僕の心のヤバイやつ (10) 特装版 4月8日発売!
夏! 海! 青春!
:: 2009/12/10 木曜日::

■[ラノベ]愛する人の為にもう一度冒険の旅へ「ソードアート・オンライン3 フェアリィ・ダンス」

ソードアート・オンライン〈3〉フェアリィ・ダンス (電撃文庫)
著者/訳者:川原 礫
出版社:アスキーメディアワークス( 2009-12 )
定価:¥ 599
Amazon価格:¥ 599
文庫 ( 315 ページ )
ISBN-10 : 4048681931
ISBN-13 : 9784048681933
作者サイト:WORD GEAR
絵師サイト:-アベシバ- abecのイラストブログ

ゲーム内の死と現実の死がリンクする狂気のゲームをクリアし、
キリトは愛する人と共に現実世界へと帰還したはずだったが、
アスナを含む約300人は未だ目覚めることなく眠ったままだった。
しかもアスナの父親と親しい須郷が眠り続けるアスナを利用しようと画策するも、
何も打つ手がない自らの不甲斐なさに打ち拉がれる。
しかし、SAO内で知り合ったエギルがもたらしたアスナの情報を元に、
妖精と魔法のVRMMORPG、アルブヘルムオンライン(ALO)へとダイブするのだった

今回はログアウト可能であり、死と隣り合わせの緊迫感は薄れたものの、
新ヒロインであるシルフのリーファことキリトの妹、直葉のお陰で、
ラブコメ的に充実した内容になっていますし、
今回はあからさまに「厭な奴」である須郷という悪役がいることで、
エンターテイメント性が高まっていますね。

SAO事件を通して従兄である和人(キリト)のことが好きになった直葉の、
和人にはアスナという愛する人がいても諦められずに好きでたまらない気持ちと、
ALO内でリーファとして知り合ったキリト(=和人と気付いてない)に惹かれ始めた気持ちの、
二つの好きで揺れ動いている様子が微笑ましくて素晴らしく萌えでした。
物語の都合上、アスナの出番が少ないのを充分補うヒロインっぷりで、
正直難しいとは思いますが直葉の恋路も応援したいです。

しかしレベル制ではなくスキル制の世界とはいえ、キリトの強さは反則的ですね。
前代未聞なスピードと反応速度で一気呵成に攻め立てる二刀流は圧倒的だし、
剛胆なハッタリとムチャクチャな行動力を持ってるし、フラグ立てスキルMAXなモテっぷりだし、
ホント、物語の主人公してて爽快ですね。

今回は続き物ですが、悶々としたものが溜まることなく純粋に続きが楽しみな終わり方で安心しました。
正直言ってWeb連載してた頃に読んでたら、と未だに後悔はありますが、
こうなったら単行本でじっくりと楽しんでいきたいと思います。

:: 2009/11/11 水曜日::

■[ラノベ]絶望、邂逅、挽回、そして…「アクセル・ワールド」3巻

アクセル・ワールド〈3〉夕闇の略奪者 (電撃文庫)
著者/訳者:川原 礫
出版社:アスキーメディアワークス( 2009-10-10 )
定価:¥ 620
Amazon価格:¥ 620
文庫 ( 343 ページ )
ISBN-10 : 4048680706
ISBN-13 : 9784048680707
作者サイト:WORD GEAR
絵師サイト:天才卓球少女

3巻は続き物だと聞いていたので4巻が出てから読もうと考えていたのですが、
先日冒頭だけでもと手に取ったら、我慢できずに読み切ってしまいました。
そして読後に案の定「4巻出るまで取っておくんだった…」と切実に思う羽目に。
ラストの引きが気になって、続きが読みたくて仕方ないですよこれは…

悪役の登場、そして敗北、出会いと修行を経て、仲間から有形無形の力を得ての再戦…
と、少年漫画のテンプレートそのままで痛快ではあるのですが、
読んでるこっちまで最底辺から這い上がるエネルギーを消費してしまい、
読んだ後に凄く疲れてしまうんですよね。

今回は黒雪姫先輩が修学旅行といことで蚊帳の外になってて、
一応水着はあるんだけど、萌え成分が足りないかと思っていたのですが、
女子高生の豊満なおっぱいという意外な伏兵の登場で、
俄然色めきだちました。(ぉ

しかし新キャラの能美後輩が清々しいほどの悪役なだけに、
最後のどんでん返しの裏には一体何があったんだと邪推しまくりな訳で、
非常にフラストレーションが溜まってしまいます。
あー、やっぱり4巻が出るまで読むの待ってた方が良かったかなー…

:: 2009/10/10 土曜日::

■[ラノベ]熱血スポコン! ロリコメディ!「ロウきゅーぶ!」3巻

ロウきゅーぶ! 3 (電撃文庫 あ 28-3)
著者/訳者:蒼山 サグ
出版社:アスキー・メディアワークス( 2009-10-10 )
定価:¥ 599
Amazon価格:¥ 599
文庫 ( 317 ページ )
ISBN-10 : 4048680765
ISBN-13 : 9784048680769
絵師サイト:Piece Gardien

初っ端からロリコン臭120%の展開で爆笑必至な「ロウきゅーぶ!」ですが、
この手の「どう見てもロリコンです、本当にありがとうございました。」系のコメディは、
今後ロリコメディと呼ぼうと勝手に決めた次第です。
ロリコメディ… 良い響きじゃないですか…?(笑

さて、3巻では遂に昴の幼馴染みの葵が本格参入ですよ!
2巻で初登場しておきながら本筋に絡んでこなくてヤキモキしてしまいましたが、
3巻ではその鬱憤を晴らすかの如くに大活躍で、
もうニヤニヤしっぱなしで読んでましたよ! ウヒョー!

そりゃ幼馴染みで片思い中の相手がロリコンの魔道に落ちてると勘違いすれば、
怒りのジャンピングキックをかますというか。
昴の身柄を賭けての葵含む3人vs慧心女バスという展開は、
熱くもあり萌えもありで正直最高でした。
愛莉が一つ壁を越えて成長できたのは素直に喜ばしかったです。

今後も葵は智花の恋のライバルとして活躍するだろうし、
ラブコメ的にはまだまだ盛り上がりそうだし今後も楽しみで仕方ないです。
現時点では昴にお似合いなのは葵だとは思うんだけど、
応援したくなるのは智花なんですよねぇ。
うーむ、悩ましい。(笑

:: 2009/8/28 金曜日::

■[ラノベ]ラスボスは麻奈実「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」4巻

俺の妹がこんなに可愛いわけがない〈4〉 (電撃文庫)
著者/訳者:伏見 つかさ
出版社:アスキーメディアワークス( 2009-08-10 )
定価:¥ 578
Amazon価格:¥ 578
文庫 ( 299 ページ )
ISBN-10 : 4048679341
ISBN-13 : 9784048679343
作者サイト:LUNAR LIGHT BLOG
絵師サイト:tabgraphics_blog

ちょっと遅くなったけど「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」4巻の感想なんぞを。
4冊目となって、流石にマンネリになってくるかなー、と思ってたらそんなコトはなく、
むしろ面白さがブレることなく加速してきて、終始笑いっぱなしでした。
見た目美少女の桐乃が萌え狂ってるのに無駄に共感しちゃったり、
YU-NOとかのパロには古いオタク的についつい昔を思い出しちゃったりしてね。

で、今回の第一印象として、桐乃があんなに京介を邪険にするようになったのは、
京介が麻奈実と仲が良すぎたから、兄を取られて長年嫉妬した結果では…
と、思ったんですがどうなんでしょうか。(笑
京介も黒猫攻略フラグが立って、攻略可能ルートに入った感じがしましたけど、
何だかんだで桐乃も黒猫もラスボスである麻奈実には勝てそうにない気がします。
地味で普通で大人しいけど、対京介戦に限れば麻奈実はほぼ最強ですよ…

桐乃は萌え狂ってアレな面が出たりと可愛いより笑えるキャラに若干傾いたけど、
黒猫は更に可愛さを増してきたなぁ…
特に桐乃との格ゲーで恐ろしいハンデを物ともせず優勢に進めておきながら、
自分そっくりのキャラが脱ぐかもしれない、ということに思い至ってからの取り乱し方が!
いやー、乙女だねぇ…、女の子だねぇ…
ラストで見せた表情といい、良い感じですよ。

しかし微妙に桐乃攻略から外れて黒猫ルートに入ったぽくてどうなるのかと思ったら、
まさかのアンケート結果によってこれからの展開を決めるという方針。
ジャンプ方式じゃないけど、これはアンケート出す人多いだろうなぁ。
取りあえず私も出しておいた方が良いかもですね。
第一希望は麻奈実ルートの18禁エンドで。(ぉ

:: 2009/8/12 水曜日::

■[ラノベ]キリトのフラグ立てスキルは熟練度MAXに違いない「ソードアート・オンライン (2) アインクラッド」

ソードアート・オンライン〈2〉アインクラッド (電撃文庫)
著者/訳者:川原 礫
出版社:アスキーメディアワークス( 2009-08-10 )
定価:¥ 620
文庫
ISBN-10 : 404867935X
ISBN-13 : 9784048679350
作者サイト:WORD GEAR
絵師サイト:■BUN+BUN■

1巻で綺麗に完結していたので、どうやって続きを書くのかと思ったら、
1巻の序盤から終盤までの間にキリトが遭遇したイベントを纏めた、
4つの短編を集めた短編集という形の2巻でした。
そして短編集ながらその面白さは1巻に迫るものがあり、
この作品の面白さは本物だと核心した次第です。

中階層で出会ったレアなビーストテイマーの13歳の少女、シリカ。
アスナの友人である鍛冶屋の童顔の少女、リズベット。
新婚の頃、22層で記憶を失っていた少女、ユイ。
そしてキリトがかつて所属していたギルドの苦い思い出の少女、サチ。
最後のサチとの話以外は登場する少女とアスナ視点なので、
キリトの主人公補正が掛かりまくってます。(笑

何というか、キリトのフラグ立て能力は半端ないっすね。
時には兄のように接してシリカの心を奪って、
時には変わった人として一緒に冒険してリズを恋に堕として、
時には父のように接してユイと幸せな家族のように過ごして、
そして、いつも後悔するのは守ると誓いながら守れなかったサチのこと。

いやー、兎に角面白かった。
そしてだからこそ、Web公開されていた頃に読まなかったのを後悔ですよ。
特にSAO1巻の話はWeb公開版はエロかったというのを聞いて更に…!
そして知らないからこそ、3巻があるのか判らないのでドキドキです。
続き読みたいんだけど、どうなんだろうなぁ。
できれば出て欲しいんだけど、続きをどうするのか判らないだけに不安と期待が半々です。

:: 2009/6/15 月曜日::

■[ラノベ]スポコン、ロリコン、僕2次コン!「ロウきゅーぶ!」2巻

ロウきゅーぶ!〈2〉 (電撃文庫)
著者/訳者:蒼山 サグ
出版社:アスキーメディアワークス( 2009-06-10 )
定価:¥ 578
文庫
ISBN-10 : 4048678426
ISBN-13 : 9784048678421
絵師サイト:Piece Gardien

何で「ロリきゅーぶ!」じゃないのかと常々疑問に思っていたのですが、
籠球(バスケ)だったことに最近気付いたフランです、こんにちは。
ロリコン疑惑で休部したのになぁ、とか思っててマジごめんなさい。
でもこのラノベのテーマは間違いなくロリコンですよね。(ぉ

部長のロリコン騒動で休部に追い込まれて暇になった昴が、
小学6年生の少女たちのバスケコーチに就任して奮闘する本作。
智花の粘り強い頑張りによってコーチ役の復帰と相成って、
今度は球技大会での勝利と真帆と険悪になった竹中との関係修復の役目を帯び、
合宿を通して青春していく展開。

少女たち一人一人が精一杯頑張るスポ根っぷりには萌えを感じると同時に熱くなったし、
真帆と竹中との衝突も話のテーマとして一本筋が通ってて面白かったのですが、
今回はやはりラブコメ成分の増量が一番の目玉じゃないかな、と思います。
元々好感度がMAX近かったのに更に昴の評価が鰻登りでニヤニヤしっぱなしでしたね。
章の合間に挟まれる5人のSNSでのやり取りとかニヤニヤ指数が高くて超危険。
それを考えるとひなの言葉で一喜一憂する竹中がちょっと憐れに思えてくるのが何とも…(笑

単なるロリコンでラブコメというだけでなく、
そこにスポ根で青春するというテーマが合わさり予想以上に楽しめる作品になっていると思います。
ただ、いきなり登場した昴の幼馴染みの葵がほとんど物語に絡まなかったのに拍子抜けしましたね。
どこぞの御坂さんみたいにしばらくしてから再登場して本領発揮したりするのかなぁ。
取りあえず3巻に期待ですね。

ちなみにばらスィーさんが帯コメント書いてるのが的確すぎて噴いた。
俺でさえ4人なのにて。(笑

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