんが、
優等生のリョータに勉強を一年間見て貰いながら、
恋の駆け引きをしちゃう話なんですが…

今までまともに恋をしたことがなさそうなリョータから、
如何にして告白させるかという島田さんの涙ぐましい努力も良かったけど、
最後に見せたリョータの男気がグッときたなぁ。
こういったキャラを立てた上での見せ方が上手いんだよね、ミハルさんは。

ホント良いラブコメ漫画でした。
この勢いでやっぱり日菜子さんの単行本をですね。(しつこい

次はビッグコミックスペリオールでの連載らしいですが、
まさかスペリオールとはなぁ…
そっちはそっちで楽しみです。

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