僕の心のヤバイやつ (10) 特装版 4月8日発売!
夏! 海! 青春!
:: 2012/9/11 火曜日::

■[漫画]お久しぶり!「みつどもえ」12巻

みつどもえ 12 (少年チャンピオン・コミックス)
著者/訳者:桜井 のりお
出版社:秋田書店( 2012-09-07 )
コミック ( 121 ページ )
作者サイト:のりぺぃじ

約一年半の沈黙を経て、騒がしいあいつらが帰ってきた!

アニメも2期まで放映されて人気が高かった「みつどもえ」ですが、
急遽本誌での連載が休止されて心配でしたが、先日無事連載が再開されまして。
久しぶりだったので作風がどう変わるか心配だったんですが、
全く変わらず、以前通りで大いに安心しましたよ。
ただ、本紙連載はこの巻までで、13巻から収録されるのは移籍先の別冊少年チャンピオン連載分になります。

もうねー、宮なんとかさんがウザイのにも安心しちゃうし、
みつばがいつも通りに太ましくて食い意地張ってるし、
誰かさんはみつばのパンツを盗撮するのに一眼レフ買ってるしで、
全っ然変わってない面子を見てるとそれだけで嬉しいんですよね。

それにしてもみつばは相変わらず色々とヒドイなぁ。(しみじみ
闇鍋の回のオチもチャンピオンらしいヒドかったし、
ルンバの回でもその役回りが本当に弄られキャラで不憫なんだけど、
懲りることのない食い意地とデブっぷりであまり可哀想に思えないから不思議です。(笑

ひとはとオカルト少女な松岡さんの話も、
何だかんだでひとはが松岡さんのことを友達だと思っているのが伝わってきて、
読んでてニヤニヤしてしまいますよね。
やはりひとはは可愛いなぁ!

巻末描き下ろしに三十路の若かりし頃のモテ時代が収録されていたりと、
長いブランクを感じさせない、面白さが詰まったみつどもえでした。
連載誌は変わるけど、今後も楽しみに読んでいきたいです。

:: 2012/8/20 月曜日::

■[漫画]鮎美ちゃんの人外レーダー「侵略!イカ娘」12巻

侵略!イカ娘 12 (少年チャンピオン・コミックス)
著者/訳者:安部 真弘
出版社:秋田書店( 2012-08-08 )
コミック ( 160 ページ )
作者サイト:The Longest Runway Ver.6 – Mlracle Pot Style –
作者twitter:安部 真弘 (masahiro_lemon) on Twitter

OAD付き限定版も発売されている「侵略!イカ娘」12巻
連載が始まった時は正直ここまで続くとは思わなかったんですが、
12巻まで来てもネタに衰えは見えないので、
まだまだ全然アリだなー、と思う次第であります。

この12巻で一番注目すべきキャラはニセイカ娘の中の人だった鮎美ちゃんですよ。
対人恐怖症気味がある彼女ですが、恐いのは人だけということで、
イカ娘は当然のこと、千鶴や早苗も人外認定しちゃうという、
ある意味恐い物知らずなトコにじわじわくる面白さを感じます。

そんな鮎美ちゃんのキャラの魅力が引き出されていく中、
比較的新しいキャラのたけの担任も渚の姉だったことが分かったりと奥深さを見せたりします。
奥深いと言えば栄子と磯崎も案外面白いカップリングなのかなー、
と思ったりもする第225話でした。
というか殆どイカ娘の出番がない回だったなぁ。(笑

ちなみにカラーページでは珍しく水着でのサービスシーンが!
エロいというよりもえっちな可愛らしさで大変よろしいものでありましたなぁ…
ちなみに夏ネタをやりまくっていることを示唆するメタ的なものもありましたが、
作中ではアイススケートをやったりと偶に冬ネタもやるのも、
割りとアクロバティックだよなぁ、と思ったりもする12巻でありました。

■[漫画]御堂筋、真波、そして坂道。「弱虫ペダル」24巻

弱虫ペダル 24 (少年チャンピオン・コミックス)
著者/訳者:渡辺 航
出版社:秋田書店( 2012-08-08 )
コミック ( 188 ページ )
作者サイト:「弱虫ペダル」と「まじもじるるも」の制服ブログ箱

先週から「弱虫ペダルSPARE BIKE」のW連載となった「弱虫ペダル」
「まじもじるるも魔界編」もやってるのに更に週刊を増やすとか、
正気の沙汰とは思えないのに渡辺航さんは更に自転車に乗りまくってるという、
最早人外レベルなんじゃと思う筆の速さですよ。

そんな筆速に負けじと迸るパッションが熱い24巻ですが、
表紙にあるように遂に主人公である坂道が頑張りますよ!
じわじわと上げてきた御堂筋が、巻島と東堂がお互いを牽制して消耗し合う隙をついて、
一気に前に行った所に真波が食らいつき、そして坂道は魂を預かって追走する…!

いやー、熱い! ホント熱いですね!
技術的には圧倒的に御堂筋と真波に負けているから、
簡単なフェイクにすら引っかかるんだけど、
そんな事に心は折られず、みんなから引き継いだ総北のジャージを心に載せて、
ただひたすらに前へ前へと進む坂道が超熱いです!

遂に先頭集団に追いついて、
三つ巴からついに最後のゴールを狙う展開になる訳ですが、
先ずは今泉と御堂筋の因縁の対決が迫っています。
果たしてどういった結果になるのか…
次回も刮目して見よ!

:: 2012/6/12 火曜日::

■[漫画]赤いマメツブ・鳴子章吉「弱虫ペダル」23巻

弱虫ペダル 23 (少年チャンピオン・コミックス)
著者/訳者:渡辺 航
出版社:秋田書店( 2012-06-08 )
コミック ( 194 ページ )
作者サイト:「弱虫ペダル」と「まじもじるるも」の制服ブログ箱

インハイ2日目のゴール直前での身体の酷使が祟り、
これからということで無念のリタイアを喫した金城から思いを受け取り、
か細いながらも繋がった絆で前へ前へと進む総北チーム。
その大半が一年生という構成ながらゴールを狙う執念は本気も本気で…

熱い。
表紙の赤さも納得の熱血でした。
先行する箱学を追うために、三年生から受け取った思いを胸に、
何より派手なのが好きな鳴子が観客を味方にして、
ただただ前へ前へと進む展開は非常に熱かったです。

そしてそんな鳴子の走りを見ることで覚醒し、エースであることを自覚した今泉が、
傲岸不遜にも箱学の福富を試すかのように残り15kmでスパートを掛けたりと、
総北一年生の成長というより飛躍っぷりが凄かったです。
今泉が先頭が好きな設定も久方ぶりに思い出しましたしね。

そんな先頭争いをする総北と箱学の後背で虎視眈々と狙っていた京都伏見、
御堂筋の出陣の不気味さも光っていたなぁ。
その御堂筋を愚直にも少しでもサポートしようとしている石垣くんも、
何というか凡人なりの精一杯の熱さが伝わってきてちょっと感動しました。

次巻では鳴子、今泉に続いて主人公である坂道の覚醒が待っているので、
24巻も楽しみです。

:: 2012/5/11 金曜日::

■[漫画]絶対にあきらめない!!「弱虫ペダル」22巻

弱虫ペダル 22 (少年チャンピオン・コミックス)
著者/訳者:渡辺 航
出版社:秋田書店( 2012-05-08 )
コミック ( 188 ページ )
作者サイト:「弱虫ペダル」と「まじもじるるも」の制服ブログ箱

三人の総北3年生が眩しくもカッコイイ22巻ですが、
本編の3年生も兎に角カッコイイぞ!
特に中心にいる田所は誰にも負けないど根性を貫き通し、
鳴子に涙を流させるほどの熱闘を見せてくれます!

インターハイ3日目、最終局面を迎えた総北と箱学は、
順次切り離していく箱学に対して、6人全員で臨む総北と、
対照的な2校の姿になりましたけど、
遂にやってこざるを得なかった”セレクション”

そこに1年生を捨て駒に使うことなく、
自らの背中で語る寡黙で不器用だけど、男らしい先輩たちは超カッコイイです。
そして3年間の思い出を回想しながら前に進む金城と、
3年間の積み重ねを感じさせてくれて胸が熱くなりますよね。

それだけに金城の無念はいかばかりか、と思わずにはいられません。
そして「絶対にあきらめない!!」と誓いながら絶望を感じてしまうのも。
でも、そこから坂道が自分の教えを愚直に守っているからこそ、
立ち直れて希望を託せたことにも感動してしまうんですよね。
本当に口惜しいと思うけど、託せる絆(ジャージ)がある信頼感が、
総北が総北たる所以だよなぁ、と感じざるをえません。

さて、今月22巻が出たばかりですが来月には23巻が発売です。
相変わらずスピード感が半端無い「弱虫ペダル」ですが、
23巻も熱い展開が続くので要チェックやで!

:: 2012/4/6 金曜日::

■[漫画]早菜のズボラ飯「木曜日のフルット」2巻

木曜日のフルット 2 (少年チャンピオン・コミックス)
著者/訳者:石黒 正数
出版社:秋田書店( 2012-04-06 )
コミック ( ページ )
作者サイト:おかんの家4

毎週木曜日の2ページだけのお楽しみ。
如何に週刊連載とはいえ2ページ連載だと刊行ペースは遅いですが、
ニッチ連載とはいえ休載がないと1年半に一冊は刊行できるんですね。

まぁ、ぶっちゃけ2ページ作品だしデフォルメ絵なので、
「外天楼」のようなミステリー的な面白さはないのですが、
たまにヒットする面白さがあるんですよね。
それが猫のフルットの日常か、鯨井先輩の日常かで好みが分かれるかもですが。

私としては鯨井先輩の日常編が結構好きでして、
今回は巻頭カラーでリンス使って髪の毛がサラサラになって別人になってたり、
ビデオデッキに詰まってたビデオテープが見られて乙女心が復活したり、
ズボラ飯作って涙流してるとこが好きです!

ズボラ飯といえばこの回だけタイトルが「早菜のズボラ飯」だったのが…
というか毎回タイトルロゴを変えてるってのも凄いですが、
たまに小原愼司さんやあらゐけいいちさんとか知り合いの作家さんに描いて貰ったりしてて楽しそう。(笑
それと、欄外にある「この作品はフィクションです」のバリエーションは、
担当編集さんが考えられてるみたいですが、結構秀逸なのがあって面白いです。
特にあのビデオデッキの回で「パイ」だけ大文字にしてるのは、
正直「やられた!」と思いましたね。
ネタを考えるのも大変かと思いますが今後も頭を捻っていただきたいです。(笑

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